JP3276302B2 - キースイッチ及びこれを用いたキーボード装置 - Google Patents

キースイッチ及びこれを用いたキーボード装置

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JP3276302B2
JP3276302B2 JP08625697A JP8625697A JP3276302B2 JP 3276302 B2 JP3276302 B2 JP 3276302B2 JP 08625697 A JP08625697 A JP 08625697A JP 8625697 A JP8625697 A JP 8625697A JP 3276302 B2 JP3276302 B2 JP 3276302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置の入
力装置に用いられるキースイッチに関し、さらにはその
キースイッチを用いたキーボード装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用パーソナルコンピュータ
(ノートパソコン)など、携帯に便利な情報処理装置が
広く普及しているが、このような情報処理装置では、小
型化、薄型化を実現するために、例えば図6(a)、
(b)に示すようなキースイッチを用いてキーボード装
置を構成している。
【0003】図6(a)、(b)に示すキースイッチ
は、電気接点を有するメンブレンシート21と、このメ
ンブレンシート21の下面を支持するベース板22と、
メンブレンシート21上の電気接点を覆うように設けら
れたドーム状の絶縁弾性体からなるクリックラバー23
と、このクリックラバー23上に載設されたキートップ
24と、このキートップ24の周囲に配設されたキャッ
プカバー25とからなるものである。
【0004】キートップ24には、その一端に回転部2
4aが設けられており、さらにキャップカバー25の裏
面には、支持部25aが突設されている。そして、この
支持部25a下端に形成された受部25bと、キートッ
プ24の回転部24aとが枢着することにより、キート
ップ24が回転部24aを中心にして揺動するようにな
っている。なお、キートップ24には、その外周につば
部24bが設けられており、このつば部24bがキャッ
プカバー25の裏面に当接することにより、キートップ
24の上方向への離脱を防止するためのストッパとして
機能する。
【0005】このような構成のキースイッチでは、図6
(c)に示すように、キートップ24が押下されると、
回転部24aを中心にしてキートップ24が回転降下
し、その回転降下によってクリックラバー23が座屈変
形する。クリックラバー23が座屈変形すると、このク
リックラバー23内に設けられている突起23aがメン
ブレンシート21の電気接点を押下する。これにより、
このキースイッチでは、電気接点が電気的に接続され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
キースイッチでは、キートップ24が回転部24aを中
心にして回転降下するようになっているので、操作者が
打鍵する際に、キートップ24の回転部24a側の端を
押下すると、他端を押下した場合に比べて、押下を開始
してから電気接点が接続されるまでの指に感じるストロ
ークが小さなものになってしまう。そのために、操作者
が、回転部24a側の端を他端と同じ勢いで打鍵する
と、他端を打鍵した場合に比べて操作者の指に加わる衝
撃も大きなものとなる可能性がある。
【0007】また一般に、情報処理装置のキーボード装
置に用いられるキースイッチは、キートップの押下を開
始してから電気接点が接続されるまでに、ある一定のス
トロークを有しているほうが、操作者にとって操作し易
く、確実な入力操作を行えることが知られている。とこ
ろが、上述のキースイッチでは、回転部24a側の端を
押下した場合には、他端を押下した場合に比べて指に感
じるストロークが小さくなるので、操作者にとって操作
しづらいものとなってしまう。
【0008】そこで、本発明は、どちらの端を打鍵して
も、操作者の指に与える衝撃を抑え、操作者にとって操
作し易いものとなるキースイッチを提供することを目的
とする。さらに、本発明は、操作者の指に与える衝撃を
抑え、かつ、操作者にとって操作し易いキースイッチを
用いることにより、確実な入力操作を可能にするキーボ
ード装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたキースイッチで、ベース板と、
