JPH051863Y2 - - Google Patents
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- JPH051863Y2 JPH051863Y2 JP9182486U JP9182486U JPH051863Y2 JP H051863 Y2 JPH051863 Y2 JP H051863Y2 JP 9182486 U JP9182486 U JP 9182486U JP 9182486 U JP9182486 U JP 9182486U JP H051863 Y2 JPH051863 Y2 JP H051863Y2
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 6-oxabicyclo[3.2.1]oct-3-en-7-one Chemical compound C1C2C(=O)OC1C=CC2 TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、例えばマイクロスイツチ等のスイツ
チに関する。
チに関する。
《従来の技術》
従来より、可動接片の復帰力で押釦を初期位置
へ押圧付勢しているとともに、この押圧付勢力に
抗した押釦の押圧操作で可動接片を変位し固定接
片に接離させる構造のスイツチは各種提案されて
いる。
へ押圧付勢しているとともに、この押圧付勢力に
抗した押釦の押圧操作で可動接片を変位し固定接
片に接離させる構造のスイツチは各種提案されて
いる。
《考案が解決しようとする問題点》
ところで、この様なスイツチにあつては、固定
接片に可動接片が接離するとき、両接片間に比較
的高い電圧が加わるとアーク放電現象によるスパ
ークが発生する。この放電現象は固定接片と可動
接片とが極めて近接した際に生ずるものであり、
従つて、通常接片間の接離を瞬時に行なわせるス
ナツプ式のクリツク切換機構が設けられている。
接片に可動接片が接離するとき、両接片間に比較
的高い電圧が加わるとアーク放電現象によるスパ
ークが発生する。この放電現象は固定接片と可動
接片とが極めて近接した際に生ずるものであり、
従つて、通常接片間の接離を瞬時に行なわせるス
ナツプ式のクリツク切換機構が設けられている。
しかしながらクリツク切換機構が疲労等で瞬時
の切換が行なわれなかつた様な場合、接片と可動
接片間がアーク放電で破壊され、両接片間が溶着
してしまうような場合がある。
の切換が行なわれなかつた様な場合、接片と可動
接片間がアーク放電で破壊され、両接片間が溶着
してしまうような場合がある。
この様な場合、押釦の操作解除後もスイツチが
オン状態に保持されることとなり、このスイツチ
を使用した機器側で誤動作が生じ、事故の原因と
なる問題があつた。
オン状態に保持されることとなり、このスイツチ
を使用した機器側で誤動作が生じ、事故の原因と
なる問題があつた。
本考案はこれらの問題点に鑑みなされたもの
で、可動接片と固定接片とが溶着されてしまつた
ような場合に、それを検知し補助のスイツチ回路
で遮断するようにした安全機能を備えたスイツチ
を提供することを目的とする。
で、可動接片と固定接片とが溶着されてしまつた
ような場合に、それを検知し補助のスイツチ回路
で遮断するようにした安全機能を備えたスイツチ
を提供することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》
この目的を達成するために、本考案に係るスイ
ツチは、共通固定接片に連関して取付けられた可
動接片が押釦の押圧操作により移動して主固定接
片に選択的に電気的に接続するようにケース本体
に収容されたスイツチであつて、前記共通固定接
片を可動接片が係合する補助固定接片と端子導出
側片とに分割し、その端子導出側片に導電性板バ
ネの基端部を接続するとともに前記導電性板バネ
の自由端部に絶縁性異常検知片の一端を取付け、
前記異常検知片の他端を前記押釦に形成した傾斜
面に圧接させることにより、前記導電性板バネを
付勢した状態で前記補助固定接片側に電気的に接
続させて前記可動接片と前記共通固定接片の端子
導出側片とを前記導電性板バネを介して電気的に
接続させ、前記押釦の前記可動接片押圧時におけ
る前記可動接片と主固定接片との溶着時に、前記
押釦と前記可動接片との圧接力を解除して前記異
常検知片の他端が前記押釦の傾斜面から離脱して
前記導電性板バネの付勢力を解除することにより
前記共通固定接片と可動接片との電気的接続を遮
断するようにしたことを特徴とする。
ツチは、共通固定接片に連関して取付けられた可
