JP2002208328A - キーボタンスイッチ - Google Patents

キーボタンスイッチ

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JP2002208328A
JP2002208328A JP2001003297A JP2001003297A JP2002208328A JP 2002208328 A JP2002208328 A JP 2002208328A JP 2001003297 A JP2001003297 A JP 2001003297A JP 2001003297 A JP2001003297 A JP 2001003297A JP 2002208328 A JP2002208328 A JP 2002208328A
Authority
JP
Japan
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key button
pressed
dome
case
key
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001003297A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kita
誠一 喜多
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手操作されることにより、キーボタンが
“隅押し”等の正常でない押され方をしても、常にキー
ボタンが一定方向に押し下げられるようにしてスイッチ
が確実にオン/オフされるようにする。 【解決手段】 複数の固定接点21が形成されたプリン
ト配線基板2上に、複数のドーム部31を有するドーム
シート3が配置される。ドーム部31の裏側には可動接
点32が形成されている。ドームシート3上にキーボタ
ン11を有するキーシート1が配置される。キーボタン
11の上面の一端部には上部突起111が形成され、そ
の下面の中央よりやや上部突起寄りの位置に下部突起1
12が形成されている。このスイッチは、上部突起11
1の上面がケースの表面より高くなるように、開口51
を有するケース5内には収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーシート上のキ
ーボタンによってオン動作を行うキーボタンスイッチに
関し、特に携帯電話機等で用いられるキーボタンスイッ
チに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、通常用いられている携帯電話機
の概略の斜視図である。同図に示されるように、携帯電
話機100の外表面には、表示部101の外に複数のキ
ーボタン102が備えられており、内部に収容されたキ
ーボタンスイッチをケース外より操作できるようになっ
ている。図9は、従来のキーボタンスイッチの断面図で
ある。同図に示されるように、複数の固定接点21が形
成されたプリント配線基板2の上に、複数のドーム部3
1を有し、そのドーム部の裏側に可動接点32が設けら
れたドームシート3が、プリント配線基板上の固定接点
21をドーム部31が覆う態様にて配置される。さら
に、ドームシート3の上面には、柔軟で弾力性のある材
料にて形成された、複数のキーボタン11を有するキー
シート1が、キーボタン11がドーム部31に被さる態
様にて配置される。
【0003】このキーボタンスイッチは、携帯電話機1
00の内部に収容されるが、そのときキーボタン11が
携帯電話機のケースに設けられた開口部に位置するよう
に、そしてキーボタン11の表面がケース表面より僅か
に高くなるようになされる。これにより、携帯電話機の
ケース外よりキーボタン11(102)を操作すること
が可能になる。そして、キーボタン11が押圧される
と、ドームシート3のドーム部31が押されて変形し、
可動接点32が固定接点21に接触することにより、特
定のスイッチがオンする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のキーボタンスイ
ッチは、キーボタンがその上面の中央部で押され、プリ
ント配線基板面に対し垂直に押し下げられることが想定
されていた。ところが、携帯電話機では片手で電話機を
持ちその電話機を持った方の手の指によってキーボタン
操作を行うことがよくある。このような場合には、キー
ボタンが中央でかつ垂直に押し下げられることを期待す
ることができず、“隅押し”ないし“傾斜押し”状態と
なる可能性が高くなる。キーボタンが“隅押し”ないし
“傾斜押し”されると、ドームシート3のドーム部が傾
いて押圧されることになるため、図10に示されるよう
に、ドーム部底面に形成された可動接点32が固定接点
21の一部とのみしか接触することができないようにな
り、接触不良が発生する。すなわち、意図されたオン動
作が行われないことになる。本発明の課題は、上述した
従来技術の問題点を解決することであって、その目的
は、キーボタンが片手操作され、“隅押し”されること
があっても、キーボタンが常にドーム部の中央部を押圧
することができるようにして、キーボタンスイッチの動
作信頼性を高めることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、複数の固定接点が形成されたプリ
ント配線基板と、前記プリント配線基板上に取り付けら
れた、可動接点を有する平常時には上に凸となるドーム
部を複数備えたドームシートと、前記ドームシートの上
に取り付けられた、前記ドーム部に対応する位置にキー
ボタンを備えたキーシートと、を備え、ケース内に収容
され、ケースに開設された開口を介して前記キーボタン
の操作が行われるキーボタンスイッチにおいて、前記キ
ーボタンは下面中央部に下部突起を有し、かつ、前記キ
ーボタンは優先的に押圧される部分が設定されており、
これによりキーボタンは前記プリント配線基板面に対し
斜め方向に押し下げられることを特徴とするキーボタン
