JP3689843B2 - キースイッチ - Google Patents

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    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーボート入力装置用キースイッチに係り、特にノート型パソコン、モバイル等の携帯型パソコンのキーボード入力装置に用いて好適なキースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、ノート型パソコン、モバイル等の携帯型パソコンのキーボード入力装置に対する薄型化の要求は益々強くなっており、この要求に応えるべく、例えば、特開平6−260053号公報には、図4に示すようなキースイッチが提案されている。このものは、可動接点を備えたフレキシブル回路基板(スイッチ基板)1上に板状ホルダ2を重合固定し、該ホルダ2に下部が支承されたパンタグラフ組立体(案内支持部材)3の上部にキートップ4を装着している。
【0003】
前記パンタグラフ組立体3は、X形をなすように中間部がヒンジ結合された2つのヒンジ部材(可動部材)5,6を備えており、両可動部材5,6は、それぞれの一端部がホルダ2およびキートップ4に設けた挟持部2a、4aに回動可能に支持されると共に、それぞれの他端部がキートップ4およびホルダ2に設けた摺動段部4b、2bに摺動可能に支持されている。キートップ4は、前記ホルダ2の開口から突出させた、前記可動接点を包囲するラバースプリング7の付勢力をパンタグラフ組立体3を介して受けることで、常時は図示の上昇端に位置決めされ、この状態からキートップ4を押込むと、パンタグラフ組立体3が折畳まれてラバースプリング7が押つぶされ、前記可動接点が閉成するようになる。すなわち、ホルダ2とキートップ4との間にパンタグラフ組立体3を介装することで、キートップ4の設置高さを可及的に低くすることができ、その分、キーボード入力装置が薄型化することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したキースイッチは、製造コストが安価であること、ホルダ2およびキートップ4とパンタグラフ組立体3との間に良好な摺動フィーリング性が得られることなどの理由により、ホルダ2を始め、キートップ4、可動部材5,6などの各要素が全て樹脂により形成されていた。この場合、強度的な制約および成形時における樹脂回りの制約から、特にホルダ2を薄肉にすることには限界があり(1mm程度が限界)、挟持部2aおよび摺動段部2bを含めれば、ホルダ2は全体としてかなりの厚さとなり、キーボード入力装置に対する、さらなる薄型化の要求に応えることができないという問題があった。
【0005】
なお、ホルダ2を金属製とすることで、その薄型化は可能であるが、この場合は、パンタグラフ組立体3を構成する2つの可動部材5,6がホルダ2に金属接触することとなって、摺動フィーリング性が悪化し、その上、挟持部2aおよび摺動段部2bを成形する複雑な加工が必要となって製造コストが大幅に上昇し、根本的な解決には至らない。
【0006】
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、摺動フィーリング性を犠牲にしたり、あるいは製造コストの大幅な上昇を来すことなくホルダの薄型化を達成し、もってキーボード入力装置の薄型化に大きく寄与するキースイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、可動接点を備えたスイッチ基板上に板状ホルダを重合固定し、該ホルダに下部が支承された樹脂製パンタグラフ組立体の上部に樹脂製キートップを装着し、前記ホルダの開口から突出させた、前記可動接点を包囲するラバースプリングの付勢力により常時は前記キートップを浮上させ、かつ該キートップの押込みに応じて前記可動接点を閉成させるキースイッチにおいて、前記ホルダを、前記開口を有する金属製支持プレートと該支持プレートの開口縁に沿って配置固定された樹脂製支持フレームとから形成し、前記支持フレームを、前記支持プレートの開口縁に一体形成した起立片とスイッチ基板との間に挟持させると共に、前記支持フレームに前記パンタグラフ組立体の下部を支承させたことを特徴とする。
【0008】
このように構成したキースイッチにおいて、ホルダを金属製支持プレートと前記パンタグラフ組立体の下部を支承する樹脂製支持フレームとから形成したので、支持プレートとして薄肉のものを用いることが可能になり、全体を樹脂で形成する場合に比べてホルダの薄型化が可能になる。また、支持フレーム、パンタグラフ組立体およびキートップは何れも樹脂製となっているので、ホルダおよびキートップとパンタグラフ組立体との間に良好な摺動フィーリング性が確保される。
【0009】
本発明において、上記支持フレームは、X形に配置されたパンタグラフ組立体の一方の可動部材の下端部を係止する挟持部と該パンタグラフ組立体の他方の可動部材の下端部を係止する摺動段部とを備え、前記挟持部と摺動段部とは、それぞれスイッチ基板と協働して、前記一方の可動部材の下端部を回動可能に支持する軸承部と前記他方の可動部材の下端部を摺動可能に支持する摺動案内溝を形成するようになっている構成とすることができる。
【0010】
本発明は、上記支持プレートの素材を限定するものではないが、該支持プレートの素材としては、強度および耐食性に優れたステンレス鋼の薄板を用いるのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基いて説明する。
図1乃至3は、本発明に係るキースイッチの一つの実施の形態を示したものである。本キースイッチは、後述する可動接点(図3)を包囲するラバースプリング11を複数備えたスイッチ基板10と、このスイッチ基板10上に重合固定され、前記ラバースプリング11を挿通させるための矩形の開口21を有する板状ホルダ20と、この板状ホルダ20に下部が支承されたパンタグラフ組立体30と、このパンタグラフ組立体30の上部に取付板40を介して装着されたキートップ50とから概略構成されている。
【0012】
スイッチ基板10は、図3によく示されるように、金属製(通常、アルミニウム製)の平板12上にメンブレンシート13を配置してなっている。メンブレンシート13は、配線14を表面に形成した絶縁性接点基板15と、裏面に可動導体16を形成した絶縁性可動板17と、前記接点基板15と可動板17とをわずかの間隔で隔離する絶縁性スペーサ18とからなっており、前記可動導体16の背面側を包囲する位置に前記ラバースプリング11が配設されている。ラバースプリング11は、常時は伸長して図示のドーム形状を維持し、この状態では、可動導体16が配線14から離間して可動接点が開成状態を維持する。そして、この開成状態からラバースプリング11を押しつぶすと、その頂部内側に存在する突起11aが可動板17を押下げ、この結果、可動導体16が配線14に接触して可動接点が閉成するようになる。なお、ラバースプリング11への押圧力を解除すると、その復元力で図示の状態に復帰する。
【0013】
ホルダ20は、前記開口21を有する平板状支持プレート22と、この支持プレート22の開口21内に配置されたコ字形の支持フレーム23とから構成されている。支持プレート22は、ここでは、板厚の極めて薄い(0.2mm 程度)ステンレス鋼板からなっており、その開口21の縁部には開口内に向けて上方傾斜する複数の起立片24が一体に形成されている。一方、支持フレーム23は、樹脂から一体成形され、その外周面には、各起立片24の嵌合を可能とする嵌合溝25が形成されている。そして、支持フレーム23は、その嵌合溝25に起立片24を嵌合させることにより前記開口21内に前後、左右に位置決めされると共に、該起立片24と前記スイッチ基板10との間に挟持されている。支持フレーム23にはまた、その左右脚片の内側に、後に詳述するパンタグラフ組立体30の下部を支承する一対の挟持部26と一対の摺動段部27とが形成されている。
【0014】
パンタグラフ組立体30は、樹脂から一体成形された枠形状の2つの可動部材31,32をX形をなすように相互にヒンジ結合してなっている。より詳しくは、一方の可動部材(第1の可動部材)31の左右枠片にはヒンジピン33が、他方の可動部材(第2の可動部材)32の左右枠片には前記ヒンジピン33を嵌入可能なピン孔34がそれぞれ設けられている。また、第1の可動部材31は、その基端部を除く大部分が第2の可動部材32の左右枠片間の間隔よりも狭幅に形成されており、この第1の可動部材31を第2の可動部材32の内側に位置させた状態のもと、両可動部材を相互に撓ませながらピン孔34にヒンジピン33を嵌入させることで、第1の可動部材31と第2の可動部材32とは、相互に回動可能に結合される。
【0015】
上記パンタグラフ組立体30を構成する第1の可動部材31の基端部は広幅に形成されており、この基端部の左右隅角部には、前記ホルダ20を構成する支持フレーム23の挟持部26に嵌合可能な第2のヒンジピン35が突設されている。挟持部26は、支持フレーム23の裏面側を広幅とした異形溝形状をなしており(図1)、支持フレーム23の裏面側から第1の可動部材31を上方へ移動させることで、その第2のヒンジピン35が挟持部26に係止される。一方、パンタグラフ組立体30を構成する第2の可動部材32は、その一端の左右隅角部に、前記支持フレーム23の摺動段部27に係合可能な摺動ピン36を突設している。この摺動ピン36は、支持フレーム23の裏面側から第2の可動部材32を上方へ移動させることで、前記摺動段部27に係止される。しかして、最終の組立状態において、これら挟持部26および摺動段部27の背面側は、前記スイッチ基板10により閉鎖されるようになっており、これにより、挟持部26とスイッチ基板10との間には、第1の可動部材31の基端側の第2のヒンジピン35を回動可能に支承する軸承部37が協働して形成され、一方、摺動段部27とスイッチ基板10との間には、第2の可動部材32の摺動ピン36を摺動案内するための摺動案内溝38が協働して形成される。
【0016】
取付板40は、その両端に階段状に下がった支承部41,42を設けている。これら支承部のうち、一端側の支承部41は前記第1の可動部材31の先端側の枠片(軸片)31aを、その他端側の支承部42は前記第2の可動部材32の他端側の枠片(軸片)32aをそれぞれ係止する役割をなすもので、その一端側の支承部41がかなりの長さを有しているのに対し、他端側の支承部42は前記軸片32aを支持するに足る必要最小限の長さを有している。一方、キートップ50の裏面には、前記取付板40の両端の支承部41,42に係合可能なフック51,52が突設されている。キートップ50は、その両端のフック51,52に取付板40の支承部41,42を引掛けることで、該取付板40に脱着可能に結合される。しかして、この結合状態において、取付板40の一端側の支承部41とキートップ50との間には、前記第1の可動部材31の先端側の軸片31aを摺動案内するための摺動案内溝43が協働して形成され、一方、取付板40の他端側の支承部42とキートップ50との間には、前記第2の可動部材32の軸片32aを回動可能に支承する軸承部44が協働して形成される。なお、取付板40およびキートップ50はそれぞれ樹脂から一体成形されており、両者は、キートップ50の裏面に突設した位置決め用割りピン53を取付板40の中央に開けた位置決め孔45に嵌合させることで、相互に位置決めされるようになっている。
【0017】
上記キースイッチを組立てるには、先ず、第1の可動部材31と第2の可動部材32とを、それぞれに設けたヒンジピン33とピン孔34とを利用して一体化し、パンタグラフ組立体30を得る。次に、取付板40の一方の支承部41に前記第1の可動部材31の軸片31aを載せると共に、第2の可動部材32の軸片32aを撓ませながら、これを取付板40の他方の支承部42に引掛け、パンタグラフ組立体30と取付板40とのサブアセンブリ体を得る。一方、ホルダ20は、その支持プレート22を表裏反対向きとして所定高さに保持し、その起立片24に支持フレーム23の嵌合溝25を嵌合させながら、該支持フレーム23を起立片24に載置しておく。この状態のもと、前記パンタグラフ組立体30と取付板40とのサブアセンブリ体をホルダ20の開口21を通して押込む。すると、パンタグラフ組立体30を構成する第1の可動部材31の第2のヒンジピン35が支持フレーム23の挟持部26に引掛かると共に、第2の可動部材32の摺動ピン36が支持フレーム23の摺動段部27に引掛かる。
【0018】
