JP3060240U - 移動体通信機器のマルチファンクションキー - Google Patents

移動体通信機器のマルチファンクションキー

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JP3060240U
JP3060240U JP1998007807U JP780798U JP3060240U JP 3060240 U JP3060240 U JP 3060240U JP 1998007807 U JP1998007807 U JP 1998007807U JP 780798 U JP780798 U JP 780798U JP 3060240 U JP3060240 U JP 3060240U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体通信機器の操作性を向上させる。 【解決手段】 フロントケース3に形成した孔4に、フ
ロントケース3の肉厚方向へシーソのように往復回動可
能に複数の異なる動作指令を入力し得るようにしたマル
チファンクションキー操作部6を嵌合し、マルチファン
クションキー操作部6にフロントケース3の肉厚方向へ
貫通するよう設けた孔8に、フロントケース3の肉厚方
向へ押圧してマルチファンクションキー操作部6により
入力された動作指令を決定する実行キー操作部7を嵌合
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、同時押しを防止して操作性を向上させた移動体通信機器のマルチフ ァンクションキーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話、PHS、コードレス電話等の移動体通信機器では操作性を向上させ るため、ひとつのキーの操作で複数の異なる動作指令を実行できるようにした、 いわゆるマルチファンクションキーが使用されており、従来のマルチファンクシ ョンキーの例は図17、18に示されている。
【0003】 図17に示すマルチファンクションキーaは、ひとつのファンクションキーで 、上下、右左、コール、ファンクションFの6つの異なる動作指令を入力し得る ようにしたものである。
【0004】 なお、コール、ファンクションFは長押しにて操作するようになっている。
【0005】 図18に示すマルチファンクションキーbは、ひとつのファンクションキーで 上下左右の4つの異なる動作指令を入力し得るようにしたものである。
【0006】 上記図17、18のマルチファンクションキーa,bは、夫々、ひとつのキー で異なる複数の動作指令を入力することができるため、複数の動作指令を実行す るのにひとつのマルチファンクションキーを操作するだけで良く、移動体通信機 器の操作性を向上させることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図17、18に示すマルチファンクションキーa,bの場合に は、以下に述べるような問題がある。
【0008】 すなわち、例えばマルチファンクションキーa,bにより入力された発信やリ ダイヤル等の動作指令を実行するためには、マルチファンクションキーa,bと は異なる位置に別に設けてあるマルチファンクションキーa,b以外のキーを指 により操作しなければならず、いちいちマルチファンクションキーa,b以外の キーを操作するのでは、移動体通信機器の操作性上好ましくない。
【0009】 又移動体通信機器の小型、軽量化に伴い、マルチファンクションキーa,b自 体が小さくなっているため、マルチファンクションキーa,bのひとつの動作指 令を選択するためにマルチファンクションキーa,bを操作する際に、予め予定 していた動作指令以外に別の動作指令も選択されてしまい、2段階押しによる誤 動作を招来する虞れがある。
【0010】 本考案は上述の実情に鑑み、指をひとつのマルチファンクションキーから離す ことなく動作指令の選択、実行(決定)を行えると共に、異なる動作指令の2段 階押しによる誤動作を生じないようにした、操作性の良好な移動体通信機器のマ ルチファンクションキーを提供することを目的としてなしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の移動体通信機器のマルチファンクションキーは、ケースに形成した孔 に、該ケースの肉厚方向へシーソのように往復回動可能に複数の異なる動作指令 を入力し得るようにしたマルチファンクションキー操作部を嵌合し、該マルチフ ァンクションキー操作部にケースの肉厚方向へ貫通するよう設けた孔に、前記ケ ースの肉厚方向へ押圧してマルチファンクションキー操作部により入力された動 作指令を決定する実行キー操作部を嵌合したものである。
