JPH083946Y2 - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JPH083946Y2
JPH083946Y2 JP7757090U JP7757090U JPH083946Y2 JP H083946 Y2 JPH083946 Y2 JP H083946Y2 JP 7757090 U JP7757090 U JP 7757090U JP 7757090 U JP7757090 U JP 7757090U JP H083946 Y2 JPH083946 Y2 JP H083946Y2
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JP
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lever
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movable
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JP7757090U
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JPH0435329U (ja
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一也 塩田
紀雅 浅井
敏也 武藤
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、レバーの揺動操作に応じて複数のスイッチ
要素を動作させる構成のレバースイッチ装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動車において、レバースイッチ装置として、
車の速度を一定に保つためのスイッチであるオートドラ
イブスイッチ装置をステアリングコラム部分に設けるよ
うにしたものがある。このオートドライブスイッチ装置
は、例えばレバーの一端部をステアリングコラムに設け
られたベースに揺動可能に支持して設け、ベースに夫々
対をなす固定接点を例えば3対設けると共に、レバーの
一端部に各固定接点とスイッチ要素を構成する可動接点
を3個設け、レバーの揺動操作に応じて所定の可動接点
を対応した対をなす固定接点に接離させることによりス
イッチ要素を動作させるように構成されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した構成のものでは、固定接点と
しては一つのスイッチ要素に2個ずつ必要としていて、
合計で6個の固定接点を必要としているため、固定接点
の数が多く、また、可動接点としては対をなす固定接点
に対して接触する必要があるため、大きなものが必要と
なり、この結果、接点部分を小形化することが難しいと
いう問題点がある。
そこで、本考案の目的は、固定接点の数を少なくでき
ると共に、可動接点を小さくすることもでき、ひいては
接点部分の小形化を図り得るレバースイッチ装置を提供
するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のレバースイッチ装置は、ベースにレバーの一
端部を揺動可能に支持して設け、前記ベースには、夫々
独立状態の複数個の固定接点を設けると共に共通固定端
子を設け、レバーの一端部には、複数個の可動接点をレ
バーの揺動操作に応じて対応した固定接点に接離するよ
うに設けると共に、これら各可動接点に対して電気的に
接続された状態の接続端子を設け、この接続端子と前記
共通固定端子との間に、中間部に伸縮可能なコイル部を
有した線材製の連結部材をそれら接続端子と共通固定端
子とを電気的に接続するように設ける構成としたもので
ある。
(作用) レバーの揺動操作に基づき所定の可動接点が対応する
固定接点に接触することにより、その固定接点と共通固
定端子との間が可動接点及び連結部材を介して導通状態
となる。
このものによれば、固定接点としては一つのスイッチ
要素に1個ずつで良く、また、可動接点としては一つの
固定接点に接触すれば良いので小さなものにできる。
(実施例) 以下、本考案をオートドライブスイッチ装置に適用し
た一実施例につき図面を参照して説明する。
1は自動車の図示しないステアリングコラムに固定状
態に設けられるベースで、これは上面が開放された容器
状をなすプラスチック製のベース本体2の上面にプラス
チック製のカバー3を着脱可能に装着して構成されてい
る。ベース本体2には、第4図に示すように、これの長
手方向の中間部における内側面の両側及び内底面に複数
個、この場合3個の第1,第2及び第3の固定接点4,5,6
が夫々独立した状態でインサート成形により設けられて
いる。7はベース1に一体成形された仕切壁で、これの
上端部にはスリット状の挿入溝7aが形成され、また、側
面には円形の球面状をなす凹部8及びこの凹部8から3