動接片が押釦の押圧操作により移動して主固定接
片に選択的に電気的に接続するようにケース本体
に収容されたスイツチであつて、前記共通固定接
片を可動接片が係合する補助固定接片と端子導出
側片とに分割し、その端子導出側片に導電性板バ
ネの基端部を接続するとともに前記導電性板バネ
の自由端部に絶縁性異常検知片の一端を取付け、
前記異常検知片の他端を前記押釦に形成した傾斜
面に圧接させることにより、前記導電性板バネを
付勢した状態で前記補助固定接片側に電気的に接
続させて前記可動接片と前記共通固定接片の端子
導出側片とを前記導電性板バネを介して電気的に
接続させ、前記押釦の前記可動接片押圧時におけ
る前記可動接片と主固定接片との溶着時に、前記
押釦と前記可動接片との圧接力を解除して前記異
常検知片の他端が前記押釦の傾斜面から離脱して
前記導電性板バネの付勢力を解除することにより
前記共通固定接片と可動接片との電気的接続を遮
断するようにしたことを特徴とする。
《実施例》
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は本考案に係るスイツチを示すもので、
ケース本体の一側開口面を閉じているカバーを取
除いて示した側面図、第2図は第1図のスイツチ
が異常となつた状態を示している側面図、第3図
は第1図および第2図に示したスイツチの主要部
材を取り出して示した一部分解斜視図である。
ケース本体の一側開口面を閉じているカバーを取
除いて示した側面図、第2図は第1図のスイツチ
が異常となつた状態を示している側面図、第3図
は第1図および第2図に示したスイツチの主要部
材を取り出して示した一部分解斜視図である。
図に於いてスイツチは、合成樹脂製のケース本
体1に、同じく合成樹脂製の押釦2と、導電性金
属材で形成された一対の主固定接片3,4と、同
じく導電性金属材で各々形成された共通固定接片
50、補助固定接片6、可動接片7、反転板バネ
8、導電性板バネ9と、合成樹脂製の異常検知片
10等を組込んだ構造のものである。
体1に、同じく合成樹脂製の押釦2と、導電性金
属材で形成された一対の主固定接片3,4と、同
じく導電性金属材で各々形成された共通固定接片
50、補助固定接片6、可動接片7、反転板バネ
8、導電性板バネ9と、合成樹脂製の異常検知片
10等を組込んだ構造のものである。
それらの部材を組込んだケース本体1は、図示
はしないが、通常、ケース本体1の一側面開口を
塞ぐ様にしてカバーを当てがい、その当てがつた
カバーをリベツト挿入孔1Aに挿入したリベツト
(不図示)等でケース本体1に固定している。
はしないが、通常、ケース本体1の一側面開口を
塞ぐ様にしてカバーを当てがい、その当てがつた
カバーをリベツト挿入孔1Aに挿入したリベツト
(不図示)等でケース本体1に固定している。
押釦2はケース本体1のガイド溝1B内に摺動
可能に配置され、他端にはその突出量をケース本
体1の内壁との当接で規制する度当り部2Aを有
している。又、ケース本体1内に配置されている
押釦2の他端両側面2Cには、端面2Bから切込
まれて形成された薄肉部2Dを有し、この薄肉部
2Dを画成する側壁は下面側へ開く様に若干傾斜
された係止面2Eとして形成されている。
可能に配置され、他端にはその突出量をケース本
体1の内壁との当接で規制する度当り部2Aを有
している。又、ケース本体1内に配置されている
押釦2の他端両側面2Cには、端面2Bから切込
まれて形成された薄肉部2Dを有し、この薄肉部
2Dを画成する側壁は下面側へ開く様に若干傾斜
された係止面2Eとして形成されている。
主固定接片3,4はケース1の嵌合溝1Cに
各々圧入嵌合固定されており、ケース本体1内の
先端部には各々対向する面に固定接点11,12
が固定され、又、他端はケース本体1外へ端子と
して取り出されている。
各々圧入嵌合固定されており、ケース本体1内の
先端部には各々対向する面に固定接点11,12
が固定され、又、他端はケース本体1外へ端子と
して取り出されている。
共通固定接片50は他の主固定接片として使用
されるもので、補助固定接片6と端子導出側片5
とに分割して構成し、端子導出側片5は、ケース
本体1の嵌合溝1Dに圧入嵌合固定されており、
一端には導電性板バネ9の一端をリベツト又は溶
接で固定し、又、他端はケース本体1外へ共通端
子として取り出されている。
されるもので、補助固定接片6と端子導出側片5
とに分割して構成し、端子導出側片5は、ケース
本体1の嵌合溝1Dに圧入嵌合固定されており、
一端には導電性板バネ9の一端をリベツト又は溶
接で固定し、又、他端はケース本体1外へ共通端
