JP2002150894A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2002150894A
JP2002150894A JP2000339124A JP2000339124A JP2002150894A JP 2002150894 A JP2002150894 A JP 2002150894A JP 2000339124 A JP2000339124 A JP 2000339124A JP 2000339124 A JP2000339124 A JP 2000339124A JP 2002150894 A JP2002150894 A JP 2002150894A
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dial
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operation button
operators
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Yusuke Morinishi
祐介 森西
Hirohito Suzuki
啓仁 鈴木
Tomonori Hasegawa
智徳 長谷川
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Original Assignee
Sony Corp
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/008Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/14Operating parts, e.g. turn knob
    • H01H2019/146Roller type actuators
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • HELECTRICITY
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  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの操作子を挟んで2つの操作子が配列さ
れたスイッチ装置においてこれらの操作性を向上させ
る。 【解決手段】 ジョグダイヤル20のダイヤル部23
(中央操作子)と該ダイヤル部を挟むように隣接して配
置された2つの操作釦スイッチ21の操作釦24、24
(外側操作子)を有するスイッチ装置11であって、操
作釦の操作面35を、ジョグダイヤル部から遠ざかるに
したがって高くなる傾斜面35aで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向に配列され
た3つの操作子を有するスイッチ装置に関し、その操作
性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等のハンディ電子機器に
おいて、複数の項目(処理)の選択等を行なうためのス
イッチ装置として、いわゆるジョグダイヤルが採用され
ている。
【0003】また、上記ジョグダイヤルにより所定項目
を選択した後、その決定、実行を行なうためのスイッチ
装置として上記ジョグダイヤルを挟んで2つの押釦スイ
ッチが配列されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うなジョグダイヤルと2つの押釦スイッチは、その操作
性が悪いという問題がある。
【0005】すなわち、ジョグダイヤルの操作と2つの
押釦スイッチの操作は、通常、同一の指(たとえば、親
指)により行われるが、これら押釦スイッチの操作子と
ジョグダイヤルのダイヤル部(操作子)との関係(形
状、位置関係など)に特に工夫を施したものはなく、ジ
ョグダイヤルを操作した後、続いて押釦スイッチの操作
子を操作するとき、ジョグダイヤルを操作した指をその
ダイヤル部から離して、押釦スイッチの操作子に移動さ
せなければならず、その操作性が悪かった。
【0006】また、3つの操作子を近接して配置した場
合、隣接した2つの操作子を同時に押してしまう事故、
いわゆる共押しをしてしまうことが多々あるという問題
があった。
【0007】そこで、本発明は、このように1つの操作
子を挟んで2つの操作子が配列されたスイッチ装置にお
いてこれらの操作性を向上させること及び複数操作子の
共押しを防止することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明スイッチ
装置は、上記した課題を解決するために、中央操作子と
該中央操作子を挟むように隣接して配置された2つの外
側操作子を有するスイッチ装置であって、外側操作子の
操作面を、中央操作子から遠ざかるにしたがって高くな
る傾斜面で構成したものである。
