JP3060095U - キーボードのフィルムスイッチ - Google Patents

キーボードのフィルムスイッチ

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JP3060095U
JP3060095U JP1998008532U JP853298U JP3060095U JP 3060095 U JP3060095 U JP 3060095U JP 1998008532 U JP1998008532 U JP 1998008532U JP 853298 U JP853298 U JP 853298U JP 3060095 U JP3060095 U JP 3060095U
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film
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upper contact
electrical contacts
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JP1998008532U
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Inventor
志清 陳
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群光電子股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムカップの吸盤現象を発生させないキーボ
ードのフィルムスイッチの提供。 【解決手段】 下接点フィルム10と上接点フィルム1
1、及び両者の間に介装されたスペーサフィルム12で
組成され、該上接点フィルム11と下接点フィルム10
それぞれに回路13、15と電気接点14、16とが形
成され、上接点フィルム11と下接点フィルム10の電
気接点14、16は相互に対向する位置に設けられ、ス
ペーサフィルム12のこれら電気接点14、16に対応
する位置にそれぞれ貫通孔17が設けられたキーボード
のフィルムスイッチにおいて、上接点フィルム11或い
は下接点フィルム10の少なくとも一方の電気接点1
4、16の外縁に少なくとも一つの通気孔18、19が
設けられたことを特徴とする、キーボードのフィルムス
イッチとしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のキーボードに関し、特にキートップに対する連続急速押圧状況 で、キートップに対する押圧を受けてのゴムカップの陥没と押圧解除による弾性 回復の動作が正常に行われるようにした、キーボードの接点式スイッチのフィル ムスイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄膜回路はすでに周知のキーボードに運用されており、例えば台湾特許公報公 告第237991号、303975号、314250号、325162号などが ある。周知のキーボードのフィルムスイッチは、下接点フィルム、上接点フィル ム及びスペーサフィルムで組成されている。該下接点フィルムは上表面に回路と 電気接点が設けられ、該上接点フィルムは下接点フィルムの上にスペーサフィル ムを介して置かれ、上接点フィルムの下面に回路と、下接点フィルムの上面の電 気接点に対応する電気接点とが設けられている。スペーサフィルムには複数の、 下接点フィルムと上接点フィルムの電気接点に対応する貫通孔が設けられている 。キートップが押されると、ゴムカップが連動して凹んで上接点フィルムの電気 接点を下接点フィルムの電気接点と接触させることで、電気的接触が形成され、 キートップが開放されると、ゴムカップが弾性回復してキートップが元の位置に 回復するようにしてある。
【0003】 しかし、上述の周知のキーボードのフィルムスイッチは、キートップが連続的 に急速に押圧されると、空気が確実に排出、進入しにくく、そのためゴムカップ に吸盤作用が発生して正常な弾性回復と陥没の動作が行われなくなった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、一種のキーボードのフィルムスイッチを提供することを課題とし、 それは下接点フィルム、上接点フィルム、及び両者の間に介装されたスペーサフ ィルムで組成され、下接点フィルムと上接点フィルムの電気接点外縁にそれぞれ 通気孔が設けられて、通気作用を形成するようにしてあり、キートップが連続し て急速に押圧されても、空気の確実な排出と進入が行われるためにゴムカップに 吸盤作用が発生せず、正常に動作するようにしてあるものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、下接点フィルム10と上接点フィルム11、及び両者の間 に介装されたスペーサフィルム12で組成され、該上接点フィルム11と下接点 フィルム10それぞれに回路13、15と電気接点14、16とが形成され、上 接点フィルム11と下接点フィルム10の電気接点14、16は相互に対向する 位置に設けられ、スペーサフィルム12のこれら電気接点14、16に対応する 位置にそれぞれ貫通孔17が設けられたキーボードのフィルムスイッチにおいて 、上接点フィルム11或いは下接点フィルム10の電気接点14、16の外縁に 少なくとも一つの通気孔18、19が設けられたことを特徴とする、キーボード のフィルムスイッチとしている。
【0006】 請求項2の考案は、下接点フィルム10と上接点フィルム11、及び両者の間 に介装されたスペーサフィルム12で組成され、該上接点フィルム11と下接点 フィルム10それぞれに回路13、15と電気接点14、16とが形成され、上 接点フィルム11と下接点フィルム10の電気接点14、16は相互に対向する 位置に設けられ、スペーサフィルム12のこれら電気接点14、16に対応する 位置にそれぞれ貫通孔17が設けられたキーボードのフィルムスイッチにおいて 、上接点フィルム11と下接点フィルム10の電気接点14、16の外縁に少な くとも一つの通気孔18、19が設けられたことを特徴とする、キーボードのフ ィルムスイッチとしている。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、2及び図3に示されるように、本考案は一種のキーボードのフィルムス イッチを提供し、それは薄膜回路ユニットとされ、下接点フィルム10と、上接 点フィルム11及びスペーサフィルム12で組成され、該下接点フィルム10及 び上接点フィルム11は透明薄膜で製造され、該下接点フィルム10の上面に回 路13が形成され、該回路13に複数の電気接点14が設けられ、これらの電気 接点14の位置はキーボードのキートップ21に対応する。
