JPH037000Y2 - - Google Patents

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JPH037000Y2
JPH037000Y2 JP1984139196U JP13919684U JPH037000Y2 JP H037000 Y2 JPH037000 Y2 JP H037000Y2 JP 1984139196 U JP1984139196 U JP 1984139196U JP 13919684 U JP13919684 U JP 13919684U JP H037000 Y2 JPH037000 Y2 JP H037000Y2
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piece
case
button
movable piece
movable
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【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案はプリント基板等に設けられた導電パタ
ーン、或いはスイツチなどを押圧することによつ
て、スイツチング操作を行う押釦に関するもので
ある。
従来技術と問題点 従来、押釦としては、第4図及び第5図に示す
ような構成のものがある。第4図において24は
機器のケースであり、釦部25を取付ける凹部2
6が形成されている。27はケース24内に配設
された基板、28は基板27に取付けられたスイ
ツチであり、スイツチ片29を押圧することによ
つてスイツチ操作がなされる。30はケース24
の凹部26内にスイツチ28のスイツチ片29と
対向するように設けられた孔、31は凹部26の
底面の端部に設けられた孔である。釦部25は該
釦部25の裏面に設けられた操作片32にバネ3
4が嵌め込まれ、操作片32が孔30に挿通され
ると共に、釦部25に設けられた断面が略くさび
型の作用部33が孔31に嵌通されることにより
ケース24の凹部26に矢印C,D方向に移動可
能に取付けられる。この時釦部25は作用部33
によりバネ34の弾性力による矢印C方向への移
動が規制されている。
この構成により、釦部25の上面を指で矢印D
方向に押圧することにより、操作片32の先端で
スイツチ28のスイツチ片29が押圧されてスイ
ツチ操作がなされる。このとき釦部25への押圧
を解除すれば、バネ34の弾性力により釦部25
は矢印C方向に押戻され第4図に示す状態に復帰
される。しかし、この構成によれば、釦部25の
復帰の手段としてバネ34を用いているため、部
品点数が多くなりコスト高となる欠点があり、ま
たバネ34を配して釦部25をケース24に取付
けるので取付作業が煩雑になる欠点があつた。そ
こで、釦自体に弾性を持たせることによつてバネ
を必要としない押釦として第5図に示す構成のも
のがある。第5図において第4図と同一の符号を
付した部分は同等の機能を有するものを示す、釦
部25は該釦部25の外方に長く突出した弾性を
有するたわみ部35と一体に形成されており、た
わみ部35の一端は釦部25がケース24に設け
られた開口部36から突出するようにケース24
の裏面にネジ37で締付け固定される。また、た
わみ部35と対向する釦部25の外周にはケース
24の裏面と係合して釦部25を係止する係止部
38が設けられており、これにより釦部25は開
口部36からの突出量が規制されている。これに
より、操作片32の先端でスイツチ28のスイツ
チ片29が押圧されてスイツチ操作がなされる。
このとき、釦部25への押圧を解除すればたわ
み部35の弾性力により釦部25は第5図に示す
状態に復帰される。しかし、この構成によれば釦
部25の復帰手段として釦部25の外方に長く突
出したたわみ部35を用いているため押釦の取付
けに必要なスペースが大きくなる欠点があつた。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので
あつて、取付けスペースを小さくすることがで
き、かつ部品点数が少なく、取付けが容易な押釦
を目的とするものである。
考案の構成 本考案は上記の目的を達成するために、ケース
に支持される支持部を有する固定片と、該固定片
と間に薄肉部を介して直線的に一体に形成された
可動片と、前記ケースと係合して可動片のケース
に対する可動範囲を規制する係止部とからなり、
前記固定片と前記可動片を薄肉部で屈曲させた状
態で、前記支持部にて前記固定片を前記ケースに
設けられた開口部に対して略直角に取付け、前記
屈曲部の弾性力により前記可動片を前記ケースか
ら離隔する方向に移動力を与えるように構成した
ことを特徴とするものである。
考案の実施例 以下、本考案の実施例を図面を用いて詳述す
る。
第1図は本考案に係る押釦の一実施例を示す斜
視図であり、第2図は第1図に示す押釦をケース
に取付けた状態を示す断面図である。これらの図
において、1は平板形の固定片2と略L字形の可
動片3とを屈曲部4を配してポリプロピレン等の
繰り返し応力に耐える部材で一体成形した釦部で
あり、可動片3は屈曲部4を支点として固定片2
に対して回動可能に形成されている。5は可動片
3の裏面に設けられたスイツチの操作片、6は固
定片2の端部に設けられた前方後円形の切欠き孔
である支持部、7は可動片3の底部8に設けられ
た開口である係止部、9はケース、10は釦部1
を取付けるためにケース9に設けられた開口部、
11はケース9内に配設された基板、12は基板
11に取付けられたスイツチであり、スイツチ片
13を押圧することによつてスイツチ操作がなさ
れる。14はケース9に形成された開口部10の
一端部に設けられた支柱であり、固定片2に形成
された支持部6と嵌合して固定片2をケース9に
固定する。15はケース9に形成された開口部1
0の他端部に設けられた凸部であり係止部7と係
合して可動片3の矢印A,B方向の可動範囲を規
定する。
ここで、釦部1をケース9に取付ける場合、固
定片2に形成された支持部6を支柱14に嵌め込
み、可動片3を屈曲部4を支点として屈曲させ
て、固定片2を開口部10に対し略直角にケース
9に固定すると共に、操作片5を開口部10に挿
通してスイツチ12のスイツチ片13と対向さ
せ、さらに係止部7と凸部15とを係合させるこ
とによつて行う。このとき可動片3は屈曲部4の
弾性回復力により矢印B方向に移動力を有してお
り、この移動は係止部7と凸部15との係合によ
り阻止される。
この構成により、可動片3を矢印A方向に押圧
すると操作片5がケース9内方に移動し、スイツ
チ12のスイツチ片13が押圧されてスイツチ操
作がなされる。このとき、押釦1への押圧を解除
すると可動片3は屈曲部4の弾性回復力によりB
方向に押戻されると共に、係止部7と凸部15と
が係合して可動片3の移動が阻止され、可動片3
は第2図に示す状態に復帰される。
この構成によれば、屈曲部4の弾性回復力を利
用してスイツチ12のスイツチ操作を行うため別
途弾性体を用いる必要がなく部品点数を削減する
ことができ、また固定片2と可動片3との間に屈
曲部4を設けると共に固定片2を開口部10に対
して略直角となるようケース9に取付けられてい
るため押釦1の取付けに必要なスペースを極力小
さくできる効果がある。更にネジ等の取付け部品
を用いることなく支持部6を支柱14に嵌め込
み、係止部7と凸部15とを係合することにより
押釦1をケース9に取付けることができるため、
取付作業を容易に行なえる効果がある。
第3図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
り、押釦のケースへの取付けは第2図で示したも
のと同様にして行う。図において、16は固定片
17と可動片18とを屈曲部19を配してポリプ
ロピレン等の繰り返し応力に耐える部材で一体形
成した釦部、20は可動片18の裏面に設けられ
た操作片、21は固定片17に設けられた嵌合
部、22は可動片18に接着剤等で接合された表
面板、23は表面板22に設けられケースに設け
られた凸部と係合し可動片18の可動範囲を規定
する開口である係止部である。
この構成によれば、押釦を釦部16と表面板2
2とからなる二体構造としているため、釦部16
とは別に表面板22を加工成形できる。従つて表
面板22の材質及び形状が限定されないので、表
面板22における装飾等の加工が容易になる。
更に、他の実施例として、第1図及び第3図に
示す押釦を固定片の部分で複数個連設した押釦を
一体成形することにより複数の押釦を効率良く取
付けることができ、取付作業をさらに簡素化でき
る。
尚、本考案は、上記の実施例に限定されるもの
ではなく、固定片をケースにネジ止めする構成で
あつてもよく、また係止部もケースの裏面と係合
する突起であつてもよい。更に本考案の押釦は可
動片の裏面にケース内方に突出した導電ゴムを有
し、該導電ゴムを基板上に形成された導電パター
ンに当接させることによりスイツチ動作がなされ
る押釦であつてもよい。
考案の効果 以上、詳細に説明したように本考案に係る押釦
によれば、固定片と可動片との間に屈曲部を設け
ると共に固定片をケースに設けられた開口部に対
して略直角となるようケースに取付けられている
ため押釦の取付けに必要なスペースを極力小さく
できる。また、該屈曲部の弾性回復力により押釦
を原状に復帰させるため部品点数を削減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る押釦の一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図に示す押釦をケースに取付
けた状態を示す断面図、第3図は本考案の他の実
施例を示す断面図である。第4図及び第5図は従
来の押釦を示す断面図である。 1,16は釦部、2,17は固定片、3,18
は可動片、4,19は屈曲部、5,20は操作
片、6,21は支持部、7,23は係止部、9は
ケース、10は開口部、14は支柱である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースに支持される支持部を有する固定片と、
    該固定片と間に薄肉部を介して直線的に一体に形
    成された可動片と、 前記ケースと係合して可動片のケースに対する
    可動範囲を規制する係止部とからなり、 前記固定片と前記可動片を薄肉部で屈曲させた
    状態で、前記支持部にて前記固定片を前記ケース
    に設けられた開口部に対して略直角に取付け、前
    記屈曲部の弾性力により前記可動片を前記ケース
    から離隔する方向に移動力を与えるように構成し
    たことを特徴とする押釦。
JP1984139196U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH037000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139196U JPH037000Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139196U JPH037000Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6153835U JPS6153835U (ja) 1986-04-11
JPH037000Y2 true JPH037000Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=30697576

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JP1984139196U Expired JPH037000Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222980Y2 (ja) * 1978-10-19 1987-06-11
JPS57185142U (ja) * 1981-05-20 1982-11-24
JPS5959427U (ja) * 1982-10-15 1984-04-18 エスエムケイ株式会社 キ−ボ−ド

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JPS6153835U (ja) 1986-04-11

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