JPH11331329A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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Publication number
JPH11331329A
JPH11331329A JP10139039A JP13903998A JPH11331329A JP H11331329 A JPH11331329 A JP H11331329A JP 10139039 A JP10139039 A JP 10139039A JP 13903998 A JP13903998 A JP 13903998A JP H11331329 A JPH11331329 A JP H11331329A
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JP
Japan
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key top
key
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mobile phone
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10139039A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekatsu Kobayashi
英克 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11331329A publication Critical patent/JPH11331329A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は携帯電話機に関し、マルチファンク
ションキーの耐久性の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】 キートップ51の下面の中央に設けてあ
りキートップ全体が沈み込むことを制限して目的とする
スイッチ以外のスイッチが動作されることを防止するス
トッパ凸部54は、キートップ本体よりその下面に突き
出ている凸部本体51cの表面を、ゴム質のベース52
の一部のドーム部52aで包んだ構成である。マルチフ
ァンクションキーを強く操作したときには、ゴム質のド
ーム部52aが電話機本体組立体の上面のプリント板に
当たって、プリント板53を傷めない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に係り、
特に、ケースから露出しているキートップの上面の四方
を選択して押して倒すように操作されるマルチファンク
ションキーを備えた携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(A)は従来の携帯電話機の一部の
マルチファンクションキー10を示す。このマルチファ
ンクションキー10は、合成樹脂製のキートップ11が
電話機本体組立体12上に載って、ケース13の開口1
4内に収まっている構成である。キートップ11の下面
には、誤動作防止用のストッパ凸部15が形成してあ
り、周囲の部位に押し用凸部16が形成してある。電話
機本体組立体12は、上面にプリント基板17を有し、
このプリント基板17のうちキートップ11が配される
部位に複数のドームスイッチ18が設けてある構成であ
る。キートップ11は、ストッパ凸部15が電話機本体
組立体12の上面のプリント基板17に支持されてお
り、押し用凸部16が各ドームスイッチ18に対向して
いる。
【0003】キートップ11の上面11aのうち符号2
0で示す部位を押す操作をすると、キートップ11が図
7(B)に示すように傾いて、押し用凸部16がドーム
スイッチ18を押して、このドームスイッチ18がオン
とされる。誤動作防止用のストッパ凸部15はキートッ
プ全体が沈み込むことを制限して目的とするスイッチ以
外のスイッチが動作されることを防止する役割を有す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キートップ11を強く
押す操作をすると、ストッパ凸部15がプリント基板1
7の上面を押しつつ擦る動作が行われる。ストッパ凸部
15は硬いものであるため、プリント基板17が傷めら
れる。携帯電話機のマルチファンクションキー10は比
較的頻繁に操作されるキーであり、携帯電話機が使用を
開始されてから比較的短い期間で、プリント基板17の
うちストッパ凸部15が当たる部分が損傷されて、場合
