JPH0236182Y2 - - Google Patents

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JPH0236182Y2
JPH0236182Y2 JP2018884U JP2018884U JPH0236182Y2 JP H0236182 Y2 JPH0236182 Y2 JP H0236182Y2 JP 2018884 U JP2018884 U JP 2018884U JP 2018884 U JP2018884 U JP 2018884U JP H0236182 Y2 JPH0236182 Y2 JP H0236182Y2
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switch
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support
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はシーソー式の押ボタンを用いたスイ
ツチの改良に関するものである。
〔従来技術〕
たとえば、ホテルやビルなどの照明回路用リモ
コンリレーを動作させる埋込形リモコンスイツチ
として、第1図〜第5図に示すものが知られてい
る。
第1図において、1はスイツチベース、2はス
イツチカバーで、両者1,2間は、スイツチ取付
枠(図示せず)への取付金具3により締結され、
かつスイツチカバー2の表面には、押ボタン4と
LED5,6とが露出している。
第2図のように、スイツチベース1の内部に形
成された複数の突起1a上には、プリント板7を
介して板状の支持台8が載置されるとともに、ス
イツチカバー2の下部に形成された複数の突起2
aにより押圧固定されている。プリント板7の中
央部には支柱9が、その両側には板ばね状の固定
接点10a,10bがそれぞれ固着されている。
支柱9は支持台8上に垂直に突出し、かつ固定中
央10a,10bの先端部は支持台8上で一定の
斜傾角度を有している。支柱9にはコイルスプリ
ンク11が外嵌して保持され、かつコイルスプリ
ンク11の上端部は、固定中央10a,10bに
対して択一的に当接する接点部12a,12bを
備えた板状の可動子12の下面中央部に作用し、
当該可動子12を上記固定接点10a,10bか
ら離反させる力を与えている。
第3図のように、可動子12の中央部には長方
形のガイド孔となる貫通孔12cが設けられ、こ
の貫通孔12cには、上記支柱9の上端ガイド部
9aが嵌入されている。
また、第2図のように、押ボタン4は中央両側
の軸部4cによりスイツチカバー2と支持台8と
軸受部(図示せず)間にシーソー状に回動自在に
支持されている。押ボタン4の下面両端近傍には
突起4a,4bが形成され、この突起4a,4b
には上記コイルスプリンク11により付勢された
可動子12の上面が受け止められている。また押
ボタン4も上方に付勢され、軸部4cがスイツチ
カバー2の軸受2dに押し付けられてボタン4の
上下方向がたをなくしている。そして、スイツチ
カバー2の支持部2b,2cおよび接点部12
a,12b間にはそれぞれすきまを有している。
支持部2b,2cは接点部12a,12bの固定
接点10a,10bに対する最大離間距離を規定
する。さらに、第2図において、13は外部導体
(図示せず)をプリント板7に電気的に接続する
端子台である。しかして、上記支柱9、固定接点
10a,10b、コイルスプリンク11、可動子
12は導電材料により形成されている。
第4図は第2図の一部切欠平面図である。第1
図、第4に示されたLED5,6の回路図を第5
図に示した。この図において、14,15はダイ
オード、16は抵抗、17a,17bは上記可動
子12と固定接点10a,10bとで構成された
開閉部である。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
第2図において、押ボタン4を、軸部4cを中
心として反時計方向に回動させると、可動子12
は突起4a,4bに当接したまま、押ボタン4の
回動にしたがつて左側に傾動し、さらに押ボタン
4が回動すれば支持部2cを支点とし、突起4a
に従つて傾動する。そして、押ボタン4が一定の
角度回動した位置で、可動子12の接点部12a
が固定接点10aに当接し、支柱9、コイルスプ
リンク11、可動子12、固定接点10aとつな
がる電気回路が形成される。すなわち、第5図で
は、開閉部17aが閉じる。上記押ボタン4に対
する回動操作力を解除すると、コイルスプリンク
11の復元力で可動子12、押ボタン4が元の状
態に戻る。
第2図において、押ボタン4を時計方向に回動
させた場合には、可動子12が右側に傾動して、
可動子12の接点部12bが固定接点10bに当
接し、支柱9、コイルスプリンク11、可動子1
2、固定接点10bとつながる電気回路が形成さ
れる。つまり、第5図の開閉部17bが閉じる。
そして、押ボタン4に対する回動操作力の解除に
ともなつて、コイルスプリンク11によりすべて
が元の状態に戻る。
ところで、上記構成では可動子12の非導通常
態においてスイツチカバー2の支持部2b,2c
および接点部12a,12b間にすきまが形成さ
れるために、振動、衝撃により押ボタン4が矢印
方向に回動して接点部12a,12bと固定接点
10a,10bが誤まつて接触する恐れがある。
また、押ボタン4の姿勢が水平にならず時計方向
あるいは反時計方向に傾いて静止し、感覚的にも
好ましくないなどの不具合があつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、コイルスプリンクの一端に延長した腕を
設け、押ボタンを時計方向あるいは反時計方向に
付勢することにより、押ボタンの回動方向におけ
るがたつきをなくすことができるスイツチを提供
