JP2003016868A - キースイッチ - Google Patents

キースイッチ

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JP2003016868A
JP2003016868A JP2001201001A JP2001201001A JP2003016868A JP 2003016868 A JP2003016868 A JP 2003016868A JP 2001201001 A JP2001201001 A JP 2001201001A JP 2001201001 A JP2001201001 A JP 2001201001A JP 2003016868 A JP2003016868 A JP 2003016868A
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JP
Japan
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slider
housing
key switch
switch
claw
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Withdrawn
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JP2001201001A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Suzuki
克俊 鈴木
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、成形性が良好で、コストの低
減ができるキースイッチを提供する。 【解決手段】 スイッチ部2と操作部3を備え、操作部
3はハウジング11とスライダ10を有し、ハウジング
11はスライダ10の動きを案内するガイド部17を有
し、スライダ10はガイド部17にスライド可能に嵌合
する嵌合部15を設けたキースイッチにおいて、スライ
ダ10の嵌合部15より外側に設けた周壁部13の一部
に爪部14を形成し、ハウジング11に爪部14と係合
する係止部18を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパソコンな
どのキーボード入力装置に用いるキースイッチに係り、
特にスイッチ部と操作部を備えたキースイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特許掲載公報第2761210号
(特平1−183020号公報)に記載されているよう
なキースイッチが提案されている。図8はこのキースイ
ッチの断面図で、キースイッチ50は、スイッチ部51
と操作部52から主に構成されている。
【0003】スイッチ部51は、下面に上部電極53を
有するフレキシブルな上部シート54と、上面に下部電
極55を有するフレキシブルな下部シート56の間にス
ペーサ57を介在させた構造で、上部電極53と下部電
極55は所定の隙間を介して対向してメンブレンスイッ
チを構成しいる。58はベースである。
【0004】操作部52は、合成樹脂の成形体からなる
キートップ59、スライダ60、ハウジング61、なら
びにコイルバネからなるキートップ復帰用バネ62とス
イッチ部動作用バネ63などを備えている。
【0005】スライダ60のほぼ中央部に垂設された角
筒状の嵌合部64は、ハウジング61に形成された透孔
65にスライド可能に嵌合されている。嵌合部64の下
端に2つ縦割りになって形成され、外側に向いた突起6
6を有する爪片67,67が設けられている。
【0006】ハウジング61の透孔65の下部は若干幅
広になっており、途中に前記突起66が係止する段部6
8が形成され、スライダ60はハウジング61の上方に
飛び出さないようになっている。
【0007】スライダ60の上部外周壁69にキートッ
プ59が外嵌され、上部外周壁69の下面とハウジング
61の上面の間にキートップ復帰用バネ62が介在され
ている。前記嵌合部64の中間部に突部70が垂設され
て、スイッチ部動作用バネ63の上部が嵌着され、スイ
ッチ部動作用バネ63の下部は上部電極53の上方に位
置している。
【0008】この図8はキースイッチを押下する前の状
態を示しており、キートップ59とスライダ60はキー
トップ復帰用バネ62で上方へ押し上げられ、従ってス
イッチ部動作用バネ63の下部はスイッチ部51の上部
シート54から離れ、上部電極53も下部電極55から
離れてスイッチ「オフ」の状態を保持している。
【0009】この状態でキートップ59を指で押下する
とキートップ復帰用バネ62が圧縮され、ハウジング6
1の透孔65の案内でスライダ60が降下し、それにと
もないスイッチ部動作用バネ63の下部で上部シート5
4を押圧変形して、上部電極53が下部電極55と接触
してスイッチ「オン」となる。
【0010】キートップ59から指を放すと、キートッ