【0008】 上接点フィルム11は下接点フィルム10の上に設けられ、該上接点フィルム 11は下面に回路15を具え、該回路15に複数の電気接点16が設けられ、こ れら電気接点16は下接点フィルム10の上面の電気接点14と対応する。
【0009】 スペーサフィルム12は下接点フィルム10と上接点フィルム11の間に設け られて、下接点フィルム10及び上接点フィルム11の回路13、15の接触を 防止し、並びにスペーサフィルム12に複数の貫通孔17が設けられて、これら 貫通孔17は下接点フィルム10と上接点フィルム11の電気接点14、16に 対応する位置に設けられている。
【0010】 本考案によると、下接点フィルム10の電気接点14の外縁にそれぞれ少なく とも一つの通気孔18が設けられるか、或いは上接点フィルム11の電気接点1 6の外縁にそれぞれ少なくとも一つの通気孔19が設けられるか、或いは下接点 フィルム10と上接点フィルム11の電気接点14、16の外縁それぞれに少な くとも一つの通気孔18、19が設けられ、これら通気孔18、19は必要によ り上接点フィルム11と下接点フィルム10の少なくとも一方に設けられる。
【0011】 図4及び図5に示されるように、本考案は、キートップ21が上面より突出す るように組み合わされたカバー20と、該カバー20の下に組み合わされてキー ボードのケーシングを形成する底座24との間に形成された空間内に、ホルダー 22とゴムカップ25を上面に一体に設けてあるゴムベース25が配設されたキ ーボードに運用されるフィルムスイッチである。ゴムベース25はキートップ2 1と本考案のフィルムスイッチの間に配設され、ゴムベース23のゴムカップ2 5の上部がキートップ21と接触し、キートップ21が押される時、キートップ 21がゴムカップ25を押し下げることで、ゴムカップ25が上接点フィルム1 1の接点16と下接点フィルム10の電気接点14を接触させて回路を導通させ て電気的接触を形成し、キートップ21が開放されると、ゴムカップ25の弾性 回復を受けてキートップ21が元の位置に回復するようにしてある。上接点フィ ルム11と下接点フィルム10の少なくとも一方に、通気孔18、19が設けら れて、通気作用を有し、これによりキートップ21が連続して急速に押される状 況で、空気が確実に排出され、ゴムカップ25における吸盤作用の発生が完全に 回避され、正常な動作が行えるようにしてある。
【0012】
【考案の効果】
総合すると、本考案は、周知のキーボードがキートップの連続急速押圧状況で 、空気の確実な排出と進入が難しいために、ゴムカップの正常な弾性回復或いは 押し下げができなくなるという問題を改善しており、実用的であるほか、新規性 及び進歩性及び産業上の利用価値を有する考案であるといえよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の断面図である。
【図4】本考案を応用したキーボードの分解斜視図であ
る。
【図5】本考案の使用状態表示図である。
【符号の説明】
10 下接点フィルム 11 上接点フィルム 12 スペーサフィルム 13 回路 14 電気接点 15 回路 16 電気接点 17 貫通孔 18 通気孔 19 通気孔 20 カバー 21 キートップ 22 ホルダ 23 ゴムベース 24 底座 25 ゴムカップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下接点フィルム10と上接点フィルム1
    1、及び両者の間に介装されたスペーサフィルム12で
    組成され、該上接点フィルム11と下接点フィルム10
    それぞれに回路13、15と電気接点14、16とが形
    成され、上接点フィルム11と下接点フィルム10の電
    気接点14、16は相互に対向する位置に設けられ、ス
    ペーサフィルム12のこれら電気接点14、16に対応
    する位置にそれぞれ貫通孔17が設けられたキーボード
    のフィルムスイッチにおいて、上接点フィルム11或い
    は下接点フィルム10の電気接点14、16の外縁に少
    なくとも一つの通気孔18、19が設けられたことを特
    徴とする、キーボードのフィルムスイッチ。
  2. 【請求項2】 下接点フィルム10と上接点フィルム1
    1、及び両者の間に介装されたスペーサフィルム12で
    組成され、該上接点フィルム11と下接点フィルム10
    それぞれに回路13、15と電気接点14、16とが形
    成され、上接点フィルム11と下接点フィルム10の電
    気接点14、16は相互に対向する位置に設けられ、ス
    ペーサフィルム12のこれら電気接点14、16に対応
    する位置にそれぞれ貫通孔17が設けられたキーボード
    のフィルムスイッチにおいて、上接点フィルム11と下
    接点フィルム10の電気接点14、16の外縁に少なく
    とも一つの通気孔18、19が設けられたことを特徴と
    する、キーボードのフィルムスイッチ。
JP1998008532U 1998-10-29 1998-10-29 キーボードのフィルムスイッチ Expired - Lifetime JP3060095U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10918537B2 (en) 2015-10-05 2021-02-16 3M Innovative Properties Company Absorbent article comprising flexible polymeric foam and intermediates
US11351286B2 (en) 2012-05-29 2022-06-07 3M Innovative Properties Company Absorbent article comprising polymeric foam and intermediates

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US11351286B2 (en) 2012-05-29 2022-06-07 3M Innovative Properties Company Absorbent article comprising polymeric foam and intermediates
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