該ベース板上に設けられた電気接点と、該電気接点を覆
うように形成されたドーム状の弾性体からなるクリック
ラバーと、該クリックラバーの天頂部に当接し略方形状
の一端近傍を支点にして揺動可能に形成されたキートッ
プとを備え、前記キートップが押下されると、前記クリ
ックラバーが座屈変形し、前記クリックラバーの天頂部
裏側に設けられた突起が前記電気接点を押圧するように
構成されたキースイッチにおいて、前記ベース板と前記
キートップとの間にはアクチュエータが配設され、該ア
クチュエータは、その一端近傍に前記キートップが揺動
する際の支点を支持する第1係合部を有し、他端近傍に
前記ベース板と係合する第2係合部を有し、該第2係合
部を支点にして揺動可能に形成されたものであることを
特徴とする。
【0010】上記構成のキースイッチによれば、ベース
板とキートップとの間に配設されたアクチュエータは、
その一端に第1係合部を、他端には第2係合部を、それ
ぞれ有している。そして、第1係合部は、この第1係合
部を支点にしてキートップが揺動可能になるように、キ
ートップとアクチュエータとを係合する。また、第2係
合部は、この第2係合部を支点にしてアクチュエータが
揺動可能になるように、アクチュエータとベース板とを
係合する。したがって、このキースイッチでは、キート
ップが押下されると、このキートップが第1係合部を支
点にして回転降下するのに加えて、アクチュエータが第
2係合部を支点にして回転降下する。これにより、例え
ばキートップの第1係合部側が押下されても、キートッ
プの他端側が押下された場合に比べて、ストロークが極
端に小さくなってしまうことがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るキースイッチについて説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるキースイッチの側断面図であ
り、図2は、第1の実施の形態におけるキースイッチの
分解斜視図である。図2に示すように、第1の実施の形
態のキースイッチは、ベース板1と、メンブレンシート
2と、クリックラバー3と、アクチュエータ4と、キー
トップ5とから構成されている。
【0012】ベース板1は、金属板等からなるものであ
り、略垂直に立ち上がる固定部1aを2箇所に備えてい
る。これら固定部1aは、それぞれがその立ち上がり部
に開口1bを有している。メンブレンシート2は、薄膜
状のシートからなるものであり、ベース板1の固定部1
aに対応する位置に設けられた開孔2aと、押下される
と電気的に接続される電気接点2bとを備えるものであ
る。
【0013】クリックラバー3は、ゴム等の可撓性を有
する絶縁弾性体からなるものであり、ベース板1の固定
部1aに対応する位置に設けられた開孔3aと、メンブ
レンシート2の電気接点2bを覆うように形成されたド
ーム部3cと、このドーム部3cの天頂部3dの裏側に
設けられた突起3e(図1参照)とを備えるものであ
る。
【0014】アクチュエータ4は、例えば樹脂材料によ
り一体成型されたものであり、その中央付近にクリック
ラバー3のドーム部3cが貫通する大きさの開孔4aを
備えている。また、アクチュエータ4は、その一端近傍
にベース板1と平行に設けられた回転軸4bを備えてお
り、他端にはベース板1の固定部1aの開口1bに係合
するように形成された固定突起4cを備えている。さら
に、アクチュエータ4は、開孔4aの両側付近に設けら
れた抜け防止爪4dと、開孔4aと回転軸4bとの間に
設けられたストッパ4eとを備えている。なおストッパ
4eについての詳細は後述する。
【0015】キートップ5は、例えば樹脂材料により、
上方から見ると略方形状で、かつ、略反転箱型に一体成
型されたものであり、その一端近傍にアクチュエータ4
の回転軸4bが枢着するように形成された軸止め部5a
を備えるものである。さらには、キートップ5において
は、アクチュエータ4の抜け防止爪4dと係合する抜け
防止爪5dを備えている。
【0016】以上のような構成のキースイッチでは、図
1(a)に示すように、ベース板1上にメンブレンシー
ト2が着設し、さらにその上にクリックラバー3が着設
するようになっている。また、このクリックラバー3の
上方にはキートップ5が位置しており、このキートップ
5の裏面がクリックラバー3の天頂部3dに当接してい
る。そして、このクリックラバー3の弾性力によって、
キートップ5は、上方に付勢される。
【0017】ただし、このキースイッチでは、クリック
