JP5976701B2 - キーボード装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータ等の電子機器に用いられるキーボード装置及び該キーボード装置を備えた電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ等の電子機器に用いられるキーボード装置は、通常、ベースプレートと、ベースプレートの上面又は下面に設けられたメンブレンシートと、ベースプレートの上面側に上下動可能に配設されたキートップとを備える。このようなキーボード装置では、キートップが押下された場合にメンブレンシートの接点が接離することで押下されたキーに該当する信号が出力され、キートップの押下が解除されると内部に設けた弾性部材の弾性力によってキートップが元の位置に復帰する。
ところで、ノートブック型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)等の電子機器では、筐体の薄型化に対する要求が強く、筐体と一体化されたキーボード装置についても一層の薄型化が求められている。ところが、キーボード装置の薄型化のためにキーストロークを小さくするとキーボードの操作感が悪化する一方、キーストロークを保持したまま薄型化するとキートップの底付き等の問題を生じることになる。
そこで、例えば、特許文献1には、ベースプレートのキートップの周縁部に対応する位置にスリットを設けた構成が提案されている。この構成により、押下されたキートップの周辺部がスリット内に入り込むため、全体構造を薄型化しつつキーストロークを確保することが可能となっている。
国際公開第2004/114343号
他方、上記のような電子機器は、近年では幼児や児童の教育現場や工場等の作業現場にも広く普及しており、その取り扱い性や持ち運び性の観点からの上記薄型化の要望に加えて、キーボード装置の耐久性に対する要望も大きくなってきている。すなわち、教育現場や作業現場等では、一般的なオフィス等での取り扱いよりもキータッチが雑に行われることがあり、また幼児等によってキートップに脱落方向(上方)への外力が与えられることもある。従って、このようなキーボード装置には、薄型化と十分な耐久性との両立が求められている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、薄型化と耐久性とを両立させることができるキーボード装置及び該キーボード装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係るキーボード装置は、ベースプレートと、該ベースプレートの上面側に上下動可能に配設された複数のキートップとを備え、隣接するキートップ間をフレームで区画したキーボード装置であって、前記キートップには、その側面下端部から外方へと突出し、前記フレームの下面に当接可能な突出部が設けられ、前記ベースプレートには、前記キートップが押下された場合に前記突出部が入り込む逃げ孔が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、ベースプレートの上面側にキートップが上下動可能に配設され、隣接するキートップ間をフレームで区画したキーボード装置を有する本体部と、ディスプレイを有する表示部とをヒンジ機構によって回動可能に連結した電子機器であって、前記キートップには、その側面下端部から外方へと突出し、前記フレームの下面に当接可能な突出部が設けられ、前記ベースプレートには、前記キートップが押下された場合に前記突出部が入り込む逃げ孔が設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、キートップの側面に指先等によって上方に向けた外力が付与された場合であっても、突出部がフレームの下面に引っ掛かるため、キートップの脱落が防止される。さらに、ベースプレートに突出部が入り込む逃げ孔を設けたことにより、突出部がベースプレートに底付きすることが回避されている。これにより、十分なキーストロークを確保しつつ、キートップの抜け止めがなされるため、薄型化と耐久性との両立が図られる。
