JPH058833U - 表面シート付パネルスイツチ - Google Patents
表面シート付パネルスイツチInfo
- Publication number
- JPH058833U JPH058833U JP6368991U JP6368991U JPH058833U JP H058833 U JPH058833 U JP H058833U JP 6368991 U JP6368991 U JP 6368991U JP 6368991 U JP6368991 U JP 6368991U JP H058833 U JPH058833 U JP H058833U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- surface sheet
- casing
- height
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面シートを備え少くとも2個のスイッチ本
体を基板に隣接して配置したスイッチにおいて、表面シ
ートの所定部位を押してスイッチを作動するときに、誤
動作、作動不良などをないようにする。 【構成】 スイッチ本体12(A),(B)を外周壁6
0から成り頂部が開放するケーシング50で囲繞し、隣
接するスイッチ本体12(A),12(B)の間に隔壁
70を設け、前記ケーシングの開放頂部を表面シート2
2でカバーし、表面シートを押下げてスイッチ本体12
内の接点をオンにする構造のスイッチにおいて、前記隔
壁70の高さを前記ケーシングの外周壁60の高さより
も低くし、その差を前記表面シートを押下げてスイッチ
をオンにするに必要とするストロークSよりも僅かに小
さいものとしてある。
体を基板に隣接して配置したスイッチにおいて、表面シ
ートの所定部位を押してスイッチを作動するときに、誤
動作、作動不良などをないようにする。 【構成】 スイッチ本体12(A),(B)を外周壁6
0から成り頂部が開放するケーシング50で囲繞し、隣
接するスイッチ本体12(A),12(B)の間に隔壁
70を設け、前記ケーシングの開放頂部を表面シート2
2でカバーし、表面シートを押下げてスイッチ本体12
内の接点をオンにする構造のスイッチにおいて、前記隔
壁70の高さを前記ケーシングの外周壁60の高さより
も低くし、その差を前記表面シートを押下げてスイッチ
をオンにするに必要とするストロークSよりも僅かに小
さいものとしてある。
Description
【0001】
この考案は表面シート付パネルスイッチに関する。より詳細に述べると、この 考案はパネル上に少くとも2個のスイッチを隣接して配設し、その表面をシート でカバーして成る表面シート付パネルスイッチに関する。
【0002】
一般に、この考案に属する表面シート付パネルスイッチは、図3に示すように 、回路基板10にスイッチ本体12が隣接して取付けてある。スイッチ本体12 には押しボタン14が設けてあって、これを押下げることによって、常時「オフ 」(OFF)になっているスイッチ本体12内の接点が接続して「オン」(ON )になる。スイッチ本体12は基板に底部を固定した外側壁16と、隣接するス イッチ本体12(A)と12(B)との間に設けた外側壁16の高さHと同一の 高さHの隔壁18とを有し頂部が開放するケーシング20によって囲繞されてい る。このケーシング20の開放する頂部をカバーするために、たとえばポリエス テル、塩化ビニルその他の絶縁体製の表面シート22が配設してある。表面シー ト22には、それぞれのスイッチ本体12(A)と12(B)の位置を示すため に、該当する部位の上面に隆起部24が形成してある。この隆起部24を指で押 下げることによって、スイッチ本体12の押しボタン14を的確に作動するため に、表面シート22の隆起部24の下面と押しボタン14との間にキートップ部 材26が配設してある。
【0003】
ところで、従来のこの種の表面シート付パネルスイッチにおいては、隣接する スイッチ本体12(A)と12(B)との間に設けた隔壁18の高さが、ケーシ ング20の外側壁16の高さHと同一にしてあったために、図4に示すように、 一方のスイッチ本体12Aを「オン」にするために、表面シート22の隆起部2 4を押したときに、表面シート22の隆起部24を囲繞するシート部分が短かく 、したがってシート22のたわむ長さが短くなり、表面シート22自体の張力に よって、キートップ部材26を介して押しボタン14を作動してスイッチをオン にするのに充分なストロークSをもって押下げることができず、これを実行する には、指に大きな力を加える必要があり、また、動作不良をまねくなどの支障が 大きな問題点となっていた。
【0004】
以上の問題点を考慮して、この考案の表面シート付パネルスイッチは、表面シ ートのたわむ面積を拡張して、これを押したときに、表面シートの張力による抵 抗を軽減し、的確にスイッチ本体を作動するものを提供することにある。
【0005】
図1は、この考案の表面シート付パネルスイッチを示すもので、従来のものと 同一の部分には、それぞれ同一の参照符号数字をつけて説明する。基板10にス イッチ本体12(A)と12(B)とが隣接して取付けてあり、スイッチ本体1 2には押しボタン14が設けてあって、これを押下げることによって、常時オフ になっているスイッチ本体12内の接点が接続してオンになる。スイッチ本体1 2(A)と12(B)とはケーシング50で囲繞してある。このケーシング50 は基板10に底部を固定した外周壁60から成り、その頂部が開放している。ケ ーシング50で囲繞された隣接するスイッチ本体12(A)と12(B)との間 には隔壁70が設けてある。この隔壁70の高さはケーシング50の外周壁60 の高さHと同一でなく、それよりも、スイッチ本体12の押しボタン14をオン にするのに必要とするストロークSを差引いた値よりも、僅かに高い高さhにし てある。
