JPH0755786Y2 - 操作レバーの支持構造 - Google Patents
操作レバーの支持構造Info
- Publication number
- JPH0755786Y2 JPH0755786Y2 JP15037089U JP15037089U JPH0755786Y2 JP H0755786 Y2 JPH0755786 Y2 JP H0755786Y2 JP 15037089 U JP15037089 U JP 15037089U JP 15037089 U JP15037089 U JP 15037089U JP H0755786 Y2 JPH0755786 Y2 JP H0755786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating lever
- operation lever
- support structure
- lever
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両用コンビネーションスイッチのごとく
スイッチ本体に対して操作レバーを四方向等多方向に揺
動自在に支持する操作レバーの支持構造の改良に関す
る。
スイッチ本体に対して操作レバーを四方向等多方向に揺
動自在に支持する操作レバーの支持構造の改良に関す
る。
従来、この種の技術は例えば、実公昭61-40044号公報に
開示されている。この従来技術は操作レバーの揺動によ
ってスイッチを所定の切換状態にするレバースイッチ装
置に関し、操作レバーが挿通される横孔を形成するとと
もに上下に軸部を突設したホルダを備え、該ホルダによ
って操作レバーを揺動可能に支持していた。
開示されている。この従来技術は操作レバーの揺動によ
ってスイッチを所定の切換状態にするレバースイッチ装
置に関し、操作レバーが挿通される横孔を形成するとと
もに上下に軸部を突設したホルダを備え、該ホルダによ
って操作レバーを揺動可能に支持していた。
しかしながら、これらの従来技術では操作レバーを揺動
可能に支持するためにホルダのごとき構成部品を必要と
し、製品コストがアップすると共に組立工数及び部品管
理工数も増大するものであった。
可能に支持するためにホルダのごとき構成部品を必要と
し、製品コストがアップすると共に組立工数及び部品管
理工数も増大するものであった。
〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、上記した従来の技術が備えていたホルダを
削除し製品価格の低減を図ることを目的としたものであ
り、この目的を達成するために操作レバーが球面部及び
揺動軸部を有し、スイッチ本体が操作レバーを収容する
と共に前記球面部を転動自在に支持する受部及び前記揺
動軸部を揺動自在に支持し、かつ節度ピンを設置した方
向に長い長円形の軸穴を有する操作レバーの支持構造を
提供する。
削除し製品価格の低減を図ることを目的としたものであ
り、この目的を達成するために操作レバーが球面部及び
揺動軸部を有し、スイッチ本体が操作レバーを収容する
と共に前記球面部を転動自在に支持する受部及び前記揺
動軸部を揺動自在に支持し、かつ節度ピンを設置した方
向に長い長円形の軸穴を有する操作レバーの支持構造を
提供する。
上記した手段を有するこの考案に係る操作レバーの支持
構造は次のように作用する。
構造は次のように作用する。
すなわち、操作レバーを任意の方向に操作すると操作レ
バーの球面部がスイッチ本体の受部で転動し、かつ操作
レバーの揺動軸部がスイッチ本体の軸穴に於いて揺動す
る。
バーの球面部がスイッチ本体の受部で転動し、かつ操作
レバーの揺動軸部がスイッチ本体の軸穴に於いて揺動す
る。
これにより操作レバーは操作方向に自由に傾向すること
ができる。
ができる。
以下、添付図面によってこの考案を例えば、車両のワイ
パスイッチに適用したものの好適な実施例を説明する。
第1図はこの実施例の一部切欠した斜視図、第2図は第
1図の矢視A−A線方向の断面図である。
パスイッチに適用したものの好適な実施例を説明する。
第1図はこの実施例の一部切欠した斜視図、第2図は第
1図の矢視A−A線方向の断面図である。
まず1はスイッチ本体であり、該スイッチ本体1はベー
ス13とケース14によって組合わせ構成している。
ス13とケース14によって組合わせ構成している。
前記ベース13は後述する操作レバー2の球面部21を支持
するための受部11を有し、かつ複数の固定接点15をイン
サート成形してある。そしてケース14は後述する操作レ
バー2の揺動軸部22を支持するための略扇形に形成した
軸穴12を有し、かつ節度面16を形成してある。
するための受部11を有し、かつ複数の固定接点15をイン
サート成形してある。そしてケース14は後述する操作レ
バー2の揺動軸部22を支持するための略扇形に形成した
軸穴12を有し、かつ節度面16を形成してある。
次に、操作レバー2は操作部23とコンタクトホルダ24と
で構成している。
で構成している。
コンタクトホルダ24は、上面24aに揺動軸部22が例え
ば、一体形成してあり、下面24bに球面部21が例えば一
体形成してある。そして前記上面24a及び下面24bは、操
作レバー2の傾動操作時に於いてその動きが規制されな
いように若干の勾配が形成してある。
ば、一体形成してあり、下面24bに球面部21が例えば一
体形成してある。そして前記上面24a及び下面24bは、操
作レバー2の傾動操作時に於いてその動きが規制されな
いように若干の勾配が形成してある。
またコンタクトホルダ24は、側方に開口する支持穴25a
と下方に開口する支持穴25bが設けてあり、側方に開口
する支持穴25aにはスプリング26によって弾性的に支持
された節度ピン27が内設してあり、下方に開口する支持
穴25bにはスプリング28によって弾性的に支持された可
動接片29が内設してある。
と下方に開口する支持穴25bが設けてあり、側方に開口