前記キートップは略四角形状であり、前記突出部は、前記キートップの4つの角部のうち対角線方向にある2つの角部に設けられているとよい。そうすると、キートップから張り出した突出部の設置数を最小限として、キートップの設置自由度を高めつつ、四方の側面のいずれに外力が付与されても、突出部が片ヒンジとなることを防止でき、キートップの脱落を一層確実に阻止することができる。
当該キーボード装置の左右方向に沿って前記キートップが複数並んだ行が当該キーボード装置の前後方向に沿って複数列設けられており、前記突出部は、前記キートップの平面視で該キートップの左右方向に突出し、前後方向に突出していない構成としてもよい。そうすると、各キートップの前後部分へは突出部の張り出しがなく、前後の列のキートップ間に、左右方向に延在するスペースを確保できる。このため、このスペースに配線や部品等を適宜配設することができ、空きスペースの利用効率が向上し、キーボード装置のさらなる小型化や薄型化が可能となる。
前記ベースプレートの上面と前記キートップの下面との間に、又は前記ベースプレートの下面側に、前記キートップが押下された場合に接点が接離するメンブレンシートを備え、前記メンブレンシートは、キートップに対応する接点からの配線を複数集めた配線集合体を有し、該配線集合体が前記前後方向のキートップの列の間を前記左右方向に沿って延在していてもよい。そうすると、配線を集合させた配線集合体に突出部が重なって配置されることを防止でき、配線や配線集合体の設置自由度が向上し、さらに押下操作されたキートップの突出部によって配線集合体に負荷が付与されることを回避できる。
上記電子機器において、前記本体部と前記表示部とは、ディスプレイとキーボード装置が対面する0度位置からディスプレイとキーボード装置が同一方向を向いて互いに平行する180度位置を経て、ディスプレイとキーボード装置の背面同士が対面する360度位置まで回動可能な構成であってもよい。この構成であっても、当該電子機器に備えられたキーボード装置が上記のように薄型化と耐久性とを両立させているため、例えば、薄型化により表示部を360度位置した使用形態の場合の取り扱い性が向上し、さらにキーボード装置の耐久性向上により、この使用形態において裏面で露出するキートップの脱落を防止できる。
本発明によれば、キートップに突出部を設け、ベースプレートに突出部が入り込む逃げ孔を設けたため、十分なキーストロークを確保しつつ、キートップの抜け止めがなされ、薄型化と耐久性との両立が図られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器の斜視図である。 図2は、図1に示す電子機器のノート型PCでの使用形態の一例を示す側面図である。 図3は、図2に示す状態から表示部を本体部に対して開き方向に回動させて360度位置としたタブレット型PCでの使用形態の一例を示す側面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るキーボード装置に設けられたキーの拡大斜視図である。 図5は、図4に示すキーを構成するキートップの平面図である。 図6は、図4に示すキーを上方から見た分解斜視図である。 図7は、図4に示すキーを下方から見た分解斜視図である。 図8は、キーボード装置の動作を模式的に示す説明図であり、図8(A)は、キートップを押下操作していない状態を示す側面断面図であり、図8(B)は、キートップを押下操作した状態を示す側面断面図である。 図9は、別の構成例に係るキーボード装置の動作を模式的に示す説明図であり、図9(A)は、キートップを押下操作していない状態を示す側面断面図であり、図9(B)は、キートップを押下操作した状態を示す側面断面図である。 図10は、キーボード装置のメンブレンシートの配線構造の一例を示す平面説明図である。 図11は、突出部の位置及び形状を変更したキートップの構成例を示す平面図である。 図12は、突出部の位置を変更したキートップの構成例を示す平面図である。 図13は、突出部の形状を変更したキートップの構成例を示す平面図である。
以下、本発明に係るキーボード装置について、この装置を備えた電子機器との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器10の斜視図である。図2は、図1に示す電子機器10のノート型PCでの使用形態の一例を示す側面図であり、図3は、図2に示す状態から表示部12を本体部14に対して開き方向に回動させて360度位置としたタブレット型PCでの使用形態の一例を示す側面図である。