方向に延びる傾斜した溝部9a,9b,9cが形成されている。
10はこの仕切壁7と所定の間隔をおいてベース本体2に
取り付けられたプリント基板で、これには図示はしない
が銅箔によるパターンが設けられており、上記固定接点
4,5,6の先端部が半田付けされていると共に、上端部に
上記挿入溝7aに対応して形成されたスリット状の挿入溝
10aの周囲に共通固定端子11が設けられている。12a,12b
は夫々一端部がプリント基板10に半田付けされた2本の
リード線で、詳細には図示はしないが、このうちの一方
のリード線12aはパターン及び夫々異なる抵抗値の抵抗
を介して上記第1乃至第3の固定接点4,5,6と接続さ
れ、他方のリード線12bはパターンを介して共通固定端
子11と接続されており、両リード線12a,12bの他端部は
ステアリングコラム側へ導出されている。
13は略Z状に屈曲した形状をなすプラスチック製のレ
バーで、一端部に矩形状の可動部14が形成されていると
共に、この可動部14の基端部に球面状をなす被支持部15
が形成されており、可動部14をベース1内に収納した状
態で被支持部15が上記ベース本体2及びカバー3に形成
された支持部16a,16bに揺動可能に支持されている。可
動部14の被支持部15側の各側面には、レバー13の揺動範
囲を規制する凸部17が突設されている。18は金属板製の
可動接点部材で、第5図に示すように略U字形に折曲さ
れており、3個の係合爪19を介して可動部14に抜け止め
状態に取り付けられている。この可動接点部材18には、
上記第1乃至第3の固定接点4,5,6に対応して第1乃至
第3の可動接点20,21,22が一体に設けられていると共
に、スリット23aを有した接続端子23が一体に設けられ
ている。従って、接続端子23は、第1乃至第3の可動接
点20,21,22に対して電気的に接続された状態で設けられ
ている。ここで、第1の固定接点4と第1の可動接点20
とによりSET/COASTスイッチ24を構成し、第2の固定接
点5と第2の可動接点21とによりRESUME/ACCELスイッチ
25を構成し、第3の固定接点6と第3の可動接点22とに
よりCANCELスイッチ26を構成している。
27は中間部に伸縮可能なコイル部28を有した線材製の
連結部材で、第5図に示すように、コ字形に折曲された
一端側の先端部27aは自由状態では外側へ開いており、
また、直線状をなす他端側の先端部27bはリング状に形
成されている。そして、この連結部材27は、上記可動部
14の上面に形成された凹部29に位置決めされた状態で収
納され、一端側の先端部27aが接続端子23のスリット23a
部分に圧接する状態でその接続端子23に半田付けされ、
また、他端側は仕切壁7の挿入溝7a及びプリント基板10
の挿入溝10aに挿入された状態でその先端部27bがプリン
ト基板10の共通固定端子11に半田付けされている。従っ
て、連結部材27は、レバー13側の接続端子23とベース1
側の共通固定端子11との間にこれらを電気的に接続する
ように設けられている。
そして、可動部14に形成された先端側が開口した収納
部30には圧縮コイルばね31及びボール32が収納され、こ
のボール32が仕切壁7の凹部8側に付勢されている。而
してこの場合、レバー13は、ボール32が凹部8に位置さ
れた状態で中立位置に保持されている。
次に上記構成の作用について説明する。
中立位置に位置されたレバー13を第1図及び第3図中
矢印A方向へ回動操作した場合には、レバー13の一端部
たる可動部14が被支持部15を支点にして同方向へ回動さ
れると共にボール32が溝部9aに沿って移動し、これに伴
い第1の可動接点20が第1の固定接点4に接触するよう
になり、以てレバー13が矢印A方向へ回動操作されてい
る間のみSET/COASTスイッチ24がオンされる。そして、
レバー13に対する操作力が解除されると、ボール32が溝
部9aを介して凹部8に移動されることに伴い、レバー13
は中立位置へ復帰される。
また、中立位置に位置されたレバー13を第1図及び第
3図中矢印B方向へ回動操作した場合には、レバー13の
可動部14が被支持部15を支点にして同方向へ回動される
と共にボール32が溝部9bに沿って移動し、これに伴い第
2の可動接点21が第2の固定接点5に接触するようにな
り、以てレバー13が矢印B方向へ回動操作されている間
のみRESUME/ACCELスイッチ25がオンされる。そして、レ
バー13に対する操作力が解除されると、ボール32が溝部
9bを介して凹部8に移動されることに伴い、レバー13は
中立位置へ復帰される。
さらに、中立位置に位置されたレバー13を第2図中矢
印C方向へ回動操作した場合には、レバー13の可動部14
が被支持部15を支点にして同方向へ回動されると共にボ
ール32が溝部9cに沿って移動し、これに伴い第3の可動
接点22が第3の固定接点6に接触するようになり、以て
レバー13が矢印C方向へ回動操作されている間のみCANC
ELスイッチ26がオンされる。そして、レバー13に対する
