JPH1196846A - プッシュロックスイッチ - Google Patents

プッシュロックスイッチ

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Publication number
JPH1196846A
JPH1196846A JP27214097A JP27214097A JPH1196846A JP H1196846 A JPH1196846 A JP H1196846A JP 27214097 A JP27214097 A JP 27214097A JP 27214097 A JP27214097 A JP 27214097A JP H1196846 A JPH1196846 A JP H1196846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push
lock plate
spring
operating rod
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP27214097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Seki
一成 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasuga Denki Inc filed Critical Kasuga Denki Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多少押釦を押したとしても一定のス
トロ−ク以上で、かつ一定の押圧以上でないと動作しな
い、押圧体の誤動作が起きにくい、安定した動作の非常
停止用のプッシュロックスイッチを得る。 【構成】 押釦を押圧動作することにより、押
釦と一体となった押棒への押圧が、ロック板の側部にス
ライドスプリングと突起部を有し、操作スプリングを介
して操作棒へ加圧し、操作棒が所定圧を超えたたとき、
前記突起部が変位する構造からなるプッシュロックスイ
ッチで、外周上の相対する位置に、U字型スリットに囲
まれる可動片と、更に大きいストロ−ク位置の相対する
位置に補助片を有していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押圧動作による非常停
止用のプッシュロックスイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非常停止用のプッシュロックスイ
ッチは、誤って押釦を押した場合、瞬間的にb接点が開
放され、非常停止回路が働いてしまうため、場合によっ
ては安全面から問題があり、プッシュロックスイッチの
押釦を、ある一定の押圧になってから動作を開始し、非
常停止を確実に行なうことが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多少押釦を押しても一
定のストロ−ク以上で、かつ一定の押圧以上でないと動
作しない、押圧体の誤動作が起きにくい、安定した動作
の非常停止用のプッシュロックスイッチの構造を実現す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】押圧体を構成する操作棒
の外周上の相対する位置のU字型スリットに囲まれる内
側の可動片の凸部が操作スプリングの力を受けて一定の
押圧になると、ロック板の外周内側に変形して、操作棒
が下方へ移動し、更に操作スプリングの力を受けた操作
棒の補助片が一定のストロ−クを越えたとき、ロック板
の側面凹部のスライドスプリングと共に戴置した傾斜の
ある突起部を乗り越え、下方へ移動する構造とすること
により、一定のストロ−ク以上で、かつ一定の押圧以上
でないと押圧体は全く動かず、より安全な非常停止用の
プッシュロックスイッチが実現可能となる。
【0005】
【発明の作用】多少押釦を押しても、一定のストロ−ク
以上で、かつ一定の押圧以上でないと動作しない、押圧
体の誤動作が起きにくい、安定した動作の非常停止用の
プッシュロックスイッチが得られる。
【0006】
【実施例】図1〜 図8の第1の実施例において、1は
異なる径の円筒部からなるフレ−ムで、2は裏面側が中
空部からなる押釦で、押釦2の裏面の溝に釦スプリング
3の一端を戴置し、釦スプリング3の他端を、フレ−ム
1の中空円筒部1a内に戴置する。4は押棒で上下に異
なる径の円筒部を構成し、下部の円筒部の側面の相対す
る位置に縦方向に細長い矩形状のスリット4a、4aを
有し、フレ−ム1の下側の中空部内径から挿入し、下部
の円筒部下面からビス5にて、押釦2の裏面の凸部に螺
着により固定する。
【0007】6は異なる径の円筒部からなる操作棒で、
外周上部に突起部6b、6bを相対する位置に設け、該
突起部6b、6bの下方に補助片7、7を相対する位置
に設け、補助片7、7と90゜ずれた位置の相対する2
箇所にU字型のスリット8、8を設け、該スリット8で
囲まれる下部に突起9aを有する可動片9を形成する。
そして操作棒6の可動片9の下方に位置する下端部の相
対する位置に、プッシュロックスイッチの接点部に押圧
を伝達する薄板部10、10を設ける。
【0008】11はロック板で円筒状の形状からなり、
円筒部の側面の相対する位置に凹部12、12を設け、
凹部12、12と90゜ずれた相対する位置に円筒部の
内径を若干狭めるため、フランジを設ける。そして押釦
を押圧して行った場合、図4に示すように、操作棒6を
ロック板にロックする機能を有するために、凹部12、
12にスライドスプリング14、14を傾斜のある突起
部15、15と共に▲かん▼合する。
【0009】図4、図6の位置関係は、同一方向である
が、押棒4と操作棒6とロック板11の組立方法は以下
のようになる。ロック板11の円筒部内側下方から操作
スプリング13を操作棒6の中空円筒部6a内に戴置し
たものを挿入して、操作棒6の突起部6b、6bを、押
釦2と結合した押棒4のスリット4a、4a内に、操作
棒6の内側に変形することにより▲かん▼合し、突起部
6b、6bはスリット4a、4a内を受け止めとして上
下方向に移動可能となる。以上が本発明のプッシュロッ
クスイッチの部品構成および組立方法である。
【0010】次に実際に本発明のプッシュロックスイッ
チの押釦2に押圧を加えることにより、操作棒6がロッ
ク板11にロックするまでの動作内容を図1、図2、図
3、図4について説明する。
【0011】図1は押釦2に押圧を加えない状態で、可
動片9、9はロック板11の上端2箇所に係止してい
る。
【0012】図2は押釦2に押圧を加え、押棒4と操作
棒6とが直結した状態である。この状態では可動片9、
9は操作棒6の円筒の内側に変形していない。この場
合、補助片7、7がロック板11の凹部12、12にス
ライドスプリング14、14と共に▲かん▼合している
突起部15、15を乗り越え、下方に移動するには、ま
ず第一に可動片9、9が、ロック板11の円筒部の上端
のフランジを乗り越えなければならず、本発明の目的で
ある、多少押釦に押圧をしても、押圧体が誤動作しない
理由となっている。
【0013】図3、図4の(c)は更に押釦2に押圧を
行ない、押棒4と操作棒6とが直結し、更に操作棒6内
の操作スプリング14が圧縮し、一定の押圧を超え、可
動片9、9はロック板11の円筒部の上端のフランジを
乗り越え、補助片7、7はロック板11の凹部12、1
2にスライドスプリング14、14と共に▲かん▼合し
ている突起部15、15を乗り越えた状態で、接点ユニ
ットの接点は開路または閉路状態となる。
【0014】なおプッシュロックスイッチの投入状態を
元に戻すには、押釦2を前記投入状態の位置から、押釦
2の方から見て右方向に回転させることにより、図8で
は(a)図を左方向に回転することにより(b)図の状
態にすることになるが、補助片7、7と突起部15、1
5のロック状態を押釦2の回転によって解除し、操作ス
プリング14および釦スプリング3の反力により図1の
状態に戻る。この場合可動片9、9はロック板11のフ
ランジ以外の別の大きな内周上に位置するので復帰に問
題ない。以上のように多少押釦を押したとしても、一定
のストロ−ク以上で、かつ一定の押圧が得られない以
上、動作しないプッシュロックスイッチが得られる。
【0015】第2の実施例として、図9に示すように、
操作棒6cのU字型のスリットに囲まれた可動片9bの
下側に切欠き部9cを設け、一方押棒4bの下端部に補
助片7aを設け、押圧により押棒4bの補助片7aと操
作棒6cの切欠き部9cが▲かん▼合し、一定の押圧以
上で可動片9bがロック板11aの外周の内側へ変形す
ることにより接点ユニットの接点は開路または閉路状態
となる。
【0016】
【発明の効果】正確に接点ユニットの接点を確実に開路
または閉路させ、多少押釦を動かしたとしても、誤動作
の起きにくい安定した動作のプッシュロックスイッチが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチの押釦の押圧動作を行なわない状態を示す断
面図
【図2】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチの操作棒の移動開始直前の状態を示す断面図
【図3】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチの押釦の押圧動作完了後の状態を示す断面図
【図4】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチの図1から図3までの押釦の各動作段階で9
0゜ずれた位置での操作棒とフレ−ムとの間のスライド
スプリングの動きを示す図
【図5】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチの押棒の側面図
【図6】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチの操作棒の側面図
【図7】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチのロック板の側面図
【図8】 本発明の第1の実施例のプッシュロッ
クスイッチのロック板と操作棒との位置関係を示すもの
で接点ユニット側から見た図
【図9】 本発明の第2の実施例のプッシュロッ
クスイッチの可動片と補助片の関係の要部を示す図
【符号の説明】
1 フレ−ム 1a 中空円筒部 2 押釦 3 釦スプリング 4 押棒 4a スリット 4b 押棒 5 ビス 6 操作棒 6a 中空円筒部 6b 突起 6c 操作棒 7 補助片 7a 補助片 8 スリット 9 可動片 9a 突起部 9b 可動片 9c 切欠き部 10 薄板部 11 ロック板 11a ロック板 12 凹部 13 操作スプリング 14 スライドスプリング 15 突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のフレ−ム内に釦スプリング
    と共に配置される押釦を押圧動作することにより、押釦
    と一体となった押棒への押圧が操作スプリングを介して
    操作棒へ加圧し、操作スプリングの力を受けた操作棒
    が、所定圧を超えたとき、側部にスライドスプリングと
    突起部を有するロック板の突起部を変位させる構造を有
    するプッシュロックスイッチにおいて、操作棒の外周上
    の相対する位置のU字型スリットに囲まれる内側の可動
    片と、別の相対する位置に補助片を設け、押釦を押圧
    し、所定圧を超えた操作棒の可動片がロック板の上端部
    通過時変位し、前記操作棒の補助片がロック板のスライ
    ドスプリングと共に戴置する突起部を変位後、前記操作
    棒の補助片が該突起部と係合する構造を有することを特
    徴とするプッシュロックスイッチ。
JP27214097A 1997-09-18 1997-09-18 プッシュロックスイッチ Pending JPH1196846A (ja)

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JP27214097A JPH1196846A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 プッシュロックスイッチ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409579A (en) * 2003-12-22 2005-06-29 T An T Kk Push-button switch unit
CN111640609A (zh) * 2020-05-28 2020-09-08 福建省三星电气股份有限公司 具有可靠安装的开关组件的紧急停止设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2409579A (en) * 2003-12-22 2005-06-29 T An T Kk Push-button switch unit
GB2409579B (en) * 2003-12-22 2006-11-15 T An T Kk Push-button switch unit
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