本実施形態に係る電子機器10は、表示部12を本体部14に対して90度前後の角度位置に回動させた状態ではキーボード装置16を用いるノート型PCとして好適に使用でき(図1及び図2参照)、表示部12を本体部14に対して360度位置まで回動させた状態ではキーボード装置16を使用しないタブレット型パーソナルコンピュータ(タブレット型PC)として好適に使用できる(図3参照)、いわゆるコンバーチブルタブレット型パーソナルコンピュータ(コンバーチブル型PC)である。図3中に2点鎖線で示すように、360度位置から表示部12を少し起こせば、本体部14をベースとしたスタンド型のタブレット型PCとしても使用できる。本発明は、このようなコンバーチブル型PC以外、例えば、一般的なノート型PCやデスクトップ型パーソナルコンピュータ(デスクトップ型PC)等、各種の電子機器に用いられるキーボード装置に適用できる。
以下、図1及び図2に示すノート型PCでの使用形態を基準とし、表示部12の前面に設けられたディスプレイ18を視認しながら本体部14の上面に設けられたキーボード装置16を操作する使用者から見た方向で、手前側を前側(前方)、奥側を後側(後方)、幅方向をそれぞれ左右方向(左側及び右側)、さらに本体部14の厚み方向を上下方向と呼んで説明する。
また、説明の便宜上、ヒンジ機構20を介した本体部14と表示部12の角度位置について、表示部12を本体部14に対して完全に閉じた状態とし、ディスプレイ18とキーボード装置16が対面した姿勢を0度位置(図示せず)と呼ぶ。そして、この0度位置を基準として、表示部12を開き方向に回動させる方向で角度を刻みながら呼ぶものとし、例えば、ディスプレイ18とキーボード装置16が同一方向を向いて互いに平行した姿勢を180度位置(図示せず)と呼び、ディスプレイ18とキーボード装置16の背面同士が対面した姿勢を360度位置(図3参照)と呼ぶ。なお、0度位置、180度位置、及び360度位置については、本体部14、表示部12、又はヒンジ機構20の構造により、角度数字の示す正確な角度位置から多少ずれた角度位置となることも当然生じるものであり、これらのずれた角度位置も含めて、本実施形態では0度位置等と呼ぶものとした。
図1に示すように、電子機器10は、ディスプレイ18を有する表示部12と、キーボード装置16を有する本体部14とを備え、表示部12と本体部14とが左右一対のヒンジ機構20によって0度位置から360度位置まで回動可能に連結されている。
図2及び図3に示すように、ヒンジ機構20は、表示部12を回動可能に軸支する第1軸20aと、本体部14を回動可能に軸支する第2軸20bとを備えた2軸構造である。ヒンジ機構20は、0度位置から180度位置までは第1軸20aが回転し、180度位置から360度位置までは第2軸20bが回転することにより、本体部14に対して表示部12を0度位置から360度位置まで回動可能に軸支している。このようなヒンジ機構20には、一般的に用いられている公知の構造を用いればよい。
表示部12は、ヒンジ機構20を通過した図示しないケーブルにより、本体部14と電気的に接続されている。ディスプレイ18は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置によって構成される。
本体部14は、扁平な箱状に形成された筐体14aの後端縁部にヒンジ機構20が設けられている。筐体14aの内部には、図示しない基板、演算装置、及びメモリ等の各種電子部品が収納されると共に、キーボード装置16が筐体14aの上面で露出している。
キーボード装置16は、複数のキー(キースイッチ装置)22と、各キー22の操作面を構成するキートップ24の周囲の隙間を埋めるフレーム(アイソレーションフレーム)26とを備えたアイソレーション型のキーボード装置である。つまり、キーボード装置16では、各キートップ24は、隣接する他のキートップ24との間がフレーム26によって区画され、それぞれが独立した配置となっている。
フレーム(キーボードフレーム)26は、樹脂等で形成された1枚の板状部材に各キー22のキートップ24を挿通させる複数の孔部26a(図7参照)が形成された枠体である。フレーム26は、筐体14aの上面と略面一又は多少低位置となるように該筐体14aに対して取り付けられている。