子として取り出されている。
補助固定接片6はケース本体1の嵌合溝1Eに
圧入嵌合し固着された本体部6Aと、この本体部
6Aから略L字状に折曲されて伸びる延出部6B
とより成り、本体部6Aの背面には係合凹部6a
が、又、延出部6Bの前面には係合凹部6bが
各々形成されている。
圧入嵌合し固着された本体部6Aと、この本体部
6Aから略L字状に折曲されて伸びる延出部6B
とより成り、本体部6Aの背面には係合凹部6a
が、又、延出部6Bの前面には係合凹部6bが
各々形成されている。
可動接片7は一端は可動接点13が取付けら
れ、内方に開口部7A,7Bを形成しており、こ
の開口部7Aと7B間の区分け面7C上には丁
度、押釦2の端面2Bが当接配置される様になつ
ている。そして、この可動接片7は開口部7Aに
挿入される補助固定接片6の本体部6Aに形成さ
れた係合凹部6aに他端側が係合され、又、一端
側は反転板バネ8を介して、すなわち、開口部7
Bに挿入される補助固定接片6の延出部6Bに形
成された係合凹部6bに一端が、又、他端が開口
7B内から更に切込まれた切欠部7bに係止突部
8aを揺動可能に係止させた反転板バネ8を介し
て補助固定接片6の延出部6Bに取付けられてい
る。従つて、この反転板バネ8の付勢力で、可動
接片7の他端側は係合凹部6a内に常に圧接係止
された状態に置かれ、又、可動接片7全体は押釦
2側へ変位した状態に付勢され、区分け面7C上
に当接されている押釦2をケース本体1外方向へ
押圧付勢していると共に、可動接点13が主固定
接片3の固定接点11に当接した状態で通常保持
される。
れ、内方に開口部7A,7Bを形成しており、こ
の開口部7Aと7B間の区分け面7C上には丁
度、押釦2の端面2Bが当接配置される様になつ
ている。そして、この可動接片7は開口部7Aに
挿入される補助固定接片6の本体部6Aに形成さ
れた係合凹部6aに他端側が係合され、又、一端
側は反転板バネ8を介して、すなわち、開口部7
Bに挿入される補助固定接片6の延出部6Bに形
成された係合凹部6bに一端が、又、他端が開口
7B内から更に切込まれた切欠部7bに係止突部
8aを揺動可能に係止させた反転板バネ8を介し
て補助固定接片6の延出部6Bに取付けられてい
る。従つて、この反転板バネ8の付勢力で、可動
接片7の他端側は係合凹部6a内に常に圧接係止
された状態に置かれ、又、可動接片7全体は押釦
2側へ変位した状態に付勢され、区分け面7C上
に当接されている押釦2をケース本体1外方向へ
押圧付勢していると共に、可動接点13が主固定
接片3の固定接点11に当接した状態で通常保持
される。
異常検知片10は、一端が可動接片7の開口7
A内に突出された導電性板バネ9の係合孔9Aに
係合突出部10Aを係止させて揺動可能に取付け
られ、他端には押釦2の薄肉部2dを差し込み可
能な切欠き10Bを形成してなる二つの腕10
C,10Cが設けられている。そしてこの異常検
知片10は、押釦2の薄肉部2dが切欠き10B
に差し込まれ、且つ、腕10Cが押釦2の傾斜状
態係止面2Eに当接された状態で導電性板バネ9
と押釦2間に配置されている。この状態時、導電
性板バネ9は異常検知片10により押し戻されて
バネチヤージされた状態にあり、この導電性板バ
ネ9に設けられている補助可動接点14が補助固
定接片6に当接され、補助固定接片6、補助可動
接点14、導電性板バネ9を介して可動片7と共
通固定接片5とを電気的に接続状態にしている。
そして、この導電性板バネ9のバネチヤージ力で
異常検知片10の腕10Cが係止面2Eに圧接さ
れた状態に通常おかれる。この異常検知片10の
腕10Cと係止面2Eとの当接は、係止面2Eが
下方へ開く様に傾斜した傾斜面で形成されている
ため、押釦2の端面2B側にストツパーを設けな
い限り、腕10Cは係止面2Eを滑つて下方へ抜
け出る。しかしながら、可動接片7が押釦2の端
面2Bに常に圧接された状態にある為、異常検知
片10の腕10Cが下方へ抜け出るのを可動片7
の区分け面7Cとの当接によつて阻止されてい
る。
A内に突出された導電性板バネ9の係合孔9Aに
係合突出部10Aを係止させて揺動可能に取付け
られ、他端には押釦2の薄肉部2dを差し込み可
能な切欠き10Bを形成してなる二つの腕10
C,10Cが設けられている。そしてこの異常検
知片10は、押釦2の薄肉部2dが切欠き10B
に差し込まれ、且つ、腕10Cが押釦2の傾斜状
態係止面2Eに当接された状態で導電性板バネ9
と押釦2間に配置されている。この状態時、導電
性板バネ9は異常検知片10により押し戻されて
バネチヤージされた状態にあり、この導電性板バ
