JP5453383B2 - キースイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータなどの電子機器のキーボードに用いられるキースイッチ装置に関する。
キースイッチ装置は、ベースプレートと、ベースプレートに積層されたシートと、シートの上方に配設されたキートップと、シートとキートップとの間に配設され、キートップが押下された場合にシートを押圧するラバードームと、ベースプレートとキートップとの間に折り畳み可能に取り付けられ、キートップを上下動可能に支承するガイド機構とを備えている。
ところで、上述したキースイッチ装置のキーストロークを小さくすると、キートップの中心が押下されたときでもキートップの下端面やガイド機構の一部がベースプレートに積層されたシートに接する程度まで近づくことになる。したがって、キートップの中心から離れた部分が押下されたときには、キートップの下端面やガイド機構の一部がベースプレートに積層されたシートに当たることになる。ベースプレートに積層されたシートにキートップの下端面やガイド機構の一部が当たる時の衝撃は、ベースプレートにキートップの下端面やガイド機構の一部が当たる時の衝撃と同等であり、底付き感となってキートップを操作する指に伝わることになるので、好ましくない。
このようなキーを操作したときの底付き感を抑制すべく、シートのキートップの下端面と対応する部分において、シートを構成する上シートと下シートとの間に間隙を設けることが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−184979号公報
しかしながら、特許文献1において提案されたように、シートのキートップの下端縁と対応する部分において、シートを構成する上シートと下シートとの間に間隙を設けても、間隙が小さいので効果を発揮しない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、キーストロークを小さくしてもキーを操作したときの底付き感を抑制できるキースイッチ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ベースプレートと、該ベースプレートに積層されたシートと、該シートの上方に配設されたキートップと、前記シートと前記キートップとの間に配設され、前記キートップが押下された場合に前記シートを押圧するラバードームと、前記ベースプレートと前記キートップとの間に折り畳み可能に取り付けられ、前記キートップを上下動可能に支承するガイド機構とを備えたキースイッチ装置において、前記ガイド機構は、一端が前記ベースプレートに対して移動可能かつ回転可能に係止され、他端が前記キートップに対して回転可能に支承された内側枠と、前記内側枠の外側に該内側枠に対して筋交い状に設けられ、一端がキートップに対して回転可能に支承され、他端が前記ベースプレートに対して移動可能かつ回転可能に係止された外側枠とを有し、前記キートップが押下された場合に前記シートに近づく前記外側枠の一端のシートに臨む面に、前記キートップの中心から離れた部分が押下された場合に前記シートに当たるように突起を設けるとともに、前記キートップが押下された場合に前記ベースプレートにおいて前記突起と対向する領域に前記突起を受け容れる受容部を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記突起を、前記外側枠の一端のシートに臨む面を三分するように一対設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記キートップが押下された場合に前記シートに近づく前記内側枠の他端のシートに臨む面に、前記キートップの中心から離れた部分が押下された場合に前記シートに当たるように第2の突起を設けるとともに、前記キートップが押下された場合に前記ベースプレートにおいて前記第2の突起と対向する領域に前記第2の突起を受け容れる第2の受容部を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第2の突起を、前記内側枠の他端のシートに臨む面を二分するように一つ設けたことを特徴とする。
本発明にかかるキースイッチ装置は、キートップが押下された場合にシートに近づくキートップのシートに臨む面またはガイド機構のシートに臨む面に突起を設けるとともに、キートップが押下された場合にベースプレートにおいて突起と対向する領域に突起を受け容れる受容部を設けたので、キートップの中心から離れた部分が押下された場合でも、突起がシートの下のベースプレートに跳ね返されることがなく、突起がシートに当たったときの衝撃をシートが緩衝する。これにより、キーストロークを小さくしてもキーを操作したときの底付き感を抑制できる。
