JP2547952Y2 - プッシュロッドスイッチ - Google Patents

プッシュロッドスイッチ

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JP2547952Y2
JP2547952Y2 JP10771790U JP10771790U JP2547952Y2 JP 2547952 Y2 JP2547952 Y2 JP 2547952Y2 JP 10771790 U JP10771790 U JP 10771790U JP 10771790 U JP10771790 U JP 10771790U JP 2547952 Y2 JP2547952 Y2 JP 2547952Y2
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Japan
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push rod
contact
contact plate
guide
projection
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JP10771790U
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Inventor
一弘 安藤
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、可動接点が固着された接触板をプッシュロ
ッドに嵌装し、このプッシュロッドの往復動によってス
イッチ作用をするプッシュロッドスイッチの改良に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、接触板をプッシュロッドに嵌装したプッシュロ
ッドスイッチは、実公昭61−37144号公報に示す技術の
ような構成であった。これは、外周面にストッパ突起を
突設した押釦軸に、溝付き取付穴を有する接触子を挿入
し、その後に該接触子を回転し位相を略90°かえること
により、当該接触子を該押釦軸に嵌装するものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の技術においては、接触子が
押釦軸に対して回動し得るものであり、振動等によって
固定接点との位置が変化し、誤動作する惧れがある。ま
た、この誤動作を防止するためには、構成が複雑化す
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点に鑑み考案したものであり、可
動接点が固着された接触板を、挿入かつ位相をかえるこ
とによりプッシュロッドに嵌装し、前記可動接点と対向
する面に固定接点を配設し、前記プッシュロッドの往復
動に基づきスイッチ作用をするプッシュロッドスイッチ
において、前記プッシュロッドは、外周面に、少なくと
も2つ以上のガイド突部と、該ガイド突部の少なくとも
1つに形成した該ガイド突部の幅より幅広のストッパ突
起と、を突設し、前記接触板は、前記プッシュロッドに
挿通する貫通穴を形成すると共に、前記ガイド突部に挿
通し、かつ前記ストッパ突起より幅が狭い第1の溝部
と、前記ストッパ突起に挿通し、かつ前記第1の溝部の
幅より幅広の第2の溝部とを、当該貫通穴の壁面に位相
をずらして形成すると共に、前記プッシュロッドに挿入
し、かつ前記固定接点側に押圧する圧縮ばねで弾性支持
されることでなる。
[作用] 上記した構成において、第2の溝部をストッパ突起の
位置に合致させながら、接触板をプッシュロッドに挿入
し、該ストッパ突起を通過後に当該接触板を回転させて
位相をかえ、第1の溝部をガイド突部に合致させながら
該接触板を引き戻す。而して、接触板がストッパ突起に
当接することにより、当該接触板はプッシュロッドに嵌
装される。従って、接触板はプッシュロッドへ嵌装後の
回動を阻止されるので、固定接点との位置関係が一定に
なり誤動作を防止できる。また、この誤動作を阻止する
ための別部材を必要とせず、簡単な構成となる。
[実施例] 本考案に係る好適な実施例を添付図面に基づき詳述す
る。
第1図〜第3図は第1実施例である。1は円筒状のケ
ースであり、下端に固定接点2を配設した基板3を嵌着
していある。ケース1の上方には、プッシュロッド4を
往復自在に支持する支持穴1aを開口した装着筒1bを一体
形成している。プッシュロッド4は、圧縮バネ5によっ
てケース1の上壁1c面に付勢される円板状の盤体4aを一
体形成している。盤体4aは、ケース1に対する回転を阻
止するために円板の一部を切欠き規制面4bを形成し、該
ケース1の側壁に形成した突出面(図示せず)と対向し
ている。また、プッシュロッド4は下方近傍における外
周面に2対のガイド突部4c及び4dを、相互に90°位相を
かえて一体形成している。第1のガイド突部4cと第2の
ガイド突部4dは、突出高さ及び突出幅を同一寸法に設定
してある。第2のガイド部4dは、下端に当該第2のガイ
ド部4dの突出幅よりも幅広のストッパ突起4eを連接また
は該第2ガイド部4dに一体形成し、概ね逆T字状に形成
している。
6は接触板であり、導電性の板材によって第3図に示
すような細長形に形成し、その両端近傍に上記固定接点
2と対向する可動接点7を固着している。接触板6は中
央にプッシュロッド4を挿通する貫通穴6aを形成してい
る。また、接触板6は各ガイド部4c及び4dに対向した2
対の溝部6b及び6cを、貫通穴6aの壁面に位相をずらして
形成している。第1の溝部6bは、各ガイド突部4c及び4d
の突出幅よりわずかに幅広である。また、第2の溝部6c
は、ストッパ突起4eよりわずかに幅広である。8は、接
触板6をプッシュロッド4の下端方向に付勢する圧縮バ