することを目的としている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。
第6図はこの考案の一実施例にかかるリモコン
スイツチの一部切欠正面図、第7図は同スイツチ
の一部切欠平面図である。これらの図において、
第1図〜第5図で説明したもの同一物には同一符
号がつけられている。
第6図のように、この考案では、コイルスプリ
ンク11の上端にL字状の腕11aを設け、可動
子12の穴12dに嵌入している。すなわち、押
ボタン4および可動子12は反時計方向(矢印)
に付勢され、支持部2cと接点部12bが常時当
接し、支持部2bと接点部12a間にはすきまを
有している。
その他の構成は第1図〜第5図で説明した従来
例のそれと同一であり、したがつてその説明は省
略する。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
第6図において、押ボタン4を、軸部4cを中
心として反時計方向に回動させると可動子12は
押ボタン4の突起4aにより押し下げられ、スイ
ツチカバー2の支持部2cを支点として左側に傾
動する。そして、押ボタン4が一定の角度回動し
た位置で、可動子12の接点部12aが固定接点
10aに当接し、支柱9、コイルスプリング1
1、可動子12、固定接点10aとつながる電気
回路が形成される。その状態を示したのが、第8
図である。しかして、上記押ボタン4に対する回
動操作力を解除すると、コイルスプリンク11の
復元力により可動子12、押ボタン4は第6図の
ように元の状態に復帰する。
また、第6図において、押ボタン4を時計方向
に回動した場合には、上記と左右反対の動作が行
われる。すなわち、可動子12がスイツチカバー
2の支持部2bを支点として右側に傾動して、接
点部12bが固定接点10bに当接し、支柱9、
コイルスプリング11、可動子12、固定接点1
0bとつながる電気回路が形成される。そして、
これより押ボタン4に対する回動操作力を解除す
ると、コイルスプリンク11の復元力によりすべ
てが元の状態に復帰する。
ところで、第6図のように、可動子12の非導
通状態では、可動子12の接点部12bはコイル
スプリンク11の力により支持部2cに、また押
ボタン4の軸部4cはスイツチカバー2の軸受2
dに当接するので、振動が作用しても、可動子1
2が不用意に傾動することがない。
〔考案の効果〕
以上の説明からわかるようにこの考案によれ
ば、押ボタンのシーソー状の回動にしたがつて、
左右に傾動する可動子の回動方向のがたつきをな
くし、接触信頼性を失うことがなく、しかも操作
感覚のすぐれたスイツチを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリモコンスイツチの斜視図、第
2図は同スイツチの一部切欠正面図、第3図は同
スイツチの可動子部分を示す平面図、第4図は同
スイツチの一部切欠平面図、第5図は同スイツチ
の電気回路図、第6図はこの考案の一実施例にか
かるスイツチの一部切欠正面図、第7図は同スイ
ツチの一部切欠平面図、第8図は同スイツチの動
作説明図である。 2……スイツチカバー、2b〜2c……支持
部、2d……軸受、4……押ボタン、10a,1
0b……固定接点、11……コイルスプリング、
11a……腕、12……可動子、12a,12b
……接点部、12d……穴。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台部との間に空間を区画するスイツチカバー
    にシーソー状回動可能に軸支され、一部が該スイ
    ツチカバーから露出する押ボタン、上記基台部に
    立設されて上記空間内を上記押ボタンの裏面中央
    部側に向つて伸びる支柱、この支柱の先端部が嵌
    入するガイド孔を有し、該支柱に外嵌されたコイ
    ルスプリンクから上記押ボタンに向う付勢力を受
    けて上記押ボタンの上記裏面に部分係合する可動
    子、上記基台部に保持されて上記可動子の左右接
    点部に間隙を隔ててそれぞれ対抗する板ばね状の
    固定接点を備え、上記スイツチカバーが上記左右
    接点部の上記固定接点に対する最大離間位置を規
    定する支持部を有するスイツチにおいて、上記コ
    イルスプリンクは、上記押ボタン側の端部から上
    記左右接点部の一方接点部側に伸びて上記可動子
    に形成した穴に挿入される腕を有し、上記押ボタ
    ンの非傾動時、上記可動子が、上記腕の弾力によ
    り、上記一方接点部側の上記支持部に係合してい
    ることを特徴とするスイツチ。
JP2018884U 1984-02-14 1984-02-14 スイツチ Granted JPS60131934U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018884U JPS60131934U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 スイツチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018884U JPS60131934U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS60131934U JPS60131934U (ja) 1985-09-03
JPH0236182Y2 true JPH0236182Y2 (ja) 1990-10-02

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JPS60131934U (ja) 1985-09-03

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