【0009】したがって、本発明スイッチ装置にあって
は、中央操作子に指の腹を置き、該指を中央操作子上を
転がすようにして移動させるだけで、隣接する外側操作
子の操作を行なうことができ、これにより、1つの指に
より、3つの操作子を有するスイッチ装置の操作性を向
上させることができる。
【0010】また、別の本発明スイッチ装置は、外側操
作子を、3つの操作子の配列方向にほぼ直交する方向
で、かつ、その操作面の押し込み方向にほぼ直交する回
動軸で回動自在に設け、かつ、該回動軸を、外側操作子
の中央操作子に近接する側に設けたものである。
【0011】したがって、別の本発明スイッチ装置にあ
っては、中央操作子を操作しようとするときには外側操
作子を操作することはできず、また、外側操作子を操作
しようとするときには中央操作子を操作することはでき
ず、これにより、いわゆる2つの押釦の共押しを防止す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明スイッチ装置の詳
細を添付図面に示した実施の形態にしたがって説明す
る。
【0013】尚、図面に示した各実施の形態は、本発明
スイッチ装置を携帯電話のジョグダイヤルと該ジョグダ
イヤルの操作子であるダイヤル部を挟むように隣接して
配置された2つの操作子を有するスイッチ装置に適用し
たものである。
【0014】先ず、本発明スイッチ装置が採用されたハ
ンディ電子機器としての携帯電話の概略について説明す
る。
【0015】携帯電話1は合成樹脂製の本体ケース2を
備え、該本体ケース2に各種部材が収納乃至取着されて
いる。
【0016】本体ケース2は上ケース3の下端部と下ケ
ース4の上端部とがヒンジ5を介して結合されており、
両ケース3、4はそれぞれの正面が互いに合わさる閉塞
状態と両ケース3、4の正面が見える開放状態との間で
回動自在になっている。なお、両ケース3、4の開放状
態においては、両ケース3、4のそれぞれの正面がなす
角度がほぼ160度になっており、かかる状態において
上ケース3の下端部の一部と下ケース4の上端部の一部
とが当接することにより、両ケース3、4がなす上記開
き角が規制されている。
【0017】上ケース3の上部にはアンテナ6が引出収
納自在に取り付けられており、該アンテナ6を介して基
地局との間で電波の送受信を行うようになっている。
【0018】上ケース3の正面上部には電気音響変換手
段としてスピーカー7が設けられており、通話時、この
スピーカー7から通話相手の音声が出力されるようにな
っている。
【0019】下ケース4の正面下部には音響電気変換手
段としてマイクロフォン8が設けられており、通話時、
このマイクロフォン8からユーザの音声を集音するよう
になっている。
【0020】上ケース3の正面の大部分の領域には表示
手段として液晶ディスプレイ(LCD)9が設けられて
おり、電波の受信状況、電池残量、通話相手の電話番
号、電話帳として登録されている内容(相手先電話番号
や氏名等)、発信や着信履歴、その他の各種登録内容
等、各種情報を表示し得るようになっている。
【0021】下ケース4の正面の上部及び下部を除く大
部分の領域には入力操作手段として各種操作キー10、
10、・・・が配設されている。これら操作キー10、
10、・・・の押圧操作によって、各種指示や文字等の
入力を行うことができるようになっている。
【0022】下ケース4の正面の上部に上記操作キー1
0、10、・・・とは別の入力操作手段としてスイッチ
装置11が設けられている。
【0023】下ケース4の該スイッチ装置11から左右
外方にやや離間した位置には、さらに別の入力操作手段
としての押釦スイッチ12、12が配置されている。
【0024】下ケース4の下端面及びその両側面下部
に、開口する開口部4aが形成され、該下部開口4aを
下方及び両側方から覆うようにエラストマーから成る保
護部材13が取着されている。
【0025】下ケース4の下部開口4a内には、インタ
ーフェースコネクター(IFコネクター)14がその下
部開口4aから下方にやや突出するように配設されてい
る。
【0026】上記下部開口4aの右側面であってその下
端部よりやや上方へ寄った位置にはイヤフォンジャック
15が設けられている。
【0027】そして、下ケース4の下端部に取着された
保護部材13は下ケース4の下部開口4aを覆うととも
に、上記IFコネクター14をも覆う大きさに形成され
ており、さらに、IFコネクター13を閉塞するコネク
ターカバー部13aと、上記イヤフォンジャックを閉塞
するイヤフォンジャックカバー部13bとが一体に形成
されている。
【0028】上記スイッチ装置11は、ジョグダイヤル
20と左右操作釦スイッチ21、21とこれらジョグダ
イヤル20及び左右操作釦スイッチ21、21とをユニ
ット化するための矩形状をした枠体22とから成り、ジ
ョグダイヤル20の操作子としてのダイヤル部23を挟
んで操作釦スイッチ21、21の操作子としての操作釦
