JP2018195431A - スイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成によってクリックノイズを抑制することができるスイッチ構造を提供すること。【解決手段】所定の大きさの力が加わると変形してスイッチ入力を受け付けるスイッチ部材と、スイッチ部材を押圧する押圧部材と、合成樹脂を用いて形成され、スイッチ部材に当接する第1層、および第1層の押圧部材側に積層されており、合成樹脂より高い剛性を有する材料を用いて形成される第2層を有し、スイッチ部材と押圧部材との間に介在する板状の中間部材と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、スイッチ構造に関する。
従来、ユーザがスイッチを入力する際にクリック感を感じることができるスイッチ構造として、ドーム状のクリックメタルを備えたスイッチ構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このスイッチ構造では、押しボタンとクリックメタルとの間に、シート状の合成樹脂と導電体とを積層してなるシートを介在させることにより、クリックメタルの反転音(クリックノイズ)がケーシングの外部に漏れることを防止している。
しかしながら、上述した特許文献1は、クリックメタル上面をシートで包んだり、シートの一部をなす導電体をケーシングまたはアースに接続したりする必要があり、構成が複雑であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成によってクリックノイズを抑制することができるスイッチ構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るスイッチ構造は、所定の大きさの力が加わると変形してスイッチ入力を受け付けるスイッチ部材と、前記スイッチ部材を押圧する押圧部材と、合成樹脂を用いて形成され、前記スイッチ部材に当接する第1層、および前記第1層の前記押圧部材側に積層されており、前記合成樹脂より高い剛性を有する材料を用いて形成される第2層を有し、前記スイッチ部材と前記押圧部材との間に介在する板状の中間部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成によってクリックノイズを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。なお、図面はあくまでも模式的なものに過ぎない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るスイッチ構造を有する装置の一例である音声情報取得装置の正面側の構成を示す斜視図である。図1に示す音声情報取得装置1は、装置外部で発生した音声を収音して音声情報を取得する装置である。音声情報取得装置1は、筐体2と、収音部3と、操作部4とを備える。
図1は、本発明の実施の形態1に係るスイッチ構造を有する装置の一例である音声情報取得装置の正面側の構成を示す斜視図である。図1に示す音声情報取得装置1は、装置外部で発生した音声を収音して音声情報を取得する装置である。音声情報取得装置1は、筐体2と、収音部3と、操作部4とを備える。
筐体2は、音声情報取得装置1の機能を実現するための各種電子部品を内部に収容している。筐体2は略直方体形状をなしており、ユーザの手によって把持された状態で縦長に延びる形状をなしている。筐体2は、ユーザが手で把持した状態で高さ方向(図1の上下方向)の略半分が手のひらに収まる程度の大きさを有する。また、筐体2は、ユーザが筐体2の正面に親指を添えた状態で筐体2の背面を人差し指から小指を添えて把持できる程度の厚さを有する。
収音部3は、筐体2の高さ方向の上端部に設けられており、音声を収音する機能を有する。収音部3は、音声に含まれるノイズを含む各種ノイズを除去するフィルタと、筐体2の内部に収容されており、フィルタを介して伝搬する音声を収音するマイクとを含む。
操作部4は、筐体正面側にそれぞれ設けられた複数の操作ボタンを有する。操作ボタンは、ユーザが指で押圧することによって筐体2の内側に向けて押し込まれる押しボタンである。複数の操作ボタンには、例えば録音の開始、終了または再生用のボタンが含まれる。以下、筐体2の正面側の中央部に設けられた操作ボタン10を用いて、本実施の形態1に係るスイッチ構造の構成を詳細に説明する。