ラバー3とキートップ5との間、すなわちベース板1と
キートップ5との間にアクチュエータ4を配設してい
る。アクチュエータ4は、固定突起4cがベース板1固
定部1aの開口1bに遊嵌した状態で係合しており、ス
トッパ4eがもう一方の固定部1aの開口1bに嵌合し
ている。これにより、このアクチュエータ4は、固定突
起4cとベース板1固定部1aとの係合部(本発明にお
ける第2係合部)を支点に、ストッパ4eによって制限
される範囲で、回転軸4b側の端が揺動するようになっ
ている。
【0018】なお、ストッパ4eは、断面形状において
互いに対向する2つの突出部からなり、かつ、これら突
出部の間が固定部1aの板厚よりも小さくなるように形
成されている。これは、これら突出部が固定部1aの開
口1bに嵌合するとともに、組み立て時においてストッ
パ4eの弾性変形を利用して上方から固定部1aへの圧
入を可能にするためである。
【0019】また、アクチュエータ4では、回転軸4b
に、キートップ5の軸止め部5aが枢着した状態で係合
しており、さらにアクチュエータ4の抜け防止爪4dと
キートップ5の抜け防止爪5bとが互いに係合してい
る。これにより、キートップ5は、回転軸4bと軸止め
部5aとの係合部(本発明における第1係合部)を支点
に、抜け防止爪4d、5bによって制限される範囲で、
軸止め部5aの他端が揺動するようになっている。な
お、これらの係合は、アクチュエータ4及びキートップ
5の弾性変形を利用して組み立てる。そのために、キー
トップ5の軸止め部5aには、アクチュエータ4の回転
軸4bを圧入するためのスリットを設けると良い。
【0020】このように、アクチュエータ4及びキート
ップ5は、それぞれ異なる側の端近傍を支点にして揺動
するように構成されているが、固定部1aとストッパ4
eとの係合、及び、抜け防止爪4dと抜け防止爪5bと
の係合によって、クリックラバー3の弾性力によりキー
トップ5が上方に付勢されていても、アクチュエータ4
及びキートップ5が上上方へ離脱しないようになってい
る。なお、固定部1a及びストッパ4e、抜け防止爪4
d及び抜け防止爪5bは、キートップ5の揺動範囲(回
転角度)に対してアクチュエータ4の揺動範囲(回転角
度)が1/6〜1/3程度の大きさになるように、それ
ぞれの位置関係が定められている。
【0021】次に、以上のような構成のキースイッチに
おいて、キートップ5が押下された場合の動作について
説明する。
【0022】図1(b)に示すように、キートップ5の
揺動端付近が押下されると(図中WA )、このキースイ
ッチでは、従来のもの(図6参照)と同様に、キートッ
プ5が、アクチュエータ4の回転軸4bを中心にして、
図中時計回り方向に回転降下し、その回転降下によって
クリックラバー3を座屈変形させる。クリックラバー3
が座屈変形すると、このクリックラバー3内の突起3e
は、メンブレンシート2の電気接点2bを押圧する。こ
れにより、このキースイッチでは、電気接点2bが電気
的に接続される。操作者の指がキートップ5から離れる
と、クリックラバー3のドーム部3cの復元力によりキ
ートップ5が持ち上げられ、図1(a)の状態に戻る。
【0023】一方、図1(c)に示すように、キートッ
プ5の軸止め部5a側の端、すなわち固定端付近が押下
されると(図中WB )、このキースイッチでは、先ず、
アクチュエータ4が、固定突起4cとベース板1固定部
1aとの係合部を支点にして、図中反時計回り方向に回
転降下する。アクチュエータ4がベース板1に当接する
位置まで回転降下すると、続いて図1(d)に示すよう
に、キートップ5が、アクチュエータ4の回転軸4bを
中心にして、図中時計回り方向に回転降下する。そし
て、これらの回転降下によって、キートップ5は、クリ
ックラバー3を座屈変形させ、上述の場合と同様にメン
ブレンシート2の電気接点2bを電気的に接続する。
【0024】操作者の指がキートップ5から離れると、
クリックラバー3のドーム部3cの復元力によりキート
ップ5が持ち上げられ、またキートップ5が持ち上げら
れることにより、これに係合するアクチュエータ4が固
定突起4cとベース板1固定部1aとの係合部を支点に
して回転上昇する。これにより図1(a)の状態に戻
る。
【0025】以上のように、第1の実施の形態のキース
イッチは、ベース板1とキートップ5との間にアクチュ
エータ4が配設されるとともに、このアクチュエータ4
もキートップ5とは逆回転方向に揺動するようになって
いる。よって、このキースイッチでは、キートップ5が
押下されると、このキートップ5がアクチュエータ4の
