JPS5928584Y2 - 多面積押部を有するプリント配線用押釦 - Google Patents

多面積押部を有するプリント配線用押釦

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JPS5928584Y2
JPS5928584Y2 JP8673281U JP8673281U JPS5928584Y2 JP S5928584 Y2 JPS5928584 Y2 JP S5928584Y2 JP 8673281 U JP8673281 U JP 8673281U JP 8673281 U JP8673281 U JP 8673281U JP S5928584 Y2 JPS5928584 Y2 JP S5928584Y2
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JP
Japan
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push button
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Application number
JP8673281U
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JPS57198840U (ja
Inventor
吉宣 加藤
Original Assignee
サンアロ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子タイプライタ−のスペースバーあるいは
産業用制御機器、情報処理機器等に使用される多面積押
部を有するプリント配線用押釦に関する。
従来の電子タイプライタ−のスペースバー等は、バ一本
体が硬質合成樹脂の成形扉であることから、コスト高と
なっていた上に、スペースバー等内に可動接点部材およ
び復帰スプリング等の組み立てに要する部品点数が多く
、それだけ構造が複雑化し、結果的にスイッチングのオ
ン・オフ動作のストロークが長くならざるを得なかった
このためスペースバーを含む多面積押部を有するプリン
ト配線用押釦の全高も一定長必要となり全体として小型
化を図ることが困難であった。
またスペースバー等は硬質樹脂材で作られているために
、タイピスト等の繰り返し使用による指に与える疲労度
も無視し得ないものとなっていた。
そこでこの疲労度を少なくするために、スペースバーの
材質を軟質の弾性材とした場合、指で押した部分以外の
押部はそのまま原形を維持しているため、オン・オフ作
動が十分になし得ないという難点があった。
この考案は上記の欠点を解消するためになされたもので
、その目的とするところは組立て部品点数が少なく全高
を硬質樹脂のものに比べ大巾に低くすることができ、全
体的に小型化が図れ、しがも繰り返し使用してもオペレ
ーター等の指に疲労感を与えることがなく、かつ押釦の
どの部分を押そうとも確実なオン・オフ作動がなし得る
多面積押部を有するプリント配線用押釦を一般に提供す
ることにある。
以下、この考案の一実施例を図面により説明する。
1はすくなくとも同時に数本の指で押圧できる押部1a
面積を有するプリント配線用押釦本体(以下押釦本体と
いう)で、該押釦本体1の平面形状はその用途に応じて
矩形2円形、楕円形等があり、第1図の如く電子タイプ
ライタ−のスペースバーでは横長の矩形をなしている。
この押釦本体1の材質は電気的に絶縁性の弾性材例えば
シリコーンゴムその他天然または合成ゴムあるいは軟質
の熱可塑性樹脂等が使用される。
2は押釦本体1中に水平方向に埋設した剛体の性質を有
する金属板または硬質合成樹脂板等の剛性板で、該剛性
板は押釦本体との接着良好な材質のものを選定する。
この剛性板2のサイズは押釦本体1の押部1a面積と同
程度かもしくはこれより若干小さめとし、その厚みは剛
性を失わずに、かつ押釦本体1の全高に影響を与えず、
しかも重量的に重くならないように配慮して決める。
このように押釦本体1中に水平方向すなわち押部1a上
面と平行に剛性板2を埋設することとしたのは、押圧時
に指に与える疲労度を少なくすると同時に押釦本体1の
押部1aのどの部分を指で押しても部分的に凹むこ′と
がなく、オン・オフ作動の不良を防止するためである。
3は押釦本体1中に埋設された剛性板2の左右両端部を
外部に水平方向に突出させた突出片で、その突出片3の
突出長は後記するスカート部4に当らない程度の長さと
する。
突出片3の端部は下方に向けて略90°に屈曲させた屈
曲片3aを形成し、該屈曲片の中央部に後記する補助金
具5の端部を止着する孔3bを穿設する。
4は押釦本体1の下部周縁に一体に連設した薄肉スカー
ト部で、裾部に向けて次第に広がるように斜め下方に傾
斜している。
薄肉スカート部4は押釦本体1と同質の電気絶縁性の弾
性材にて一体に形成される。
スカート部4は押釦本体1を指で押圧しているときは、
そのスカート部4の途中部分が屈曲し、押釦本体1が降
下し、該押釦本体1から押圧力を除くとその弾性力に状
勢されて元の位置に押釦本体1を復帰させる。
6は押釦本体1の下面(裏面)に所定間隔をおいて不連
続的に複数個設けるか(第3図A参照)、あるいは押釦
本体1の下面に連続的に設けた導電性ゴム等よりなる導
電性接点部材で(第3図B参照)、押釦本体1と一体成
形によって得られる。
5は押釦本体1の押部1aに加わる力の分散化を図るた
めの平面コの字型をした補助金具で、押釦本体1の外部
に設けられており、該補助金具5の両端先端部を前記突
出片3の孔3bに係合し、さらに該補助金具の両端部の
所定位置における左右対称位置を支点とする如く支持部
材7にて支承されている。
従って押釦本体1の押部1aのうちの一部特に一端部を
押したときでも、補助金具5を介して押釦本体1の全体
に力が分散して該本体の全体が同時に降下することとな
る。
図中8は固定接点部材、9はプリント配線板をそれぞれ
示す。
この考案は上記の説明から判る通り、すくなくとも同時
に数本の指で押圧できる押部面積を有するプリント配線
用押釦において、下面に導電性接点部材を一体的に形成
した押釦本体と、該押釦本体の下部周縁に連設した薄肉
スカート部とを絶縁性の弾性材にて一体に形成するとと
もに、該押釦本体中に剛性板を水平方向に埋設し、該剛
性板の左右両端部を外部に突出させ、該突出片を力の分
散を図る補助金具に係合せしめたので、構造至簡にして
安価に作成でき、プリント配線用押釦全体として小型化
が可能となり、しかも押釦の押部から受ける押圧力の反
力も弾性材により適度に吸収され、オペレーター等の指
に疲労感を与えることがないという優れた効果を奏する
しかもこの考案の有効なことは、押釦本体を弾性材にて
形成するとともに、該押釦本体中に剛性板を水平方向に
埋設することとしたので、押釦本体が弾性材であること
の長所すなわち疲労感の解消と同時に押釦本体が弾性材
であることの短所すなわち局部的な凹みによるオン・オ
フ作動の不良は前記剛性板によって効果的に除去され、
オン・オフ作動が確実に得られるということである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図のII −II線断面図、第3図A、Bは第1図I
II−III線断面図である。 1・・・・・・押釦本体、1a・・・・・・押部、2・
・・・・・剛性板、3・・・・・・突出片、4・・・・
・・スカート部、5・・・・・・補助金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. すくなくとも同時に数本の指で押圧できる押部面積を有
    するプリント配線用押釦において、下面に導電性接点部
    材を一体的に形成した押釦本体と、該押釦本体の下部周
    縁に連設した薄肉スカート部とを絶縁性の弾性材にて一
    体に形成するとともに、該押釦本体中に剛性板を水平方
    向に埋設し、該剛性板の左右両端部を外部に突出させ、
    該突出片を力の分散を図る補助金具に係合せしめてなる
    多面積押部を有するプリント配線用押釦。
JP8673281U 1981-06-15 1981-06-15 多面積押部を有するプリント配線用押釦 Expired JPS5928584Y2 (ja)

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JP8673281U JPS5928584Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15 多面積押部を有するプリント配線用押釦

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JPS57198840U JPS57198840U (ja) 1982-12-17
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ID=29881944

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