スイッチ、が提供される。
【0006】そして、好ましくは、前記キーボタンの下
面に設けられた前記下部突起は、キーボタンが傾いて押
された際に前記ドームシートのドーム部の中央部を押圧
する位置に設定されている。また、好ましくは、前記キ
ーボタンの上面の一端部には、前記優先的に押圧される
部分として上部突起が設けられている。あるいは、前記
キーボタンの上面の一端部には凹部が形成されており、
該凹部の立ち下がりコーナ部が前記優先的に押圧される
部分となっている。あるいは、前記ケースの前記開口の
一端部には凹部が形成されており、該凹部に臨む前記キ
ーボタンのコーナ部が前記優先的に押圧される部分とな
っている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態の分解斜視図であり、図2は、本発明の
第1の実施の形態の断面図である(なお、図2において
は、図を見やすくするために実際には密着して配置され
ている部品を離して記載してある。図5、図7において
も同じ。)。図1に示されるように、固定接点および所
定の配線(いずれも図示なし)が形成されたプリント配
線基板2上に、ドーム部31が形成されたドームシート
3が配置され、その上にキーボタン11を有するキーシ
ート1が配置される。これらによりキーボタンスイッチ
が構成され、このキーボタンスイッチは携帯電話機のケ
ース内に配置される。ケース5には開口51が開けられ
ており、キーボタンスイッチがケース5内に収納された
ときに、キーボタン11が開口51内に配置されるよう
になされる。
【0008】図2に示されるように、プリント配線基板
2上には、複数の固定接点21が形成されている。この
固定接点21は、キーボタンの配列に従ってマトリック
ス状に配列されている。そして、固定接点21は、2つ
の櫛歯状電極が櫛歯が交互に入り組むように対向配置さ
れたものである。プリント配線基板2上に配置されるド
ームシート3は、固定接点21と対応した位置にドーム
部31を有する。ドームシート自体の基材は弾力性のあ
る絶縁性シートであるが、ドーム部31の内側には可動
接点32となる金属箔が貼り付けられている。プリント
配線基板2とドームシート3とによってベース部4が構
成される。
【0009】ドームシート3上には、合成ゴムなどの柔
軟で弾力性のある材料を用いて形成されたキーシート1
が、そのキーボタン11をドームシート3のドーム部3
1に被せるようにして配置される。キーシート1を、斜
め上方および斜め下方からみた斜視図を図3に示す。図
2、図3に示されるように、キーボタン11は全体とし
て台形状の突出物であるが、その上面には一辺に沿って
上部突起111が形成されている。また、キーボタン1
1の下面には、中央よりやや上部突起111寄りの位置
に下部突起112が形成されている。
【0010】ケース5内に、キーボタンスイッチが収容
されたとき、キーボタン11の本体の上部の高さはケー
ス5の表面とほぼ同じ高さ、また上部突起111は表面
より僅かに高くなるように設定されている。さらに、キ
ーボタン11全体の大きさに対して上部突起の大きさを
適切に設定することにより、上部突起111以外の部分
を押しにくくしてある。このため、使用者がキーボタン
11を押し下げようとするとき、常にこの上部突起11
1から押し下げることになる。
【0011】図4は、キーボタン11が押圧されたとき
の状態を示す断面図である。上述したように、本実施の
形態のキーボタン11は上面側部に上部突起111を有
しているため、このキーボタンを押圧するときはまず上
部突起111を押圧することになる。そして、キーボタ
ンは上部突起の部分が強く押されて押し下げられるた
め、常に斜め下方に向けて押し下げられる。その結果、
偏心して設けられていた下部突起112の底面がドーム
部31のほぼ中央部を押圧することになる。そのため、
可動接点32は中央部を中心として押し下げられ固定接
点と全面的に接触することになり、従って、スイッチが
安定してオンする。すなわち、本実施例のキーボタンス
イッチでは、キーボタンが常に一定方向に向かって押し
下げられることにより、信頼性の高い接続が得られる。
【0012】図5は、本発明の第2の実施の形態を示す
断面図であり、図6はケース上から見た斜視図である。
図5、図6において、第1の実施の形態の部分と同等の
部分には同一の参照番号が付せられているので、重複す
る説明は省略する。本実施の形態の第1の実施の形態と
異なる点は、キーボタン11の上面が平坦になされたこ
とと、ケース5の開口の一辺に沿って凹部52が形成さ
れていることである。このキーボタンスイッチは、ケー
ス内に収容されたとき、キーボタンの上面の高さがケー
スの表面とほぼ一致するようになされる。このようなス
イッチのキーボタン11を使用者が押圧しようとすると
き、凹部52に臨むキーボタンのエッジ部が優先的に押
圧されるため、キーボタンは常に一定方向に向かって押
し下げられるようになる。その結果、第1の実施の形態
の場合と同様に安定した動作のスイッチが得られる。
【0013】図7は、本発明の第3の実施の形態を示す
断面図である。図7において、第1の実施の形態の部分
と同等の部分には同一の参照番号が付せられているの
で、重複する説明は省略する。本実施の形態の第1の実
施の形態と異なる点は、キーボタン11の上面に突起に
代え凹部113が設けられていることである。このキー
ボタンスイッチは、ケース内に収容されたとき、キーボ
タンの上面の高さがケースの表面とほぼ一致するよう
に、すなわち、凹部113がケース表面より低くなるよ
うになされる。このようなスイッチのキーボタン11を
使用者が押圧しようとするとき、凹部113のエッジ部
が優先的に押圧されるため、キーボタンは常に一定方向
に向かって押し下げられるようになり、他の実施の形態
の場合と同様の効果が得られる。
【0014】以上好ましい実施の形態について説明した
が、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜の