ネ9に設けられている補助可動接点14が補助固
定接片6に当接され、補助固定接片6、補助可動
接点14、導電性板バネ9を介して可動片7と共
通固定接片5とを電気的に接続状態にしている。
そして、この導電性板バネ9のバネチヤージ力で
異常検知片10の腕10Cが係止面2Eに圧接さ
れた状態に通常おかれる。この異常検知片10の
腕10Cと係止面2Eとの当接は、係止面2Eが
下方へ開く様に傾斜した傾斜面で形成されている
ため、押釦2の端面2B側にストツパーを設けな
い限り、腕10Cは係止面2Eを滑つて下方へ抜
け出る。しかしながら、可動接片7が押釦2の端
面2Bに常に圧接された状態にある為、異常検知
片10の腕10Cが下方へ抜け出るのを可動片7
の区分け面7Cとの当接によつて阻止されてい
る。
従つて、この様に構成されているスイツチは、
異常が生じていない場合、第1図に示す様に、異
常検知片10の腕10Cと押釦2の係止面2Eと
が当接され又、導電性板バネ9の補助可動接点1
4が補助固定接片6に当接された状態にある。こ
の状態において、ケース本体1外から可動接片7
の付勢力に抗して押釦2を下方へ押圧変位させる
と、可動接片7も下方へ変位する。この変位時、
反転板バネ8との間で設定された死点位置を超え
ると、この反転板バネ8が反転動作をして可動接
片7を急激に下方へ変位させ、可動接点13を固
定接点12に当接させ、第1図中一点鎖線で示す
状態にスイツチ回路が切り換わる。
異常が生じていない場合、第1図に示す様に、異
常検知片10の腕10Cと押釦2の係止面2Eと
が当接され又、導電性板バネ9の補助可動接点1
4が補助固定接片6に当接された状態にある。こ
の状態において、ケース本体1外から可動接片7
の付勢力に抗して押釦2を下方へ押圧変位させる
と、可動接片7も下方へ変位する。この変位時、
反転板バネ8との間で設定された死点位置を超え
ると、この反転板バネ8が反転動作をして可動接
片7を急激に下方へ変位させ、可動接点13を固
定接点12に当接させ、第1図中一点鎖線で示す
状態にスイツチ回路が切り換わる。
次に押釦2に付与していた押圧操作力を解除す
ると、可動接点13と固定接点12との溶着事故
等がない場合には、可動接片7と反転板バネ8と
の事故復帰力で押釦2を押圧しながら可動接片7
が上方へ変位し、再び上記死点位置を超えると反
転板バネ8が反転動作をして可動接片7と押釦2
とを急激に上方へ変位させ、再び可動接点13が
固定接点11に当接した第1図実線で示す状態に
スイツチ回路が切り換わる。すなわち、可動接片
7と押釦2の端面2Bとは常に可動接片7と圧接
された状態で変位する為に、異常検知片10の腕
10Cが押釦2の係止面2Eから外れることなく
動作する。
ると、可動接点13と固定接点12との溶着事故
等がない場合には、可動接片7と反転板バネ8と
の事故復帰力で押釦2を押圧しながら可動接片7
が上方へ変位し、再び上記死点位置を超えると反
転板バネ8が反転動作をして可動接片7と押釦2
とを急激に上方へ変位させ、再び可動接点13が
固定接点11に当接した第1図実線で示す状態に
スイツチ回路が切り換わる。すなわち、可動接片
7と押釦2の端面2Bとは常に可動接片7と圧接
された状態で変位する為に、異常検知片10の腕
10Cが押釦2の係止面2Eから外れることなく
動作する。
ところが、押釦2に付与していた押圧操作力を
解除した際、可動接点13と固定接点12とが溶
着し、その為に可動接片7が初期位置方向へ復帰
できないような場合には、可動接片7と押釦2間
の圧接力がなくなる。この可動接片7と押釦2間
の圧接力がなくなると、これまで、可動接片7と
の当接で保持されていた異常検知片10の腕10
Cが押釦2の係止面2Eから下方へ外れ、導電性
板バネ9の付勢力で異常検知片10は第2図に示
す様に押釦2の端面2Bに入り込む様に導電性板
バネ9とともに変位し、補助固定接片6に当接し
ていた補助可動接点14が離れた状態となる。従
つて、可動接片7と共通固定接片5との電気的接
続が断たれ安全機能が働く。
解除した際、可動接点13と固定接点12とが溶
着し、その為に可動接片7が初期位置方向へ復帰
できないような場合には、可動接片7と押釦2間
の圧接力がなくなる。この可動接片7と押釦2間
の圧接力がなくなると、これまで、可動接片7と
の当接で保持されていた異常検知片10の腕10
Cが押釦2の係止面2Eから下方へ外れ、導電性
板バネ9の付勢力で異常検知片10は第2図に示
す様に押釦2の端面2Bに入り込む様に導電性板
バネ9とともに変位し、補助固定接片6に当接し
ていた補助可動接点14が離れた状態となる。従