によっては凹みが出来、マルチファンクションキー10
の操作感触が異常となったり、粉がでて、この粉がいろ
いろな場所に散って付着して電子回路に悪さをしたりす
る不都合が生じる虞れがあった。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決した携帯
電話機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ケー
スの内部に電話機本体組立体が組み込まれており、キー
トップが押し操作されて所望の方向に傾斜される構成の
携帯電話機において、上記キートップの下面の中央に設
けてありキートップが倒れるときの中心となるストッパ
凸部が、表面がゴム質の膜で覆われた構造であり、該ス
トッパ凸部の表面のゴム質の膜が上記電話機本体組立体
の一部に当たる構成としたものである。
【0007】ストッパ凸部の表面だけがゴム質の膜で覆
われ、内部が硬質である構造は、良好操作感触を良好に
保ち、且つ誤動作を確実に防止する。表面がゴム質の膜
で覆われた構造は、これが当たるプリント板が傷まない
ようにする。請求項2の発明は、上記キートップは、キ
ートップ本体と、該キートップ本体の下面に接着してあ
るシート状のゴム質のベースとよりなり、上記凸部は、
上記キートップ本体よりその下面に突き出ている凸部本
体と、該ゴム質のベースの一部に上記凸部本体に合わせ
てドーム状形成してあり、上記凸部本体を包み込んでい
るドーム部とよりなる構成としたものである。
【0008】シート状のゴム質のベースを利用出来、専
用の部材は不要である。請求項3の発明は、上記キート
ップは、キートップ本体と、該キートップ本体の下面に
接着してあるシート状のゴム質のベースとよりなり、該
ベースは、ベース本体と、該ベース本体の内側にキート
ップの操作される方向毎に張り出た腕部と、該腕部の周
囲と上記ベース本体の内側とを繋いでおり、該キートッ
プを操作したときに、上記操作される側の腕部が上記ベ
ース本体に対して変位することを許容する可動用膜部と
よりなり、該可動用膜部が、該腕部の先端側を囲む部分
の幅寸法を、腕部の根元部分の幅寸法より広い構成とし
たものである。
【0009】可動用膜部の幅寸法を、腕部の先端側を囲
む部分については腕部の根元部分の幅寸法より広くした
構成は、マルチファンクションキーを押す必要な操作力
が軽くして、マルチファンクションキー操作感触がテン
キーの操作感触と同じとなるようになる。請求項4の発
明は、上記キートップは、下面の周囲に張り出たフラン
ジ部を有するキートップ本体と、該キートップ本体の下
面に接着してあるシート状のベースとよりなり、上記フ
ランジ部が、周囲の一部に欠落部を有する構成としたも
のである。
【0010】マルチファンクションキーのキートップが
他のキートップと近くに配されている場合でも、ゲート
カット機能付き接着用治具の仕切りの壁が過度に薄くな
らないように出来る。また、欠落部は周囲の一部に限ら
れるため、キートップの高さを規制するというフランジ
部の機能は損なわれない。請求項5の発明は、上記電話
機本体組立体は、上面にプリント基板を有し、該プリン
ト基板は、上記ストッパ凸部が当たる部分を避けて配線
パターンを有する構成としたものである。
【0011】ストッパ凸部が当たる部分には配線パター
ンが形成されていないため、プリント基板がたとえ傷ん
だとしても、配線パターンが断線してしまうことが起き
ないように出来、信頼性の向上が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2に示すように、本発明の一実
施例になる携帯電話機40は、キーパッド組立体41が
フロントケース42にその内側から組み込まれており、
電話機本体組立体43が、組み合わされたフロントケー
ス42とリアケース44との内部に組み込まれた構成で
ある。
【0013】携帯電話機40は、上面の略中央の部位に
マルチファンクションキー50を有する。以下に、マル
チファンクションキー50について説明する。最初に概
略的に説明する。マルチファンクションキー50は、図
1、図3、図4(A)〜(G)、図5に併せて示すよう
に、背の低い略円柱形状であるポリカーボネイト製のキ
ートップ51と、キートップ51の下面に接着してある
シート状のシリコンゴム製のベース52と、電話機本体
組立体43の上面のドームスイッチ付きのプリント基板
53とよりなる。マルチファンクションキー50は、下
面の中央に誤動作防止用のストッパ凸部54を有する。
マルチファンクションキー50は、4つの方向を選択的
に押付け操作される構成であり、図1に示すように、プ
リント基板53には4つのドーム型スイッチ55−1〜
55−4が配されており、ベース52にはストッパ凸部