変更が可能なものである。たとえば、キーボタンの平面
形状は、各実施の形態では概略四角形であったが、円形
や楕円形など他の形状であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキーボタ
ンスイッチは、キーボタンの上面に優先的に押圧される
部分を設けたものであるので、キーボタンが片手操作さ
れる場合であっても、キーボタンの押し下げ方向を常に
一定方向とすることができる。従って、本発明によれ
ば、キーボタン下面に設ける突起の位置を適切に設定す
ることにより、可動接点を全面的に固定接点に接触させ
ることが可能になり、キーボタンスイッチに信頼性の高
いスイッチ動作を行わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の分解斜視図。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の断面図。
【図3】 本発明の第1の実施の形態におけるキーシー
トの斜視図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の動作説明図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の断面図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態の斜視図。
【図7】 本発明の第3の実施の形態の断面図。
【図8】 従来の形態電話機の斜視図。
【図9】 従来例の断面図。
【図10】 従来例の問題点を説明するための断面図。
【符号の説明】
1 キーシート 11 キーボタン 111 上部突起 112 下部突起 113 凹部 2 プリント配線基板 21 固定接点 3 ドームシート 31 ドーム部 32 可動接点 4 ベース部 5 ケース 51 開口 52 凹部 100 携帯電話機 101 表示部 102 キーボタン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定接点が形成されたプリント配
    線基板と、前記プリント配線基板上に取り付けられた、
    可動接点を有する平常時には上に凸となるドーム部を複
    数備えたドームシートと、前記ドームシートの上に取り
    付けられた、前記ドーム部に対応する位置にキーボタン
    を備えたキーシートと、を備え、ケース内に収容され、
    ケースに開設された開口を介して前記キーボタンの操作
    が行われるキーボタンスイッチにおいて、前記キーボタ
    ンは下面中央部に下部突起を有し、かつ、前記キーボタ
    ンは優先的に押圧される部分が設定されており、この部
    分が押圧されることにより前記キーボタンは前記プリン
    ト配線基板の表面に対し斜め方向に押し下げられること
    を特徴とするキーボタンスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記キーボタンの下面に設けられた前記
    下部突起は、キーボタンが傾いて押された際に前記ドー
    ムシートのドーム部の中央部を押圧する位置に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のキーボタンスイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 前記キーボタンの上面の一端部には、前
    記優先的に押圧される部分として上部突起が設けられて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のキーボタ
    ンスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記キーボタンの上面の一端部には凹部
    が形成されており、該凹部の立ち下がりエッジ部が前記
    優先的に押圧される部分となっていることを特徴とする
    請求項1または2記載のキーボタンスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記ケースの前記開口の一端部には凹部
    が形成されており、該凹部に臨む前記キーボタンのエッ
    ジ部が前記優先的に押圧される部分となっていることを
    特徴とする請求項1または2記載のキーボタンスイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 前記キーボタンの上面の主たる部分の表
    面高さが、前記ケースの表面高さとほぼ一致しているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキーボ
    タンスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記キーボタンおよび前記ケースの前記
    開口の平面形状は、概略四辺形の形状をしており、前記
    上部突起または前記凹部は、キーボタンまたは開口の一
    辺に沿って当該辺の全体にわたって形成されていること
    を特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のキーボタ
    ンスイッチ。
JP2001003297A 2001-01-11 2001-01-11 キーボタンスイッチ Pending JP2002208328A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1700194A1 (en) * 2003-12-29 2006-09-13 Nokia Corporation Printable electromechanical input means and an electronic device including such input means

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