【0012】 又、本考案の移動体通信機器のマルチファンクションキーは、マルチファンク ションキー操作部をケースの肉厚方向へシーソのように往復回動可能に支持する 支点ピンの取付け部に、実行キー操作部がケースの肉厚方向へ押圧されたときに マルチファンクションキー操作部がケースの肉厚方向へ押圧されるのを防止する 突起状の誤操作防止部材を、前記ケースの肉厚方向へ移動し得るよう取付けたも のである。
【0013】 更に、本考案の移動体通信機器のマルチファンクションキーは、実行キー操作 部が嵌合されるマルチファンクションキー操作部に、実行キー操作部の操作時に マルチファンクションキー操作部に指が接触しないよう凹部を設けたものである 。
【0014】 更に又、本考案の移動体通信機器のマルチファンクションキーは、実行キー操 作部をケースの肉厚方向へ押圧したときにラバーキーを介して作動し得るように したメタルドームの作動時の押圧力を、マルチファンクションキー操作部をケー スの肉厚方向へ押圧したときにラバーキーを介して作動し得るようにした複数の メタルドームの作動時の押圧力よりも大きくなるよう構成したものである。
【0015】 従って、本考案の移動体通信機器のマルチファンクションキーにおいては、入 力した動作指令を実行する操作時に、指をマルチファンクションキーとは異なる 位置に設けた別のキーに移して実行の操作をする必要がなく、又マルチファンク ションキー操作部や実行キー操作部の同時押しによる誤動作がなくなり、従って 移動体通信機器の操作性が向上する。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
【0017】 図1〜図16は本考案の実施の形態の一例を示し、マルチファンクションキー を携帯電話に適用した例である。
【0018】 図15には本考案のマルチファンクションキーが適用された携帯電話の一例が 示され、図中1は携帯電話、2は携帯電話のフロントケース3に設けられたマル チファンクションキーである。
【0019】 フロントケース3のマルチファンクションキー2を設ける部分には、図16に 示すごとくマルチファンクションキー2が嵌合する孔4が形成されている。
【0020】 孔4の平面形状は略楕円形状であり、孔4の内周縁部には、図5、6に詳細に 示すごとく、全周に亘りリブ5が設けられている。而して、リブ5は所要の深さ となるようフロントケース3内に突出すると共にフロントケース3の面と略平行 な方向へ所要厚さとなるよう形成されている。
【0021】 孔4の周縁部に形成したリブ5のうち、孔4の長軸Lを中心として左右両側( 短軸方向)の部分は、孔4の周縁部から僅かに離れて孔4の左右方向外方へ突出 している(図5参照)。而して、リブ5の、孔4の左右方向外方へ突出した部分 の対向面には、長軸Lと平行な垂直面5aが形成されており、垂直面5aには、 下端側が開放されたU字状のピン支持孔5bが、リブ5の垂直面5aを厚さ方向 へ貫通するよう形成されている(図5、6、16参照)。
【0022】 フロントケース3の孔4に嵌合するマルチファンクションキー2は、複数の異 なる動作指令を入力するためのマルチファンクションキー操作部6と決定やリダ イヤルを行うための実行キー操作部7を備えている(図1、2、3、4、15参 照)。
【0023】 マルチファンクションキー操作部6の詳細は図7〜図9に示されている。すな わち、マルチファンクションキー操作部6は平面的に見てフロントケース3の孔 4(図1、4、16参照)に僅かの隙間を隔てて嵌合するよう、略楕円形状に形 成された所要厚さの楕円形状部6aを備えており、楕円形状部6aの長軸L方向 略中間部には、長軸Lを中心として左右対称に平面形状が左右に長い略長円形状 の、実行キー操作部7嵌合用の孔8が、楕円形状部6aを高さ方向へ貫通するよ う形成されている。
【0024】 楕円形状部6aの外周縁部及び楕円形状部6aに設けた孔8の内周縁部には、 水平方向へ所要厚さのリブ6b,6cが外周縁部及び内周縁部の全周に亘り所要 高さとなるよう一体的に設けられている(図8、9参照)。又楕円形状部6aの 上面は、楕円形状部6aの長軸Lに沿い孔8に近接するに従い、下り勾配となる よう形成されている(図8参照)。
【0025】 マルチファンクションキー操作部6における楕円形状部6aの長軸Lを中心と して、リブ6bの左右両側(短軸方向)の外側面には、下端がリブ6b,6cの 下端面よりも下方へ突出し且つ下端が下方へ向けて凸の所要の曲率半径の円弧状 の誤操作防止部材6dがリブ6bと一体的に設けられている(図3、7、8、9 参照)。