54を中心とする十字形状の腕部56−1〜56−4が
形成してあり、各腕部56−1〜56−4に押し用凸部
57−1〜57−4が形成してある。押し用凸部57−
1〜57−4がドーム型スイッチ55−1〜55−4に
対向しており、ストッパ凸部54がプリント基板53の
上面であって並んでいるドーム型スイッチ55−1〜5
5−4の中央の部位58に対向している。ドーム型スイ
ッチ55−1〜55−4はドーム型の接点部材59を有
するものである。
【0014】図4(B)に示すように、キートップ51
はフロントケース42の開口60に嵌合しており、上面
51aが携帯電話機40の上面に露出している。キート
ップ51は、下面のフランジ51bがフロントケース4
2の開口60を形成している筒状のリブ61の下端面に
当接して高さ位置が決められている。上面51aには、
押す位置を示す三角マーク62−1〜62−4が4つ形
成してある。
【0015】操作者が指先でキートップ51の上面51
のうち、マーク62−1の位置(12時の方向の位置)
を押すと、キートップ51がY1方向に倒れるように回
動して、押し用凸部57−1がドーム型の接点部材59
を押してこれをクリック的に凹ませてドーム型スイッチ
55−1がオンとなる。操作者が指先には、クリック感
が伝わる。指先を離すと、ドーム型の接点部材59がド
ーム型に弾性復元して、キートップ51は元の姿勢に戻
る。
【0016】操作者が指先でマーク62−3の位置(6
時の方向の位置)を押すと、キートップ51がY2方向
に倒れるように回動して、押し用凸部57−2がドーム
型スイッチ55−2を押してこれがオンとなる。マーク
62−2の位置(3時の方向の位置)を押すと、キート
ップ51がX1方向に倒れるように回動して、押し用凸
部57−3がドーム型スイッチ55−3を押してこれが
オンとなる。マーク62−2の位置(3時の方向の位
置)を押すと、キートップ51がX1方向に倒れるよう
に回動して、押し用凸部57−4がドーム型スイッチ5
5−4を押してこれがオンとなる。
【0017】ストッパ凸部54は、特にキートップ51
が強く押されたときに、プリント基板53の上面に当た
ってキートップ全体が沈み込むことを制限して、目的と
するスイッチ以外のスイッチが動作されることを防止す
る役割を有する。次に、特徴部分について説明する。 (1)ストッパ凸部54 図1及び図4(B)に示すように、ストッパ凸部54
は、キートップ51の下面の中央に半球形状の凸部本体
51cを有する。ベース52にはこの凸部本体51cに
合ったドーム部52aが形成してある。ドーム部52a
の厚さt1は0.3mmである。このドーム部52aが
凸部本体51cを包み込んでいる。よって、ストッパ凸
部54は、凸部本体51cがシリコンゴム製の膜で覆わ
れている構造である。
【0018】キートップ51が特い強く操作されたとき
に、ストッパ凸部54がプリント基板53の上面に押し
当たってこれを擦る。プリント基板53に接触して擦る
のはポリカーボネイト製の凸部本体51cではなく、柔
らかいシリコンゴム製のドーム部52aである。よっ
て、従来のように硬質の凸部がプリント基板に当たって
擦る場合に比べて、プリント基板53の上面の傷みは相
当に軽減され、携帯電話機40が使用を開始されてから
相当に長い期間が経過した後であっても、凹みは形成さ
れず、マルチファンクションキー50の操作感触は初期
の状態に維持され、粉も殆ど発生せず、粉による悪影響
も起きない。即ち、マルチファンクションキー50は優
れた耐久性を有する。
【0019】なお、プリント基板53は、ストッパ凸部
54が当たる部位58については、上面は勿論、内部に
ついても、配線パターンが通っていないようになってお
り、たとえ、部位58に凹みが形成されたとしても、配
線パターンの断線が起きないようになっている。よっ
て、マルチファンクションキー50は高い信頼性を有す
る。
【0020】なお、ストッパ凸部54全体をシリコンゴ
ム製とした場合には、キートップ51を操作したときに
ストッパ凸部が潰れて沈み込むような操作感触となる虞
れがあり、好ましくない。しかし、本発明では、ストッ
パ凸部54は凸部本体51cが硬質のものであるため、
キートップ51を操作したときに潰れるように変形する
ことが起きない。よって、ストッパ凸部54全体をシリ
コンゴム製とした構成に比べて、良好な操作感触を有
し、且つ、目的とするスイッチ以外のスイッチが動作さ
れることをより確実に防止する。
【0021】また、ストッパ凸部54の表面のシリコン
ゴム製のドーム部52aは、キートップ51が必要以上
に強く押された場合に、圧縮されて、プリント基板53
に作用する応力を緩和する。なお、ベース52の一部に
形成してあるドーム部52aが凸部本体51cを覆うシ