24、24が左右方向に並んで配置されている。なお、
ダイヤル部23は特許請求の範囲で示した中央操作子に
相当し、操作釦スイッチ21、21は特許請求の範囲で
示した外側操作子に相当する。
【0029】ジョグダイヤル20は、円筒状の上記ダイ
ヤル部23と、やや厚めの板状を為しその中央部に横倒
させたダイヤル部23の下側ほぼ1/3が収納される凹
部を有するベース板25とから成り、該ベース板25に
は上記ダイヤル部23の左右両端部を回転自在に支持す
る支軸受部26、26が設けられ、また、左右に突出し
当該スイッチ装置11の枠体22に結合するための舌片
27、27が突設されている。なお、ベース板25の内
部には図示しない各種接点が設けられ、また、支軸受部
26、26にはエンコーダーなどが内蔵されている。
【0030】そして、ジョグダイヤル20の上記ダイヤ
ル部23を回転操作することにより、液晶ディスプレイ
9に表示されているメニュー、発信や着信履歴リスト、
電話帳リスト等、各種の表示項目のスクロール表示、項
目選択用カーソル等を表示させることができる。
【0031】また、ジョグダイヤル20を下ケース4の
内部方向に押し込み操作することによって液晶ディスプ
レイ9に表示されている項目を確定したり又は実行した
りすることができるようにされている。
【0032】さらに、上記左右操作釦スイッチ21、2
1を操作することによっても、所定の項目の選択や実行
を行うことができるようにされており、例えば、上記押
操作によって一旦確定した項目の解除(クリア)を行っ
たり、上記押操作によってメニュー表示中にあってはメ
ニューの階層を一段階上げたり、通話中であればキャッ
チメニューの表示を行ったりという操作を行うことがで
きる。
【0033】上記ジョグダイヤル20は、ベース板25
の舌片27、27に形成した小孔27a、27aが枠体
22の裏面側に形成された小突起22a、22aに外嵌
され、小突起22a、22aの先端部をたとえば熱溶着
することにより枠体22に結合される。
【0034】枠体22は上述のように、各枠片22u、
22d、22r、22lに囲まれた中央部にジョグダイ
ヤル配置孔28が形成され、該ジョグダイヤル配置孔2
8の左右側の枠片22r、22lがやや広い平坦部2
9、29に形成されており、該平坦部29、29にはそ
の中心よりやや上側へ偏倚した位置に円形の接点部3
0、30が配設されている。
【0035】また、枠体22の上下枠片22u、22d
の左右端部(平坦部29、29寄りの位置)にはそれぞ
れ上方又は下方に突起状の釦回動支軸31、31、・・
・が突設されている。かかる釦回動支軸31、31、・
・・は上記ジョグダイヤル20のベース板25の支軸受
部26、26の位置と上下方向で対応した位置に設けら
れている。
【0036】なお、この実施の形態においては、ジョグ
ダイヤル20と枠体22とを別体の構造にしたが、本発
明はこれに限らず、一体であっても良い。
【0037】また、上記釦回動支軸31は特許請求の範
囲で示した外側操作子の回動軸に相当し、また、請求項
3及び4に記載した、「3つの操作子の配列方向」と
は、この実施の形態にあっては左右方向であり、「操作
子の押し込み方向」とは、この実施の形態にあっては下
ケース4の内部方向であり、結局、この実施の形態にあ
って回動軸(31)の向きはこれらにいずれもほぼ直交
する方向、すなわち、上下方向となっている。
【0038】枠体22の左右枠片22r、22lの外側
縁であって中心よりもやや下方に寄った位置に外方に突
出する舌片状の被支持片32、32が形成され、該被支
持片32、32にそれぞれ小孔32a、32aが形成さ
れている。該被支持片32、32はその小孔32a、3
2aが下ケース4の表ハーフ(符号は省略する。)の裏
面側に突設された小突起(図示は省略する。)に挿入さ
れた後、該小突起の先端部をたとえば熱溶着することに
より下ケース4内に当該スイッチ装置11が取着され、
ジョグダイヤル20のダイヤル部23及び左右操作ボタ
ンスイッチ21、21の操作釦24、24が下ケース4
の表面に突出される。
【0039】当該スイッチ装置11の左右操作釦スイッ
チ21、21は、左右対称の形状であることを除き、ほ
ぼ同じ形状をしているので、その左側の操作釦スイッチ
21についてのみ説明し、右側の操作釦スイッチ21に
ついての説明は、対応部位、対応部分に同一符号を付す
ことにより省略する。
【0040】操作釦スイッチ21は、上下及び左方が閉
塞され外形がほぼカマボコ状をした操作釦24と、該操
作釦24の裏面側縁から左方に突設され上記平坦部29
の前方に位置された押圧片33と、裏面側縁から上方及
び下方に突設され、さらにこれらの先端縁において裏面
側に突出された被支持片34、34とを有する。
【0041】操作釦24は、上記ジョグダイヤル20の
支軸受部26をダイヤル部23と反対側からその前面、
上下面及び左側面を覆う大きさに形成されており、この