【0006】 ケーシング50の開放する頂部には絶縁体製の表面シート22が配設してあっ て、この表面シート22には、それぞれのスイッチ本体12(A),12(B) の位置を示すために、該当する部位の上面に隆起部24が形成してある。この隆 起部24を指で押下げることによって、スイッチ本体の押しボタン14を的確に 作動するために、表面シート22の隆起部24の下面と押しボタン14の上面と の間にキートップ部材26が配設してある。
【0007】
この考案の表面シート付パネルスイッチは、以上に述べたように、隣接するス イッチ本体12(A)と12(B)との間に設けてあって、一方のスイッチ本体 、たとえばスイッチ本体12(A)を押した時に、誤って他方のスイッチ本体1 2(B)を作動することのないようにした両スイッチ本体12(A)と12(B )との間の隔壁70の高さhがケーシング50の外周壁60の高さHよりも低く 、しかもその差がスイッチ本体12をオンにするためのストローク(S)よりも 極く僅か小さいから、図2に示すように、一方のスイッチ本体12(A)をオン にするために、表面シート22の隆起部24を押すと、表面シート22はスイッ チ本体12(A)に隣接するスイッチ本体12(B)の部分にまで及んで表面シ ート22がたわむ。したがって、表面シート22を押下げる指に加わる抵抗が少 く、しかも表面シート22は隔壁70の頂部に接して、スイッチ本体12(B) 側においては、これをオンにするストロークSに達しないから、スイッチ本体1 2(B)が誤動作することがない。そしてスイッチ本体12(A)側では、さら に表面シート22が押下げられるから、スイッチ本体12(A)を確実にオンに することができる。
【0008】 結局、この考案によれば、スイッチ本体を作動する上で、従来のこの種のスイ ッチに見られる誤動作あるいは作動の不良を未然に防止することができるという 効果がある。
【図1】この考案の表面シート付パネルスイッチを説明
するための側断面図である。
するための側断面図である。
【図2】この考案のスイッチの作動を説明するための側
断面図である。
断面図である。
【図3】この考案によらない従来の表面シート付パネル
スイッチを示す側断面図である。
スイッチを示す側断面図である。
【図4】図3の従来のスイッチの作動を説明するための
側断面図である。
側断面図である。
10 基板 12 スイッチ本体(A),(B) 14 押しボタン 16 外側壁 18 隔壁(従来のものの) 20 ケーシング(従来のものの) 22 表面シート 24 隆起部 26 キートップ部材 50 ケーシング(この考案の) 60 ケーシング50の外周壁 70 隔壁(この考案の)
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 基板に押しボタンを具備する少くとも2
個のスイッチ本体を隣接して取付け、前記両スイッチ本
体を前記基板に底部を固定し頂部が開放する外周壁を有
するケーシングで囲繞し、前記隣接するスイッチ本体の
間に隔壁を設け、前記ケーシングの開放頂部を表面シー
トでカバーし、前記表面シートと前記押しボタンとの間
にキートップ部材を配設して成る表面シート付パネルス
イッチにおいて、前記隔壁の高さを前記ケーシングの外
周壁の高さより低いものとし、しかもその差を前記表面
シートより前記押しボタンを押して前記スイッチ本体を
オンにする作動ストロークよりも僅かに小さいものとし
たことを特徴とする表面シート付パネルスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6368991U JPH058833U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 表面シート付パネルスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6368991U JPH058833U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 表面シート付パネルスイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058833U true JPH058833U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=13236600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6368991U Withdrawn JPH058833U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 表面シート付パネルスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058833U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242391U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-25 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP6368991U patent/JPH058833U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242391U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-25 | ||
JPS5938990Y2 (ja) * | 1975-09-19 | 1984-10-30 | 株式会社名機製作所 | ラツプ盤 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |