JP5689751B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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また、音楽等を鳴らすために別途、通常の気導音を発するスピーカを設けると、部品点数が増加し、小型化、軽量化の妨げとなるという問題があった。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1は、第1実施形態の携帯端末装置100を示す斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
図1は、第1の筐体110及び第2の筐体120を開いた状態である使用形態を示しており、以下、第1の筐体110及び第2の筐体120それぞれが折りたたんだときに対向し合う面、すなわち、図1において見えている側の面を表面と呼ぶ。一方、第1の筐体110及び第2の筐体120それぞれが折りたたんだ収納形態のときに外側に露呈している側の面、すなわち、図1において隠れている側の面を裏面と呼ぶ。
骨伝導に関する部分の詳細については、後述する。
第2の筐体120内には、振動子123aと、接続部124と、共鳴部125と、レバー126と、振動抑制部127と、付勢部材128とが設けられている。
収納形態とすると、突起部113が孔部122を通ってレバー126の第1の端部126bを押し、付勢部材128の付勢力に抗してレバー126を図3中で左方向に回転(揺動)させる。これにより、振動抑制部127は、共鳴部125から離れ、共鳴部125は、振動子123aの振動により共鳴して、気導音を発することができる。この収納形態では、振動子123aの振動に応じて共鳴部125が気導音を発することにより利用者に音声を伝える第2の音声伝達モードを利用可能である。
図4は、第2実施形態の携帯端末装置200を示す斜視図である。
第2実施形態の携帯端末装置200は、第1の筐体210と、第2の筐体220とが相対的にスライド移動可能な可動部として形成された、いわゆるスライド型の携帯電話端末である。
図4は、第1の筐体210及び第2の筐体220を開いた状態である使用形態を示している。以下、第1の筐体210及び第2の筐体220の図4において見えている側の面を表面と呼ぶ。一方、第1の筐体210及び第2の筐体220図4において隠れている側の面を裏面と呼ぶ。
第1の操作キー211は、数字や文字入力、各種選択等を行うときに操作される操作部材である。
マイク212は、通話時の音声を入力するマイクである。
第2の筐体220内には、振動子223aと、第2の接続部224bとが設けられている。
第1の筐体210内には、第1の接続部224aと、共鳴部225とが設けられている。
第2の接続部224bは、一方(表面側)の面が振動子223aの裏面側に接着剤等により一体に取り付けられている。また、第2の接続部224bは、他方(裏面側)の面が第1の接続部224aと接触する斜面となっている。この第2の接続部224bの斜面は、図5(a)の使用形態から図5(b)の収納形態へと第1の筐体210と第2の筐体220とが相対的にスライド移動したときに、第1の接続部224aの斜面とスムーズに接触できるように形成されている。すなわち、第2の接続部224bの斜面と第1の接続部224aの斜面とは、図5(b)の収納形態において密着し、かつ、第1の筐体210と第2の筐体220とが相対的にスライド移動することを妨げないように、図5中では右下がりとなる斜面となっている。
また、図5(b)の収納形態では、振動子223aの振動は、第1の接続部224a及び第2の接続部224bを介して共鳴部225に伝わる。この収納形態では、振動子223aの振動に応じて共鳴部225が気導音を発することにより利用者に音声を伝える第2の音声伝達モードを利用可能である。
図6は、第3実施形態の携帯端末装置300を示す斜視図である。
第3実施形態の携帯端末装置300は、第1の筐体310と、第2の筐体320とが軸部330を中心として回転移動可能な可動部として形成された、折りたたみ可能な携帯電話端末である。
図6は、第1の筐体310及び第2の筐体320を開いた状態である使用形態を示しており、以下、第1の筐体310及び第2の筐体320それぞれが折りたたんだときに対向し合う面、すなわち、図6において見えている側の面を表面と呼ぶ。一方、第1の筐体310及び第2の筐体320それぞれが折りたたんだ収納形態のときに外側に露呈している側の面、すなわち、図6において隠れている側の面を裏面と呼ぶ。
第2の筐体320内には、振動子323aが設けられ、第1の筐体310内には、共鳴部325が設けられている。
収納形態とすると、接続部313が接触部323と当接し、共鳴部325は、振動子323aの振動により共鳴して、気導音を発することができる。この収納形態では、振動子323aの振動に応じて共鳴部325が気導音を発することにより利用者に音声を伝える第2の音声伝達モードを利用可能である。
図9は、第4実施形態の携帯端末装置400を示す斜視図である。
第4実施形態の携帯端末装置400は、第1実施形態から第3実施形態とは異なり、筐体に可動部となる部分がない携帯電話端末である。
以下の説明では、図9中で見えている側の面を表面と呼び、見えていない側の面を裏面と呼ぶ。
携帯端末装置400内には、振動子423aと、共鳴部425と、接続部426と、弾性支持部427と、アクチュエータ428とが設けられている。
(1)各実施形態において、共鳴部125,225,325,425は、いずれも共鳴箱である例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、板状の共鳴板であってもよい。
110,210,310 第1の筐体
111,311,402 操作キー
112,212,312,403 マイク
113 突起部
120,220,320 第2の筐体
121,221,321 メインディスプレイ
122 孔部
123,223,323,423 接触部
123a,223a,323a,423a 振動子
124,313,426 接続部
125,225,325,425 共鳴部
126 レバー
126a 支点
126b 第1の端部
126c 第2の端部
127 振動抑制部
128 付勢部材
130,330 軸部
211 第1の操作キー
222 第2の操作キー
224a 第1の接続部
224b 第2の接続部
401 表示操作部
427 弾性支持部
428 アクチュエータ
Claims (2)
- 出力する音声に対応して振動する1つの振動子と、
前記振動子の振動が伝えられて振動して、気導音を発生する共鳴部と、
前記振動子の振動が伝えられて振動して、人体に接触させられることにより前記人体に振動を伝える接触部と、
少なくとも前記共鳴部を介して音声を伝達する第1の音声伝達モードと前記接触部を介して音声を伝達する第2の音声伝達モードとを切り替える切り替え手段と、
筐体の少なくとも一部が他の筐体部分に対して相対的に移動する可動部と、
を備え、
前記切り替え手段は、前記可動部の移動力を利用して前記第1の音声伝達モードと前記第2の音声伝達モードとの切り替えを行うように構成されており、
前記接触部及び前記共鳴部は、前記振動子の振動が伝わるように前記振動子に対して常に接続されており、
前記切り替え手段は、前記可動部の移動に応じて、前記共鳴部に接触して、前記共鳴部の振動を抑制する振動抑制部を備えること、
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置において、
軸部と、
前記軸部を中心として相対的に回転可能な第1の筐体及び第2の筐体と、
を前記可動部として備え、
前記第1の筐体及び前記第2の筐体は、収納形態と使用形態との間で相対的に回転移動するように設けられており、
前記振動抑制部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の相対的な回転移動力を利用して前記収納形態において前記共鳴部から離れること、
を特徴とする携帯端末装置。
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