次に、本実施形態に係るキーボード装置16の具体的な構成について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るキーボード装置16に設けられたキー22の拡大斜視図であり、図5は、図4に示すキー22を構成するキートップ24の平面図である。また、図6は、図4に示すキー22を上方から見た分解斜視図であり、図7は、図4に示すキー22を下方から見た分解斜視図である。
図1及び図4〜図7に示すように、キーボード装置16は、キートップ24をガイド機構28で上下動可能に支承するキー22と、キー22を上面側に支持するベースプレート30と、ベースプレート30の下面側に積層されたメンブレンシート32と、筐体14aの底板の上面(内面)に固定される補助プレート34とを備える。
ベースプレート30は、キー22の取付板となるものであり、当該キーボード装置16に配設される全てのキー22が1つのベースプレート30を共用している。ベースプレート30は、例えば、板厚0.6mmのアルミニウム板等、金属製の板状部材に切り起こし成形や打ち抜き成形を施したものである。ベースプレート30の上面には、ガイド機構28を取り付けるための係止片36,38がそれぞれ左右一対で前後に形成されている(図6及び図7参照)。さらに、ベースプレート30には、前側と後側で左右反対となる位置に逃げ孔40L,40Rが形成されている。逃げ孔40L,40Rは、キートップ24の側面24bの下端部から外方に突出した突出部25L,25Rが入り込む孔部である。フレーム26は、このベースプレート30の上面に設置されている(図7及び図8参照)。
メンブレンシート32は、押圧された場合に接点が閉じる三層構造のスイッチシートであって、ベースプレート30の下に積層されている。メンブレンシート32は、固定接点及び可動接点が重なる位置が押圧された場合に、固定接点と可動接点とが密着することにより、接点を閉じるものである。メンブレンシート32は、上面に固定接点が形成された下側シートと、固定接点と対向する可動接点が下面に形成された上側シートと、下側シートと上側シートとの間に設けられ、通常状態において固定接点と可動接点とを離隔するスペーサシートとを積層した構成である。メンブレンシート32は、例えば、3層合計で0.25mmの厚みとなっている。本実施形態の場合、メンブレンシート32には、スペーサシート及び下側シートをくり貫き、上側シートのみを残すことで弾性を持たせた円形凹状のクッション部42が一対形成されている(図7及び図8参照)。
補助プレート34は、キーボード装置16の筐体14aへの取付板となるものであり、メンブレンシート32の下に積層されている。補助プレート34は、例えば、板厚0.2mmのステンレス鋼(SUS)等、金属製の板状部材で構成される。
キートップ24は信号を入力するための操作部材であり、ベースプレート30の上方に配設されている(図4参照)。図4及び図5に示すように、キートップ24は、平面視で略四角形状であり、操作面となる上面24aと、上面24aの4辺の縁部から下方に延びた側面24bとを有する。上面24aは、キー22(キートップ24)を指で確実に押下操作可能とするため、中央が凹んだ湾曲面となっている。左側の側面24bの前側角部には突出部25Lが外方へと突出形成され、右側の側面24bの後側角部には突出部25Rが外方へと突出形成されている。上面24a及び各側面24bで囲まれたキートップ24の内側空間は、ガイド機構28及びラバードーム44(図8(A)参照)の配設空間となっている。また、キートップ24の下面内側には、ガイド機構28を支承する軸穴部46,48がそれぞれ左右一対で形成されている(図7参照)。
突出部25L,25Rは、側面24bから外方に突出しており、その前側又は後側に円弧形状を有した平面視略矩形形状の翼状部である。突出部25L,25Rは、図5に示すように、平面視でキートップ24の左右方向にのみ突出し、前後方向には突出しない形状となっている。左右に隣り合うキー22のキートップ24同士は、一方の突出部25Lと他方の突出部25Rとが前後方向で互い違いに配置されるため(図10参照)、左右に隣り合うキートップ24の突出部25L,25Rが互いに干渉することを防止でき、しかもキー22を左右方向でコンパクトに並べて配置することができる。突出部25L,25Rは、フレーム26の孔部26aの内面に形成された溝部26b内で上下動可能であり(図7及び図8参照)、溝部26bの天面(フレーム26の下面)に引っ掛かることで上方への抜け止めがなされている。突出部25L,25Rの下面には、メンブレンシート32のクッション部42に対応する位置に、該クッション部42に着地してキートップ24の押下操作時の衝撃を吸収する半球状の突起25aが突設されている(図7及び図8参照)。
