JPH11224559A - 押ボタンスイッチ - Google Patents

押ボタンスイッチ

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JPH11224559A
JPH11224559A JP10025543A JP2554398A JPH11224559A JP H11224559 A JPH11224559 A JP H11224559A JP 10025543 A JP10025543 A JP 10025543A JP 2554398 A JP2554398 A JP 2554398A JP H11224559 A JPH11224559 A JP H11224559A
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switch
key top
button switch
push button
sliding
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Masayuki Yoneyama
正之 米山
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Minebea Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2233/00Key modules
    • H01H2233/07Cap or button on actuator part
    • H01H2233/074Snap coupling

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  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】生産性及び組立性の良好な押ボタンスイッチを
提供する。 【解決手段】ラバースプリング93が貫通する貫通穴4
1を有し、貫通穴41の周辺に設けられた軸承挟持部4
3とスイッチ基板との間で断面U字型溝を形成する摺動
段部42を有するホルダ部材と、断面U字型溝内を摺動
する摺動ピン62を一方端に持ち、他方端に支承軸61
を有すると共に、作動腕80と交差して軸承される作動
枠60と、作動枠60の支承軸61が回転自在に軸承嵌
合する軸承挟持部25とキートップ1との間で形成され
る断面U字型溝を形成し、作動腕80の摺動ピン83を
摺動自在に保持する摺動段部を有する支持板20と、裏
面に支持板20を掛け止めるフックを有するキートップ
1とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押ボタンスイッチ
の構造に関し、特に薄型キーボードに用いる押ボタンス
イッチの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キーボードは複数個のキースイッチをボ
ード上でマトリックス状に配置したものであり、このキ
ーボードはパーソナルコンピュータ、ワードプロセッ
サ、各種の電子機器の情報入力装置等に用いられてい
る。従来、この種のキーボードに用いられる押ボタンス
イッチとしては、例えば特開平6−260053号公報
に記載されているものを挙げることができる。
【0003】この押ボタンスイッチは、図6に示すよう
に、裏面に係止部102,103を有するキートップ1
01と、上部が前記キートップ101の係止部102,
103に係止され、前記キートップ101を上下動自在
に案内する案内支持部材107,108と、前記キート
ップ101の下方に配置されるとともに、前記案内支持
部材107、108の下部を支持するための挟持部12
7を有するホルダ部材125と、前記キートップ101
の上下動に伴って、スイッチング動作を行うスイッチン
グ部材135とを備えている。
【0004】前記案内支持部材107,108は互いに
U字型をしており、それらのU字型をした両腕の中央部
位は互いにX状に交叉していて、それら交差点は互いに
回転自在に軸支されている。前記案内支持部材107の
一端はキートップ101の裏面側の係止部102におい
て回転自在に支承され、その他端部は、ホルダ部材12