図2は、本実施の形態1に係るスイッチ構造の構成を示す部分断面図である。図3は、本実施の形態1に係るスイッチ構造の要部の構成を示す断面図である。図2および図3は、操作ボタン10の中心を通過し、図1に示す高さ方向および厚さ方向と平行な切断面で見たときの断面図である。図2および図3に示すスイッチ構造100は、操作ボタン10と、中間部材20と、スイッチ部材30と、電気基板40とを備える。
操作ボタン10は、中間部材20を介してスイッチ部材30を押圧する押圧部材である。操作ボタン10は、外部に面する正面側が底部をなす一方で内部に面する側が開口したる略円筒状をなす本体部11と、本体部11の底部から中間部材20へ向けて平板状をなして突起する突起部12とを有する。音声情報取得装置1のユーザは、本体部11の外表面11aに指などを接触させることによって操作ボタン10に押圧力を加える。操作ボタン10は、例えば合成樹脂を用いて構成される。
中間部材20は、スイッチ部材30に当接する第1層21と、第1層21の操作ボタン10側に積層されてなる第2層22とを有し、スイッチ部材30と操作ボタン10との間に介在する板状の部材である。ここでいう板状には、平板状の他、わずかに湾曲した形状やわずかな凹凸を繰り返す波形状のように平板に近い形状も含まれる。第1層21と第2層22は、接着により一体化されている。この接着は、例えば両面テープまたは接着剤を用いて実現される。
第1層21は、例えばゴム等のエラストマーやウレタン樹脂等の軟質の合成樹脂を用いて形成される。第1層21の表面であってスイッチ部材30と対向する側の表面21aはスイッチ部材30の凸部31bの先端面に当接している。表面21aの面積は、電気基板40の平面と平行な平面に投影した面積以上である。
第2層22の操作ボタン10側の表面22aは、操作ボタン10の突起部12の先端面に接着している。この接着も、例えば両面テープまたは接着剤を用いて実現される。表面22aの面積は、第1層の表面21aの面積以上である。第2層22は、第1層21の材料である合成樹脂よりも剛性が高い材料を用いて形成される。具体的には、第2層22は、例えばポリアミド、ポリカーボネートもしくはポリエチレンテレフタレート等のエンジニアリングプラスチック、またはポリイミド等のスーパーエンジニアリングプラスチックのような硬質の合成樹脂を用いて形成される。第2層22の硬さおよび厚さは、操作ボタン10から所定の大きさの力を受けても撓まないように設定されている。なお、金属または合金を用いて第2層22を形成してもよい。
スイッチ部材30は、所定の大きさの力(押圧力)が加わると変形してスイッチ入力を受け付ける。スイッチ部材30は、被押圧部材であるプランジャ31と、導電性を有する弾性体である接点板32と、ハウジング33と、第1接点部材34と、第2接点部材35とを有する。スイッチ部材30は、タクトスイッチ(登録商標)またはタクタイルスイッチと称されるスイッチであり、ユーザがスイッチ入力時にクリック感を感じることができる構成を有する。
プランジャ31は、ハウジング33の内部に収容されてハウジング33の内部で接点板32に当接する基部31aと、基部31aの正面側に形成され、ハウジング33から突出して中間部材20の第1層21の表面21aに当接する凸部31bとを有する。プランジャ31に対して厚さ方向の背面側(接点板32側)を向く所定の大きさ以上の力が作用すると、プランジャ31は接点板32を変形させながら背面側、すなわち第1接点部材34の側へ向けて移動する。
接点板32は、図3に示す状態、すなわち操作ボタン10が操作されていない初期状態において、プランジャ31の側へ凸状に湾曲した略半球殻状のドーム形をなす部材であり、ドームの頂点部でプランジャ31の基部31aの底面に当接している。接点板32は、例えば金属または合金等の導電性材料を用いて形成される。プランジャ31から厚さ方向の背面側を向く所定の大きさ以上の力が加わり続けると、接点板32は押圧によってドームがつぶれるように変形していき、やがてドームの頂点部付近の突出方向が反転して座屈する。
ハウジング33は、プランジャ31の基部31a、接点板32、第1接点部材34、および第2接点部材35を内部に収容する筐体である。ハウジング33は、正面側に位置するカバー部36と、背面側に位置する台座部37とが組み合わさってなる。カバー部36の正面側には、プランジャ31の凸部31bが突出可能な開口部36aが形成されている。カバー部36の正面側の天面36bは、中間部材20の第1層21の表面21aが当接可能な平坦面である。台座部37の底部は電気基板40に実装されている。ハウジング33は、図3に示すように、中間部材20の外縁を通過して電気基板40と垂直な方向に延びる柱状領域P内に位置しているのが好ましい。