プ復帰用バネ62の復元力でキートップ59とスライダ
60が、スライダ60の突起66が段部68と係止する
まで押し上げられて図8の状態に復帰する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの従来のキ
ースイッチのスライダ60は、上部外周壁69の内側に
角筒状の嵌合部64が垂設され、その嵌合部64の下部
に縦割りになった2つの爪片67,67が形成され、爪
片67の先端部に設けられている突起66は上部外周壁
69よりも内側に位置し、さらに爪片67,67の内側
に突部70が垂設された形状となっている。
【0012】このようにスライダ60の形状が複雑であ
るため、それの成形用金型も複雑であり、成形性が悪
く、成形不良が発生し易く、コスト高になるという問題
を有している。
【0013】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、構造が簡単で、成形性が良好で、コストの
低減ができるキースイッチを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、スイッチ部と操作部を備え、その操作部はハ
ウジングとスライダを有し、前記ハウジングはスライダ
の動きを案内するガイド部を有し、前記スライダはその
ガイド部にスライド可能に嵌合する嵌合部を設けたキー
スイッチにおいて、前記スライダの嵌合部より外側に設
けた周壁部の一部に爪部を形成し、前記ハウジングに前
記爪部と係合する係止部を設けたことを特徴とするもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図とと
もに説明する。図1ないし図6は第1実施形態に係るキ
ースイッチを説明するための図で、図1はキートップを
兼ねたスライダの平面図、図2はスライダの正面図、図
3は図1X−X線上の断面図、図4は1個のハウジング
の平面図、図5は図4Y−Y線上の断面図、図6はキー
スイッチの断面図である。
【0016】本発明に係るキースイッチは例えばパソコ
ンのキーボード入力装置などに装着されるもので、図6
に示すようにキースイッチ1は、スイッチ部2と操作部
3から主に構成されている。
【0017】スイッチ部2は、ベース4上に導電パター
ン(図示せず)を形成した絶縁シート5が配置され、そ
の上に所定の隙間をおいて2つの電極6a,6bが並設
されている。電極6a,6bの上方に碗を裏返した倒碗
状のクリックゴム7が配置され、クリックゴム7の中央
部に垂設された突出部8の下面に導電部9が設けられ、
前記電極6a,6bと対向している。
【0018】操作部3は、合成樹脂の成形体からなるキ
ートップを兼ねたスライダ10と、合成樹脂の成形体か
らなるハウジング11から構成されている。
【0019】スライダ10は図1ないし図3に示すよう
に、上面のキートップ部11と、キートップ部12の外
周から垂設した周壁部13と、周壁部13の一部から垂
設した弾性を有する1本の爪部14と、キートップ部1
2の下面ほぼ中央部に設けられた円筒状の嵌合部15か
ら構成されている。爪部14はキーボード操作者から見
て手前側に設けられ、爪部14の下端に外側に向いて突
出した突起16が形成されている。
【0020】ハウジング11は図4と図5に示すよう
に、円筒状のガイド部17と、ガイド部17の外側に突
設された係止部18と、ガイド部17の下部に設けられ
た頭部収容部19から構成されている。係止部18に
は、前記爪部14より若干大きい長方形の挿通孔20が
形成され、挿通孔20の内側に段部21が設けられてい
る(図5参照)。図4と図5には1つのハウジング11
しか示していないが、実際には多数のハウジング11が
平面上で一体に連設されている。
【0021】図6に示すようにクリックゴム7の頭部が
ハウジング11の頭部収容部19に収容され、スライダ
10の嵌合部15がハウジング11のガイド部17の内
側にスライド可能に挿入され、嵌合部15の下端がクリ
ックゴム7の頭部に当接する。またスライダ10の爪部
14がハウジング11の挿通孔20に挿入され、突起1
6と段部21が係合して、スライダ10がハウジング1
1から飛び出さないようになっている。爪部14が挿通
孔20に挿入されることにより、スライダ10の回り止
めがなされる。爪部14の側面と挿通孔20でスライダ
10の回転止めを構成することにより、操作抵抗が少な
くなり操作感を妨げない。
【0022】嵌合部15がガイド部17に嵌合すること
により、スライダ10が安定に保持され、突起16と段
部21の係合により、嵌合部15を介してクリックゴム
7に若干の圧縮力が加えられている。
【0023】この図6はキースイッチを押下する前の状
態を示しており、スライダ10はクリックゴム7の弾性
により上方へ押し上げられており、クリックゴム7の導
電部9は電極6a,6bから離れてスイッチ「オフ」の
状態を保持している。
【0024】この状態でキートップ部12を指で押下す
ると、ハウジング11に対してスライダ10が相対的に
