JP2004296329A - キー及びキーを備えた電子端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】押下したときに違和感を感じることがないばかりでなく、電気的接触を良好に得ることができる。
【解決手段】本体2に対し表示部がヒンジ部4を介して開閉可能取り付けられている。本体2は、表面に電源キーやモード切替キーなどをなす選択スイッチ5と、アラビア数字やアルファベットなどの機能をなすキー6が複数配設されている。キー6の押圧部6aが一方から他方に向けて傾斜する形状、即ち、携帯電話機を上下方向に合わせて正対した場合、その下部側から上部側に向けて次第に傾斜する形状をなしている。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、キー及びキーを備えた電子端末装置に係り、特に携帯電話機や簡易型携帯端末、携帯端末(PDA)等として使用するのに好適なキー及び電子端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機のような電子端末装置は、通常の電話機能を有するばかりでなく、電子メール等の通信機能をもつものが広く普及している。電子メールを作成する場合には文字を入力する必要があるが、この場合に操作するキーは、これが押下されると、その下方に設けられている可動接点が、対応する固定接点に向けて押圧され、該固定接点と接触することで電気的接触が得られるようになっている。この際、携帯電話機においては、一つのキーに文字やアルファベット等が複数割り当てられていることから、それらに対応し一つのキーにより可動接点が複数の固定接点と同時に接触するようになっている。
【0003】
ところが、キーを押下した場合、可動接点と全ての固定接点との接触が良好に得られ難いことがあることから、これを改善するため、従来例においては、押圧部を押下したときに可動接点とそれに対応する固定接点が全て電気的接触するように工夫されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−208328号公報(第3−4頁、図1−図7)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、押圧部の先端に突起が設けられると共に、その押圧部の端部に可動接点側に向かう突起が設けられているので、押圧部が押下された場合、局所的に押された状態となってしまい、可動接点側に対応する全ての固定接点とそれぞれ電気的に接触させることができない問題があった。しかも、押圧部の先端に細い突起が設けられていることから、その部分を押下すると、指先に違和感を感じてしまい、操作感覚が芳しいものとは言い難い問題もあった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、押下したときに違和感を感じることがないばかりでなく、電気的接触を良好に得ることができるキーを提供することにあり、他の目的は、上記キーを備えた電子端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、押圧部を有し、該押圧部の下方に設けられる可動接点と該可動接点の下方に設けられて該可動接点と接触し得る複数の固定接点とを備えたキーにおいて、前記押圧部が一方から他方に向けて傾斜していることを特徴とする。
【0008】
この発明に係るキーによれば、キーの押圧部が一方から他方に向けて傾斜しているので、押圧部の一方が押されると、一方から他方にかけて次第に押されて可動接点を押下させ、押圧部を略平面状にさせることで可動接点を対応する固定接点にそれぞれ独立的に接触させることができるので、可動接点と全ての固定接点との電気的接触を良好に行うことができる。しかも、押圧部が傾斜することで、押圧部に対する指の引き掛かりがよく、押下したときの感覚も良好となり、違和感のない操作性を得ることができる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のキーにおいて、前記押圧部は、キーを立てた状態で正対したとき、下部側から上部側に至るに従い次第に外方に突出する傾斜面をなしていることを特徴とする。
この発明に係るキーによれば、上下方向の位置を揃えた状態でキーを押下すると、押圧部を容易に略平面状にさせることができ、可動接点を対応する固定接点の全てにそれぞれ独立的に接触させることができるので、電気的接触及び操作性がさらに良好となる。