操作力が解除されると、ボール32が溝部9cを介して凹部
8に移動されることに伴い、レバー13は中立位置へ復帰
される。
このような本実施例によれば、スイッチ要素としての
各スイッチ24,25,26の固定接点4,5,6は1個ずつで良い
から、固定接点を2個ずつ対で設ける場合に比べて固定
接点の数を少なくでき、また、各可動接点20,21,22とし
ては、対応する一つの固定接点4,5,6に接触すれば良い
ので小さなものにでき、この結果、接点部分の小形化を
図ることができる。しかも、本実施例によれば、一つの
可動接点部材18に3個の可動接点20,21,22、並びに接続
端子23を一体に設けた構成としているから、部品数を一
層少なくできる利点がある。
加えて、本実施例によれば、レバー13側の接続端子23
とベース1側の共通固定端子11との間を、中間部に伸縮
可能なコイル部28を有した線材製の連結部材27により接
続しているから、その連結部材27がレバー13の揺動に良
好に追従できる。ちなみに、それら接続端子23と共通固
定端子11との間をリード線により接続することも考えら
れるが、リード線の場合、伸縮性がないために追従性に
劣り、ひいては耐久性及び信頼性に劣るという不具合が
ある。この点、本実施例のようにコイル部28を有した線
材製の連結部材27を用いた場合には、連結部材27が伸縮
性及び可撓性に優れているから、前述したようにレバー
13の揺動に良好に追従でき、耐久性及び信頼性にも優れ
ている。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように、本考案によれば、レ
バーの揺動操作に応じて複数個のスイッチ要素を動作さ
せるようにしたものにおいて、固定接点としては一つの
スイッチ要素に1個ずつで良く、また、可動接点として
は一つの固定接点に接触すれば良いので小さなものにで
き、これにより接点部分の小形化を図ることができる。
加えて、レバー側の接続端子とベース側の共通固定端子
との間を、中間部に伸縮可能なコイル部を有した線材製
の連結部材により接続しているから、その連結部材がレ
バーの揺動に良好に追従でき、耐久性及び信頼性にも優
れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はカバーを外し
て表した平面図、第2図は要部の縦断正面図、第3図は
要部の横断面図、第4図は要部の分解斜視図、第5図は
可動接点部材及び連結部材の拡大斜視図である。 図面中、1はベース、4,5,6は第1,第2,第3の固定接
点、10はプリント基板、11は共通固定端子、13はレバ
ー、14は可動部、18は可動接点部材、20,21,22は第1,第
2,第3の可動接点、23は接続端子、27は連結部材、28は
コイル部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、 一端部がこのベースに揺動可能に支持されたレバーと、 前記ベースに夫々独立状態に設けられた複数個の固定接
    点と、 前記ベースに設けられた共通固定端子と、 前記レバーの一端部に前記固定接点と対応して設けられ
    そのレバーの揺動操作に応じて対応した固定接点と接離
    する複数個の可動接点と、 これら各可動接点に対して電気的に接続された状態で設
    けられた接続端子と、 この接続端子と前記共通固定端子との間にこれらを電気
    的に接続するように設けられ中間部に伸縮可能なコイル
    部を有した線材製の連結部材とを具備して成るレバース
    イッチ装置。
JP7757090U 1990-07-20 1990-07-20 レバースイッチ装置 Expired - Lifetime JPH083946Y2 (ja)

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JP7757090U JPH083946Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 レバースイッチ装置

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JP7757090U JPH083946Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 レバースイッチ装置

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JPH0435329U JPH0435329U (ja) 1992-03-24
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JP2581243Y2 (ja) * 1992-08-04 1998-09-21 ナイルス部品株式会社 レバースイッチ

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