5の係止部126において摺動自在に支承されている。
前記案内支持部材108の一端はキートップ101の裏
面側の係止部103において摺動自在に支承され、その
他端部は、ホルダ部材125の挟持部127において回
転自在に支承されている。
【0005】常時は、スイッチング部材135を構成す
るラバースプリングの弾発力により、案内支持部材10
7,108の交差部分は上方に押し上げられ、キートッ
プ101も押し上げられて押ボタンスイッチはオフ状態
にある。この状態からキートップ101を押し下げる
と、パンタグラフ状に組み立てられた案内支持部材10
7,108は、該キートップ101により折り畳まれる
ように背丈が低くなり、案内支持部材107,108の
交差部分の降下により、スイッチング部材135のラバ
ースプリングは押し潰され、押ボタンスイッチはオンと
なる。キートップ101の押し下げを中止すると、前記
ラバースプリングの復元力で、案内支持部材107,1
08は図6の状態に復帰し、併せてスイッチング部材1
35はオフとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の押ボタンスイッ
チにおいて、案内支持部材107の先端部を、前述のよ
うに、ホルダ部材125の表面側で摺動自在に軸承し、
案内部材108の先端をキートップ101の裏面側で摺
動自在に軸承する為には、案内支持部材107,108
の先端に設けた係止ピン115,123を嵌合するため
の断面U字型の係止溝105及び摺動溝132を、キー
トップ101の裏面側及びホルダ部材125の表面側に
設けなければならない。また、上記のように、案内支持
部材107,108組立体は、キートップ101の裏面
側の係止部103およびホルダ部材125の係止部12
6部分で摺動自在な支承構造を持っているので、該押ボ
タンスイッチの組立時において、キートップ101側又
はホルダ部材125側の何れを先に組立ようとも、後で
組み立てる組立部分が目視できなくなるので、非常に組
立てづらい。加えて該押ボタンスイッチは、個々の部品
の小型化及び薄型化のために部品の形状が複雑で、取り
扱いが難しくその組立に著しく時間を要した。また、前
述のように、キートップ101の裏面に案内支持部材1
08の先端を摺動自在に軸承するための係止溝105を
配設するために、成型時多数個取りが困難で、量産性及
び生産性が良くなく、ホルダ部材125の成型時にもこ
れの表面に摺動溝132を形成しなければならないの
で、成形型が複雑となる欠点を有していた。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は案内保持部材の先端
が摺動嵌合する溝をキートップ及びホルダ部材の双方に
形成することなく、案内支持部材の先端がこれらの部分
で摺動軸承され、かつ、生産性及び組立性の良好な押ボ
タンスイッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は次のように構成
された押ボタンスイッチを提供することにより、従来技
術の問題点を解消するものである。すなわち、請求項1
に係る発明では、キートップとスイッチ基板との間のバ
ネ機構の弾発力に抗して押し下げられたキートップによ
りスイッチ基板の接点を動作させ、該弾発力によりキー
トップを復帰させる押ボタンスイッチにおいて、動作接
点を含むスイッチ基板、該スイッチ基板上に配設される
弾発部材、該スイッチ基板上に密接して配設されると共
に、該弾発部材が貫通する貫通穴を有し、該貫通穴の周
辺に設けられた軸承挟持部と該スイッチ基板との間で断
面U字型溝を形成する摺動段部を有するホルダ部材、前
記軸承挟持部に回転自在に軸承嵌合する支承軸を一方端
に持ち、他方端に摺動ピンを有する作動腕、前記軸承挟
持部と該スイッチ基板との間で形成される断面U字型溝
内を摺動する摺動ピンを一方端に持ち、他方端に支承軸
を有すると共に、前記作動腕と交差して軸承される作動
枠、前記作動枠の支承軸が回転自在に軸承嵌合する軸承
挟持部と前記キートップとの間で形成される断面U字型
溝を形成し、前記作動腕の摺動ピンを摺動自在に保持す
る摺動段部を有する支持板、裏面に支持板を掛け止める
フックを有するキートップ、上記各部材を具備してなる
ことを特徴とする押ボタンスイッチが提供される。請求