ラバードーム44は、キートップ24が押下された場合にメンブレンシート32を押圧すると共に、キートップ24の押下操作が解除された際にキートップ24を元の位置に復帰させるための弾性部材であり、メンブレンシート32とキートップ24との間に配設されている(図8(A)参照)。ラバードーム44は、シリコンゴム等、可撓性を有する弾性材料で形成されている。ラバードーム44は、キートップ24の下面に接する頂部44aと、頂部44aの下端から下方に向けて傘状に拡開し、ベースプレート30を板厚方向に貫通した円形の開口部30aを通ってメンブレンシート32上に固着された基部44bと、基部44bの内側中心で下方に向けて突設され、開口部30aを挿通してメンブレンシート32を押圧する押圧部44cと有する。
キー22では、キートップ24が押下操作されると、その操作力がラバードーム44の頂部44aに伝わり、基部44bが弾性変形すると共に、押圧部44cがメンブレンシート32を押圧する。これにより、メンブレンシート32は接点を閉じる。一方、キートップ24への押下操作が解除されると、ラバードーム44の弾性復元力により、基部44bが元の形状に戻り、押圧部44cが元の位置に復帰する。これにより、キートップ24が元の位置に戻り、メンブレンシート32が接点を開く。
図6及び図7に示すように、ガイド機構28は、キートップ24を上下動可能に支承するためのものであり、ベースプレート30とキートップ24との間に折り畳み可能に取り付けられている。ガイド機構28は、内側枠50と、内側枠50と対を成す外側枠52とを備える。
内側枠50は、中央にラバードーム44が挿通する開口部が形成された枠体であって、外形が平面視矩形状、内形が平面視円形状に形成されている。内側枠50は、前側に左右一対形成された軸54,54がベースプレート30の前側の係止片36,36に対して移動可能且つ回転可能に係止され、後側に左右一対形成された軸56,56がキートップ24の軸穴部48,48に回転可能に支承される。外側枠52は、内側枠50が内側に嵌り込む枠体であって、外形及び内形が平面視矩形状に形成されている。外側枠52は、前側に左右一対形成された軸58,58がキートップ24の軸穴部46,46に回転可能に支承され、後側に左右一対形成された軸60,60がベースプレート30の後側の係止片38,38に移動可能且つ回転可能に係止される。
これにより、ガイド機構28を構成する内側枠50と外側枠52とは、筋交い状に取り付けられ、キートップ24をベースプレート30上で上下動可能に支承する。
次に、以上のように構成されたキーボード装置16の動作及び作用効果について説明する。
図8は、キーボード装置16の動作を模式的に示す説明図であり、図8(A)は、キートップ24を押下操作していない状態を示す側面断面図であり、図8(B)は、キートップ24を押下操作した状態を示す側面断面図である。なお、図8(A)及び図8(B)では、図面の見易さを確保するため、ガイド機構28やこれを支承する係止片36等の図示を省略している。さらに、図8(B)では、ラバードーム44の図示も省略しており、後述する図9(A)及び図9(B)についても同様である。
図8(A)に示すように、キートップ24を押下操作せず、キートップ24がラバードーム44によって上動位置にある場合には、キートップ24の突出部25L(25R)がフレーム26の溝部26bの上部位置にあり、該溝部26bの天面の内面によって抜け止めがなされている。このため、仮にキートップ24の側面24bに爪等を掛けて上方に引っ張り力を付与したとしても、突出部25L(25R)が溝部26bの天面(フレーム26の下面)に引っ掛かり、キートップ24の上方への脱落が阻止される。