つて、可動接片7と共通固定接片5との電気的接
続が断たれ安全機能が働く。
尚、上記実施例にあつては主固定接片3,4を
二つ設けているが、例えば主固定接片3を取り除
いた一つの主固定接片4の構成であつても良い。
二つ設けているが、例えば主固定接片3を取り除
いた一つの主固定接片4の構成であつても良い。
《考案の効果》
以上説明したように、本考案のスイツチによれ
ば、可動接片と固定接片とが溶着してしまつたよ
うな場合であつても、補助のスイツチ回路が働い
てその電気的接続を確実に遮断するので、誤動作
による事故を未然に防止することができる。
ば、可動接片と固定接片とが溶着してしまつたよ
うな場合であつても、補助のスイツチ回路が働い
てその電気的接続を確実に遮断するので、誤動作
による事故を未然に防止することができる。
第1図は本考案のスイツチを示すもので、ケー
ス本体の一側開口面を閉じているカバーを取り除
いて示した側面図、第2図は第1図に示すスイツ
チの可動接点と固定接点とが溶着した時の状態を
示した側面図、第3図は第1図および第2図に示
したスイツチの主要部材を取り出して示した一部
分解斜視図である。 1……ケース本体、2……押釦、2E……傾斜
状係止面、3,4……主固定接片、50……共通
固定接片(他の主固定接片)、5……端子導出側
片、6……補助固定接片、7……可動接片、8…
…反転バネ、9……導電性板バネ、10……異常
検知片。
ス本体の一側開口面を閉じているカバーを取り除
いて示した側面図、第2図は第1図に示すスイツ
チの可動接点と固定接点とが溶着した時の状態を
示した側面図、第3図は第1図および第2図に示
したスイツチの主要部材を取り出して示した一部
分解斜視図である。 1……ケース本体、2……押釦、2E……傾斜
状係止面、3,4……主固定接片、50……共通
固定接片(他の主固定接片)、5……端子導出側
片、6……補助固定接片、7……可動接片、8…
…反転バネ、9……導電性板バネ、10……異常
検知片。
Claims (1)
- 共通固定接片に連関して取付けられた可動接片
が押釦の押圧操作により移動して主固定接片に選
択的に電気的に接続するようにケース本体に収容
されたスイツチであつて、前記共通固定接片を可
動接片が係合する補助固定接片と端子導出側片と
に分割し、その端子導出側片に導電性板バネの基
端部を接続するとともに前記導電性板バネの自由
端部に絶縁性異常検知片の一端を取付け、前記異
常検知片の他端を前記押釦に形成した傾斜面に圧
接させることにより、前記導電性板バネを付勢し
た状態で前記補助固定接片側に電気的に接続させ
て前記可動接片と前記共通固定接片の端子導出側
片とを前記導電性板バネを介して電気的に接続さ
せ、前記押釦の前記可動接片押圧時における前記
可動接片と主固定接片との溶着時に、前記押釦と
前記可動接片との圧接力を解除して前記異常検知
片の他端が前記押釦の傾斜面から離脱して前記導
電性板バネの付勢力を解除することにより前記共
通固定接片と可動接片との電気的接続を遮断する
ようにしたことを特徴とするスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9182486U JPH051863Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9182486U JPH051863Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63426U JPS63426U (ja) | 1988-01-05 |
JPH051863Y2 true JPH051863Y2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=30952957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9182486U Expired - Lifetime JPH051863Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051863Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP9182486U patent/JPH051863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63426U (ja) | 1988-01-05 |
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