【0026】 又、楕円形状部6aの長軸Lを中心として誤操作防止部材6dの左右両外側に は、水平方向外側へ突出する支点ピン6eが誤操作防止部材6dと一体的に設け られている。支点ピン6eは下端が、平坦な半円形に形成されていると共に下端 の平坦面はリブ6b,6cの下端面と略同一平面上に位置するようになっている (図8、9参照)。
【0027】 マルチファンクションキー操作部6における楕円形状部6aの長軸L方向前後 両端部下面には、平面的に見て長軸Lがその中心部を通るよう、ラバーキー作動 部材6f,6gが楕円形状部6a及びリブ6bと一体となるよう設けられている (図7、8、9参照)。ラバーキー作動部材6f,6gはリブ6b,6cの下端 面よりも僅かに下方へ突出しているが、誤操作防止部材6dの下端よりは上方に 位置している(図8、9参照)。
【0028】 実行キー操作部7の詳細は図10〜12に示されている。すなわち、実行キー 操作部7は、平面的に見て、マルチファンクションキー操作部6における楕円形 状部6aの孔8(図7、8参照)に僅かの隙間を隔てて嵌合するよう、略長円形 状に形成された所要厚さの長円形状部7aを備えている。
【0029】 長円形状部7aの外周縁部には、水平方向へ所要厚さのリブ7bが外周縁部の 全周に亘り所要高さとなるよう長円形状部7aと一体的に設けられており、リブ 7bの下端には、リブ7bを長円形状部7aの周方向へ包囲するよう上下方向へ 所要厚さのフランジ7cがリブ7bと一体的に設けられている。
【0030】 フロントケース3が支持されるようにした基板9の上面には、上面に電極10 ,11,12を備えたスイッチシート13が接着されており、スイッチシート1 3の上部には、電極10,11,12と接触して電気的に接合されるよう、下面 に電極14,15,16を備えたスイッチシート17が配設されている(図2参 照)。
【0031】 スイッチシート17の上面側には、電極10,14、11,15、12,16 と対向するよう、断面形状が椀状のメタルドーム18,19,20が配設され、 メタルドーム18,19,20は頂部側が上方(フロントケース3側)へ突出し た状態で押えシート21により押え得るようになっている。而して、メタルドー ム18,19は略同じ押圧力で作動し得るようになっているが、メタルドーム2 0はメタルドーム18,19の押圧力よりも大きい押圧力により作動し得るよう になっている。このようにするには、例えば、メタルドーム20の剛性をメタル ドーム18,19の剛性よりも大きくする。
【0032】 メタルドーム18,19,20の上方にはラバーキー22が配設されている。 而して、ラバーキー22は平面形状が矩形状に形成されていると共に、下面にメ タルドーム18,19,20の頂部と接触する突出部23a,23b,23cを 備え、ラバーキー22の突出部23a,23b,23cと対向する上面位置には 、上方へ突出する突出部24a,24b,24cを備えている(図2、4、13 、14参照)。ラバーキー22の突出部24cの高さは、突出部24a,24b よりも高く形成されている。
【0033】 又、ラバーキー22には、突出部24cを中心として長軸Lの左右にラバーキ ー22の上面側に位置するよう凹部25が設けられている(図4、13参照)。
【0034】 フロントケース3の孔4にはマルチファンクションキー操作部6が嵌め込まれ ると共にマルチファンクションキー操作部6の左右の支点ピン6eはフロントケ ース3の孔4周縁部に設けたリブ5のピン支持孔5bに嵌入し、マルチファンク ションキー操作部6の誤操作防止部材6dの下端はラバーキー22の凹部25に 入り、その底面に支持されている(図1、2、4参照)。
【0035】 マルチファンクションキー操作部6の孔8には、実行キー操作部7が嵌め込ま れ、実行キー操作部7のフランジ7c上面は、マルチファンクションキー操作部 6のリブ6c下端に係合し、フランジ7c下面はラバーキー22の表面に当接し ている(図1、2、4参照)。而して、実行キー操作部7は孔8より脱落しない ようになっている。
【0036】 又、マルチファンクションキー操作部6のラバーキー作動部材6f,6g下端 は、ラバーキー22上面の突出部24a,24bの上面に当接しており、ラバー キー22上面の突出部24cは、実行キー操作部7の長円形状部7aとリブ7b で包囲された空間7d(図11、12参照)内に嵌合し、その上端は実行キー操 作部7の長円形状部7a裏面に当接している(図2、4参照)。
【0037】 更に、マルチファンクションキー操作部6における楕円形状部6aと実行キー 操作部7との間には、実行キー操作部7を押圧してもマルチファンクションキー 操作部6を同時押ししないよう、凹部26が形成されている(図2参照)。
【0038】 次に、本考案の実施の形態の作動について説明する。