する支持穴25aにはスプリング26によって弾性的に支持
された節度ピン27が内設してあり、下方に開口する支持
穴25bにはスプリング28によって弾性的に支持された可
動接片29が内設してある。
そして、節度ピン27は前記節度面16に当接し、可動接片
29は前記固定接点15にそれぞれ接触してある。
29は前記固定接点15にそれぞれ接触してある。
次に、上記した各構成から成るこの実施例の作動を説明
する。
する。
例えば、操作レバー2の操作部23を第1図に示す矢印B
又はC方向に操作すると、可動接片29の固定接点15に対
する接触位置が可変し、OFF,INT,LO又はHIのそれぞれの
モードが設定される。
又はC方向に操作すると、可動接片29の固定接点15に対
する接触位置が可変し、OFF,INT,LO又はHIのそれぞれの
モードが設定される。
また、上記OFF,INT,LO又はHIモードが設定された状態に
於いて、操作レバー2の操作部23を上方例えば第1図及
び第2図に示す矢印D方向に操作すると、球面部21を支
点として操作レバー2が第2図に示す仮想線の位置まで
傾動し、例えばウォッシャスイッチ(図示せず)が閉成
される。そして、この状態において操作部23の矢印D方
向への操作を止めれば、節度ピン27と節度面16の協働作
用によって第2図の実線で示す元の位置へ自動戻りする
とともにウォッシャスイッチが開放される。
於いて、操作レバー2の操作部23を上方例えば第1図及
び第2図に示す矢印D方向に操作すると、球面部21を支
点として操作レバー2が第2図に示す仮想線の位置まで
傾動し、例えばウォッシャスイッチ(図示せず)が閉成
される。そして、この状態において操作部23の矢印D方
向への操作を止めれば、節度ピン27と節度面16の協働作
用によって第2図の実線で示す元の位置へ自動戻りする
とともにウォッシャスイッチが開放される。
尚、上記した実施例では、ワイパスイッチの操作レバー
2にこの考案による技術を使用したが、この考案は車両
のライティングスイッチのごとく四方向等多方向に揺動
する操作レバー2を備えたスイッチであれば実施可能で
あり、また各種の実施態様を包含するものである。
2にこの考案による技術を使用したが、この考案は車両
のライティングスイッチのごとく四方向等多方向に揺動
する操作レバー2を備えたスイッチであれば実施可能で
あり、また各種の実施態様を包含するものである。
この考案は上述の構成及び作動を有するので、従来の技
術で備えていたホルダを削減することができ、その為製
品価格を低減することができるとともに構造が簡単にな
り、組付性が改善され、組付工数が削減できまた、組付
寸法公差の管理や部品管理等工数が低減される等の優れ
た効果を奏する。
術で備えていたホルダを削減することができ、その為製
品価格を低減することができるとともに構造が簡単にな
り、組付性が改善され、組付工数が削減できまた、組付
寸法公差の管理や部品管理等工数が低減される等の優れ
た効果を奏する。
第1図は、この考案の好適な実施例の要部切欠した斜視
図、第2図は第1図の矢視A−A線方向の断面図であ
る。 1……スイッチ本体、2……操作レバー、11……受部、
12……軸穴、21……球面部、22……揺動軸部。
図、第2図は第1図の矢視A−A線方向の断面図であ
る。 1……スイッチ本体、2……操作レバー、11……受部、
12……軸穴、21……球面部、22……揺動軸部。
Claims (1)
- 【請求項1】スイッチ本体(1)に対して操作レバー
(2)を多方向に揺動自在に支持する操作レバーの支持
構造であって、 前記操作レバー(2)が球面部(21)及び揺動軸部(2
2)を有し、 前記スイッチ本体(1)が前記操作レバー(2)を収容
すると共に前記球面部(21)を転動自在に支持する受部
(11)、及び前記揺動軸部(22)を揺動自在に支持し、
かつ節度ピンを設置した方向に長い長円形の軸穴(12)
を有することを特徴とする操作レバーの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15037089U JPH0755786Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 操作レバーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15037089U JPH0755786Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 操作レバーの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388240U JPH0388240U (ja) | 1991-09-10 |
JPH0755786Y2 true JPH0755786Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31696720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15037089U Expired - Fee Related JPH0755786Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 操作レバーの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755786Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP15037089U patent/JPH0755786Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0388240U (ja) | 1991-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |