JPH0433617Y2 - - Google Patents

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JPH0433617Y2
JPH0433617Y2 JP1985067040U JP6704085U JPH0433617Y2 JP H0433617 Y2 JPH0433617 Y2 JP H0433617Y2 JP 1985067040 U JP1985067040 U JP 1985067040U JP 6704085 U JP6704085 U JP 6704085U JP H0433617 Y2 JPH0433617 Y2 JP H0433617Y2
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switch
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、押釦によつてゴムスイツチを押すこ
とにより、ゴムスイツチの導電部分を基板に接触
させ、基板上のパターンをシヨートさせる、電話
機、インターホン等の押釦式スイツチ構造に関す
るものである。
[従来の技術] この種のスイツチを備えた電話機の一例を第3
図に、押釦部分を第4図に、そしてこのスイツチ
の詳細な構造を第5、6図に示す。第5、6図に
おいて、1はパネル、2はパネル1の四角穴に摺
動可能に挿入された釦である。この釦は下側から
ゴムスイツチ3によつて押圧され、その突出縁
2′が四角穴の縁に引掛かつて抜け出ないように
なつている。ゴムスイツチ3は下側に導電部分4
を備えている。5は、スイツチ機能を有するパタ
ーン6を上面に備えている基板である。この基板
は前記の釦2とゴムスイツチ3の押えも兼ねてい
る。7はゴムスイツチ3を抑えるための格子状リ
ブ、8は基板5の取付位置を決めるための外周リ
ブ、9はゴムスイツチ3と基板5の穴3′,5′に
嵌まり込み、それらの相対移動を防止するピン突
起である。
パネル1に取付けた釦2を押すことにより、ゴ
ムスイツチ3がへこみ、このゴムスイツチ3に付
けた導電部分4が基板5上のパターン6に接触し
てこれをシヨートさせ、スイツチ機能を果たす。
[従来技術の欠点] このスイツチは、ゴムスイツチ3の外縁が外周
リブ8から離れているので、すなわちゴムスイツ
チ3の外周が外周リブ8によつて押えられていな
いので、釦2を押した時に基板5とゴムスイツチ
3の間の接点部室10内の空気が基板5とゴムス
イツチ3の外側合わせ目11から簡単に抜け出、
またそれとは逆に釦2が戻るときは接点部室10
に空気が簡単に入り込む。これにより、パネル1
と釦2の間の隙間12、およびパネル1の外周リ
ブ8と基板5の間の隙間13から侵入したガス、
ほこり等が接点部室10内に入つて基板5のパタ
ーン6に悪影響を及ぼし、接触不良が生じやすい
欠点があつた。また、釦を押したときスイツチ室
内の圧縮された空気をゴムシート内部に形成され
た空気溜室(空気室房)に溜めるスイツチ構造が
知られている(実開昭58−20435号公報及びその
マイクロフイルム、特開昭59−175516号公報)。
しかしながら、これらのスイツチ構造では圧縮さ
れた空気をゴムシート内部に形成された空気溜室
(空気室房)に溜めることにより、他の釦が同時
に動いたりすることもあり、また何個かの釦を同
時に押したとき元の位置に復帰できなくなるとい
う難点がある。
[考案の目的] 本考案は、上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、ガス、ほこり等が
接点部室に侵入しにくい構造とすることにより、
接触不良が発生するのを防ぐことができる、電話
機、インターホン等の押釦式スイツチ構造を提供
することを目的としている。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を第1,2図に従つて
説明する。第1,2図において、21はパネル、
22はパネル21の四角穴に摺動可能に挿入され
た釦である。この釦は下側からゴムスイツチ23
によつて押圧され、その突出縁22′が四角穴の
縁に引掛かつて抜け出ないようになつている。ゴ
ムスイツチ23は下側に導電部分24と空気抜き
溝25を備えている。26は、スイツチ機能を有
するパターン27を上面に備えている基板であ
る。この基板は前記の釦22のゴムスイツチ23
の押えも兼ねている。28はゴムスイツチ23の
外周を押さえるための外周リブ、29はゴムスイ
ツチ23の内部を押さえるための格子状リブ、3
0は基板26の外周を取囲む外壁、31はゴムス
イツチ23と基板26の穴23′,26′に嵌まり
込み、それらの相対移動を防止するピン突起であ
る。
[作用] 上記構造のスイツチは、パネル21に取付けた
釦22を押すことにより、ゴムスイツチ23がへ
こみ、このゴムスイツチに付けた導電部分24が
基板26上のパターン27に接触してこれをシヨ
ートさせ、スイツチ機能を果す。
この場合、ゴムスイツチ23がその全周を外周
リブ28によつて押さえられているので、パネル
21の四角穴縁と釦22の間の隙間32から、外
周リブ28、格子状リブ29、ゴムスイツチ2
3、釦22等によつて囲まれる室33に侵入した
ガス、ほこり等は、その外側の室、すなわち外周
リブ28、外壁30およびゴムスイツチ23によ
つて囲まれる室34内には達しない。
更に、基板26の端面26”が外壁30の内面
30′に当たるようになつていて端面26”と内
面30′間の隙間が狭いので、ガス、ほこり等は
室34に入りにくい。また入つたとしても、この
室34から接点部室35内へは非常に入りにく
い。なぜなら、押された釦22が戻るときに室3
4内の空気は空気抜き溝25だけからしか接点部
室35に入ることができず、また空気抜き溝25
の外側開口端部25′が外壁内面30′に当たるよ
うになつていて、空気抜き溝25が接点部室35
間の接続溝35′に接続され空気が接点部室35
に直接には入らないようになつているからであ
る。従つて、接触不良が非常に発生しにくい。
上記実施例は電話機について説明したが、イン
ターホンや押釦式スイツチを有する他の物であつ
てもよく、上記と同様の効果を奏する。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、ゴムスイツチ2
3の全周が外周リブ28によつて押さえられ、空
気抜き溝25がゴムスイツチ23に形成され、こ
の空気抜き溝25が、ゴムスイツチ23と基板2
6間の接点部室35と、外周リブ28とその外側
の外壁30間の室34を連通しているので、ガ
ス、ほこり等が接点部室35に入りにくく、従つ
て接触不良に対する信頼性が高いというすぐれた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る押釦式スイツチ
の縦断面図、第2図は第1図のスイツチを逆さに
して分解した図、第3図は押釦式スイツチを備え
た従来の電話機の斜視図、第4図は第3図はスイ
ツチ部の平面図、第5図は第4図のスイツチをV
−V線に沿つて切断した縦断面図、第6図は第5
図のスイツチを逆さにして分解した図である。 21……パネル、22……釦、23……ゴムス
イツチ、24……導電部分、25……空気抜き
溝、25′……空気抜き溝外側開口端部、26…
…基板、26”……基板端面、27……パター
ン、28……外周リブ、30……外壁、30′…
…外壁内面、30′……外壁内面、34……室、
35……接点部室、35′……接続溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周リブ28を有するパネル21と、このパネ
    ル21の四角穴に摺動可能に挿入された釦22
    と、この釦22によつて押圧可能である、導電部
    分24を有するゴムスイツチ23と、前記導電部
    分24に接触し得るパターン27を有する基板2
    6とを備えた電話機、インターホン等の押釦式ス
    イツチ構造において、前記ゴムスイツチ23の全
    周が前記外周リブ28によつて押えられ、前記ゴ
    ムスイツチ23に空気抜き溝25が形成され、こ
    の空気抜き溝25が、前記ゴムスイツチ23およ
    び前記基板26間の接点部室35と、外周リブ2
    8およびその外側の外壁30間の室34とを連通
    して前記接点部室35間の接続溝35′に接続さ
    れており、前記基板26の端面の端面26”が前
    記外壁30の内面30′に当つていて、その間の
    隙間が狭く形成され、前記空気抜き溝25の外側
    開口端部25′が前記外壁30の内面30′に当つ
    ていて、その間の隙間が狭く形成されていること
    を特徴とする電話機、インターホン等の押釦式ス
    イツチの構造。
JP1985067040U 1985-05-07 1985-05-07 Expired JPH0433617Y2 (ja)

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JP1985067040U JPH0433617Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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JPS61183035U JPS61183035U (ja) 1986-11-14
JPH0433617Y2 true JPH0433617Y2 (ja) 1992-08-12

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ID=30600487

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JP1985067040U Expired JPH0433617Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190439A2 (en) 2012-06-21 2013-12-27 Koninklijke Philips N.V. Two-shot injection molded housing with seats for keycaps in user-interface
JP7300289B2 (ja) * 2019-03-22 2023-06-29 アイホン株式会社 インターホン機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820435A (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 Daiken Trade & Ind Co Ltd 表層部強化繊維板の製造方法
JPS59175516A (ja) * 1983-03-24 1984-10-04 東芝テック株式会社 キ−ボ−ドスイツチ

Patent Citations (2)

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JPS61183035U (ja) 1986-11-14

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