【0039】 携帯電話1を使用する際に電源を入れてマルチファンクションキー2のマルチ ファンクションキー操作部6を操作し、図3に示すごとく、指によりマルチファ ンクションキー操作部6の先端側を矢印イ方向へ押圧したとする。
【0040】 この場合には、マルチファンクションキー操作部6は、支点ピン6eを基準と して、リブ5における垂直面5aのピン支持孔5bに対し図3の矢印イ方向へ回 動する。
【0041】 そうすると、マルチファンクションキー操作部6のラバーキー作動部材6fは ラバーキー22の突出部24aを押圧する。このため、ラバーキー22のメタル ドーム18側の突出部23aは、メタルドーム18を押圧してメタルドーム18 を僅かに凹ませ、その結果、スイッチシート17が部分的に押圧され、電極14 が電極10と接触して電気的に接続され、所定の動作指令を入力できる状態にな る。
【0042】 スイッチシート13と17との間には、図示してないが弾力性を有するスペー サが介装されているため、マルチファンクションキー操作部6先端側を押圧する 力を弱めれば、スペーサの弾撥力により電極10と14は離反し、電気的に遮断 されて動作指令は入力できない状態になる。
【0043】 又、マルチファンクションキー2のマルチファンクションキー操作部6を操作 し、図3に示すごとく、マルチファンクションキー操作部6の後端側を矢印ロ方 向へ押圧したとする。
【0044】 この場合には、マルチファンクションキー操作部6は、支点ピン6eを基準と して、リブ5における垂直面5aのピン支持孔5bに対し図3の矢印ロ方向へ回 動する。
【0045】 そうすると、マルチファンクションキー操作部6のラバーキー作動部材6gは ラバーキー22の突出部24bを押圧する。このため、ラバーキー22のメタル ドーム19側の突出部23bはメタルドーム19を押圧してメタルドーム19を 僅かに凹ませ、その結果、スイッチシート17が部分的に押圧されて電極15が 電極11と接触し、電気的に接続され所定の動作指令を入力できる状態になる。
【0046】 マルチファンクションキー操作部6後端側を押圧する力を弱めれば、前述のス ペーサの弾撥力により電極11と15は離反し、電気的に遮断されて動作指令は 入力できない状態となる。
【0047】 マルチファンクションキー操作部6を操作し電極10と14或いは電極11と 15が接触した状態で、指をマルチファンクションキー2に当てたまま実行キー 操作部7を図3の矢印ハ方向へ真直ぐに押圧すると、実行キー操作部7はラバー キー22の突出部24cを押圧し、その結果、ラバーキー22のメタルドーム2 0側の突出部23cがメタルドーム20を押圧してメタルドーム20が僅かに凹 み、スイッチシート17が部分的に押圧されて電極16が電極12と接触し、マ ルチファンクションキー操作部6の動作指令が電極10と14或いは電極11と 15の何れかの側に決定される。
【0048】 本実施の形態例においては、マルチファンクションキー操作部6の中央部に実 行キー操作部7を設けているため、操作時に指を別の位置に設けたキーに移さな くてもマルチファンクションキー操作部6に指を添えたまま実行キー操作部7を 操作し、動作指令を入力することが可能となる。
【0049】 マルチファンクションキー操作部6を操作している際に実行キー操作部7に触 れても、実行キー操作部7により押されるメタルドーム20の剛性はマルチファ ンクションキー操作部6により押されるメタルドーム18,19の剛性よりも高 く、従ってメタルドーム20の変形する押圧力(荷重)の設定値はメタルドーム 18,19の働く押圧力の設定値よりも高いため、実行キー操作部7が誤動作す ることはない。
【0050】 マルチファンクションキー操作部6における実行キー操作部7周囲の部分には 凹部26が形成されているため、実行キー操作部7を押圧する際に指がマルチフ ァンクションキー操作部6に触れることはない。
【0051】 万一、実行キー操作部7を押圧した際にマルチファンクションキー操作部6に 指が接触してマルチファンクションキー操作部6を図3の矢印イ又はロ方向へ押 圧しても、マルチファンクションキー操作部6の誤操作防止部材6dの先端はラ バーキー22の凹部25に当接しラバーキー22は基板9により支持されている ため、マルチファンクションキー操作部6は図3の矢印イ又はロ方向へ押圧され ることはなく、従って、マルチファンクションキー操作部6が誤動作することは ない。
【0052】 以上により、本考案の実施の形態においては携帯電話1の操作性が向上する。