図1は、本発明の実施の形態であるキースイッチ装置を多数配置したキーボードを搭載したノートパソコンを示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1であるキースイッチ装置の左側上方を視点とした斜視図である。 図3は、図2に示したキースイッチ装置の正面図である。 図4は、図2に示したキースイッチ装置の右側下方を視点とした斜視図である。 図5は、図2に示したキースイッチ装置の前側上方を視点とした斜視図であって、キートップを省略した図である。 図6は、図2に示したキースイッチ装置の右側上方を視点とした斜視図であって、キートップを取り外した状態を示す図である。 図7は、図2に示したキースイッチ装置の底面図である。 図8は、本発明の実施の形態2であるキースイッチ装置の右側上方を視点とした斜視図であって、キートップを取り外した状態を示す図である。 図9は、図8に示したキースイッチ装置の右側下方を視点とした斜視図であって、ベースプレート、スイッチシート、ドームシートを省略した図である。 図10は、図8に示したキースイッチ装置の底面図である。
以下に、本発明にかかるキースイッチ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態であるキースイッチ装置を適用したキーボードを備えたノートパソコンを示す斜視図である。図1に示すように、ノートパソコン101は、本体102と本体に対して開閉可能に支持された蓋体103とを備えている。本体102には、本発明の実施の形態であるキースイッチ装置1を多数配置したキーボードのほかに、電源、システム・ボード、メモリー、ハードディスク・ドライブ、光学式ドライブ、バッテリーパックなどが搭載してあり、蓋体103には、LCDユニットなどが搭載してある。
[実施の形態1]
図2は、本発明の実施の形態1であるキースイッチ装置の左側上方を視点とした斜視図である。図3は、図2に示したキースイッチ装置の正面図であり、図4は、図2に示したキースイッチ装置の右側下方を視点とした斜視図である。また、図5は、図2に示したキースイッチ装置の前側上方を視点とした斜視図であって、キートップを省略した状態を示す図であり、図6は、図2に示したキースイッチ装置の右側上方を視点とした斜視図であって、キートップを取り外した状態を示す図である。また、図7は、図2に示したキースイッチ装置の底面図である。
図2に示すように、本発明の実施の形態1であるキースイッチ装置1は、ベースプレート2、メンブレンシート3、キートップ4、ラバードーム5(図5参照)、ガイド機構6(図5参照)を備えている。
ベースプレート2は、キースイッチ装置1の基板となるもので、一つのキーボードに配設される全てのキースイッチ装置1が一つのベースプレート2を共用する。ベースプレート2は、金属製の板状体に切り起こし成型や打ち抜き成型を施したものであり、切り起こし成型や打ち抜き成型により、その上面に上述したガイド機構6を取り付けるための係止片21L,21R,22L,22Rが形成してある。
本実施の形態であるキースイッチ装置1のベースプレート2は、0.6ミリ厚のアルミニウムの板に切り起こし成型や打ち抜き成型を施すことにより、その上面にガイド機構6を取り付けるための係止片21L,21R,22L,22Rが形成してある。
メンブレンシート3は、押圧された場合に接点が閉じる三層構造のスイッチシートであって、上述したベースプレート2の上に積層してある。メンブレンシート3は、上面に固定接点が形成された下側シートと、固定接点と対向する可動接点が下面に形成された上側シートと、下側シートと上側シートとの間に設けられ、通常状態において固定接点と可動接点とを離隔するスペーサシートとを備えている。メンブレンシート3は、固定接点および可動接点が重なる位置が押圧された場合に、固定接点と可動接点とが密着することにより、接点を閉じるものである。
本実施の形態であるキースイッチ装置1のメンブレンシート3は、0.075(75マイクロメートル)の下側シート、0.050ミリ(50マイクロメートル)のスペーサシート、0.075ミリ(75マイクロメートル)の上側シートにより構成され、下側シートとスペーサシート、スペーサシートと上側シートを接着する接着剤により、合計0.25ミリの厚みを有している。
図2および図3に示すように、キートップ4は、信号を入力するための操作部材であり、メンブレンシート3の上方に配設されている。キートップ4は、平面視矩形の直方体形状に形成したもので、操作面となる上面41と上面41から下方に延びる側面42とを有している。上面41は、指がキー(キートップ4)を確実に操作するように、中央が凹んだ湾曲面で形成してある。図4に示すように、キートップ4の下面は、開口しており、キートップ4の下面内側は、ラバードーム5やガイド機構6を配設するための空間になっている。また、キートップ4の下面内側となる底面には、ガイド機構6を支承する軸穴部43,44が形成してある。なお、各軸穴部には、軸穴と軸穴に連なる溝が形成してある。
なお、本実施の形態であるキースイッチ装置1のキートップ4は、平面視矩形の直方体形状に形成したものであるが、上面41から下方に延びる側面42が裾広がりに延びる角錐台状(四角錐台状)に形成したものでもよい。