回転軸4bを中心にして回転降下するのに加えて、アク
チュエータ4が固定突起4cとベース板1固定部1aと
の係合部を支点にして回転降下する。これにより、例え
ばキートップ5の固定端付近が押下されても、キートッ
プ5の揺動端付近が押下された場合に比べて、操作者の
指に感じるストロークが極端に小さくなってしまうこと
がない。
【0026】したがって、このキースイッチでは、操作
者が、キートップ5の揺動端付近を打鍵する場合と同じ
勢いで固定端付近を打鍵しても、操作者の指に加わる衝
撃を抑えることができるようになる。また、このキース
イッチでは、キートップ5の固定端付近を打鍵しても、
アクチュエータ4が回転降下するので、操作者が指にあ
る一定のストロークを感じることができ、操作者にとっ
て操作し易いものとなる。
【0027】また、第1の実施の形態のキースイッチ
は、キートップ5の回転角度に対してアクチュエータ4
の回転角度が1/6〜1/3程度の大きさになるように
構成されている。これにより、キートップ5の回転角度
とアクチュエータ4の回転角度とのバランスが、操作者
の指で打鍵する際に好適なものとなり、操作者にとって
使い心地の良い適切なストロークを確保しつつ、キート
ップ5の固定端付近を押下した場合の操作者の指に加わ
る衝撃を抑えることができるようになる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態のキース
イッチについて説明する。ただし、上述した第1の実施
の形態と同一の構成要素については、同一の符号を与え
てその説明を省略する。図3は、第2の実施の形態にお
けるキースイッチの分解斜視図であり、図4は第2の実
施の形態におけるキースイッチの側断面図である。第2
の実施の形態のキースイッチは、ベース板とアクチュエ
ータとが、上述した第1の実施の形態のものとは異なる
ものである。
【0029】図3に示すように、ベース板11は、2箇
所の固定部11aを備えているが、これら固定部11a
が上述した第1の実施の形態の固定部1aと直交する位
置に設けられている。また、これら固定部11aは、そ
れぞれが立ち上がり部に回転固定穴11bを有してい
る。
【0030】アクチュエータ14は、上述した第1の実
施の形態における固定突起4cに替えて2箇所に回転固
定軸14aが設けられており、さらにはストッパ4eに
替えて回転固定軸14a近傍に回転ストッパ14bが設
けられている。なお、回転固定軸14aは、回転軸4b
と反対側の端部近傍に設けられており、回転ストッパ1
4bは、回転固定軸14a側の端部に設けられている。
なお、メンブレンシート2に形成される開孔2aおよび
クリックラバー3に形成される開孔3aは、ベース板1
1の固定部11aに対応した位置に設けられている。
【0031】第2の実施の形態のキースイッチでは、図
4に示すように、ベース板11固定部11aの回転固定
穴11bと、アクチュエータ14の回転固定軸14aと
が、枢着した状態で係合している。この係合は、アクチ
ュエータ14の弾性変形を利用して組み立てる。これに
より、アクチュエータ14は、その係合部を支点に揺動
自在になる。ただし、アクチュエータ14は、回転スト
ッパ14bがベース板11に当接することによって、上
方向への離脱防止と回転角度の制限とが行われている。
【0032】回転ストッパ14bは、例えば図5に示す
ように、回転固定軸14aの近傍かつ回転軸4b側で、
回転固定軸14a側に突出するように設け、ベース板1
1の固定部11aに当接させることにより、アクチュエ
ータ14の離脱防止及び回転角度制限を行うものであっ
てもよい。
【0033】以上のように構成された第2の実施の形態
のキースイッチであっても、第1の実施の形態の場合と
同様に、キートップ5の固定端付近が押下されても、操
作者の指に感じるストロークが極端に小さくなってしま
うことがないので、操作者の指に与える衝撃を抑えると
ともに、操作者にとって操作し易いものとなる。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態のキース
イッチについて説明する。ただし、上述した第1の実施
の形態と同一の構成要素については、同一の符号を与え
てその説明を省略する。図7は、第3の実施の形態にお
けるキースイッチの分解斜視図であり、図8は第3の実
施の形態におけるキースイッチの側断面図である。
【0035】図7において、ベース板31は、2箇所の
固定部31aを備えており、これら固定部31aは上述
した第2の実施の形態の固定部11aと同様の位置に設