【0053】 なお、本考案の実施の形態例においては、マルチファンクションキーを携帯電 話に適用する場合について説明したが、携帯電話に限らずPHS、コードレス電 話等、移動体通信機器ならどのようなものに対しても適用可能なこと、その他本 考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0054】
【考案の効果】
本考案の移動体通信機器のマルチファンクションキーによれば、動作指令を実 行するためにマルチファンクションキーとは異なる位置に設けた別のキーを操作 する必要がなく、しかも誤操作を防止することができるため、移動体通信機器の 操作性が向上するという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の移動体通信機器のマルチファンクショ
ンキーの平面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】図1のIII−III方向矢視図である。
【図4】図1のIV−IV方向矢視図である。
【図5】本考案に使用されるマルチファンクションキー
操作部を嵌め込むためにフロントケースに設けた孔の平
面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】本考案に使用されるマルチファンクションキー
操作部の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII方向矢視図である。
【図9】図7のIX−IX方向矢視図である。
【図10】本考案に使用される実行キー操作部の平面図
である。
【図11】図10のXI−XI方向矢視図である。
【図12】図10のXII−XII方向矢視図である。
【図13】本考案に使用するラバーキーの平面図であ
る。
【図14】図13のXIV−XIV方向矢視図である。
【図15】本考案のマルチファンクションキーが適用さ
れる移動体通信機器が携帯電話である場合の一例を示す
斜視図である。
【図16】図15に示す携帯電話のフロントケースに形
成したマルチファンクションキー操作部を嵌め込むため
の孔の部分の斜視図である。
【図17】従来のマルチファンクションキーの一例の斜
視図である。
【図18】従来のマルチファンクションキーの他の例の
斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯電話(移動体通信機器) 2 マルチファンクションキー 3 フロントケース 4 孔 6 マルチファンクションキー操作部 6d 誤操作防止部材 6e 支点ピン 7 実行キー操作部 8 孔 9 基板 18 メタルドーム 19 メタルドーム 20 メタルドーム 22 ラバーキー 26 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに形成した孔に、該ケースの肉厚
    方向へシーソのように往復回動可能に複数の異なる動作
    指令を入力し得るようにしたマルチファンクションキー
    操作部を嵌合し、該マルチファンクションキー操作部に
    ケースの肉厚方向へ貫通するよう設けた孔に、前記ケー
    スの肉厚方向へ押圧してマルチファンクションキー操作
    部により入力された動作指令を決定する実行キー操作部
    を嵌合したことを特徴とする移動体通信機器のマルチフ
    ァンクションキー。
  2. 【請求項2】 マルチファンクションキー操作部をケー
    スの肉厚方向へシーソのように往復回動可能に支持する
    支点ピンの取付け部に、実行キー操作部がケースの肉厚
    方向へ押圧されたときにマルチファンクションキー操作
    部がケースの肉厚方向へ押圧されるのを防止する突起状
    の誤操作防止部材を、前記ケースの肉厚方向へ移動し得
    るよう取付けた請求項1に記載の移動体通信機器のマル
    チファンクションキー。
  3. 【請求項3】 実行キー操作部が嵌合されるマルチファ
    ンクションキー操作部に、実行キー操作部の操作時にマ
    ルチファンクションキー操作部に指が接触しないよう凹
    部を設けた請求項1、2に記載の移動体通信機器のマル
    チファンクションキー。
  4. 【請求項4】 実行キー操作部をケースの肉厚方向へ押
    圧したときにラバーキーを介して作動し得るようにした
    メタルドームの作動時の押圧力を、マルチファンクショ
    ンキー操作部をケースの肉厚方向へ押圧したときにラバ
    ーキーを介して作動し得るようにした複数のメタルドー
    ムの作動時の押圧力よりも大きくなるよう構成した請求
    項1、2又は3に記載の移動体通信機器のマルチファン
    クションキー。
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