前面が後述するように指Fで押圧される操作面35とな
っている。
【0042】押圧片33の裏面にはその上記接点部30
に対応した位置に小凸部36が形成されており、後述す
るように、操作釦スイッチ21が操作されたときに小凸
部36が接点部30を押圧して操作釦スイッチ21をO
Nするようになっている。
【0043】被支持片34、34には互いに対向する小
片34a、34aに小孔34b、34bが形成されてお
り、該小孔34b、34bが枠体22の上記釦回動支軸
31、31にそれぞれ嵌合されて、これにより、操作釦
スイッチ21が回動自在に枠体22に支持されることに
なる。
【0044】なお、この実施の形態においては、上記操
作釦スイッチ21を枠体22に対して回動自在に支持し
たが、本発明はこれに限らず、ジョグダイヤル20側の
部材、たとえば、ベース板25やその支軸受部26に回
動自在に支持するようにしても良い。
【0045】このように、回動自在に支持された操作釦
スイッチ21は、その操作面35は上記ジョグダイヤル
20のダイヤル部23よりもやや低くされており、これ
により、指Fで当該スイッチ装置11を触れたときに、
いずれの操作子(ダイヤル部23、操作釦24、24)
に触れているか容易に識別できるようになっている。な
お、ダイヤル部23を押し込んだときは、該ダイヤル部
23と上記操作釦スイッチ21の操作面35とがほぼ同
じ高さになるようになっている。
【0046】そして、操作釦24の操作面35は、右側
縁が上下方向に丸みをもった円弧状で、かつ、上記ダイ
ヤル部23の円周の曲率とほぼ同じか又は小さく形成さ
れ、左方に行くにしたがって表面側への突出量が大きく
なるような傾斜面35aに形成され、また、その左側端
部においては、表面側への突出量が不変なフラット面3
5bに形成されている。
【0047】なお、上記傾斜面35a、フラット面35
bとは、操作釦24を下方から見てその稜線が傾斜して
いるかフラットかという表現であり、実際には操作面3
5の傾斜面35aは、左方に行くにしたがって表面側に
広がるようにラッパ状に形成されている。
【0048】また、この実施の形態においては、上記傾
斜面35aを操作釦24の左右方向の中程から徐々に突
出量が大きくなる傾斜面としたが、これに限らず、操作
釦24のジョグダイヤル20側の端縁から傾斜面を構成
するようにしても良い。
【0049】そして、操作釦スイッチ21は、上述のよ
うに、枠体22に回動自在に支持された状態で、操作釦
24の内側空間にジョグダイヤル20の支軸受部26を
覆い、これにより、その操作面35の右側縁が上記ジョ
グダイヤル20のダイヤル部23の左端周縁に近接して
位置される。また、操作釦スイッチ21の押圧片33の
小凸部36は接点部30に接触又は近接した状態となっ
ている。
【0050】このように、ジョグダイヤル20と左右操
作釦スイッチ21、21とがユニット化されたスイッチ
装置11は、下ケース4にその内側から取着され、ダイ
ヤル部23及び左右の操作釦24、24が下ケース4の
表面からやや突出するように配置され、かつ、上述のよ
うに、ジョグダイヤル20の操作釦スイッチ21よりも
やや高くなっている。
【0051】しかして、当該スイッチ装置11を指Fで
触れると、上述のように、3つの操作子(ダイヤル部2
3、操作釦スイッチ21、21)のいずれかが容易に識
別することができ、これらの操作性の向上に寄与する。
【0052】そして、ジョグダイヤル20を操作すると
きは、そのダイヤル部23を指Fの腹で上下方向に転が
すように回転させ、また、下ケース4の内部方向へ押し
込み操作することにより行う。
【0053】また、左右操作釦スイッチ21、21を操
作するときは、上記ダイヤル部23に置いた指Fを左方
又は右方に転がるように移動させ、指Fの腹よりやや側
方に寄った部分で操作釦24、24の操作面35、35
を押圧することにより行なう。そして、押圧された操作
釦スイッチ21、21は釦回動支軸31、31を中心に
回動されて、その外側部分(押圧片33、33)が下ケ
ース4の内部方向への押し込み操作されて、押圧片3
3、33の裏面に突設した小凸部36、36が枠体22
の接点部30を押圧して操作釦スイッチ21、21を各
別にONするようになっている。
【0054】具体的には、ダイヤル部23に置いた指F
を左方又は右方に転がすように移動させたとき、指Fの
腹はダイヤル部23に触れているものの、その指Fの操
作釦24を押圧する部位は、操作面35の傾斜面35a
を転がるように触れながら外方に移動し、フラット面3
5bに指Fの肉が載ったときに、該フラット面35bを
下ケース4の内部方向への力が増し、これにより、操作
釦スイッチ21が回動して、上述のように、小凸部36
が接点部30を押圧することになる。したがって、かか
るフラット面35bは操作釦スイッチ21の操作を容易
にするために機能し、これがない場合、指Fを傾斜面3
5a上を左方又は右方にかなり移動させなければ、操作