一方、図8(B)に示すように、キートップ24に押圧力を付与し、キートップ24をラバードーム44の弾性力に抗して押下操作して下動位置とした場合には、キートップ24の突出部25L(25R)がベースプレート30の逃げ孔40L(40R)に入り込む。このため、突出部25L(25R)がベースプレート30に当接せず、その板厚がキートップ24の上下動作の邪魔にならないため、十分なキーストロークを確保することができる。この際、本実施形態では、突出部25L(25R)の下面に設けた突起25aがメンブレンシート32のクッション部42に当接するため、キートップ24を押下操作した際の衝撃がクッション部42によって効果的に吸収され、その操作感を高めている。
上記では、図8に示すようにメンブレンシート32をベースプレート30の下に積層した構成を例示したが、図9に示すようにメンブレンシート32をベースプレート30の上に積層してもよい。
図9に示す例では、ベースプレート30と同様、メンブレンシート32にもキートップ24の突出部25L(25R)が入り込む逃げ孔62L(62R)が形成されている。従って、この構成例の場合にも、図9(A)に示すように、キートップ24を押下操作していない場合には、キートップ24の突出部25L(25R)がフレーム26の溝部26bの上部位置にあり、該溝部26bの天面によって抜け止めがなされている。一方、図9(B)に示すように、キートップ24を押下操作した場合には、キートップ24の突出部25L(25R)がメンブレンシート32の逃げ孔62L(62R)及びベースプレート30の逃げ孔40L(40R)に入り込むため、十分なキーストロークが確保されている。
なお、図9に示す例では、キートップ24の押下操作時、キートップ24の突出部25L(25R)がメンブレンシート32の逃げ孔62L(62R)を通過するため、メンブレンシート32のクッション部42及びこれに対応する突出部25L(25R)の突起25aは設けていない。また、ラバードーム44はメンブレンシート32の上部に直接配置可能であるため、ベースプレート30の開口部30aも省略している。
以上のように、本実施形態に係るキーボード装置16は、ベースプレート30と、ベースプレート30の上面側に上下動可能に配設された複数のキートップ24とを備え、隣接するキートップ24間をフレーム26で区画した構成であって、キートップ24には、その側面24b下端部から外方へと突出し、フレーム26の下面に当接可能な突出部25L,25Rが設けられ、ベースプレート30には、キートップ24が押下された場合に突出部25L,25Rが入り込む逃げ孔40L,40Rが設けられている。
従って、仮にキートップ24の側面24bに外力が付与された場合であっても、突出部25L,25Rがフレーム26の下面に引っ掛かるため、キートップ24が上方へと脱落することが防止される。さらに、ベースプレート30に逃げ孔40L,40Rを設けたことにより、突出部25L,25Rがベースプレート30に底付きすることが回避されている。これにより、キーボード装置16では、十分なキーストロークを確保しつつ、キートップ24の抜け止めがなされるため、薄型化と耐久性との両立が図られる。このため、キーボード装置16及びこれを備えた電子機器10は、例えば、一般的なオフィス等での取り扱いよりもキータッチが雑に行われることがあり、また幼児等によってキートップ24に脱落方向への外力が与えられることがあるような使用環境、例えば、教育現場や作業現場での使用にも好適に用いることができる。
しかも、当該キーボード装置16では、図5に示すように平面視略四角形状のキートップ24の4つの角部のうち、対角線方向にある2つの角部に突出部25L,25Rを設けている。このため、キートップ24から張り出した突出部25L,25Rの設置数を最小限として、キートップ24の設置自由度を高めつつ、四方の側面24bのいずれに外力が付与されても、突出部25L,25Rが片ヒンジとなることを防止でき、キートップ24の脱落を一層確実に阻止することができる。
また、このようなキーボード装置16を備えた電子機器10は、本体部14と表示部12とが、ディスプレイ18とキーボード装置16(キートップ24)が対面する0度位置からディスプレイ18とキーボード装置16が同一方向を向いて互いに平行する180度位置を経て、ディスプレイ18とキーボード装置16の背面同士が対面する360度位置まで回動可能な構造を採用している。従って、表示部12を360度位置としたタブレット型PCとしての使用形態の場合には、その取り扱い性を向上させるための機器全体の薄型化と、機器の裏面で露出するキーボード装置16(キートップ24)の破損防止のための耐久性とが重要となる。この点、当該キーボード装置16は、上記のように薄型化と耐久性とを両立させているため、上記のようなタブレット型PCとしても使用される電子機器10に対して特に有効に用いることができる。