けられている。また、これら固定部31aは、それぞれ
が立ち上がり部に矩形の回転固定穴31bを有してい
る。またクリックラバー3上には、アクチュエータ34
を上方に付勢するためのスプリング部3fが2箇所に一
体に形成されている。
【0036】アクチュエータ34は、略コの字状に形成
され、中央付近にはクリックラバー3のドーム部3cが
貫通する大きさの切り欠き34aを有する。またアクチ
ュエータ34には、第2の実施の形態の回転固定軸14
aおよびストッパ4eに替えて2箇所に回転固定軸34
bが設けられており、回転固定軸34bの反対側の端部
には、回転軸34cが設けられている。回転固定軸34
bと回転軸34cとの間にはそれぞれ抜け防止爪4dが
形成されている。
【0037】キートップ35の裏側(下側)には、回転
軸34cに対応する位置に形成され、該回転軸34cを
枢着する軸止め部35aと、アクチュエータ34の抜け
防止爪4dに係合する抜け防止爪35bが設けられてい
る。なお第3の実施の形態のキートップ35は、キート
ップ35の上部の操作者の指が接触される天面部5c
の、アクチュエータ34に対する向きが、前記第1、2
の実施の形態のキートップ5とは逆向きになっている。
即ち、キートップ35では、キースイッチをキーボード
装置として配列した場合に操作者側になるキートップ3
5の側(操作者側)35dとは反対側の反操作者側35
eに軸止め部35aが設けられ、図8に示すように操作
者側35dが反操作者側35eより高くなるように配設
されるが、前記第1、2の実施の形態のキートップ5で
は、操作者側35dが反操作者側35eより低く配設さ
れる。
【0038】図8において、アクチュエータ34の回転
固定軸34bは、上面と下面にそれぞれ2つの傾斜部3
4ba、34bb、34bc、34bdを有する。回転
固定軸34bはベース板31の回転固定穴31bに嵌合
した状態で、上記傾斜部34ba、34bb、34b
c、34bdのいずれかが回転固定穴31bの上面また
は下面に当接するまで回転可能になっている。回転固定
軸34bの回転中心34beは固定軸34bの中心であ
る。
【0039】図8に示す状態、即ちキートップ35が押
下されない状態においては、アクチュエータ34はクリ
ックラバー3のスプリング部3fにより上方に付勢され
ているので、傾斜部34baが回転固定穴31bの上面
に当接し、傾斜部34bdが回転固定穴31bの下面に
当接して、この状態で静止している。
【0040】次に、第3の実施の形態のキースイッチに
おいて、キートップ5が押下された場合の動作について
図9を用いて説明する。図9(a)、(b)、(c)は
第3の実施の形態の動作を示す側断面図である。図9
(a)に示すように、キートップ5の揺動端付近(操作
者側35d)が押下されると(図中WA )、このキース
イッチでは、従来のもの(図6参照)と同様に、キート
ップ35が、アクチュエータ34の回転軸34cを中心
にして、図中反時計回り方向に回転降下し、その回転降
下によってクリックラバー3のドーム部3cを座屈変形
させる。クリックラバー3のドーム部3cが座屈変形す
ると、このクリックラバー3内の突起3eは、メンブレ
ンシート2の電気接点2bを押圧する。これにより、こ
のキースイッチでは、電気接点2bが電気的に接続され
る。操作者の指がキートップ35から離れると、クリッ
クラバー3のドーム部3cの復元力によりキートップ3
5が持ち上げられ、図8に示す状態に戻る。
【0041】一方、図9(b)に示すように、キートッ
プ35の反操作者側35e側、すなわち固定端付近が押
下されると(図中WB )、このキースイッチでは、先
ず、アクチュエータ34が、回転固定軸34bの中心3
4beを支点にして、図中時計回り方向に回転降下す
る。アクチュエータ34は、回転固定軸34bの傾斜部
34bbが回転固定穴31bの上面に当接し、傾斜部3
4bcが回転固定穴31bの下面に当接するまで、回転
降下する。続いて図9(c)に示すように、キートップ
35が、アクチュエータ34の回転軸34cを中心にし
て、図中反時計回り方向に回転降下する。そして、これ
らの回転降下によって、キートップ35は、クリックラ
バー3のドーム部3cを座屈変形させ、上述の場合と同
様にメンブレンシート2の電気接点2bを電気的に接続
する。
【0042】操作者の指がキートップ35から離れる
と、クリックラバー3のドーム部3cの復元力によりキ
ートップ35が持ち上げられる。アクチュエータ34
は、上昇するキートップ35による引き上げ、及びクリ
