JPH01209617A - キーボードスイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はキーボードシステムに関する。とくに本発明は
計算機のような電子装置用のキーボードシステムに関す
る。

〔従来技術およびその問題点〕

計算機のような種々の電子装置に用いる多くの形式のキ
ーボードシステムが存在する。穐々のボータプル計算機
に備えられているこれらキーボードのうちあるものは、
プリント回路上のドームシートを用いている。プリント
回路は比較的硬い基板上にとりつけられる。

ドームシートは、プリント回路上のスイッチ配置のパタ
ーンと一致する所定のパターンの複数のドームを含む。

ドームが指圧で押し下げられる（つぶされる）と、プリ
ント回路の下のスイッチに対応する接続がなされる。ド
ームは、指圧で直接にまたは指圧をドームの直上に配置
されたキーボタンに印加したとき間接的に押しつぶすこ
とができる。

しかし、スイッチを閉じ、回路に所要の接続をなすこの
システムは常に信頼性のあるものではない。ドームを押
すためにはスイッチ内でしっかりした接続をすることが
心安である。従来のキーボードスイッチシステムはこの
点で必ずしも信頼性あるものとはいえない。結果として
不良の接続のためにエントリ等が生じないことがあると
いう欠点があった。

〔解決しようとする問題点および解決手段〕本発明は、
電子装置、たとえば計算機において用いられるキーボー
ドのスイッチング信頼性を改善するシステムを提供する
ことである。

上記の目的を達成するため、本発明によって次のような
キーボードが提供される。

（ａｌ　　上表面と、その上表面内の所定のパターンの
複数のくぼみを有するリジッド・ベース部材、（ｂｌ　
　フレキシブル支持体上にあり、上記ベース部材によっ
て担持され、前記ベース部材内の上記パターンのくぼみ
と一致した複数個の開スイッチを規定する電気回路、 ｆｃ）　　前記回路を覆い、前記パターンのくぼみと一
致する複数個のフレキシブルで弾力性のあるドーム、を
含むキーボードであって、各ドームの下側はドームが前
記回路に対して下方に反らせられるとき前記スイッチの
所で電気接続を完成できる導電性表面を含み、前記回路
は前記スイッチの下で前記くぼみに入れられる、前記キ
ーボード。

回路の各スイッチの下に位置したベース部材のくぼみに
よって、プリント回路が取付けられた基板が下方にそら
され、つぶされたドームの底部導電面により近接するよ
うになる。これによってドームの導電性表面とプリント
回路のスイッチ領域の間の良好な接続が得られる。こう
して信頼性の高いキーボードシステムが得られる。

ドームはスイッチ位置にわたって回路上に個々に担持し
てもよく、回路を覆う連続シートと一体にしてもよい。

所望の場合、キーボタンを押すと下のドームがつぶされ
、それによって対応するスイッチ位置で電気接続がなさ
れるようにキーボタンをドーム上に配置してもよい。

〔実施例〕

図面には、たとえばスイッチやキーボードを含むポータ
プル計算機その他任意の電子装置に有用な形式の実施例
に係るキーボード１０が示されている。キーボードは、
たとえば金属、プラスチック等のリジッド・ベース部材
１２を有している。

ベース部材１２は、寸法は一定であるが、形状を保持し
、しつかりした支持体となるかぎり厚さは変化してもよ
い。

ベース部材１２の上表面は、その上表面によって担持さ
れるプリント回路のスイッチ位置と一致するくぼみ（空
洞）１４のパターンを有している。

プリント回路は、上に所要の導電路が配置される薄い誘
電体層を含む。層１６の厚さは変化してもよいが、薄く
、柔軟性のあることが望ましい。

各スイッチ位置には、たとえば、第３図に示すような、
間隔をおいて組み合わされた複数個の導電性フィンガ（
指）１７．１７Ａが備えられている。

代替的には、各スイッチ位置に任意の所望のパターン（
たとえば、らせん状または平行フィンガ）の複数個の離
隔導体でもよい。このような導体の２つまたはそれ以上
が電気的に接続されたとき、スイッチが作動する。