ところで、図1及び図10に示すように、当該キーボード装置16では、その左右方向に沿ってキートップ24が複数並んだ行が、前後方向に沿って複数列設けられている。そして、キートップ24の突出部25L,25Rは、キートップ24の平面視で該キートップ24の左右方向にのみ突出し、前後方向に突出していない(図5及び図10参照)。これにより、各キー22の前後部分へは突出部25L,25Rの張り出しがなく、前後の列のキー22間には、左右方向に延在するスペースが確保されている。従って、キーボード装置16では、このスペースに配線や部品等を適宜配設することができ、空きスペースの利用効率が向上し、さらなる小型化が可能となる。
例えば、本実施形態では、図10に示すように、メンブレンシート32は、キー22(キートップ24)に対応する接点からの配線(回路、パターン)64を複数集めた配線集合体66を有する。そして、この配線集合体66を上記した前後方向のキートップ24の列の間を左右方向に沿って延在させている。これにより、配線64が集合した配線集合体66に突出部25L,25Rが重なって配置されることを防止でき、配線64や配線集合体66の設置自由度が向上し、さらに押下操作されたキートップ24の突出部25L,25Rによって配線64や配線集合体66に負荷が付与されることを回避できる。
なお、図10に示すように、本実施形態では、左右方向に複数並び、前後方向に複数列が並んだアルファベットや数字等の入力用となる各キー22のキートップ24の突出部25L,25Rを前後に突出させない構成としている。これに対して、例えば、キーボード装置16の前端及び後端に配設されたファンクションキー等の他のキー68のキートップ70については、突出部25L,25Rと同様に前後に突出せず左右にのみ突出する突出部(図示せず)を設けてもよいが、前後に突出する突出部(図示せず)を設けてもよい。これらキー68の前側又は後側には他のキーが配置されていないため、その前側や後側に十分な配線スペース等を確保できるからである。
勿論、キートップ24の突出部25L,25Rは、他の形状としてもよく、要はキートップ24をフレーム26に確実に引っ掛けて、その上方への抜け止めをなすことができればよく、ベースプレート30にこれに対応した逃げ孔が形成されていればよい。例えば、図11に示すように、キートップ24の左右の側面24bの中央にそれぞれ突出部72L,72Rを設けてもよい。また、図12に示すように、キートップ24の四隅の全てに突出部25L,25Rを設けてもよい。さらには、図13に示すように、キートップ24の左右の側面24bから前後の側面まで張り出した突出部74L,74Rを設けてもよい。これら図11〜図13に示す各構成例では、それぞれが配線64や配線集合体66との関係で、図5に示す構成よりも不都合な点を有することもあるが、キートップ24の抜け止め等で有利な点もあり、これらが用いられるキーボード装置の仕様等によっては有効に用いることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、ベースプレート30の逃げ孔40L,40Rは、キートップ24が押下操作された際に突出部25L等が当該ベースプレート30に底付きすることを防止できる深さを持っていればよく、ベースプレート30を板厚方向に貫通しない凹状の穴であってもよい。
10 電子機器
12 表示部
14 本体部
14a 筐体
16 キーボード装置
18 ディスプレイ
20 ヒンジ機構
22,68 キー
24,70 キートップ
24a 上面
24b 側面
25a 突起
25L,25R,72L,72R,74L,74R 突出部
26 フレーム
26b 溝部
28 ガイド機構
30 ベースプレート
32 メンブレンシート
34 補助プレート
40L,40R,62L,62R 逃げ孔
42 クッション部
64 配線
66 配線集合体

Claims (6)