ックラバー3のスプリング部3fの付勢力とにより、回
転固定軸34bの中心34beを支点にして回転上昇す
る。これによりキースイッチは図8に示す状態に戻る。
【0043】クリックラバー3のドーム部3cの復元力
は、使用年数が経過するにつれて次第に弱くなってく
る。クリックラバー3のスプリング部3fは、これを補
う役目を果たし、したがってスプリング3fを設けるこ
とにより、キースイッチまたはキーボード装置に耐久性
を持たせることが可能となる。
【0044】以上のように構成された第3の実施の形態
のキースイッチであっても、第1の実施の形態の場合と
同様に、キートップ35の固定端付近が押下されても、
操作者の指に感じるストロークが極端に小さくなってし
まうことがないので、操作者の指に与える衝撃を抑える
とともに、操作者にとって操作し易いものとなる。また
第3の実施の形態では、回転固定軸34bがアクチュエ
ータ34の回転軸としての機能と回転を規制する機能を
兼用しているので、アクチュエータ34の必要な部材の
数を少なくすることができ、コンパクトな構成が可能と
なる。なお回転固定軸の形状は上記実施の形態のものに
限定されるものではなく、例えば回転固定軸に必ずしも
直線状の傾斜部を設けなくとも機能的に回転を規制する
ことが可能な形状であればよい。
【0045】図10は第3の実施の形態の変形例を示す
もので、この変形例のキースイッチは、前記第3の実施
の形態のキースイッチに対して、キートップの向きを反
対にしたものである。第3の実施の形態では、キートッ
プ35に設けられる軸止め部35aを、操作者側35d
に設けるか、その反操作者側35eに設けるかにより、
容易にキートップ35の向きを変えることができる。こ
れにより、キースイッチをキーボード装置に配列する際
に、操作者にとって操作し易い配列、例えばステップス
カルプチャを容易に実現することが可能になる。
【0046】図11は第3の実施の形態の他の変形例を
示すもので、この変形例は、クリックラバー3に設けら
れるスプリング部として、クリックラバー3に一体に形
成されるものではなく、アクチュエータ34に板バネ3
6を設けたものである。アクチュエータ34を上方に付
勢するさらに他の手段として、前記第1の実施の形態に
おいて、アクチュエータ4の固定突起4cをベース板1
の固定部1aに固定する際に、可撓性を有するアクチュ
エータ4を傾斜した状態で固定し、押下されると下方に
撓み、離すと上方に復元するような構成にしてもよいな
お、以上に説明したそれぞれの実施の形態のキースイッ
チは、ベース板1、11、31上に複数のものを並設し
てもよい。つまり、これらのキースイッチを用いてキー
ボード装置を構成してもよい。この場合には、操作者の
指に与える衝撃を抑えるとともに、操作者にとって操作
し易いキースイッチを用いることによって、キーボード
装置における確実な入力操作を可能にする。
【0047】また、これらのキースイッチでは、キート
ップ5、35だけではなく、アクチュエータ4、14、
34も揺動可能に構成されているので、従来のもの(図
6参照)にようにキートップだけが揺動する場合に比べ
て、キートップ5、35が押下されてから電気接点2b
が接続されるまでのキートップ5、35の回転角度が小
さくなる。したがって、このキースイッチを用いてキー
ボード装置を構成すれば、キースイッチ全体のストロー
ク、具体的にはキートップ5、35の揺動端側のストロ
ークを小さくすることが可能になり、結果としてキーボ
ード装置のより一層の薄型化を実現することができる。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のキース
イッチは、ベース板とキートップとの間でアクチュエー
タが揺動可能になっているので、キートップの固定端付
近が押下されても、キートップの揺動端付近が押下され
た場合に比べて、操作者の指に感じるストロークが極端
に小さくなってしまうことがない。これにより、このキ
ースイッチでは、操作者がキートップを打鍵した場合
に、操作者の指に加わる衝撃を抑えることができるよう
になる。さらには、操作者がある一定のストロークを感
じることができ、操作者にとって操作し易いものとな
る。
【0049】また、本発明のキースイッチを用いて構成
したキーボード装置においては、操作者の指に与える衝
撃を抑えるとともに、操作者にとって操作し易いものと
なるので、確実な入力操作を可能にするという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるキースイッチの第1の実施の形