項2に係る発明では、前記スイッチ基板がメンブレンシ
ートのスイッチ機構からなることを特徴とする請求項1
に記載の押ボタンスイッチが提供される。請求項3に係
る発明では、前記スイッチ基板はこれに設けられた固定
接点に対して弾発部材に設けられた可動接点が接離して
動作することを特徴とする請求項1に記載の押ボタンス
イッチが提供される。請求項4に係る発明では、前記押
ボタンスイッチは、キートップが1個からなる単体押ボ
タンスイッチであることを特徴とする請求項1に記載の
押ボタンスイッチが提供さる。請求項5に係る発明で
は、前記押ボタンスイッチは、複数個のキートップをホ
ルダ部材に配置したキーボードの一スイッチ要素である
ことを特徴とする請求項1に記載の押ボタンスイッチが
提供される。請求項6に係る発明では、前記弾発部材は
断面カップ状でクリック作用を持つラバースプリングで
あることを特徴とする請求項1に記載の押ボタンスイッ
チが提供される。請求項7に係る発明では、前記弾発部
材は、押圧により圧縮し押圧の解除で現状に復帰する圧
縮スプリング部材であることを特徴とする請求項1に記
載の押ボタンスイッチが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を、
図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る押
ボタンスイッチを示す分解斜視図である。図1から明ら
かなように、本発明に係る押ボタンスイッチは、キート
ップ1、支持板20、ホルダ部材40、作動枠60、作
動腕80、スイッチ基板90より構成される。
【0010】キートップ1はほぼ台形を呈しており、そ
の表側には、手指がタッチする部分でありまた表示文字
を記入する部分である操作面2が形成されている。図2
は図1に示す押ボタンスイッチを裏返して分解した分解
斜視図である。図2に示すように、キートップ1の裏面
側は、浅い窪み3が形成されており、その中に、後に詳
細に説明する支持板20を掛け止めるためのフック4、
4とフック5、5とが設けられている。このフック5、
5に隣接して、摺接台面6、6が形成されている。7は
嵌合する支持板20との位置合わせをする位置合わせ突
起である。
【0011】支持板20はほぼ平板状に形成され、中央
には、キートップ1との位置合わせを行う丸穴21が形
成されている。支持板20の一側両端には、一段下がっ
て平面状の摺動段部22が形成されている。摺動段部2
2の先端は、前記フック5、5と係合する肩部23が形
成されている。摺動段部22と反対側の両端には、軸承
挟持部24が形成されている。軸承挟持部24は、2本
の小腕でもって、後に述べる作動枠60に形成されてい
る支承軸61、61を回転自在に保持する。軸承挟持部
24の先端は、前記フック4、4と係合する肩部25が
形成されている。
【0012】ホルダ部材40は、広い合成樹脂板から形
成され、該ホルダ部材40には、複数の押ボタンスイッ
チを配置するための複数個の四辺形の貫通穴41が形成
されている。貫通穴41の相対向する縁部には、作動枠
60の摺動ピン61が摺動するための摺動段部42、4
2が形成されており、また、作動腕80の支承軸81を
回転自在に支承する軸承挟持部43、43が形成されて
いる。
【0013】作動枠60は四辺形状に形成されており、
前述のように、その隅部には、支承軸61、61と摺動
ピン62、62が形成されており、また、相対向する腕
63、63には、軸承穴64、64が穿たれている。
【0014】作動腕80はほぼU字型をしており、その
腕82、82の先端には互いに向き合う方向に摺動ピン
83、83が設けられている。また、腕82の中間に
は、外方に向かって軸承ピン84、84が設けられてお
り、これら軸承ピン84、84は、組立の際、作動枠6
0の軸承穴64、64に回転自在に嵌合する。
【0015】スイッチ基板90は、金属板等の堅い平板
91の上に周知のメンブレンシート92が配置され、そ
の上部にドーム状のラバースプリング93が載置されて
いる。メンブレンシート92を用いたスイッチ基板94
は、図3に示すように、金属板等の基底板95の上部に
メンブレンシート92が積層されている。メンブレンシ
ート92は配線97’を表面に印刷した絶縁板からなる