図5および図6に示すように、ラバードーム5は、キートップ4が押下された場合にメンブレンシート3を押圧するためのもので、メンブレンシート3とキートップ4との間に配設されている。ラバードーム5は、シリコンゴムなどのように、可撓性を有する弾性材料で形成してある。ラバードーム5は、キートップ4に接する頂部51とメンブレンシート3に接する基部52とを有している。頂部51は、有底の円筒状に形成してあり、基部52は、頂部51の下端から下方に向けて傘状に拡開するように形成してある。基部52は、その下端が鍔状に形成してあり、メンブレンシート3に接着してある。また、ラバードーム5は、基部52の内部にメンブレンシート3を押圧する押圧部53(図9参照)を有している。押圧部53は、頂部51の底から下方に向けて漸次細くなる円錐状に形成してある。
そして、キートップ4に操作力が加えられ、キートップ4が押下された場合には、その操作力がラバードーム5の頂部51に伝わり、基部52が弾性変形するとともに、押圧部53がメンブレンシート3を押圧することになる。これにより、メンブレンシート3は、接点を閉じることになる。一方、キートップ4から操作力が除かれると、ラバードーム5に弾性復元力が作用し、基部52が元の形に戻るとともに、押圧部53が元の位置に復帰する。これにより、キートップ4が元の位置に戻るとともに、メンブレンシート3が接点を開くことになる。
ガイド機構6は、キートップ4を上下動可能に支承するためのもので、図3に示すように、ベースプレート2とキートップ4との間に折り畳み可能に取り付けられている。図4〜図6に示すように、ガイド機構6は、内側枠7と、内側枠7と対を成す外側枠8とを備えている。
内側枠7は、ラバードーム5が挿通する枠体であって、外形が平面視矩形状、内形が平面視円形状に形成してある。内側枠7の手前側端部71、左側と右側とには、それぞれ側方に延びる軸71L,71Rが形成してあり、内側枠7の奥側端部72、左側と右側とには、それぞれ側方に延びる軸72L,72Rが形成してある。内側枠7の手前側端部71、左側と右側とに形成した軸71L,71Rは、ベースプレート2の上面に形成した係止片21L,21Rに対して移動かつ回転可能に係止され、内側枠7の奥側端部72、左側と右側とに形成した軸72L,72Rは、キートップ4に設けた軸穴部43の軸穴に回転可能に支承されている。
外側枠8は、内側枠7が嵌り込む枠体であって、外形および内形が平面視矩形状に形成してある。外側枠8の奥側端部81、左側と右側とには、それぞれ側方に延びる軸81L,81Rが形成してあり、外側枠8の手前側端部82、左側と右側とには、それぞれ側方に延びる軸82L,82Rが形成してある。外側枠8の奥側端部81、左側と右側とに形成した軸81L,81Rは、ベースプレート2の上面に形成した係止片22L,22Rに対して移動かつ回転可能に係止され、外側枠8の手前側端部82、左側と右側とに形成した軸82L,82Rは、キートップ4の底面に設けた軸穴部44の軸穴に回転可能に支承されている。
これにより、内側枠7と外側枠8とは、筋交い状に取り付けられ、キートップ4を上下動可能に支承する。
ところで、本実施の形態であるキースイッチ装置1は、キートップ4が押下された場合にメンブレンシート3に近づくガイド機構6のメンブレンシート3に臨む面に突起821を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起821と対向する領域に受容部23が設けてある(図7参照)。
図4および図5に示すように、突起821は、キートップ4の中心から離れた部分が押下された場合にメンブレンシート3に当たるように設けたもので、これにより、キートップ4の中心から離れた部分が押下された場合にガイド機構6のほかの部分やキートップ4の下端面がメンブレンシート3に当たることはない。
本実施の形態であるキースイッチ装置1は、ガイド機構6を構成する外側枠8の手前側端部82の下面に、手前側端部82を三分するように、二つの突起821が設けてある。二つの突起821は、半球状に形成してあり、メンブレンシート3に当たってもメンブレンシート3を傷つけることはない。
受容部23は、メンブレンシート3の突起821が当たる領域の下方を空洞にするように設けたもので、これにより、突起821がメンブレンシート3に当たってもその下のベースプレート2に跳ね返されることはなく、衝撃を緩和するクッションとして機能する。
本実施の形態であるキースイッチ装置1は、内側枠7を支承する係止片21L,21Rを切り起こした領域を受容部23とする。
上述した本実施の形態であるキースイッチ装置1は、キートップ4の中心となる部分に操作力が加えられ、キートップ4が押下された場合には、その操作力がラバードーム5の頂部51に伝わり、ラバードーム5の基部52が弾性変形するとともに、ラバードーム5の押圧部53がメンブレンシート3を押圧することになる。これにより、メンブレンシート3は、接点が閉じることになる。このとき、ガイド機構6がキートップ4の下動をガイドすることになるが、ガイド機構6を構成する内側枠7や外側枠8がベースプレート2に積層されたメンブレンシート3に当たることはない。