このような各導電性フィンガまたは導電路の幅は変化し
てもよいが、約０．００５〜０．０２０　　インチ（１
インチは２．５４センチメートル）の幅が通常である。

同様に、隣接したフィンガの間隔も変化してもよいが、
０．００５〜０．０２０　インチが普通である。

プリント回路の上にはスペーサ部材１８が存在している
のがよい。このスペーサは均一な厚さ。

およびスイッチ位置と一致したパターンの開口（切欠）
を有するシートの形状になっているのがよい。

スペーサ部材は誘電体材料でできているのが望ましく、
また厚さは約０．００５インチである。

典型的なスペーサ部材はポリエステル膜であり、これは
堅くても、柔軟性があってもよい。

スペーサ部材はそれがプリント回路から絶縁されている
かぎシ導電性（たとえば金属）でもよい。

スペーサ部材上にはドームシー）２０が配置されている
。このシートはプリント回路上のスイッチ位置と一致す
る隆起ドームのパターンを含む。

各ドームの底面は薄い導電層（被膜）２２を有する。た
とえば、層２２は重合膜（ｐｏｌｙｍｅｒｉｚｅｄｃｏ
ａｔｉｎｇ）に銀または炭素のインク、導電性粒子を含
んでいてもよい。

ドームシートは誘電体材料でも導電性材料でもよい。適
当な誘電体材料はたとえばプラスチ、り膜でよい。ドー
ムシートとして用いることのできる導電性材料は冷間圧
延ステンレススチールのような薄い金属シート（たとえ
ば約０．００３〜ｏ、ｏｏｓインチの厚さ）である。

各ドームは熱、圧力などによってプラスチックドームシ
ートに形成してもよい。また、スタンピング（プレス加
工）によって金属ドームシートに形成してもよい。

ドームシート（金属であれ、プラスチックであれ）は、
各ドームが指圧によって押し下げられ（押しつぶされ）
、指圧をとると元の形状、位置に戻るように、柔軟性が
ありまた弾力性がある。必要に応じてキーボタンを各ド
ーム上に配置してもよ（１゜ 別の代替例として、各ドームは、プリント回路の各スイ
ッチ位置に配置された個別の部品であってもよい。

各ドームの寸法は通常同じである。各ドームは円形で、
約０．２５インチの直径を有している。

指圧でドームを押しつぶすと（第２図に示すように）、
ドームの下側の導電層がスイッチ位置でプリント回路の
交互に入り組んだフィンガ１７．１７Ａと接触する。ま
た、指圧によってスイッチ位置のプリント回路は、ベー
ス部材１２のくぼみ１４へ反るように偏倚せしめられる
。同じことは各ドーム上にキーボタンを配置したときに
も起る。

結果として、導電層２２とフィンガ１７．１７Ａがぴっ
たり合うことになる。これによって層２２とフィンガの
間の良好な接触が得られる。

ベース部材の上表面の谷溝（奈洞）１４０寸法は変化し
てもよい。ドームと同じ寸法、同じ断面形状がよい。溝
は、図示のように平らな底面でも湾曲していてもよい。

たとえば、凹状でよい。

溝の深さも変化してよい。通常、深さは約０．００３〜
０．００５インチである。

スペーサシート１８は任意のものである。しかし、各ド
ームが押しつぶされるときに移動する距離が増大するの
で存在した方がよい。これによって、操作されているキ
ーに対する良い「感じ」を使用者に与えることができる
。

別の代替例として、プリント回路上のスイッチは、３つ
の導体がスイッチを動作させるように電気的に接続され
なければならない三極スイッチでもよい。

他の椎々の変形が本発明の範囲から離れることなしに可
能である。

〔効　果〕

本発明は、以上のように構成され作用するものであるか
ら、上記した課題を解決しうる信頼性の高いキーボード
スイッチを提供できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るキーボードスイッチの断
面図、第２図は第１図のドームが押しつぶされた状態に
おける断面図、第３図は第１図、第２図中のスイッチ１
７．１７Ａを示す平面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上面に複数の凹部を有するベース部材と、前記ベース部
   材に担持されており且つ前記凹部に対応する位置に開接
   点を備えたフレキシブル回路板と、前記凹部に対応する
   位置に設けられた弾力性を有する複数のドームとを具備
   しており、該ドームの内側は導電性となっており、前記
   ドームが前記ベース部材に向って押された時に、前記ド
   ームが前記回路板を前記凹所に偏倚せしめるとともに前
   記開接点を電気的に接続するような構造となっているこ
   とを特徴とするキーボードスイッチ。