JP2581243Y2 - レバースイッチ - Google Patents

レバースイッチ

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JP2581243Y2
JP2581243Y2 JP1992060235U JP6023592U JP2581243Y2 JP 2581243 Y2 JP2581243 Y2 JP 2581243Y2 JP 1992060235 U JP1992060235 U JP 1992060235U JP 6023592 U JP6023592 U JP 6023592U JP 2581243 Y2 JP2581243 Y2 JP 2581243Y2
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Inventor
健司 奥原
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作レバーを左右方向
及び上下方向に揺動操作することにより、複数のスイッ
チを作動させるレバースイッチの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレバースイッチとして
は、例えば実開昭57−8151号公報に示す技術のよ
うな構成が、一般に知られている。これは、車両用ワイ
パー・ウオッシャ装置であり、操作レバーを左右方向に
揺動操作すると、揺動体が同方向に揺動してワイパース
イッチを作動させ、操作レバーを上下方向に揺動操作す
ると、ウオッシャスイッチが作動する構成である。ワイ
パースイッチは、端子板に配列した複数の固定接点間を
可動接片が摺動する、摺動スイッチの構成である。ウオ
ッシャスイッチは、上記端子板に配設した固定端子に板
バネ状の可動接片をアクチュエータで押圧する、板バネ
スイッチの構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術においては、車両用ワイパー・ウオッシャ装置を
小形化するために、ウオッシャスイッチを操作レバーの
揺動支点の近傍に配置することとなる。このため、ウオ
ッシャスイッチにおける板バネ状の可動接片は、アクチ
ュエータの移動量が少い場合でもスイッチ作用が可能で
なければならず、当該ウオッシャスイッチを構成する各
部品の寸法管理等が非常に困難なものであった。本考案
は上記問題点に鑑み考案したものであり、操作レバーを
左右方向及び上下方向に揺動操作することにより複数の
スイッチを作動させるレバースイッチを、簡易な構成で
容易に製作可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、第一の軸線を中心としてケースに揺動自在
に軸支された作動盤と、前記第一の軸線と略直交する第
二の軸線を中心として前記作動盤に揺動自在に軸支され
た操作レバーと、前記作動盤の揺動に応じて作動する第
一のスイッチと、前記操作レバーの揺動に応じて作動す
る第二のスイッチとを備え、前記第二のスイッチは、前
記操作レバーの延出方向に伸長し弾性を有する可動接片
と、前記可動接接片の接点部に対向する固定接点とで構
成してなるレバースイッチに於いて、前記操作レバーの
下面に段差及び規制部を形成した溝部を有し、該段部と
該規制部とで前記可動接片のアームを両側から挟持した
ことを特徴とするレバースイッチを構成する。
【0005】
【実施例】本考案に係る好適な一実施例を、添付図面に
基づき詳述する。尚、本考案はレバースイッチの一例と
して、車両用ワイパ・ウオッシャスイッチ装置の構成に
ついて説明をするが、この実施例に限定されるものでは
ない、1はケースであり、下面には基盤2を嵌着してい
る。ケース1と基盤2との間には、第一の軸線Vを中心
として作動盤3を左右揺動自在に装着するために、支軸
3aを軸支している。作動盤3内には、第一の軸線Vと
略直交する第二の軸線Wを中心として操作レバー4を上
下揺動自在に装着するために、支軸4aを軸支してい
る。
【0006】操作レバー4は、作動盤3を貫通し、先端
には延出方向に開口した有底の孔4bを形成している。
この孔4bには、圧縮バネ5で付勢された押圧ピン6を
挿入し、ケース1の内壁面に形成した節度山1aとの係
合により、操作レバー4の上下左右の揺動に対して節度
感を付与する節度機構を構成する。
【0007】ケース1内には、第一のスイッチとしての
ワイパースイッチ7と、第二のスイッチとしてのウオッ
シャスイッチ8とを内蔵している。ワイパースイッチ7
は、作動盤3の下面に嵌装した可動接点7aと、図3で
示すように基盤2の上面に第一の軸線Vを中心とする略
円弧状に配列した、複数の固定接点7bとで構成する、
いわゆる摺動スイッチの形態である。
【0008】ウオッシャスイッチ8は、操作レバー4の
延出方向に伸長する可動接片9と、この可動接片9の一
対の接点部9d及び9eに対向する一対の固定接点10
及び11で構成する。一対の固定接点10及び11は図
3で示すように、基盤2の上面に第一の軸線Vを中心と
する2列の円弧状に配列している。可動接片9は、導電
性及び弾性を有する線材で、図6で示すように基端9a
を略U字状に形成すると共に、当該基端9aから延出す
る各アーム9b及び9cを略直角に折り曲げ、且つ両者
が平行となるように形成している。各アーム9b及び9
cの先端近傍には、それぞれ接点9dまたは9eを形成
している。尚、可動接片9は線材の構成に限定されるも
のではなく、例えば図7で示すように板バネ材で構成し
てもよい。
