JPS6010033Y2 - スイツチ - Google Patents

スイツチ

Info

Publication number
JPS6010033Y2
JPS6010033Y2 JP1976093796U JP9379676U JPS6010033Y2 JP S6010033 Y2 JPS6010033 Y2 JP S6010033Y2 JP 1976093796 U JP1976093796 U JP 1976093796U JP 9379676 U JP9379676 U JP 9379676U JP S6010033 Y2 JPS6010033 Y2 JP S6010033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching plate
contact
movable switching
common terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976093796U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5311576U (ja
Inventor
満夫 相見
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1976093796U priority Critical patent/JPS6010033Y2/ja
Publication of JPS5311576U publication Critical patent/JPS5311576U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6010033Y2 publication Critical patent/JPS6010033Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は接点溶着に対して考慮した主に電源回路に用い
られる大電流用のスイッチに関するものである。
最近、カラーテレビジョン受像機などに使用される電源
スィッチにおいては、各国安全規格を制定し、特に電流
に対しての安全性については相当きびしい要求がある。
また、実質的にも消費電力節減のため保護抵抗の廃止、
高出力増幅器の使用などにより大電流(特に突入電流)
用スイッチの要求が高まってきている。
従来のこの種の大電流用スイッチとしては第12図に示
すように構威されたものがある。
すなわち、スイッチケース13の中間部に中央に折曲部
をもった共通端子14を両端を上記スイッチケース13
に固定されるように取付け、この共通端子14の一部に
作動部材15の一端を係合して回動可能とし、この作動
部材15の他端にスイッチケース13より出入する押ボ
タン16を配置し、さらにこの作動部材15に中央に開
口をもった引張部材17の一端を係合させ、この引張部
材17の他端の上下面に可動接点18を設け、この引張
部材17の他端に一端を係合し、他端を共通端子14に
一端を固着した弾性部材19の自由端と係合する圧縮部
材20が設けられ、さらに可動接点18と対向する位置
に固定接点21を備えた固定端子22.23がスイッチ
ケース13に固定されており、上記引張部材17、圧縮
部材20、弾性部材19とによって死点機構を構威し、
押ボタン16を押圧することにより作動部材15を回動
させて引張部材17を図中の左方向に引張られ、これで
弾性部材19が圧縮されて圧縮部材20と弾性部材19
の係合点が上方に移動することにより死点状態を越えて
反転し、可動接点18は固定端子22の固定接点21側
から23側の固定接点21に切換わる。
押ボタン16の押圧力を解除すると弾性部材19の弾性
力で圧縮部材2゜との係合点が下方に移動して死点状態
を越えて反転する。
この構成においても、固定端子22側の固定接点21と
可動接点18とが溶着しても押ボタン16、作動部材1
5、引張部材17の動作によって離脱されるが、固定端
子23側の固定接点21と溶着した場合には弾性部材1
9の圧縮された弾縮力だけが溶着部を破壊する力として
働くだけであり、完全に離脱させることができず信頼性
に乏しいものとなっていた。
また、この接点の離接動作は摺動によるものであるため
、セルフクリーニングの効果は得られるものの摩耗しや
すく、寿命性の点で問題があった。
本考案は上述のような従来の欠点を除去するものであり
、大電流用スイッチの要求に対応するスイッチを提供し
ようとするものである。
以下、本考案の一実施例について第1図および第2図と
ともに説明する。
まず、上面が開口した箱形ケース1の底面に接点部を備
えた剛性を有する個別端子2,3が一定の間隔をもって
対向設置されており、かつ−辺4aが上記個別端子2,
3の上方に水平方向に伸びた鍵形の剛性を有する共通端
子4がその他辺4bでもって上記ケース1に固定されて
いる。
また、下端に上記個別端子2,3の接点部と接離する接
点部を備え、その下端および上端から中央部に伸びた2
つのバネ片5a、5bを有するとともに中空部をもった
剛性をもつ可動切換板5を、上記共通端子4の一辺4a
をその中空部に挿通させ、かつその−辺4aの中学央部
P点に上記2つのバネ片5a、5bで挾み込むように回
転自由に係止し、かつ、電気的に接続されている。
ただし、P点は通常可動切換板5の上下両端を結ぶ線と
はずれて位置する。
そして上記可動切換板5の上端は水平方向に摺動する摺
動体6の中央部に設けた穴6aに係合しており、かつそ
の摺動体6を摺動自在とするべくフレーム7の折曲げ片
7aを上記ケース1の両端の入出部1aに抱き込むよう
にかしめである。
また、コイルバネ8を上記摺動体6より突出した操作部
6bに装着し、バネ止め9で止めである。
つぎに、その動作について第3図〜第5図も加えて説明
する。
第3図は個別端子3と共通端子4が可動切換板5および
P点を介して電気的に接続されている状態である。
今、第4図で摺動体6がA方向にストロークS動いた時
、可動切換板5の中心はP点に達し、可動切換板の上下
端はそれぞれP点に近づき、バネ片5a、5bがたわむ
するとバネ片5a、5bが伸びる力により、可動切換板
5の接点部は個別端子2の接点部方向へ速い速度で移動
し、第5図で示すように可動切換板5の接点部は個別端
子2の接点部と接続される。
したがって、個別端子2と共通端子4が可動切換板5お
よびP点を介して電気的に、接続されることになる。
今、仮りに可動切換板5の接点部と個別端子3の接点部
とが大電流により溶着したとする。
ここで、摺動体6は矢印A方向に強制的に移動させると
、上述のように摺動体6がストロークSだけ移動し、可
動切換板5は強制的に接点部の下端を中心00回転する
この結果、可動切換板5と個別端子3の接点部の溶着は
離脱されることになる。
この時の可動切換板5が00回転することによって得ら
れる溶着離脱力Fは摺動体6の摺動力をW、可動切換板
5の長さをL、接点部溶着長さをlとし、この溶着長さ
lの下端が可動切換板5の支点として00回転されるこ
とになるため、で求められる。
たとえば、W=1kg、t’−2rranとすルト、 L=207rr!n1 となる。
したがって、接点部溶着力が10に9以下であれば充分
に溶着を離脱させることができる。
第6図は他の実施例を示し、上記実施例における可動切
換板5のバネ片5a、5bの代りに弓状の板バネ10と
錠状の切換板11を用い、上記実施例に比較して高さH
を小さくし、スイッチ全体を小型化しようとするもので
ある。
簡単に構成を説明すると、可動切換板5の上端内側部5
cに弓状の板バネ10の中央部を機械的に結合し、また
板バネ10の両端部に設けられた突起10aを共通端子
4の一辺4aに摺動可能に圧接させている。
さらに、可動切換板5の下端内側部5dに錠状の切換板