態の一例を示す側断面図であり、(a)は通常状態を示
す図、(b)はキートップの揺動端付近が押下された状
態を示す図、(c)及び(d)はキートップの固定端付
近が押下された状態を示す図である。
【図2】第1の実施の形態のキースイッチを示す分解斜
視図である。
【図3】第2の実施の形態のキースイッチを示す分解斜
視図である。
【図4】第2の実施の形態を示す側断面図である。
【図5】第2の実施の形態の他の回転ストッパを示す説
明図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。
【図6】従来のキースイッチの一例を示す図であり、
(a)は分解斜視図、(b)は側側面図、(c)はキー
トップが押下されたときの側断面図である。
【図7】第3の実施の形態におけるキースイッチの分解
斜視図である。
【図8】第3の実施の形態におけるキースイッチの側断
面図である。
【図9】第3の実施の形態の動作を示す側断面図であ
り、(a)はキートップの揺動端付近が押下された状態
を示す図、(b)及び(c)はキートップの固定端付近
が押下された状態を示す図である。
【図10】第3の実施の形態の変形例を示す側断面図で
ある。
【図11】第3の実施の形態の他の変形例を示す側断面
図である。
【符号の説明】
1、11、31 ベース板 1a、11a、31a 固定部 2 メンブレンシート 2a 電気接点 3 クリックラバー 3c ドーム部 3d 天頂部 3e 突起 4、14、34 アクチュエータ 4b 回転軸 4c 固定突起 4e ストッパ 5、35 キートップ 5a、35a 軸止め部 14a、34a 回転固定軸 14b 回転ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 貞夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 戸塚 善三 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−367016(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 H01H 13/14 H01H 13/52 H01H 13/70

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板と、該ベース板上に設けられた
    電気接点と、該電気接点を覆うように形成されたドーム
    状の弾性体からなるクリックラバーと、該クリックラバ
    ーの天頂部に当接し略方形状の一端近傍を支点にして揺
    動可能に形成されたキートップとを備え、前記キートッ
    プが押下されると、前記クリックラバーが座屈変形し、
    前記クリックラバーの天頂部裏側に設けられた突起が前
    記電気接点を押圧するように構成されたキースイッチに
    おいて、 前記ベース板と前記キートップとの間にはアクチュエー
    タが配設され、 該アクチュエータは、その一端近傍に前記キートップが
    揺動する際の支点を支持する第1係合部を有し、他端近
    傍に前記ベース板と係合する第2係合部を有し、該第2
    係合部を支点にして揺動可能に形成されたものであるこ
    とを特徴とするキースイッチ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータが揺動する際の回転
    角が、前記キートップが揺動する際の回転角に対して所
    定の割合で小さくなるように構成された請求項1記載の
    キースイッチ。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータは、前記第2係合部
    を支点にして揺動する揺動範囲を制限する揺動制限部を
    有する請求項1記載のキースイッチ。
  4. 【請求項4】 前記揺動制限部と前記第2係合部は共通
    の部材で形成される請求項3記載のキースイッチ。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータを上方に付勢する付
    勢手段を設けた請求項4記載のキースイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2または4記載のキースイッ
    チを用いて構成したことを特徴とするキーボード装置。
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