リコンゴム製の膜を形成するため、ストッパ凸部54
は、ベース52をキートップ51に張り付ける作業によ
って形成され、特別の工程は必要でない。なお、ベース
52とは別に、ドーム状の部材を用意してこれを凸部本
体51cに張り付けてもよい。
【0022】(2)ベース52の可動用膜52b 図1、図3、図5(A),(B)に示すように、ベース
52は可動用膜部52bを有する。ベース52は、ベー
ス本体52cと十字形状の腕部56−1〜56−4と、
この十字形状の腕部56−1〜56−4の周囲から外側
に張り出ておりベース本体52cとつながっている可動
用膜部52bとよりなる。ベース本体52cは厚さt2
が1.2mmと厚く、十字形状の腕部56−1〜56−
4も厚さt3が1.2mmと厚い。可動用膜部52bは
厚さt4が0.2mmと薄く、キートップ51が操作さ
れたときに撓んで、腕部56−1〜56−4のうちキー
トップ51が操作された側の下側の腕部がベース本体5
2cに対して変位できるようになっている。
【0023】ここで、一つの腕部56−1に関する可動
用膜部52bの張り出ている幅についてみる。図5
(A)に示すように、可動用膜部52bのうち腕部56
−1の基部の可動用膜部分52b−1については、張り
出し幅w1は、0.5mmである。腕部56−1の中央
及び先端の可動用膜部分52b−2については、張り出
し幅w2は、1.2mmであり、腕部56−1の基部の
部分についての張り出し幅w1の約2倍である。可動用
膜部52bの張り出ている幅が広いほど、腕部56−1
は変位し易い。なお、従来の可動用膜部は腕部の基部の
部分から先端の部分まで同じ張り出し幅であり、約0.
7mmである。腕部56−1の中央及び先端の可動用膜
部分52b−2の張り出し幅w2=1.2mmは、従来
の張り出し幅より広い。腕部56−1の基部の可動用膜
部分52b−1の張り出し幅w1=0.5mmは、従来
の張り出し幅より狭い。
【0024】キートップ51のマーク62−1の位置が
操作されたときの腕部56−1のプリント基板53に近
づく方向への変位寸法は、腕部56−1のうち先端にい
く程大きくなる。よって、可動用膜部52bを上記よう
に腕部の中央及び先端の部分の幅を基部の部分の幅より
広く定めてあるため、即ち、可動用膜部52bの張り出
し幅が、従来のように一定ではなく、腕部の変位寸法に
対応して定めてあるため、図4(G),(E)に示すよ
うに、腕部56−1は中央及び先端の部分もベース本体
52cに対して円滑に変位する。
【0025】よって、一般にマルチファンクションキー
は一般にテンキーに比べて操作が少し重くなるけれど
も、本発明にあっては、必要な操作力が従来より軽減さ
れ、マルチファンクションキー50はテンキー65と同
じ操作感触で操作される。また、腕部56−1の基部の
部分の可動用膜部52bの張り出し幅が従来の張り出し
幅より狭いため、腕部56−1の変位の影響が腕部56
−1と隣合う腕部56−3、56−4には伝わり難くな
っている。このため、目的としないドーム型スイッチが
連動して動作してしまうことが効果的に防止される。
【0026】なお、張り出し幅w2は1.0〜1.2m
mであり、張り出し幅w1は、0.5〜0.6mmであ
ればよい。なお、上記の厚さt4、張り出し幅w2、張
り出し幅w1等の上記の寸法はあくまでも一例であり、
キーの大きさ及び形状等によって変わるものである。 (3)キートップ51のフランジ51b 一般に、複数のキートップは、携帯電話機に組み込まれ
た配置の状態で成型され各キートップが成型のゲートで
繋がった状態とし、各キートップを携帯電話機に組み込
まれた配置で保持する凹部がゲートカット機能付き接着
用治具にセットし、セットする時にゲートをカットし
て、複数のキートップを独立の状態として、保持し、接
着材を塗布して、シリコンゴム製のベース上に治具収ま
っている配置で接着する。
【0027】ゲートカット機能付き接着用治具は、各キ
ートップが嵌合して収まるキートップ収容凹部が携帯電
話機上でのキートップの配置に対応した配置で並んでい
る構成である。よって、隣合うキートップ間の隙間があ
る程度広い場合には、特に問題はないけれども、図4
(A)に示すように、キートップ51のY2方向の半周
に近接して、上面が略台形の4つのキートップ71〜7
4が並んでおり、。隣合うキートップ51、71〜74
の間の隙間gが、1.5mmと狭いと、ゲートカット機
能付き接着用治具80Aは、図6(B)に示すように隣
合うキートップ収容凹部81Aの開口の間を仕切る壁8
2Aの厚さt10が薄くなりすぎて、強度的に問題とな
る。
【0028】そこで、本発明は、キートップのフランジ
に工夫をしている。図3及び図4(A)に示すように、
キートップ51のフランジ51bは、Y2方向とX1方