接点基板97と、絶縁板からなるスペーサ98と裏面に
可動導体99’を印刷した可撓絶縁板からなる可動板9
9とからなる。そして、ラバースプリング93が押しつ
ぶされ、その内側にある突起93’が可動板99を押し
下げ、可動導体99’が配線97’と接触して、スイッ
チ機構をオンとする。ラバースプリング93への押圧力
を解除すると、その復元力で図3の状態に復帰する。な
お、このラバースプリング93は、押圧して潰れるとき
および現状に復帰するとき、いわゆるクリック動作が発
生する。
【0016】なお、上記のようなメンブレンスイッチの
代わりに、表面に固定接点を含むプリント配線からなる
回路機構を持った固定基板を用い、該固定基板の固定接
点上にドーム状のラバースプリング93を配置し、ラバ
ースプリング93の頂点をキートップが押してこれを崩
壊させたとき、ラバースプリング93の内部に設けた可
動接点が固定基板の上に押しつけられ可動接点が固定接
点と接触して、スイッチ機構がオンとなるようなスイッ
チ機構を用いても良い。
【0017】次に本発明に係る押ボタンスイッチの組立
について説明する。まず、作動腕80の腕82、82先
端を狭めて作動枠60の枠内に作動腕80の先端を作動
枠60内に滑り込ませ、その軸承ピン84、84を作動
枠60の軸承穴64、64にはめ込み、作動枠60と作
動腕80とを互いにパンタグラフのように回転自在にか
つX状に組み合わせる。このように、作動枠60と作動
腕80とを組み合わせたものをパンタグラフ組立体とい
う。
【0018】作動腕80の摺動ピン83を支持板20の
摺動段部22に引き掛け、作動枠60の支承軸61を支
持板20の軸承挟持部24に回転自在にはめ込む。この
ように、パンタグラフ組立体と支持板20を組み合わせ
たものを、ホルダ部材40の裏面側すなわち図1におい
てホルダ部材40の裏側から、図2において、ホルダ部
材40の上側から宛がう。支持板20の大きさは、ホル
ダ部材40の貫通穴41よりも小さいので、これを通過
する。そして、作動枠60と作動腕80は貫通穴41を
通過得るが、作動枠60の摺動ピン62はホルダ部材4
0の摺動段部42に引っかかり、作動腕80の支承軸8
1はホルダ部材40の軸承挟持部43に引っかかる。支
承軸81は、軸承挟持部43に押し込んで、これに回転
自在に軸承させる。
【0019】その後、キートップ1の位置合わせ突起7
と保持板20の丸穴21とを位置合わせし、キートップ
1を保持板20方向に強く押し込むと、フック4、4が
保持板20の肩部25、25と嵌合し、フック5、5が
肩部23、23と嵌合して、キートップ1は保持板20
と嵌合する。キートップ1が保持板20と嵌合一体化す
るとき、キートップ1の摺接台面6と保持板20の摺動
段部22とが合体して、断面U字型の溝が形成され、こ
の溝内を作動腕80の摺動ピン83が回転しながら摺動
移動することになる。
【0020】前述のように、キートップ1とパンタグラ
フ組立体を保持せしめたホルダ部材40の裏面に対し
て、図4に示すように、スイッチ基板90を宛がい、該
スイッチ基板90とホルダ部材40とを位置合わせの
後、ネジ止め或いは適当な固着手段で未着固定すると、
そのラバースプリング93がホルダ部材40の貫通穴4
1を貫通し、その頭部がキートップ1に保持された支持
板20の裏面を押し上げる。このため、キートップ1は
上に持ち挙げられた状態となる。勿論スイッチ機構はオ
フである。また、ホルダ部材40に対して、スイッチ基
板90が裏面側に沿って密接されているため、ホルダ部
材40の軸承挟持部43に嵌合している作動腕80の支
承軸81は該軸承挟持部43内で回転自在に保持され、
また、ホルダ部材40の摺動段部42に遊嵌している作
動枠60の摺動ピンは、摺動段部42とスイッチ基板9
0により構成される断面U字型溝内で回転しながら摺動
移動することになる。
【0021】図4に示す状態から、キートップ1を手指
等で押し下げると、その押圧力が支持板20からラバー
スプリング93に伝わり、これが潰れるとともに、パン
タグラフ組立体も折り畳まれる。そしてラバースプリン
グ93内の可動接点がスイッチ基板90の接点と接触し
て図5の状態となりスイッチ機構はオンとなる。キート
ップ1の押圧を中止すると、ラバースプリング93の復