降下し、嵌合部15がクリックゴム7を押圧変形させ
る。キートップ部12が所定量降下したところでクリッ
クゴム7が座屈し、導電部9が同時に2つの電極6a,
6bに接触してスイッチ「オン」となる。
【0025】キートップ部12から指を放すと、突起1
6が段部21と係止するまでクリックゴム7の復元力で
スライダ10が押し上げられて、図6の状態に復帰す
る。
【0026】図7は本発明の第2実施形態を示すスライ
ダ10の断面図で、本実施形態の場合、突起16を有す
る爪部14がキーボード操作者から見て前後にそれぞれ
設けられている。図示していないが、ハウジング11に
はこの爪部14に対応して前後に係止部18が設けられ
ている。
【0027】前記実施形態では、絶縁シート5上に2つ
の電極6a,6bを設け、クリックゴム7側に導電部9
を設けたスイッチ部2について説明したが、例えば図8
に示すようなメンブレンスイッチなど他の構成のスイッ
チ部を用いることも可能である。
【0028】前記実施形態では、キートップを兼ねたス
ライダの場合について説明したが、キートップとスライ
ダを別体にすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は前述のように、スイッチ部と操
作部を備え、その操作部はハウジングとスライダを有
し、前記ハウジングはスライダの動きを案内するガイド
部を有し、前記スライダはそのガイド部にスライド可能
に嵌合する嵌合部を設けたキースイッチにおいて、前記
スライダの嵌合部より外側に設けた周壁部の一部に爪部
を形成し、前記ハウジングに前記爪部と係合する係止部
を設けたことを特徴とするものである。
【0030】このように爪部を嵌合部から離して周壁部
の一部に設けたから、スライダの形状が簡単になり、従
って成形金型の構造も簡単になる。従って成形性が良好
で、コストの低減が図れるキースイッチを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るキースイッチに用
いるスライダの平面図である。
【図2】スライダの正面図である。
【図3】図1X−X線上の断面図である。
【図4】ハウジングの平面図である。
【図5】図4Y−Y線上の断面図である。
【図6】キースイッチの断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るキースイッチに用
いるスライダの断面図である。
【図8】従来提案されたキースイッチの断面図である。
【符号の説明】
1 キースイッチ 2 スイッチ部 3 操作部 4 ベース 5 絶縁シート 6a,6b 電極 7 クリックゴム 8 突出部 9 導電部 10 スライダ 11 ハウジング 12 キートップ部 13 周壁部 14 爪部 15 嵌合部 16 突起 17 ガイド部 18 係止部 19 頭部収容部 20 挿通孔 21 段部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ部と操作部を備え、その操作部
    はハウジングとスライダを有し、前記ハウジングはスラ
    イダの動きを案内するガイド部を有し、前記スライダは
    そのガイド部にスライド可能に嵌合する嵌合部を設けた
    キースイッチにおいて、 前記スライダの嵌合部より外側に設けた周壁部の一部に
    爪部を形成し、前記ハウジングに前記爪部と係合する係
    止部を設けたことを特徴とするキースイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキースイッチにおいて、
    前記ハウジングの係止部が、スライダの爪部を挿入する
    挿通孔と、その挿通孔内に設けられた段部からなってい
    ることを特徴とするキースイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のキースイッチにおいて、
    前記嵌合部の先端部が前記スイッチ部を操作する操作端
    になっていることを特徴とするキースイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のキースイッチにおいて、
    前記スライダの爪部の側面と前記ハウジングの係止部と
    で、スライダの回転止め手段を構成していることを特徴
    とするキースイッチ。
JP2001201001A 2001-07-02 2001-07-02 キースイッチ Withdrawn JP2003016868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI584324B (zh) * 2015-09-08 2017-05-21 王爲明 鍵盤裝置
US9972465B2 (en) 2015-09-08 2018-05-15 Wei-Ming Wang Silent keyboard

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