11の下辺を回転自由に係合し、その上辺端部11aを
共通端子4の一辺4aの下面中央部P点に上記板バネ1
0の反発力によりP点からずれないように保合させであ
る。
なおP点は、通常可動切換板5の上端内側部5Cと下端
内側部5dとを結ぶ線とはずれて位置している。
また、共通端子4と可動切換板5とは、P点、切換板1
1および可動切換板5の下端内側部5dまたは、板バネ
10を介して電気的に接続されている。
この構成で摺動動作により、可動切換板5の上端を共通
端子4の一辺4aに沿って移動させると、可動切換板5
の上端内側部5cと下端内側部5dとを結ぶ線上に、切
換板11の上辺端部11aと共通端子4の一辺4aとの
係合点であるP点が近づく。
すると可動切換板5の下端内側部5dとP点との距離が
縮まり、切換板11がたわむ。
さらに可動切換板5の上端が移動し、可動切換板5の上
端内側部5cと下端内側部5dとを結ぶ線がP点を越え
ると、たわんでいた切換板11が反転して伸び、可動切
換板5の接点部が個別端子2.3のいずれかに切換わり
、接点部の溶着時は上述の説明と同じ動作で離脱される
第7図も本考案の他の実施例を示し、錠状の切換板11
を用いる点は第6図の実施例と同様である。
この実施例では可動切換板5の上端内側部5Cを共通端
子4の一辺4aに直接摺動可能にはめこみ、切換板11
の下辺を可動切換板5の下端内側部5dに回転自由に係
合している。
そして、切換板11の上辺端部11aを、共通端子4に
設けた角穴4cに一端部が貫通保持され、この共通端子
4の一辺4aの下方に位置した板バネ12の凹部12a
に回転自由に係合させ、P点を構成している。
なお、板バネ12は角穴4cに貫通保持された端部12
bが共通端子4に接することにより、板バネ12の他端
12cは上方に力を加えると弾性を生じる。
そのため切換板11の上端を板バネの凹部12に係合さ
せることにより、切換板11には下方への力が加わると
ともに、可動切換板5にも下方へ力が加わり、可動切換
板5の上端内側部5cは共通端子4に接する。
また、この構成において、共通端子4と可動切換板5は
、可動切換板5の上端向側部5cまたは、角穴4c、板
バネ12、P点、切換板11および下端内側部5dを介
して電気的に接続されている。
この構成で摺動動作により、可動切換板5の上端を共通
端子4の一辺4aに沿って移動させると、上端内側部5
cと下端内側部5dを結ぶ線にP点が近づき、切換板1
1がたわむ。
そしてさらに可動切換板5の上端が移動し、上端内側部
5cと下端内側部5dとを結ぶ線がP点を越えると、た
わんでいた切換板11が反転して伸び、可動切換板5の
接点部が個別端子2,3のいずれかに切換わり、接点部
の溶着時は上述の説明と同じ動作で離脱される。
さらに、可動切換板5の接点部と個別端子2゜3の接点
部との接続部分を工夫し、良好な結果が得られる他の実
施例を第8図〜第11図とともに説明する。
図に示すように、可動切換板5の下端に上下2個の接触
抵抗安定用接点部Bとアーク用接点部Cを設け、かつこ
れに対向させるよに個別端子2゜3に同じく上下2個の
接触抵抗安定用接点部り。
D′とアーク用接点部E、 E’を設けている。
今、第8図では接触抵抗安定用接点部B。
D′どうしが接触している。
この状態から摺動体6を矢印A方向に摺動させると接点
部B、Dは離れ、第9図のようにアーク用接点部C,E
どうしが接触する。
さらに、摺動体6を矢印A方向に移動させると可動切換
板5の中心がP点に達し、接点部B、 Cはきわめて速
く個別端子2の方へ移動し、第10図のようにアーク用
接点部C,Eどうしが接触する。
さらに、摺動体6を矢印A方向に移動させると(ここま
でが上記のストロークSに相当する)接点部C,Eは離
れ、第11図に示すように接触抵抗安定用接点部B、
Dどうしが接続され、接触抵抗値は安定を保つ。
この実施例では上記説明の通り切換時に発生するアーク
はアーク用接点部C,E、 E’のみで受けるため、接
触抵抗安定用接点部B、 D、 D’の消耗や溶着はほ
とんどなく、常に低い接触抵抗が得られる。
、しかもアーク用接点部C,E、 E’は接触抵抗がか
なり高くてもよいため、融点の高いタングステン接点な
どの接触低抗のかなり高い接点材料でも使用できる。
したがって、この構成によればさらに大電流に耐え得る
ことができる。
以上のよに本考案に係るスイッチは構成されているもの
であり、いずれの切換え状態における接点部の溶着とい
う事態が生じても摺動体を操作する外力によって可動切
換板が溶着部の下端を支点として回転する作用でもって
簡単に溶着を離脱させることができ品質面で著しく信頼
性に富み、安全性の高いものとすることができ、小電流
から大電流までの幅広い範囲に適用できるものである。
また、従来例に示したものに比較して構成部品が少なく
、組立ても容易でコスト面でも有利となり、しかも接点
部どうしは摺動による接離を行なわないため、摩耗度も
少なく長寿命化が計れるなどの利点をもち、実用的価値
の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスイッチの一実施例を示す斜視図
、第2図は同分解斜視図、第3図〜第5図は同スイッチ
の動作説明図、第6図および第7図はそれぞれ本考案の
他の実施例を示す要部斜視図、第8図〜第11図は本考
案スイッチの他の実施例を示す動作説明図、第12図は
従来のスイッチを示す断面図である。 1・・・・・・ケース、2,3・・・・・・個別端子、
4・・・・・・共通端子、5・・・・・・可動切換板、
6・・・・・・摺動体、B。 C9D、D′、E、E′・・・・・・接点部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) ケースに接点部を′備えた剛性を有する個別
    端子を設置するとともに、この個別端子の上方に水平方
    向に伸びた剛性を有する共通端子を上記ケースに固定し
    、上記共通端子を中空部に挿通させ、かつその共通端子
    に、一体または別体のバネ部材もしくは上記バネ部材お
    よび切換板を介して係合し、上記共通端子と電気的導通
    されてなる剛性を有する構成とした可動切換板の上端を
    摺動体に係合し、この摺動体の外力から受ける強制的往
    復摺動により上記可動切換板を上記バネ部材を用いて反
    転切換えさせるとともに、上記可動切換板の下端に設け
    られ上記個別端子の接点部と接離する接点部の上記個別
    端子の接点部と接触している部分の最下端を中心に強制
    的に回転させる構威としたスイッチ。
  2. (2)可動切換板の下端に上下2個の接点部を設け、か
    つそれに対応させて個別端子に上下2個の接点部を備え
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載のスイッチ。
JP1976093796U 1976-07-13 1976-07-13 スイツチ Expired JPS6010033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976093796U JPS6010033Y2 (ja) 1976-07-13 1976-07-13 スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976093796U JPS6010033Y2 (ja) 1976-07-13 1976-07-13 スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5311576U JPS5311576U (ja) 1978-01-31
JPS6010033Y2 true JPS6010033Y2 (ja) 1985-04-06