元力でパンタグラフ組立体を押し上げ、押ボタンスイッ
チは図4の状態に復元する。
【0022】上記のように、ホルダ部材40に八十数個
以上のキートップを組み込む場合、治具を使って簡単に
組み立てることができる。すなわち、図2において、キ
ートップ1のフック4,5間の幅を、ホルダ部材40に
あけられた貫通穴41の幅Hとほぼ同じに構成する。こ
のような構成の押ボタンスイッチにおいて、組立手順は
キートップ1を最初に文字面を下に、別に用意したトレ
イ状の窪みに配置し、その上からホルダ部材40を載置
する。
【0023】この時、キートップ1の裏面に設けたフッ
ク4,4と5,5がホルダ部材40の貫通穴41に嵌合
され、ホルダ部材40は治具上でフックにより位置決め
される。作動枠60と作動腕80とを組み合わせたもの
をパンタグラフ組立体に支持板20とを先にサブ組立て
しておき、このサブ組立体をホルダ部材40に組み込
む。この組み込みは、ホルダ部材40の上から該サブ組
立体の支持板20を乗せ、キートップ1の位置合わせ突
起7と支持板20の丸穴21とを位置合わせて嵌合させ
る。
【0024】この動作で作動板20の肩部23,25は
キートップ1のフック4,5と係合する。キートップ1
と支持板20とが係合した状態でこれらはホルダ部材4
0に組み付けられる。さらに、作動枠60の摺動ピン6
2をホルダ部材40の摺動段部42に遊嵌し、作動腕8
0の支承軸81をホルダ部材40の軸承挟持部43に回
転自在にはめ込んだ状態で、スイッチ基板90あるいは
95を重ね、これに付設されたラバースプリング93を
ホルダ部材40の貫通穴41に挿入してスイッチ基板を
適当な固定手段でホルダ部材40の裏面に位置決めして
固定すればよい。このような組立では、従来のような面
倒な位置合わせ工程がないので、組立が簡単になるばか
りか、小型で各部品が微細なものであっても容易に押ボ
タンスイッチを組み立てることができる。
【0025】以上、本発明を上述の実施の形態により説
明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能であり、例えば、上記押ボタンスイッチを1つの単
体の押ボタンスイッチとして構成することもでき、さら
に、上記ラバースプリングは発泡合成樹脂や金属線或い
は金属板からなり、その押圧により圧縮変形し、押圧の
中止により現状に復帰する圧縮スプリングを用いること
もでき、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1〜3に記載の発明では、キートップが保持板と嵌
合一体化するとき、キートップの摺接台面と保持板の摺
動段部とが合体して、断面U字型の溝が形成され、この
溝内を作動腕の摺動ピンが回転しながら摺動移動するこ
とになる。
【0027】また、摺動段部とスイッチ基板が密接した
ときにホルダ部材の摺動段部に遊嵌している作動枠の摺
動ピンが摺動移動する断面U字型溝が形成されるので、
パンタグラフ組立体の組み込みが極めて簡単になる。そ
して、従来のように組立に際して断面U字型の溝内にめ
くら状態で摺動ピンを組み込むようなことがなくなり、
このためスイッチ基板がメンブレンシートのものであろ
うと、弾発部材に取り付けた可動接点が固定接点と接離
する型のスイッチ基板であろうと、押ボタンスイッチの
組立が従来と比較して極めて容易になったばかりか、そ
の自動組立ができるようにななった。
【0028】更に請求項4および5に記載の発明では、
1個の押ボタンスイッチに本発明が適用されても、又キ
ーボードに本発明が適用されても、上記発明の効果を享
受することができる。このほか、請求項6〜7に記載の
発明では、弾発部材がラバースプリングであろうと、圧
縮スプリングであろうと、上記請求項1〜3に記載の発
明の効果を享受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の押ボタンスイッチの分解斜
視図である。
【図2】図2は、押ボタンスイッチを裏返して分解した
状態を示す分解斜視図である。
【図3】図3は、メンブレンスイッチの断面図である。
【図4】図4は、押ボタンスイッチのオフ状態を示す断
面図である。
【図5】図5は、押ボタンスイッチのオン状態を示す断
面図である。
【図6】図6は、従来の押ボタンスイッチを示す断面図