その後、ホルダ20の開口21からラバースプリング11を突出させながらホルダ20の支持プレート22にスイッチ基板10を重合固定する。すると、支持フレーム23とスイッチ基板10との間に軸承部37と摺動案内部38とが協働して形成され、該軸承部37にパンタグラフ組立体30を構成する第1の可動部材31の下端部(第2のヒンジピン35)が回動可能に支承されると共に、該摺動案内部38に第2の可動部材32の下端部(摺動ピン36)が摺動可能に支持される。これと同時に、ラバースプリング11の付勢力が取付板40に加えられ、パンタグラフ組立体30が伸長して取付板40がホルダ20から浮上した状態となる。この段階でホルダ20を反転させ、キートップ50を、その割りピン53と取付板40の位置決め孔45とを位置合せしながら取付板40に上方から押込むと、キートップ50のフック51,52に取付板40の支承部41,42の先端部が引掛かり、キートップ50が取付板40に一体化される。これにより、取付板40とキートップ50との間に摺動案内部43と軸承部44とが協働して形成され、該摺動案内部43に第1の可動部材31の上端部(軸片31a)が摺動可能に支持されると共に、該軸承部44に第2の可動部材32の上端部(軸片32a)が回動可能に支承され、これにて、キースイッチは完成する。
【0019】
本キースイッチは、ホルダ20を金属製支持プレート22とパンタグラフ組立体30の下部を支承する樹脂製支持フレーム23とから形成しているので、支持プレート22として薄肉のものを用いることが可能になり、全体を樹脂で形成する場合に比べてホルダ20の薄型化が可能になる。しかも、支持プレート22は、単純な平板形状となっているので、製造コストの上昇はわずかとなる。
本実施の形態において、支持フレーム23は、支持プレート22の開口21内においてその開口縁に設けた複数の起立片24とスイッチ基板10との間に挟持される構成となっているので、支持フレーム23の組付けはきわめて簡単となる。また、支持フレーム23は、X形に配置されたパンタグラフ組立体30の一方の可動部材31の下端部を回動自在に支持する挟持部25と前記パンタグラフ組立体の他方の可動部材32の下端部を摺動可能に支持する摺動段部26とを備える構造としているので、パンタグラフ組立体30をホルダ20の開口21を通して一方向へ移動させるだけで、パンタグラフ組立体30の下部を支持フレーム23に係止することができ、パンタグラフ組立体30の組付けは簡単となる。さらに、パンタグラフ組立体30の上部には取付板40を介してキートップ50を脱着可能に装着する構造としているので、本キースイッチの組立は、全体として簡単となる。
【0020】
このように完成したキースイッチは、キートップ50を押込むと、パンタグラフ組立体3を構成する第1、第2の可動部材31、32が軸承部37、44を支点に揺動すると同時に、それぞれの一端部が摺動案内部43、38に沿って摺動し、パンタグラフ組立体30が折畳まれて、ラバースプリング7が押つぶされ、この結果、スイッチ基板10内の可動接点が閉成する。一方、この状態からキートップ50への押圧力を解除すると、ラバースプリング11の復元力で、第1、第2の可動部材31、32が軸承部37、44を支点に再び揺動すると同時に、それぞれの一端部が摺動案内部43、38に沿って再び摺動し、パンタグラフ組立体30が伸長してキートップ50が、図1に示す元の状態に復帰し、スイッチ基板10内の可動接点が開成する。しかして、前記摺動案内部43、38を提供するホルダ20の支持フレーム23を始め、パンタグラフ組立体30を構成する第1、第2の可動部材31、32、取付板40並びにキートップ50が樹脂製となっているので、パンタグラフ組立体30とホルダ20およびキートップ50との間に良好な摺動フィーリング性が確保される。
【0021】
ここで、キーボード入力装置は、多数のキースイッチを装備するので、これに必要数のキースイッチを一度に組込むには、例えば、次のような組立手順を採用する。
すなわち、必要数のキートップ50の載置部を有するトレイ(図示略)を用意し、このトレイの各載置部に逆向きにキートップ50を載置する。次に、このトレイ上に前記ホルダ20を構成する支持プレート22を逆向きに被せ、支持プレート22の開口21内にキートップ50のフック51,52を位置させ、続いて、各支持フレーム23を支持プレート22の開口21に納めて、これを支持プレート22の起立片24上に載置する。一方、別途パンタグラフ組立体30と取付板40とを一体化したサブアセンブリ体を用意し、各サブアセンブリ体を、その取付板40を先行して前記開口21に押込み、該取付板40の支承部41,42にキートップ50のフック51,52を係合させて、前記サブアセンブリ体にキートップ50を一体化する。この時、支持フレーム23の挟持部25と摺動段部26とに、パンタグラフ組立体30の第1の可動部材31のヒンジピン35、第2の可動部材32の摺動ピン36をそれぞれ係合させる。しかる後、スイッチ基板10を、そのラバースプリング11を前記開口21内に押込みながら支持プレート22に合せ、適宜の固定手段でスイッチ基板10を支持プレート22に一体化し、これにてキーボード入力装置に対する各キースイッチの組付けは完了する。
【0022】
このようにして完成したキーボード入力装置は、金属製の支持プレート22の使用でホルダ2が薄型となっていることから、全体として薄型となり、ノート型パソコン、モバイル等の携帯型パソコンに用いて好適となる。しかも、メンブレンシート13は、その背面側が既存の金属製平板12により、そのおもて面側が前記金属製支持プレート22によりサンドイッチ状に挟持されるので、グランド面が倍増し、静電破壊(ESD)から十分に保護されて耐久信頼性の面でも有利となる。
【0023】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るキースイッチによれば、摺動フィーリング性を犠牲にしたり、あるいは製造コストの上昇を来すことなくホルダを薄型化することができ、キーボード入力装置の薄型化に大きく寄与するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキースイッチの構造を示す断面図である。
【図2】本キースイッチの構造を示す分解斜視図である。
【図3】本キースイッチを構成するスイッチ基板の構造を断面図である。
【図4】従来のキースイッチの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 スイッチ基板
11 ラバースプリング
13 メンブレンシート
20 ホルダ
21 開口
22 支持プレート
23 支持フレーム
24 起立片
26 挟持部
27 摺動段部
30 パンタグラフ組立体
31,32 可動部材
31a,32a 軸片
35 ヒンジピン
36 摺動ピン
40 取付板
41,42 取付板の支承部
50 キートップ
51,52 キートップのフック

Claims (4)

  1. 可動接点を備えたスイッチ基板上に板状ホルダを重合固定し、該ホルダに下部が支承された樹脂製パンタグラフ組立体の上部に樹脂製キートップを装着し、前記ホルダの開口から突出させた、前記可動接点を包囲するラバースプリングの付勢力により常時は前記キートップを浮上させ、かつ該キートップの押込みに応じて前記可動接点を閉成させるキースイッチにおいて、前記ホルダを、前記開口を有する金属製支持プレートと該支持プレートの開口縁に沿って配置固定された樹脂製支持フレームとから形成し、前記支持フレームを、前記支持プレートの開口縁に一体形成した起立片とスイッチ基板との間に挟持させると共に、前記支持フレームに前記パンタグラフ組立体の下部を支承させたことを特徴とするキースイッチ。
  2. パンタグラフ組立体の上部に取付板を介してキートップを装着したことを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ。
  3. 支持フレームが、X形に配置されたパンタグラフ組立体の一方の可動部材の下端部を係止する挟持部と該パンタグラフ組立体の他方の可動部材の下端部を係止する摺動段部とを備え、前記挟持部と摺動段部とは、それぞれスイッチ基板と協働して、前記一方の可動部材の下端部を回動可能に支持する軸承部と前記他方の可動部材の下端部を摺動可能に支持する摺動案内溝を形成するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のキースイッチ。
  4. 支持プレートが、ステンレス鋼の薄板からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のキースイッチ。
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