JP2000101260A - 携帯用電子機器のカバ― - Google Patents

携帯用電子機器のカバ―

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Publication number
JP2000101260A
JP2000101260A JP11301045A JP30104599A JP2000101260A JP 2000101260 A JP2000101260 A JP 2000101260A JP 11301045 A JP11301045 A JP 11301045A JP 30104599 A JP30104599 A JP 30104599A JP 2000101260 A JP2000101260 A JP 2000101260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
key
main body
electronic device
portable electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP11301045A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Isoda
守夫 磯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP11301045A priority Critical patent/JP2000101260A/ja
Publication of JP2000101260A publication Critical patent/JP2000101260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯用電子機器のカバーに於いて、薄型軽量化
及び材料費の削減を実現すると共に製品の信頼性の向上
を図る。 【解決手段】本体10に対しカバー17を展開方向に回
転可能に軸支させ、該カバーを部分的に外側に膨出さ
せ、略中央部に段差部18を形成し、前記カバー17に
段差部18を設けたことでカバーの曲げ剛性が増大し、
閉じた状態でカバーに外圧が加わっても弾性変形が少な
くなり、操作用のキー5,6が押下されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等携帯
用電子機器に於けるカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用電子機器は、衣服のポケットや鞄
に入れて携帯する機会が多い。そこで携帯電話機、或は
電子手帳等操作用のキーを有するものでは、誤操作防止
或はキー保護の為開閉式のカバーを有しているものがあ
る。例えば携帯電話機ではダイアルキー等を覆うカバー
が折畳自在となっていて、通話時にカバーを本体に対し
て展開する型式のものがある。
【0003】図7に基づいて従来の折畳式携帯電話機の
カバーを説明する。
【0004】該折畳式携帯電話機は、機能キー5、ダイ
アルキー6、送話器7、受話器(図示せず)等を備えた
本体2と、前記機能キー5、前記ダイアルキー6を覆う
カバー1とから構成されている。該カバー1は、前記本
体2に設けられた支軸3,3に嵌合可能な支軸孔4,4
を有し、該支軸孔4,4に前記支軸3,3を嵌合させる
ことで前記支軸3,3を中心として展開方向へ回転可能
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記カバー1は、前記
機能キー5、ダイアルキー6の配設された面8に対して
平行に覆うことができる様に成形されるのが一般的であ
り、又前記カバー1自体の厚さは製品により多様であ
る。例えば、前記カバー1を厚さの薄いものとした場
合、該カバー1を閉じた状態で外から強い圧力が加わる
と弾性変形が生じてしまい、前記機能キー5等が押下さ
れるという問題がある。又、前記カバー1を厚さの厚い
ものとした場合、前述の様な弾性変形は生じにくくなる
が、厚さの薄いものと比べ薄型軽量化に逆行すると共に
材料費や部品点数の増加が問題となっていた。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み、折畳式携帯電
話機等携帯用電子機器に採用されるカバーに於いて、材
料費を削減して薄型軽量化を可能とすると共にキーの誤
操作防止機能の向上を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に対しカ
バーを展開方向に回転可能に軸支させ、該カバーを部分
的に外側に膨出させ、略中央部に段差部を形成した携帯
用電子機器のカバーに係るものである。
【0008】段差部を形成することでカバーの曲げ剛性
が増大し、カバーに外圧が加わっても変形が少なくな
り、操作用のキーが押下されることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