【0010】
請求項3に係る発明は、キーを備えた電子端末装置において、請求項1又は2記載のキーを複数備えてなることを特徴とする。
この発明に係るキーを備えた電子端末装置によれば、各キーの押圧部を略平面状に押下させて可動接点を対応する固定接点の全てにそれぞれ独立的に接触させることができるので、電気的接触及び操作性が良好となる電子端末装置を提供できる。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項3記載のキーを備えた電子端末装置において、携帯電話機能あるいは簡易型携帯電話機能を備えることを特徴とする。
この発明に係るキーを備えた電子端末装置によれば、携帯電話機あるいは簡易型携帯電話機として利用することができるので、良好な電気的接触が得られる信頼性の高い携帯電話機あるいは簡易型携帯電話機を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1から図6はこの発明の一実施の形態に係る電子端末装置を適用した携帯電話機を示す図であって、図1は携帯電話機を示す正面図、図2は図1の左側面図、図3は同じく図1の右側面図、図4は携帯電話機を折り畳んだ状態を示す図2に対応の側面図、図5は図1のA−A線に相当する拡大断面図、図6は本体を断面した説明図である。
図1〜図4において、符号1はこの実施形態の携帯電話機を示し、2は本体、3は表示部である。
この携帯電話機1は、本体2に対し表示部3がヒンジ部4を介して開閉可能取り付けられている。本体2は、表面に電源キーやモード切替キーなどをなす選択スイッチ5と、アラビア数字やアルファベットなどの機能をなすキー6が複数配設されている。そして、図4に示すように、本体2に表示部3が閉じられた状態にあるとき、本体2の上に表示部3が重なって表示部3と選択スイッチ5とが略同一平面上となり、本体2の両側に設けられた開閉釦7を操作したとき、表示部3が図2及び図3に示すように本体2に対し回動して開き、これによって図1に示すように表示部3が正面側に露出するようになっている。
【0013】
本体2は、その内部構成が詳細に図示されていないものの、図5に示すように、回路基板8の上方にドーム型基板9が設けられ、そのドーム型基板9の上にキー6が設けられている。ドーム型基板9は各キー6の下方に設けられてあって、底面に可動接点10が形成されている。
【0014】
そして、キー6が押下されると、その下面側がドーム型基板9を下方に変形させる如く押され、該ドーム型基板9の底面の可動接点10が回路基板8に設けられている複数の固定接点13〜15とそれぞれ電気的接触が得られるようになっている。
【0015】
そのため、ドーム型基板9の底面にそれぞれのキー毎に対応して一個の可動接点10が設けられると共に、回路基板8上にもそれぞれの可動接点10に対応する固定接点13〜15が設けられている。固定接点13〜15は、一つのキーに複数の文字やアルファベット、更には数字等が割り当てられていることからそれぞれ三個ずつ設けられている。キー6及び選択スイッチ5は、可撓性を有する合成樹脂によって形成され、押下されると、若干撓むようになっている。
従って、この携帯電話機1は、キー6の押圧部6aの下方に可動接点10と、これの下方に可動接点10と接触し得る三個の固定接点13〜15とが備えられている。
【0016】
この実施形態においては、図5及び図6に示すように、キー6の押圧部6aが一方から他方に向けて傾斜する形状、即ち、携帯電話機1を上下方向に合わせて正対した場合、その下部側から上部側に向けて次第に傾斜する形状をなしている。押圧部6aは、一様の厚みをなしており、操作のために押下されると、撓むようへこむ。
なお、図示していないが、下筐体3の内部には携帯電話機能を果たすのに必要な送受信部、及びその送受信部の制御を行う制御部等種々の構成部品が内蔵されている。図1において、符号16は受話用のスピーカ部、17は送話用のマイクロフォン部である。
【0017】
この実施形態の携帯電話機1は、上記のように、キー6の押圧部6aがその下部側から上部側に向けて次第に傾斜する一様の厚み形状をなしているので、押圧部6aの最も突出している上部側が指Fで押されると、押圧部6aの上部側から下部側にかけて次第に押下させ、押圧部6aが図7に示すように、可動接点10及び固定接点13〜15と対応する部分を略平面状にさせることができるので、可動接点10を対応する固定接点13〜15にそれぞれ独立的に接触させることができる。図7はキー6が指Fで押下されたときの状態を示す作用説明図である。