向との間の部分及びY2方向とX2方向との間の部分に
ついては、符号90、91で示すように略欠落してお
り、Y1方向の半周のフランジ部分51b−1と、Y1
方向側のフランジ部分51b−2とよりなる。キートッ
プ71〜74のフランジ71b〜74bのうち、キート
ップ51と対向する部分については、上記の欠落部9
0、91に対向する部分に限ってフランジ部分71b−
1〜74b−1を有するようにしてある。
【0029】キートップ51とキートップ71〜74と
が対向する円周に沿う部分についてみると、フランジ部
分51b−1又は51b−2とフランジ部分71b−1
〜74b−1とが対向することはなく、フランジ部分7
1b−1、71b−2は、欠落部90に対向して一部入
り込み、フランジ部分71b−3、71b−4は、欠落
部91に対向して一部入り込み、フランジ部分51b−
2はキートップ73、72のうちフランジ欠落部92、
93に対向して一部入り込んだ状態にある。
【0030】よって、ゲートカット機能付き接着用治具
80は、図6(A)に示すように隣合うキートップ収容
凹部81の開口の間を仕切る仕切り壁82の厚さt11
が従来の約2倍と厚くなり、強度的に強くなる。なお、
83はゲートカット用刃であり、各キートップ収容凹部
81毎に形成してある。このゲートカット用刃83によ
って、各キートップが成型のゲートで繋がった状態の成
型品を治具80にセットするときに、ゲートがキートッ
プへのつけ根の箇所でカットされる。
【0031】なお、各キートップ51、71〜74につ
いて、フランジ欠落部分は周囲方向上分散しており、フ
ランジ部は周囲方向上分散して配置してある。よって、
各キートップ51、71〜74は、全周にわたってフラ
ンジが存在している場合と略同様に安定に高さ位置を規
制される。なお、上記フランジの欠落部90、91等
は、フランジが完全に無い構造の他に、フランジの張り
出し幅を通常よりも狭くた構成も含む概念である。
【0032】なお、本発明の携帯電話機は、加入者に有
線接続された電話機本体(親機)とこの電話機本体に無
線接続されたハンドセット(子機)とからなるコードレ
ス電話機における上記ハンドセットを含む概念である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の方向に倒すように操作されるキートップ
の下面の中央に設けてありキートップ全体が沈み込むこ
とを制限目的とするスイッチ以外のスイッチが動作され
ることを防止するするストッパ凸部が、表面がゴム質の
膜で覆われた構造であり、ストッパ凸部の表面のゴム質
の膜が上記電話機本体組立体の一部に当たる構成とした
ため、従来のように硬質の凸部がプリント基板に当たっ
て擦る場合に比べて、プリント基板の上面の傷みは相当
に軽減され、優れた耐久性を有する。また、キートップ
が必要以上に強く押された場合に、表面のゴム質の膜が
圧縮されて、プリント基板に作用する応力を緩和出来
る。また、ストッパ凸部の中身は硬質であるため、スト
ッパ凸部全体をゴム製とした場合に操作したときに沈み
込むような操作感触は起きず、よって良好な操作感触を
得ることが出来る。
【0034】請求項2の発明は、ストッパ凸部は、キー
トップ本体よりその下面に突き出ている凸部本体を、ゴ
ム質のベースの一部に形成してあるドーム部が包み込ん
でいる構成であるため、シート状のゴム質のベースを利
用することが出来、専用のドーム形状の部材は不要と出
来る。請求項3の発明は、可動用膜部が、該腕部の先端
側を囲む部分の幅寸法を、腕部の根元部分の幅寸法より
広い構成とであるため、一般にテンキーに比べて操作が
少し重い傾向にあるマルチファンクションキーの操作力
を従来より軽減出来、テンキーと同じ操作感触で操作出
来るように出来る。
【0035】請求項4の発明は、キートップは、下面の
周囲に張り出たフランジを有するキートップ本体と、キ
ートップ本体の下面に接着してあるシート状のベースと
よりなり、フランジが、周囲の一部に欠落部を有する構
成としたものであるため、マルチファンクションキーが
他のキートップの近くに配されている場合でも、ゲート
カット機能付き接着用治具の隣合うキートップ収容凹部
の開口の間を仕切る壁を厚く出来、ゲートカット機能付
き接着用治具を使用と出来る。
【0036】請求項5の発明は、電話機本体組立体の上
面のプリント基板は、ストッパ凸部が当たる部分を避け
て配線パターンを有する構成であるため、プリント基板
にたとえ凹みが形成されたとしても配線パターンの断線
が起きず、よって、より高い信頼性を達成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2中、マルチファンクションキーを分解して