よる携帯用電子機器のカバーの実施の形態を折畳式携帯
電話機に適用したものについて説明する。尚、図1〜図
3中、図7で示したものと同一のものには同符号を付し
てある。
【0010】先ず、図1〜図3に示す携帯電話機の概略
を説明する。該携帯電話機は受話器11、表示部12、
スイッチ13、機能キー5、ダイアルキー6等を備えた
本体10を有し、該本体10の下端部には凸形状の軸支
部14を形成する。該軸支部14には送話器7を設け、
左右両端面には左右一対の支軸3,3を突設する。
【0011】カバー17は下端部に前記軸支部14に嵌
合する欠切部15が形成され、該欠切部15に臨接する
面の前記支軸3,3に対応する位置に支軸孔4,4を形
成する。該支軸孔4,4に前記支軸3,3を嵌合するこ
とで該支軸3,3を介して前記カバー17が前記本体1
0に対して閉じた図1の折畳状態から矢印16で示す展
開方向へ回転可能に軸支される。尚、図2は便宜上前記
本体10にカバー17を取付けていない状態を示してい
る。
【0012】該カバー17全体を外側に膨らみのある凸
面となる様成形し、図3に示される様に一部を外側に膨
出させ、略中央部に段差部18を設ける。前記カバー1
7の断面形として前記段差部18を形成することで断面
二次モーメントが大きくなり、曲げ剛性が増大する。更
に、前記カバー17自体を凸面状に成形すると、閉じた
状態で該カバー17内面と機能キー5、ダイアルキー6
との距離が大きくなるので、前記カバー17に外圧が加
わっても変形が少なくなり、又、弾性変形が生じた場合
でも、前記機能キー5、ダイアルキー6が押下された
り、接触したりしにくくなる。
【0013】更に、前記カバー17には図4に示される
様に、剛性を増大し、スペーサとして間隙を保持する突
条20を設けることができる。
【0014】前記カバー17の内側に幅方向に掛渡る突
条20を設ける。該突条20を設ける位置は、前記カバ
ー17を閉じた状態で前記機能キー5、ダイアルキー6
に当接しない位置、例えばキー列間に対応する位置とす
る。前記突条20を設けたことにより、前記カバー17
自体の剛性が増すと共に該カバー17が閉じた状態で外
圧が加わった場合でも、前記突条20の先端は、前記本
体10の前記機能キー5、ダイアルキー6の配設された
面8のキー列間に当接し、スペーサの役割を果たすの
で、前記機能キー5、ダイアルキー6が押下されること
はない。
【0015】又前記カバー17には図5に示す様に、前
記突条20を設ける代わりに、前記カバー17の内側四
隅に突起21を設けることができる。該突起21は前記
カバー17を閉じた状態で前記本体10の前記機能キー
5、ダイアルキー6の配設された前記面8のキー以外の
場所に当接して、前記カバー17と前記面8との間隙を
保持するので、前記カバー17の変形時にも押圧が防止
される。更に図6に示す様に、前記突条20と前記突起
21を組合わせてもよく、組合わせることで一層効果的
にキーの押圧防止が行えることは言う迄もない。又、前
記段差部18、突条20の設けられる方向は、図2で示
した方向に対して直交する方向であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、カバー
の変形によるキーの押圧が防止されるので、カバーの薄
型軽量化が可能となり、材料費が削減されると共にキー
の誤操作防止機能が向上し、製品の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した携帯電話機の概略説明図であ
る。
【図2】同前実施の形態に於けるカバーを展開した状態
を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】本発明に係るカバーに突条を付加した場合を示
すもので、図2のA−A矢視相当図である。
【図5】本発明に係るカバーに突起を付加した場合の斜
視説明図である。
【図6】本発明に係るカバーに突条、突起を付加した場
合の斜視説明図である。
【図7】従来例の斜視説明図である。
【符号の説明】
5 機能キー 6 ダイアルキー 10 本体 17 カバー 18 段差部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に対しカバーを展開方向に回転可能
    に軸支させ、該カバーを部分的に外側に膨出させ、略中
    央部に段差部を形成したことを特徴とする携帯用電子機
    器のカバー。
JP11301045A 1999-10-22 1999-10-22 携帯用電子機器のカバ― Pending JP2000101260A (ja)

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JP8203191A Division JP3031456B2 (ja) 1996-07-12 1996-07-12 携帯用電子機器のカバー

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