そして、キートップ4から操作力が除かれると、ラバードーム5に弾性復元力が作用し、ラバードーム5の基部52が元の形に戻るとともに、ラバードーム5の押圧部53が元の位置に復帰する。これにより、キートップ4が元の位置に戻るとともに、メンブレンシート3が接点を開くことになる。このとき、ガイド機構6がキートップ4の上動をガイドすることになる。
一方、キートップ4の中心から離れた部分に操作力が加えられた場合にも、ガイド機構6がキートップ4の下動をガイドすることになるが、キートップ4の中心から離れた部分に操作力が加えられることになるので、ガイド機構6の外側枠8に設けた突起821がメンブレンシート3に当たることになり、ガイド機構6の内側枠7や外側枠8のほかの部分がメンブレンシート3に当たることはない。そして、突起821がメンブレンシート3に当たっても、ベースプレート2において突起821と対向する領域に受容部23が設けてあるので、突起821がメンブレンシート3の下のベースプレート2に跳ね返されることはなく、衝撃を緩和する。
上述した実施の形態であるキースイッチ装置1は、キートップ4が押下された場合にメンブレンシート3に近づく外側枠8の手前側端部82の下面に突起821を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起821と対向する領域に突起821を受け容れる受容部23を設けたので、キートップ4の中心から離れた部分が押下された場合でも、突起821がメンブレンシート3の下のベースプレート2に跳ね返されることがなく、突起821がメンブレンシート3に当たったときの衝撃をメンブレンシート3が緩和する。これにより、キーストロークを小さくしてもキー(キートップ4)を操作したときの底付き感を抑制できる。
なお、上述した実施の形態であるキースイッチ装置1は、ガイド機構6のメンブレンシート3に臨む面に突起821を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起821と対向する領域に受容部23を設けるものとしたが、キートップ4のメンブレンシート3に臨む下端面に突起を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起と対向する領域に受容部を設けるものとしてもよい。
また、内側枠7を支承する係止片21L,21Rを切り起こした領域を受容部としたが、キートップ4が押下された場合に突起821と対向する領域であれば、ベースプレート2を貫通するものに限られるものでなく、上面から凹んだ凹部であってもよい。
さらに、外側枠8の手前側端部82の下面に突起821を設けるものとしたが、メンブレンシート3に臨む面であれば、外側枠8の側部の下面に突起を設けるものとしてもよい。
[実施の形態2]
図8は、本発明の実施の形態2であるキースイッチ装置の右側上方を視点とした斜視図であって、キートップを取り外した状態を示す図であり、図9は、図8に示したキースイッチ装置の右側下方を視点とした斜視図であって、ベースプレート、スイッチシート、ドームシートを省略した図である。また、図10は、図8に示したキースイッチ装置の底面図である。
本発明の実施の形態2であるキースイッチ装置11は、メンブレンシート3の上にドームシート9を積層するとともに、内側枠7の下面と外側枠8の下面とにそれぞれ突起721,822を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起721,822と対向する領域に受容部24,25を設けた点で、上述した本発明の実施の形態1であるキースイッチ装置1と相違する。本発明の実施の形態2であるキースイッチ装置11の説明にあたり、上述した本発明の実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態であるキースイッチ装置11のドームシート9は、メンブレンシート3の上に積層されるもので、上述したラバードーム5が上面に接着してある。ドームシート9は、メンブレンシート3よりも薄いPETフィルムで形成してあり、ラバードーム5が接着された状態で納品される。
図9に示すように、本実施の形態であるキースイッチ装置11は、ガイド機構6を構成する内側枠7の奥側端部72の下面に奥側端部72を二分するように、一つの突起721が設けてある。突起721は、半球状に形成してあり、ドームシート9に当たってもドームシート9を傷つけることはない。なお、本実施の形態であるキースイッチ装置11の内側枠7は、スペースの都合上、ベースプレート2に切り起こされた係止片21により、手前側端部71の中央を軸に係止される。
本実施の形態であるキースイッチ装置11は、ガイド機構6を構成する外側枠8の手前側端部82の下面両側に二つの突起822が設けてある。二つの突起822は、半球状に形成してあり、ドームシート9に当たってもドームシート9を傷つけることがない。