  1. ベースプレートと、該ベースプレートの上面側に上下動可能に配設され、少なくとも左右方向に沿って複数並んだ略四角形状のキートップとを備え、隣接するキートップ間をフレームで区画したキーボード装置であって、
    前記キートップには、その側面下端部から外方へと突出し、前記フレームの下面に当接可能な突出部が設けられ、
    前記ベースプレートには、前記キートップが押下された場合に前記突出部が入り込む逃げ孔が設けられ
    前記突出部は、前記キートップの4つの角部のうち一方の対角線方向にある2つの角部にのみ設けられると共に該2つの角部からそれぞれ左右方向で外方に突出されることで、前記左右方向に隣接するキートップ間では、一方のキートップの前記突出部と他方のキートップの前記突出部とが前後方向で互い違いに配置されていることを特徴とするキーボード装置。
  2. ベースプレートと、該ベースプレートの上面側に上下動可能に配設された複数のキートップとを備え、隣接するキートップ間をフレームで区画したキーボード装置であって、
    前記キートップには、その側面下端部から外方へと突出し、前記フレームの下面に当接可能な突出部が設けられ、
    前記ベースプレートには、前記キートップが押下された場合に前記突出部が入り込む逃げ孔が設けられ
    当該キーボード装置の左右方向に沿って前記キートップが複数並んだ行が当該キーボード装置の前後方向に沿って複数列設けられており、
    前記突出部は、前記キートップの平面視で該キートップの左右方向に突出し、前後方向に突出していないことを特徴とするキーボード装置。
  3. 請求項記載のキーボード装置において、
    前記ベースプレートの上面と前記キートップの下面との間に、又は前記ベースプレートの下面側に、前記キートップが押下された場合に接点が接離するメンブレンシートを備え、
    前記メンブレンシートは、前記キートップに対応する接点からの配線を複数集めた配線集合体を有し、該配線集合体が前記前後方向のキートップの列の間を前記左右方向に沿って延在していることを特徴とするキーボード装置。
  4. ベースプレートの上面側にキートップが上下動可能に配設され、少なくとも左右方向に沿って複数並んだ略四角形状のキートップを有すると共に、隣接するキートップ間をフレームで区画したキーボード装置を有する本体部と、ディスプレイを有する表示部とをヒンジ機構によって回動可能に連結した電子機器であって、
    前記キートップには、その側面下端部から外方へと突出し、前記フレームの下面に当接可能な突出部が設けられ、
    前記ベースプレートには、前記キートップが押下された場合に前記突出部が入り込む逃げ孔が設けられ
    前記突出部は、前記キートップの4つの角部のうち一方の対角線方向にある2つの角部にのみ設けられると共に該2つの角部からそれぞれ左右方向で外方に突出されることで、前記左右方向に隣接するキートップ間では、一方のキートップの前記突出部と他方のキートップの前記突出部とが前後方向で互い違いに配置されていることを特徴とする電子機器。
  5. ベースプレートの上面側にキートップが上下動可能に配設され、隣接するキートップ間をフレームで区画したキーボード装置を有する本体部と、ディスプレイを有する表示部とをヒンジ機構によって回動可能に連結した電子機器であって、
    前記キートップには、その側面下端部から外方へと突出し、前記フレームの下面に当接可能な突出部が設けられ、
    前記ベースプレートには、前記キートップが押下された場合に前記突出部が入り込む逃げ孔が設けられ
    前記キーボード装置の左右方向に沿って前記キートップが複数並んだ行が該キーボード装置の前後方向に沿って複数列設けられており、
    前記突出部は、前記キートップの平面視で該キートップの左右方向に突出し、前後方向に突出していないことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4又は5記載の電子機器において、
    前記本体部と前記表示部とは、ディスプレイとキーボード装置が対面する0度位置からディスプレイとキーボード装置が同一方向を向いて互いに平行する180度位置を経て、ディスプレイとキーボード装置の背面同士が対面する360度位置まで回動可能であることを特徴とする電子機器。
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