釦スイッチ21を回動させる力が生ぜず、その操作性を
悪化させることになる。
【0055】そして、左右操作釦スイッチ21、21を
操作するときは、それぞれの外側(左操作釦スイッチ2
1の場合は左端、右操作釦スイッチ21の場合は右端)
を押圧するため、ダイヤル部23を押圧することはな
く、よって、いわゆる、2つの押釦の共押しが行なわれ
ることはない。
【0056】すなわち、左右操作釦スイッチ21、21
は、ダイヤル部23側にその回動支点(釦回動支軸軸3
1、31)があるため、操作釦24、 24のダイヤル
部23側を押圧しようとしても、裏面側(下ケース4の
内部方向)に押圧することはできない。したがって、左
右操作釦スイッチ21、21を操作しようとするとき、
これを押圧しようとする指Fは、既に、ダイヤル部23
から離間するか又は少なくともダイヤル部23を押圧す
る方向への力が加わることはなく、ダイヤル部23にそ
の指Fが触れていても、これを、裏面側(下ケース4の
内部方向)に押込むことはできず、結局、2つの押釦の
共押しが防止される。
【0057】これは、ダイヤル部23を下ケース4の内
部方向への押し込み操作をするときも、同様で、その指
Fが左右操作釦24、24に触れても、ダイヤル部23
は下ケース4の内部方向に押し込み操作することができ
ても、左右操作釦スイッチ21、21は釦回動支軸3
1、31が邪魔をして下ケース4の内部方向に押圧され
ることがなく、2つの押釦の共押しの防止になってい
る。
【0058】このようなスイッチ装置11はその各操作
子(ダイヤル部23、操作釦24、24)の配列方向の
寸法が15mm〜25mmの範囲であることが望まし
い。これは、上記実施の形態にかかる携帯電話1におけ
る当該スイッチ装置11の配置構造から考慮すると、操
作子23、24、24を操作する人間の指Fは、親指で
あり、人間の親指の幅が成人男子で20mm〜25m
m、成人女子で15mm〜20mmが一般的であるから
であり、これにより、その操作性をさらに良好にするこ
とができる。
【0059】そして、たとえば、スイッチ装置11の寸
法を20mmとした場合、ダイヤル部23の寸法は9m
m、各操作釦スイッチ21、21の寸法は5.2mm、
ダイヤル部23と操作スイッチ21との間の間隔を0.
3mmとし、さらに、操作釦スイッチ21の傾斜面35
aを4.3mmとし、フラット面35bを0.9mmと
するとよい。
【0060】また、当該スイッチ装置11の左右方向の
寸法は、上述の人間の指Fの幅寸法によりある程度決定
することはできるが、携帯電話1の幅寸法も考慮して決
定することが望ましい。
【0061】このように当該スイッチ装置11にあって
は、ダイヤル部23を挟んで2つの操作釦スイッチ2
1、21を配置した構造でありながら、これら3つの操
作子(ダイヤル部23、操作釦スイッチ21、21)を
近接して配置したので、その操作性の向上させることが
できるとともに、スイッチ装置の操作子の配列方向の寸
法を小さくすることができ、よって、このようなスイッ
チ装置11を採用することにより、携帯電話などの端末
装置においてはその左右方向の寸法を小さくすることも
然る事ながら、別のスイッチ、上記実施の形態における
押釦スイッチ12、12などを配設することもできる。
【0062】なお、上記実施の形態にあっては本発明ス
イッチ装置を、その中央操作子がジョグダイヤルのダイ
ヤル部であるものに適用したが、本発明はこれに限ら
ず、中央操作子が押釦スイッチであっても良い。要は、
中央操作子を挟むように配置された外側操作子の操作面
が中央操作子から遠ざかる方向に行くに高くなる傾斜面
を有するものであれば良い。
【0063】また、外側操作子の操作面における傾斜面
をラッパ状に形成したものについて説明したが、本発明
はこれに限らず、上下方向には平らで外側方向に行くに
従い高さが高くなるようにしたものであっても良い。
【0064】この他、上記実施の形態において示した各
部の具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当た
っての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0065】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明スイッチ装置は、中央操作子と該中央操作子
を挟むように隣接して配置された2つの外側操作子を有
するスイッチ装置であって、外側操作子の操作面を、中
央操作子から遠ざかるにしたがって高くなる傾斜面に形
成したことを特徴とする。
【0066】したがって、本発明スイッチ装置にあって
は、中央操作子に指の腹を置き、該指を中央操作子上を
転がすようにして移動させるだけで、隣接する外側操作
子の操作を行なうことができ、これにより、1つの指に
より、3つの操作子を有するスイッチ装置の操作性を向
上させることができる。
【0067】また、このように中央操作子を挟んで2つ