第1接点部材34は、接点板32の頂点位置に対して厚さ方向の背面側に位置している。第1接点部材34は、座屈した接点板32の反転したドームの頂点部と接触する。
第2接点部材35には、接点板32の開口端部(支持端部)が取り付けられている。接点板32が座屈して第1接点部材34に接触すると、第1接点部材34と第2接点部材35が接点板32を介して電気的に接続する。これにより、スイッチ部材30はスイッチ入力を受け付ける。
図4は、以上の構成を有するスイッチ構造100の接点板32が座屈してスイッチ部材30がスイッチ入力を受け付ける状態を示す断面図である。図4において、接点板32のドームの頂点部は湾曲方向が反転して第1接点部材34に接触しており、第1接点部材34と第2接点部材35が電気的に接続している。中間部材20は、厚さ方向の正面側の位置が、図3に示す初期状態の位置HOFFからストローク量Sだけ下方の位置HONに変位しており、表面21aはカバー部36の天面36bと面接触している。この状態で、プランジャ31の凸部31bの先端面は、カバー部36の天面36bと厚さ方向で同じ位置まで退避している。
図4に示す状態で、中間部材20は操作ボタン10の押圧によってほとんど形状を変えることなく、第1層21がハウジング33のカバー部36および凸部31bを厚さ方向の正面側から背面側へ覆うようにして面接触する。したがって、接点板32が座屈する際に発生してハウジング33に伝わった振動を軟質の合成樹脂からなる第1層21が吸収することにより、クリックノイズを的確に抑制することができる。
なお、第1層21の剛性によっては、接点板32が座屈した状態で第1層21の表面21aがカバー部36の天面36bに面接触する一方、凸部31bの先端面が天面36bと厚さ方向で同じ位置まで退避せずに第1層21を変形させてくい込んだ状態となる場合もある。この場合も、第1層21の表面21aは天面36bおよび凸部31bの先端面に面接触しているため、接点板32の座屈によりハウジング33に伝わった振動を吸収したり、その振動が外部に漏れぬよう遮蔽したりしてクリックノイズを的確に抑制することができる。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、操作ボタン10とスイッチ部材30との間に、軟質の合成樹脂からなる第1層21、および第1層21の操作ボタン10側に積層されており、第1層21を構成する合成樹脂より高い剛性を有する材料からなる第2層22を有する中間部材20を介在させたため、簡易な構成により第1層21がスイッチ部材30の変形に伴って発生する振動を吸収したり、その振動が外部に漏れぬよう遮蔽したりしてクリックノイズを抑制することができる。
また、本実施の形態1によれば、スイッチ部材30の接点板32が座屈すると、軟質の第1層21がハウジング33と接触するため、接点板32が座屈する際に発生してハウジング33に伝わる振動を第1層21が吸収したり、その振動が外部に漏れぬよう遮蔽したりしてクリックノイズを的確に抑制することができる。
ここで、上述した特許文献1との比較を行う。特許文献1では、クリックメタルが座屈(反転)した際に生じる振動が柔らかいシートに伝わるため、合成樹脂がラミネートされているとはいえ、その振動に起因する二次的なノイズが発生する可能性がある。これに対して、本実施の形態1では、中間部材20が硬質の第2層22を有しているため変形しにくく、軟質の第1層21がハウジング33の振動を確実に吸収することができる。したがって、上述した特許文献1よりも良好なクリックノイズの抑制効果を得ることができる。
なお、本実施の形態1において、第1層21の表面21aは、平面に限らず、波形状の凹凸面であってもよい。また、表面21aの一部が凹凸面をなしていてもよい。
また、本実施の形態1において、接点板32が座屈した状態で、第1層21が凸部31bの先端面に接触するとともに、カバー部36の表面の少なくとも一部を厚さ方向の正面側から背面側へ覆うように接触する構成を有していれば、クリックノイズ抑制効果を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2を説明する。本実施の形態2に係るスイッチ構造は、上述した実施の形態1とは異なり、中間部材の第1層が接点板に当接する。以下の説明において、上述した実施の形態1と同様の構成については説明を省略し、その参照符号を引用する。