である。
【符号の説明】
1・・・・・キートップ 2・・・・・操作面 3・・・・・窪み 4・・・・・フック 5・・・・・フック 6・・・・・摺接台面 7・・・・・位置合わせ突起 20・・・・・支持板 21・・・・・丸穴 22・・・・・摺動段部 23・・・・・肩部 24・・・・・軸承挟持部 25・・・・・肩部 40・・・・・ホルダ部材 41・・・・・貫通穴 42・・・・・摺動段部 43・・・・・軸承挟持部 60・・・・・作動枠 61・・・・・支承軸 62・・・・・摺動ピン 63・・・・・腕 64・・・・・軸承穴 80・・・・・作動腕 81・・・・・支承軸 82・・・・・腕 83・・・・・摺動ピン 84・・・・・軸承ピン 90・・・・・スイッチ基板 91・・・・・平板 92・・・・・メンブレンシート 93・・・・・ラバースプリング 94・・・・・スイッチ基板 95・・・・・基底板 97・・・・・接点基板 97’・・・・配線 98・・・・・スペーサ 99・・・・・可動板 99’・・・・可動導体 101・・・・・キートップ 102・・・・・係止部 103・・・・・係止部 105・・・・・係止溝 107・・・・・案内支持部材 108・・・・・案内支持部材 115・・・・・係止ピン 123・・・・・係止ピン 125・・・・・ホルダ部材 126・・・・・係止部 127・・・・・挟持部 132・・・・・摺動溝 135・・・・・スイッチング部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キートップとスイッチ基板との間のバネ機
    構の弾発力に抗して押し下げられたキートップによりス
    イッチ基板の接点を動作させ、該弾発力によりキートッ
    プを復帰させる押ボタンスイッチにおいて、 動作接点を含むスイッチ基板、 該スイッチ基板上に配設される弾発部材、 該スイッチ基板上に密接して配設されると共に、該弾発
    部材が貫通する貫通穴41を有し、該貫通穴41の周辺
    に設けられた軸承挟持部43と該スイッチ基板との間で
    断面U字型溝を形成する摺動段部42を有するホルダ部
    材40、 前記軸承挟持部43に回転自在に軸承嵌合する支承軸8
    1を一方端に持ち、他方端に摺動ピン83を有する作動
    腕80、 前記軸承挟持部42と該スイッチ基板との間で形成され
    る断面U字型溝内を摺動する摺動ピン62を一方端に持
    ち、他方端に支承軸61を有すると共に、前記作動腕8
    0と交差して軸承される作動枠60、 前記作動枠60の支承軸61が回転自在に軸承嵌合する
    軸承挟持部25と前記キートップとの間で形成される断
    面U字型溝を形成し、前記作動腕80の摺動ピン83を
    摺動自在に保持する摺動段部を有する支持板20、 裏面に支持板20を掛け止めるフックを有するキートッ
    プ、上記各部材を具備してなることを特徴とする押ボタ
    ンスイッチ。
  2. 【請求項2】前記スイッチ基板がメンブレンシートのス
    イッチ機構からなることを特徴とする請求項1に記載の
    押ボタンスイッチ。
  3. 【請求項3】前記スイッチ基板はこれに設けられた固定
    接点に対して弾発部材に設けられた可動接点が接離して
    動作することを特徴とする請求項1に記載の押ボタンス
    イッチ。
  4. 【請求項4】前記押ボタンスイッチは、キートップが1
    個からなる単体押ボタンスイッチであることを特徴とす
    る請求項1に記載の押ボタンスイッチ。
  5. 【請求項5】前記押ボタンスイッチは、複数個のキート
    ップをホルダ部材に配置したキーボードの一スイッチ要
    素であることを特徴とする請求項1に記載の押ボタンス
    イッチ。
  6. 【請求項6】前記弾発部材は断面カップ状でクリック作
    用を持つラバースプリングであることを特徴とする請求
    項1に記載の押ボタンスイッチ。
  7. 【請求項7】前記弾発部材は、押圧により圧縮し押圧の
    解除で現状に復帰する圧縮スプリング部材であることを
    特徴とする請求項1に記載の押ボタンスイッチ。
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