Family

ID=28704368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976093796U Expired JPS6010033Y2 (ja) 1976-07-13 1976-07-13 スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6010033Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4216668Y1 (ja) * 1966-12-07 1967-09-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4216668Y1 (ja) * 1966-12-07 1967-09-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5311576U (ja) 1978-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6335500B1 (en) Push button type of switch
US3624332A (en) Snap switch
US2582034A (en) Snap action switch
JPS6010033Y2 (ja) スイツチ
US4551592A (en) Push-button switch
US4006333A (en) Higher rated double-pole trigger switch
US2461338A (en) Fuse-plug type circuit breaker
US2470613A (en) Electric cam snap switch
US6480090B1 (en) Universal device for safety switches
US3828151A (en) Snap switch actuator
US4733027A (en) Auto-return type push switch
US2709727A (en) Snap switch
JPH0730428U (ja) スイッチ
JP2924353B2 (ja) スイッチ
FR2329171A7 (fr) Commutateur electrique a rupture brusque
JPH0511617Y2 (ja)
JP2589914Y2 (ja) スイッチ
US1801297A (en) Switch
JPS6222029Y2 (ja)
JPH0713132Y2 (ja) プッシュスイッチ
JPH0419701Y2 (ja)
JPH0527788Y2 (ja)
JPH0239316Y2 (ja)
JP2548307Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPS605478Y2 (ja) プツシユスイツチ