次に、本発明の実施の形態2を説明する。本実施の形態2に係るスイッチ構造は、上述した実施の形態1とは異なり、中間部材の第1層が接点板に当接する。以下の説明において、上述した実施の形態1と同様の構成については説明を省略し、その参照符号を引用する。
図5は、本実施の形態2に係るスイッチ構造の要部の構成を示す断面図である。図5に示すスイッチ構造200は、操作ボタン(押圧部材)10と、中間部材20と、スイッチ部材230と、電気基板40とを備える。
スイッチ部材230は、導電性を有する弾性体である接点板(被押圧部材)231と、第1接点部材232と、第2接点部材233とを有する。第1接点部材232および第2接点部材233は電気基板40に実装されている。
接点板231は、図5に示す初期状態において、中間部材20の側へ凸状に湾曲したドーム形をなす部材であり、ドームの頂点部で中間部材20の第1層21の表面21aに当接している。なお、この当接は必須ではなく、中間部材20と接点板231がわずかな空隙を有して近接していてもよい。
第1接点部材232は、接点板231の頂点位置に対して厚さ方向の背面側に位置している。第1接点部材232は、接点板231が座屈したときに接点板231の反転したドームの頂点部と接触する。
第2接点部材233には、接点板231の開口端部(支持端部)が取り付けられている。接点板231が座屈して第1接点部材232に接触すると、第1接点部材232と第2接点部材233が接点板231を介して電気的に接続する。これにより、スイッチ部材230はスイッチ入力を受け付ける。
以上の構成を有するスイッチ部材230は、ユーザがスイッチ入力操作を行うと、接点板231の座屈によりクリック感を感じることができる。
スイッチ部材230のうち、接点板231、第1接点部材232、および第2接点部材233は、図5に示すように、中間部材20の外縁を通過して電気基板40と垂直な方向に延びる柱状領域P内に位置しているのが好ましい。
図6は、スイッチ構造200の接点板231が座屈してスイッチ部材230がスイッチ入力を受け付けた状態を模式的に示す断面図である。図6において、接点板231のドームの頂点部は湾曲方向が反転して第1接点部材232に接触しており、接点板231を介して第1接点部材232と第2接点部材233が電気的に接続している。中間部材20は、厚さ方向の正面側の位置が、図5に示す初期状態の位置H’OFFからストローク量S’だけ下方の位置H’ONに変位しており、表面21aは接点板231を覆うようにして接点板231に接触している。この状態における接点板231との接触部分は、接点板231のドームの頂点部より外周側の略円環状をなす部分である。
図6に示す状態で、中間部材20は操作ボタン10の押圧によってほとんど形状を変えることなく、第1層21がスイッチ部材230を覆うようにして接点板231と接触する。したがって、接点板231が座屈する際に発生した振動を軟質の合成樹脂からなる第1層21が吸収したり、その振動が外部に漏れぬよう遮蔽したりすることにより、クリックノイズを的確に抑制することができる。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、操作ボタン10とスイッチ部材230との間に、軟質の合成樹脂からなる第1層21、および第1層21の操作ボタン10側に積層されており、第1層21を構成する合成樹脂より高い剛性を有する材料からなる第2層22を有する中間部材20を介在させたため、簡易な構成により第1層21がスイッチ部材230の変形に伴う振動を吸収したり、その振動が外部に漏れぬよう遮蔽したりしてクリックノイズを抑制することができる。
また、本実施の形態2によれば、接点板231が座屈しても第1層21との接触が維持されるため、第1層21が接点板231の振動を直接吸収し、クリックノイズを的確に抑制することができる。このようなスイッチ構造200が、実施の形態1と同様、上述した特許文献1よりも良好なクリックノイズの抑制効果を奏することはいうまでもない。