ネである。
このような構成のプッシュロッドスイッチは、次のよ
うに組立てられる。
先ず、プッシュロッド4の下方から圧縮バネ8を挿入
する。次に第3図の実線で示すように、第1の溝部6bを
第1のガイド突部4c、第2の溝部6cをストッパ突起4eの
位置にそれぞれ合致させながら、圧縮バネ8の付勢力に
抗して接触板6をプッシュロッド4に押圧挿入する。接
触板6が各ガイド突部4c及び4dの位置を通過し、円柱部
4fに位置した時点で当該接触板6を第3図における仮想
線で示すように略90°回転させる。すると、第1の溝部
6bが第2のガイド突部4d、第2の溝部6cが第1のガイド
突部4cと、それぞれ対向する。その後、接触板6に対す
る押圧力を解除すると、当該接触板6は圧縮バネ8の付
勢力により下降しストッパ突起4eに当接する。而して、
接触板6はプッシュロッド4に対して、回転を阻止され
ると共に、所定距離内における軸方向移動を自在に装着
される。
次に、上記構成における作動を説明する。
第1図においてプッシュロッド4の上端4gを、圧縮バ
ネ5の付勢力に抗して押圧すると、当該プッシュロッド
4と共に接触板6が下降し、可動接点7は固定接点2と
接触して導通する。プッシュロッド4を更に押圧する
と、盤体4aが圧縮バネ8を圧縮させることにより、該プ
ッシュロッド4だけが下降する。この時の圧縮バネ8の
付勢力は、可動接点7と固定接点2間に接触圧を付与す
る。その後、プッシュロッド4に対する押圧力を解除す
ると、当該プッシュロッド4が圧縮バネ5の付勢力によ
り第1図で示す状態に自動復帰する。而して、可動接点
7は固定接点2から離開し非導通になる。
尚、第1図で示す各部位の寸法L1〜L3は、次の関係に
ある。すなわち、可動接点7と固定接点2間の離開距離
をL1、第2のガイド突部4dの長さをL2、装着筒1bの上端
からプッシュロッド4の上端4gまでの距離をL3とする
と、 L2>L3−L1 の関係である。従って、プッシュロッド4が完全に退縮
するまで押圧操作した場合でも、接触板6は各ガイド突
部4c及び4dから外れることがない。
また、上記実施例において各ガイド突部4c及び4dは、
圧縮バネ8を支持する安定性や、接触板6の位相を90°
回転させる際の確実性を図るために、それぞれ1対で構
成したが、これに限定するものではない。例えば、第1
のガイド突部4cを付設しなくても目的は達成できる。ま
た、ストッパ突起4eはプッシュロッド4に対して半径方
向に突出してもよい。更に、第4図で示す第2実施例の
ように、各ガイド突部4c,4dをプッシュロッド4の軸心
に対して若干傾斜させると共に、接触板6の各溝部6b及
び6cを若干幅広に設定することにより、当該プッシュロ
ッド4の往復動に対応して該接触板6が若干の回転運動
をし、可動接点7にワイピング作用を付与できる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案の構成によれば、接触板は
プッシュロッドへ嵌装後の回動を阻止されるので、固定
接点との位置関係が一定になり誤動作を防止できる。ま
た、この誤動作を防止するための別部材を必要とせず、
簡単な構成となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るプッシュロッドスイ
ッチの第1実施例を示し、第1図は組立状態を示す部分
断面図、第2図は第1図におけるプッシュロッドの側面
図、第3図は第1図におけるプッシュロッドと接触板の
要部分解斜視図である。 第4図は本考案に係るプッシュロッドスイッチの第2実
施例を示すプッシュロッドの要部斜視図である。 2……固定接点、4……プッシュロッド、4c……第1の
ガイド突部、4d……第2のガイド突部、4e……ストッパ
突起、6……接触板、6a……貫通穴、6b……第1の溝
部、6c……第2の溝部、7……可動接点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動接点が固着された接触板を、挿入かつ
    位相をかえることによりプッシュロッドに嵌装し、前記
    可動接点と対向する面に固定接点を配設し、前記プッシ
    ュロッドの往復動に基づきスイッチ作用をするプッシュ
    ロッドスイッチにおいて、 前記プッシュロッドは、外周面に、少なくとも2つ以上
    のガイド突部と、該ガイド突部の少なくとも1つに形成
    した該ガイド突部の幅より幅広のストッパ突起と、を突
    設し、 前記接触板は、前記プッシュロッドに挿通する貫通穴を
    形成すると共に、前記ガイド突部に挿通し、かつ前記ス
    トッパ突起より幅が狭い第1の溝部と、前記ストッパ突
    起に挿通し、かつ前記第1の溝部の幅より幅広の第2の
    溝部とを、当該貫通穴の壁面に位相をずらして形成する
    と共に、前記プッシュロッドに挿入し、かつ前記固定接
    点側に押圧する圧縮ばねで弾性支持されることを特徴と
    するプッシュロッドスイッチ。
JP10771790U 1990-10-15 1990-10-15 プッシュロッドスイッチ Expired - Lifetime JP2547952Y2 (ja)

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JPH0466020U JPH0466020U (ja) 1992-06-10
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JP4784708B1 (ja) * 2011-03-09 2011-10-05 オムロン株式会社 スイッチ

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