図10に示すように、本実施の形態であるキースイッチ装置11は、キートップ4(図9参照)が押下された場合にベースプレート2において三つの突起721,822のそれぞれと対向する領域に受容部24,25が設けてある。
本実施の形態であるキースイッチ装置11の受容部24,25は、ドームシート9の突起721,822が当たる領域の下方を空洞にするように設けたもので、これにより、突起721,822がドームシート9に当たってもその下のベースプレート2に跳ね返されることはなく、衝撃を緩和するクッションとして機能する。
本実施の形態であるキースイッチ装置11は、係止片21,22L,22Rを切り起こした部分とは別に設けた領域を受容部24,25とする。
上述した実施の形態であるキースイッチ装置11は、キートップ4が押下された場合にドームシート9に近づく内側枠7の奥側端部72の下面と外側枠8の手前側端部82の下面とに突起721,822を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起721,822と対向する領域に突起721,822を受け容れる受容部24,25を設けたので、キートップ4の中心から離れた部分が押下された場合でも、突起721,822がドームシート9の下のベースプレート2に跳ね返されることがなく、突起721,822がドームシート9に当たったときの衝撃を緩和する。これにより、キーストロークを小さくしてもキー(キートップ4)を操作したときの底付き感を抑制できる。
また、ラバードーム5を接着したドームシート9をメンブレンシート3の上に積層するので、メンブレンシート3にラバードーム5を接着する必要がなくなる。
さらに、内側枠7の奥側端部72の下面と外側枠8の手前側端部82の下面とにそれぞれ突起721,822を設けるとともに、キートップ4が押下された場合にベースプレート2において突起721,822と対向する領域に受容部24,25を設けたので、キートップ4の中心から手前側に離れた部分を押した場合、キートップ4の中心から奥側に離れた場合、のいずれの場合にも均等に衝撃を緩和できる。
なお、本実施の形態であるキースイッチ装置11は、内側枠7の奥側端部72の下面、外側枠8の手前側端部82の下面に突起721,822を設けるものとしたが、ドームシート9に臨む面であれば、内側枠7の側部の下面、外側枠8の側部の下面に突起を設けるものとしてもよい。
1,11 キースイッチ装置
2 ベースプレート
23,24,25 受容部
3 メンブレンシート(スイッチシート(シート))
4 キートップ
5 ラバードーム
51 頂部
52 基部
53 押圧部
6 ガイド機構
7 内側枠
71 手前側端部
72 奥側端部
721 突起
8 外側枠
81 奥側端部
82 手前側端部
821,822 突起
9 ドームシート(シート)

Claims (4)

  1. ベースプレートと、
    該ベースプレートに積層されたシートと、
    該シートの上方に配設されたキートップと、
    前記シートと前記キートップとの間に配設され、前記キートップが押下された場合に前記シートを押圧するラバードームと、
    前記ベースプレートと前記キートップとの間に折り畳み可能に取り付けられ、前記キートップを上下動可能に支承するガイド機構と
    を備えたキースイッチ装置において、
    前記ガイド機構は、一端が前記ベースプレートに対して移動可能かつ回転可能に係止され、他端が前記キートップに対して回転可能に支承された内側枠と、
    前記内側枠の外側に該内側枠に対して筋交い状に設けられ、一端がキートップに対して回転可能に支承され、他端が前記ベースプレートに対して移動可能かつ回転可能に係止された外側枠とを有し、
    前記キートップが押下された場合に前記シートに近づく前記外側枠の一端のシートに臨む面に、前記キートップの中心から離れた部分が押下された場合に前記シートに当たるように突起を設けるとともに、
    前記キートップが押下された場合に前記ベースプレートにおいて前記突起と対向する領域に前記突起を受け容れる受容部を設けたことを特徴とするキースイッチ装置。
  2. 前記突起を、前記外側枠の一端のシートに臨む面を三分するように一対設けたことを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ装置。
  3. 前記キートップが押下された場合に前記シートに近づく前記内側枠の他端のシートに臨む面に、前記キートップの中心から離れた部分が押下された場合に前記シートに当たるように第2の突起を設けるとともに、
    前記キートップが押下された場合に前記ベースプレートにおいて前記第2の突起と対向する領域に前記第2の突起を受け容れる第2の受容部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のキースイッチ装置。
  4. 前記第2の突起を、前記内側枠の他端のシートに臨む面を二分するように一つ設けたことを特徴とする請求項に記載のキースイッチ装置。
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