なお、本実施の形態2において、接点板231が座屈した状態で、第1層21が変形して接点板231の表面の少なくとも一部を厚さ方向の正面側から背面側へ覆うように接触する構成を有していれば、クリックノイズ抑制効果を得ることができる。図7に示すように、第1層21が接点板231の正面側の表面の略全体と接触して接点板231を覆うように変形すると、より一層高いクリックノイズ抑制効果を得ることができる。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1および2によってのみ限定されるべきものではない。例えば、中間部材が三層以上の多層構造をなしていてもよい。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1および2によってのみ限定されるべきものではない。例えば、中間部材が三層以上の多層構造をなしていてもよい。
また、上述したスイッチ構造100、200は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラのように、音声情報に加えて動画等の画像情報を取得する装置にも適用可能である。
なお、操作ボタンは樹脂製の一体成形物に限らず、金属または合金製の柱状構造体としてもよい。この場合には、操作ボタンの背面に第2層22を設けることなく、第1層21を直接接着してもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態を含みうるものであり、特許請求の範囲によって特定される技術的思想の範囲内で種々の設計変更等を行うことが可能である。
1…装置;2…筐体;3…収音部;4…操作部;10…操作ボタン;11…本体部;12…突起部;20…中間部材;21…第1層;21a、22a…表面;22…第2層;30、230…スイッチ部材;31…プランジャ;31a…基部;31b…凸部;32、231…接点板;33…ハウジング;34、232…第1接点部材;35、233…第2接点部材;36…カバー部;36a…開口部;36b…天面;37…台座部;40…電気基板;100、200…スイッチ構造
Claims (5)
- 所定の大きさの力が加わると変形してスイッチ入力を受け付けるスイッチ部材と、
前記スイッチ部材を押圧する押圧部材と、
合成樹脂を用いて形成され、前記スイッチ部材に当接する第1層、および前記第1層の前記押圧部材側に積層されており、前記合成樹脂より高い剛性を有する材料を用いて形成される第2層を有し、前記スイッチ部材と前記押圧部材との間に介在する板状の中間部材と、
を備えたことを特徴とするスイッチ構造。 - 前記スイッチ部材は、前記所定の大きさの力が加わって変形すると、前記第1層と対向する側の少なくとも一部が前記第1層によって覆われて前記中間部材と接触することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ構造。
- 前記スイッチ部材は、
前記第1層に当接する凸部および該凸部の基端に位置する基部を含み、前記押圧部材の押圧方向に移動可能なプランジャと、
前記基部の底面に当接するドーム形をなし、前記所定の大きさの力が加わると前記プランジャの移動に伴って変形する接点板と、
前記基部および前記接点板を内部に収容するハウジングと、
を有し、
前記第1層は、前記接点板の頂点部の湾曲方向が反転して座屈した状態で前記ハウジングと接触することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ構造。 - 前記スイッチ部材は、
前記第1層に当接するドーム形をなし、前記所定の大きさの力が加わると変形する接点板を有し、
前記接点板は、前記押圧部材によって押圧されていない状態でドームの頂点部が前記第1層に当接または近接し、前記頂点部の湾曲方向が反転して座屈した状態で前記頂点部の周囲が前記第1層に当接することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ構造。 - 前記合成樹脂は、エラストマーまたはウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチ構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017097555A JP2018195431A (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | スイッチ構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
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