【0009】操作レバー4は、図4及び図5で示すよう
に下面に可動接片9を配設する溝部4cを形成すると共
に、孔4bの底部近傍と当該溝部4cとの間を貫通孔4
dで連絡している。また、孔4bの底部には突部4eを
突設している。しかして、可動接片9は基端9aを貫通
孔4dから挿入し突部4eに掛止めすることにより、操
作レバー4に装着される。この可動接片9は図4で示す
ように、圧縮バネ5に付勢された押圧ピン6が節度山1
aと係合した状態において、基端9aが当該圧縮バネ5
によって押圧されているので、操作レバー4から脱落す
ることがない。尚、可動接片9を操作レバー4に装着す
る構成は、上記実施例に限定されるものではなく、両者
間がスナップフィットや固定等により結合される構成で
あればよく、例えば、操作レバー4に形成した凹部に、
可動接片9に備えた凸部を嵌入する構成でもよい。
【0010】可動接片9の各アーム9b及び9cは基端
9a近傍を、溝部4c内に形成した段部4fで支持さ
れ、この位置が当該溝部4cの内方へ弾性変形する際の
基準点となる。また、操作レバー4は底面から溝部4c
側に延出した規制部4gによって、各アーム9b及び9
cの垂れ下りを規制している。これにより、各接点部9
d及び9eと固定接点10及び11との間の適正な接点
ギャップを確保している。可動接片9において、第1接
点部9dは第1固定接点10に、第2接点部9eは第2
固定接点11に、それぞれ接触可能に対向している。
【0011】次に、上記構成のレバースイッチの作動を
説明する。操作レバー4を図2で示す左方向Lまたは右
方向Rに揺動操作すると、作動盤3は同方向に揺動して
可動接点7aを対応する固定接点7bとの導通に切換え
る。しかして、ワイパースイッチ7はワイパー駆動用モ
ータ(図示せず)の停止及び回転速度の切換えを行う。
また、操作レバー4は通常図4で示す中立位置Nにあ
り、ウオッシャスイッチ8がオフ状態にある。
【0012】次に、操作レバー4を上方Uに揺動操作す
ると、可動接片9の各接点部9d及び9eが各固定接点
10及び11に接触し導通する。その後、操作レバー4
の操作力を解除すると、押圧ピン6と節度山1aの節度
作用により、当該操作レバー4は中立位置Nに自動復帰
し、各接点部9d及び9eを各固定接点10及び11か
ら離間させる。しかして、ウオッシャスイッチ8はウオ
ッシャ用モータ(図示せず)の回転及び停止の切換えを
行う。
【0013】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の構成によれ
ば、第一の軸線を中心としてケースに揺動自在に軸支さ
れた作動盤と、前記第一の軸線と略直交する第二の軸線
を中心として前記作動盤に揺動自在に軸支された操作レ
バーと、前記作動盤の揺動に応じて作動する第一のスイ
ッチと、前記操作レバーの揺動に応じて作動する第二の
スイッチとを備え、前記第二のスイッチは、前記操作レ
バーの延出方向に伸長し弾性を有する可動接片と、前記
可動接接片の接点部に対向する固定接点とで構成してな
るレバースイッチに於いて、前記操作レバーの下面に段
差及び規制部を形成した溝部を有し、該段部と該規制部
とで前記可動接片のアームを両側から挟持したことで、
各接点部と各固定接点との間の適正な接点ギャップを確
保できると共に、上記可動接片の揺動変位量を大きく設
定することができる。また、簡易な構成で各スイッチを
構成する部品類の寸法管理等が容易なレバースイッチを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレバースイッチの一実施例を示す
組立状態の断面図である。
【図2】図1における構成のレバーと作動盤回りの要部
底面図である。
【図3】図1における構成の基盤の平面図である。
【図4】図1における構成の操作レバーとウオッシャス
イッチ回りの要部拡大図である。
【図5】図4における構成の操作レバーの斜視図であ
る。
【図6】図4で示す線材でなる可動接片の斜視図であ
る。
【図7】図4で示す可動接片を板バネ材で構成した実施
例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 基盤 3 作動盤 4 操作レバー 4e 突部 7 ワイパースイッチ(第一のスイッチ) 8 ウオッシャスイッチ(第二のスイッチ) 9 可動接片 9d,9e 接点部 10,11 固定接点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の軸線を中心としてケース(1)
    揺動自在に軸支された作動盤(3)と、前記第一の軸線
    と略直交する第二の軸線を中心として前記作動盤(3)
    に揺動自在に軸支された操作レバー(4)と、前記作動
    (3)の揺動に応じて作動する第一のスイッチと、前
    記操作レバー(4)の揺動に応じて作動する第二のスイ
    ッチとを備え、前記第二のスイッチは、前記操作レバー
    (4)の延出方向に伸長し弾性を有する可動接片(9)
    と、前記可動接接片(9)の接点部(9d,9e)に対
    向する固定接点(10,11)とで構成してなるレバー
    スイッチに於いて、 前記操作レバー(4)の下面に段差(4f)及び規制部
    (4g)を形成した溝部(4c)を有し、該段部(4
    f)と該規制部(4g)とで前記可動接片(9)のアー
    ム(9b,9c)を両側から挟持したこと を特徴とする
    レバースイッチ。
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