の操作釦を配置した構造でありながら、これら3つの操
作子を近接して配置することができ、その操作性の向上
を図ることができ、さらに、3つの近接は位置すること
により、スイッチ装置の配列方向の寸法を小さくするこ
とができ、よって、かかるスイッチ装置を採用する電子
機器においては、その寸法を小さくすることも然る事な
がら、別のスイッチ、上記実施の形態における押釦スイ
ッチ12、12を配設することができ、さらに多機能化
を望むことができる。
【0068】請求項2に記載した発明にあっては、外側
操作子の操作面を、その外側端部が上記傾斜面に連続し
てフラット面に形成したので、中央操作子を操作した指
を外側操作子に移行したときに、フラット面に指の腹よ
りやや側方に寄った部分が引っ掛かりやすく、外側操作
子の操作性の向上を図ることができる。
【0069】請求項3記載した発明にあっては、3つの
操作子の配列方向の長さを15mm〜25mmにしたの
で、人間の親指の寸法を考慮したとき、もっとも操作性
を良好にすることができる。
【0070】また、別の本発明スイッチ装置は、外側操
作子を、3つの操作子の配列方向にほぼ直交する方向
で、かつ、その操作面の押し込み方向にほぼ直交する回
動軸によって回動自在に設け、また、その回動軸を外側
操作子の中央操作子に近接する側に設けたことを特徴と
する。
【0071】したがって、別の本発明スイッチ装置にあ
っては、中央操作子を操作しようとするときには外側操
作子を操作することはできず、また、外側操作子を操作
しようとするときには中央操作子を操作することはでき
ず、これにより、いわゆる2つの押釦の共押しを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4とともに、本発明スイッチ装置を
適用した折り畳み型の携帯電話の全体を示すもので、本
図は上ケースと下ケースとを開いた状態を示す斜視図で
ある。
【図2】上ケースと下ケースとを折り畳んだ状態を示す
斜視図である。
【図3】上ケースと下ケースとを折り畳んだ状態を示
し、図2とは異なる方向から見た斜視図である。
【図4】上ケースと下ケースとを開いた状態を示す正面
図である。
【図5】図6乃至図9とともに、本発明スイッチ装置を
示すもので、本図は斜視図である。
【図6】正面図である。
【図7】一部を切り欠いて示す底面図である。
【図8】分解斜視図である。
【図9】図8とは別の方向から見た分解斜視図である。
【図10】図11とともにスイッチ装置を指で操作して
いる状態を示し、本図は中央操作子を操作している様子
を示す底面図である。
【図11】指を中央操作子から外側操作子に移行してい
る様子を示す底面図である。
【図12】外側操作子を操作している様子を示す底面図
である。
【符号の説明】
11…スイッチ装置、23…ダイヤル部(中央操作
子)、24…操作釦(外側操作子)、31…釦回動支軸
(回動軸)、35…操作面、35a…傾斜面、35b…
フラット面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 智徳 宮城県加美郡中新田町字雁原325番地 ソ ニー中新田株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の操作子(以下、「中央操作子」とい
    う。)と該中央操作子を挟むように隣接して配置された
    2つの操作子(以下、「外側操作子」という。)を有す
    るスイッチ装置であって、 外側操作子の操作面が、中央操作子から遠ざかるにした
    がって高くなる傾斜面に形成されたことを特徴とするス
    イッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したスイッチ装置であっ
    て、 外側操作子の操作面は、その外側端部が上記傾斜面に連
    続してフラット面に形成されたことを特徴とするスイッ
    チ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したスイッチ装置であっ
    て、 3つの操作子の配列方向の長さを15mm〜25mmに
    したことを特徴とするスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 一の操作子(以下、「中央操作子」とい
    う。)と該中央操作子を挟むように隣接して配置された
    2つの操作子(以下、「外側操作子」という。)を有す
    るスイッチ装置であって、 上記外側操作子は、3つの操作子の配列方向にほぼ直交
    する方向で、かつ、その操作面の押し込み方向にほぼ直
    交する回動軸を有し、 該回動軸は、外側操作子の中央操作子に近接する側に設
    けられたことを特徴とするスイッチ装置。
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