示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる携帯電話機の分解斜視
図である。
【図3】マルチファンクションキーの分解斜視図であ
る。
【図4】マルチファンクションキーを示す図である。
【図5】ベースを示す図である。
【図6】ゲートカット機能付き接着用治具を示す図であ
る。
【図7】従来の1例のマルチファンクションキーを示す
図である。
【符号の説明】
40 携帯電話機 41 キーパッド組立体 42 フロントケース 43 電話機本体組立体 44 リアケース 50 マルチファンクションキー 51 キートップ 51b フランジ 51b−1,51b−2 フランジb部分 51c 凸部本体 52 ベース 52a ドーム部 52b 可動用膜部 52b−1,52b−2 可動用膜部分 53 プリント基板 54 ストッパ凸部 55−1〜55−4 ドーム型スイッチ 56−1〜56−4 腕部 60 開口 61 リブ 62−1〜62−4 マーク 71〜74 キートップ 71b−1〜71b−4 フランジ部分 80 ゲートカット機能付き接着用治具 81 キートップ収容凹部 82 仕切り壁 83 ゲートカット用刃 90〜94 フランジ欠落部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内部に電話機本体組立体が組み
    込まれており、キートップが押し操作されて所望の方向
    に傾斜される構成の携帯電話機において、 上記キートップの下面の中央に設けてあり、キートップ
    全体が沈み込むことを制限して目的とするスイッチ以外
    のスイッチが動作されることを防止するストッパ凸部
    が、表面がゴム質の膜で覆われた構造であり、 該ストッパ凸部の表面のゴム質の膜が上記電話機本体組
    立体の一部に当たる構成としたことを特徴とする携帯電
    話機。
  2. 【請求項2】 上記キートップは、キートップ本体と、
    該キートップ本体の下面に接着してあるシート状のゴム
    質のベースとよりなり、 上記凸部は、上記キートップ本体よりその下面に突き出
    ている凸部本体と、該ゴム質のベースの一部に上記凸部
    本体に合わせてドーム状形成してあり、上記凸部本体を
    包み込んでいるドーム部とよりなる構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 上記キートップは、キートップ本体と、
    該キートップ本体の下面に接着してあるシート状のゴム
    質のベースとよりなり、 該ベースは、ベース本体と、該ベース本体の内側にキー
    トップの操作される方向毎に張り出た腕部と、該腕部の
    周囲と上記ベース本体の内側とを繋いでおり、該キート
    ップを操作したときに、上記操作される側の腕部が上記
    ベース本体に対して変位することを許容する可動用膜部
    とよりなり、該可動用膜部が、該腕部の先端側を囲む部
    分の幅寸法を、腕部の根元部分の幅寸法より広い構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 上記キートップは、下面の周囲に張り出
    たフランジ部を有するキートップ本体と、該キートップ
    本体の下面に接着してあるシート状のベースとよりな
    り、 上記フランジ部が、周囲の一部に欠落部を有する構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 上記電話機本体組立体は、上面にプリン
    ト基板を有し、 該プリント基板は、上記ストッパ凸部が当たる部分を避
    けて配線パターンを有する構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の携帯電話機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6586689B2 (en) 2000-02-15 2003-07-01 Japan Aviation Electronics Industry Limited Multi-direction switch
EP1388874A2 (en) * 2002-08-09 2004-02-11 Fujikura Ltd. Switch sheet and switch
JP2004108581A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Samsung Electronics Co Ltd 携帯用無線端末機のヒンジ装置

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