【0018】
従って、この携帯電話機1によれば、押圧部6aの上部側が押されると、押圧部6aの上部側から下部側にかけて次第に押下し、押圧部6aを略平面状にさせることで可動接点10も略平面状に押圧され、可動接点10を対応する固定接点13〜15の全てにそれぞれ独立的に接触させることができるので、従来例のように突起によって局所的に可動接点を押すことがなくなり、固定接点を可動接点10と固定接点13〜15との電気的接触を良好に行うことができる。しかも、押圧部6aが傾斜することで、押圧部6aに対する指Fの引き掛かりがよく、押下したときの感覚も良好となり、違和感のない操作性を得ることができる。
【0019】
また、本体2の上下方向の位置を合わせると、キー6の押圧部6aが下部側から上部側に至るに従って次第に外方に突出するので、キー6の押圧操作を的確に行うことができ、その結果、操作性に優れた携帯電話機1を実現することができる。このようなことは、キー6のみに限らず、選択キー5も同様の形状に形成することでも選択キー5の操作性を改善することができる。
【0020】
なお、図示実施の形態では、一つのキー6により可動接点10が三個の固定接点13〜15と接触する例を示したが、その数に限定されるものではない。
また、電子端末装置として携帯電話機に適用された例を示したが、それ以外のもの、例えば携帯端末(PDA)や電子辞書等にも適用して同様の作用効果を得ることができ、図示例に限定されるものではない。
【0021】
本発明によれば、キーの押圧部が一方から他方に向けて傾斜し、押圧部の一方を押すと、一方から他方にかけて次第に押下させ、押圧部を略平面状にさせることができるように構成したので、可動接点を対応する固定接点にそれぞれ独立的に接触させることができる結果、電気的接触が良好となり、またキーを押下したときの引き掛かりがよく、違和感のない操作性を得ることができ、押下したときの感覚が良好となる。
【0022】
また、本発明によれば、上下方向に合わせた状態でキーを押下すると、押圧部を容易に略平面状に押圧させることができ、可動接点を対応する固定接点の全てにそれぞれ独立的に接触させることができるので、電気的接触及び操作性が確実に良好となる。
【0023】
また、本発明によれば、各キーの押圧部を略平面状に押下させて可動接点を対応する固定接点の全てにそれぞれ独立的に接触させることができるので、電気的接触及び操作性が良好となる電子端末装置を提供できる。
【0024】
また、本発明によれば、携帯電話機として利用することができるので、良好な電気的接触が得られる、信頼性の高い携帯電話機を実現できる。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、キーの押圧部が押圧方向に直交する基準面に対し一方から他方に向けて傾斜する構造となっているため、押下したときに違和感を感じることがないばかりでなく、電気的接触を良好に得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る電子端末装置を適用した携帯電話機を示す正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】同じく図1の右側面図である。
【図4】携帯電話機を折り畳んだ状態を示す図2に対応の側面図である。
【図5】図1のA−A線に相当する拡大断面図である。
【図6】本体を断面した説明図である。
【図7】キーが押下されたときの状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(電子端末装置)
2 本体
3 表示部
6 キー
6a 押圧部
10 可動接点
13〜15 固定接点

Claims (3)

  1. 押圧部を有し、該押圧部の下方に設けられる可動接点と該可動接点の下方に設けられて該可動接点と接触し得る複数の固定接点とを備えたキーにおいて、
    前記押圧部が、その押圧方向に直交する基準面に対し一方から他方に向けて傾斜していることを特徴とするキー。
  2. キーを備えた電子端末装置において、
    請求項1記載のキーを複数備えてなることを特徴とするキーを備えた電子端末装置。
  3. 請求項2記載のキーを備えた電子端末装置において、
    携帯電話機能あるいは簡易型携帯電話機能を備えることを特徴とする電子端末装置。
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