JPH0424578Y2 - - Google Patents

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JPH0424578Y2
JPH0424578Y2 JP1981142012U JP14201281U JPH0424578Y2 JP H0424578 Y2 JPH0424578 Y2 JP H0424578Y2 JP 1981142012 U JP1981142012 U JP 1981142012U JP 14201281 U JP14201281 U JP 14201281U JP H0424578 Y2 JPH0424578 Y2 JP H0424578Y2
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JP
Japan
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printed circuit
conductor
circuit board
plastic film
convex portion
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JP1981142012U
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JPS5852729U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、可撓性の良いプリント配線基板を
用いた新規な平面スイツチに関するものである。
(従来の技術) 従来より、第1図に示すように、上部電極1を
配した可撓性を有する上側プリント基板2と、下
部電極3を配した可撓性のまたは硬質の下側プリ
ント基板4との間に、電極に対応する位置に穴5
aをあけたプラスチツクフイルムよりなるスペー
サ5を介在させるとともに、上側プリント基板2
における上部電極1の部分を半球面凸状に成形し
て、その凸部2aを操作した操作者がスイツチン
グ動作を確実に知ることができるようにしたキー
ボードスイツチなどの面スイツチが知られてい
る。
さらに、実開昭51−37275号公報および実開昭
52−25272号公報に示されるように、押しボタン
をキーボードスイツチ本体から分離独立させて装
着したものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 第1図に示されるものにおいては、上部電極1
の回路を形成した後に熱成形などにより凸部2a
を成形しなければならないが、その際、上部電極
1の位置と凸部2aの位置とを正確に一致させな
ければならず、このため製造工程が著しく煩雑で
ある。また、上部電極1の変形によるスイツチン
グ動作を行う関係上、導体として金属箔を用いた
場合、その金属箔に苛酷な変形を与えてクラツク
を生ぜしめてしまうので、導体として金属箔を用
いることは不適切である。しかるに大容量の接点
としては金属箔が最適であるので、この種の面ス
イツチは大容量用には向かないこととなる。
さらに、実開昭51−37275号公報および実開昭
52−25272号公報に示されたものは、押しボタン
がキーボードスイツチ本体から分離独立して装着
されているので、各押しボタンを電気的に接続さ
せておく必要がある場合は、キーボードスイツチ
本体と各押しボタンとの間を、たるみを持たせた
ジヤンパー線で接続しておかなければならない欠
点がある。
この考案は前述の欠点を有利に解決した平面ス
イツチを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第2図および第3図に示すように、スペーサと
なるべき弾性を有する電気絶縁性プラスチツクフ
イルム16の必要箇所にエンボス加工を施して曲
面状凸部を形成し、この曲面状凸部を利用して上
下一対のプリント配線基板を一定間隔に保持固定
させると共に、上下に位置する導体を該曲面状凸
部内に露出させて該曲面状凸部の弾性変形を利用
してスイツチとして機能させようにしたものであ
つて、弾性を有する平坦なプラスチツクフイルム
の一面に導体部14が所定の回路パターンに形成
されて成る上側プリント基板10と、プラスチツ
クフイルムの一面に導体部15が所定の回路パタ
ーンに形成されて成る下側プリント基板11とが
各導体部を内側にして対向配置され、かつこれ等
のプリント基板の間には電気絶縁性プラスチツク
フイルム16がスペーサとして介在され、このプ
ラスチツクフイルム16には、前記導体部14と
導体部15とが交差する部分の間で電気的接点と
なるべき交差部分を一定の間隔に保持するために
エンボス加工され曲面状凸部16aが形成され、
さらにこの曲面状凸部16aの頂部には穴16b
が設けられ、この穴16bに臨んで上方の導体部
14の一部が露出されて上部電極12が形成さ
れ、かつ前記曲面状凸部16aの底部に臨んで下
方の導体部15の一部が露出されて下部電極13
が形成されている。
(作用) 所定の位置にある上部電極12の部分を指で押
せば、スペーサ16の凸部16aが凹んで上部電
極12が下部電極13に接触して、その接点はオ
ンとなり、指を離せば、スペーサ16の凸部16
aがその弾性により復元し、かつ上側プリント基
板10自体もその弾性により復元するので、上部
電極12が下部電極13から離れ、その接点はオ
フとなる。
このスイツチング動作において、上側プリント
基板10における上部電極12の近傍は、平坦な
状態から撓んだ状態に変形するのみであるから、
その変形量は、第1図に示した従来例の如く上側
プリント基板2に設けた凸部2aに上部電極1を
配したものと比較して、かなり小さい。
また、スイツチング動作が、上述のようにスペ
ーサ16の凸部16aのへこみおよびそのへこみ
の復帰により行われるものであるが、第1図に示
した従来例における上側プリント基板2の凸部2
aと同様に機能して、操作者がスイツチング動作
を確実に目視あるいは指にて感知することができ
る。
(実施例) この考案の一実施例を第2図および第3図を参
照して説明する。
上側プリント基板10および下側プリント基板
11は、いずれもポリエステルなどの弾性を有す
る平坦なプラスチツクフイルムを基板とし、この
表面に銅板を張り付けエツチングにより所定の回
路パターンを形成するか、あるいは導電性塗料を
所定の回路パターンに印刷形成して成る導体部1
4,15が設けられている。
これらのプリント基板10,11は各導体部1
4,15が内側になるようにして対向配置され
る。さらに上下一対のプリント基板10,11の
間には、弾性を有する電気絶縁性プラスチツクフ
イルムより成るスペーサ16が介在されている。
そして、このスペーサ16の後述する所定の位
置に曲面状凸部16aがエンボス加工されてい
る。すなわち、この曲面状凸部16aの形成され
る位置とは前記上下に位置する導体部14,15
が交差する部分であつて、電気的接点として選
択、使用される位置にある交差部分である。
そして、この曲面状凸部16aの頂部には穴1
6bが穿設されており、この穴16bに臨んで上
側の導体部14の一部が露出されて電気接点、す
なわち上部電極12を構成する。さらに前記曲面
状凸部16a内の底面には下側の導体部15の一
部が露出されて他方の電気接点、すなわち下部電
極13が構成される。
なお、下側プリント基板の材質は、可撓性であ
る必要はなくフエノール樹脂の積層板による硬質
プリント基板であつてもよい。
さらにまた、前述の実施例においては、各曲面
状凸部16aがそれぞれ個々の小部屋に独立して
おり、一つの曲面状凸部16aに一対の電気接点
が収納される、つまり個々の電極ごとに一つの曲
面状凸部が構成されているが、これに代えて一列
に配されている複数の電気接点群を収納すべく細
長い畝状に形成することができる。
(考案の効果) この考案によれば、弾性を有する平坦なプラス
チツクフイルムの一面に導体部14が所定の回路
パターンに積層されて成る上側プリント基板10
と、プラスチツクフイルムの一面に導体部15が
所定の回路パターンに積層されて成る下側プリン
ト基板11とが各導体部を内側にして対向配置さ
れ、かつこれ等のプリント基板の間には電気絶縁
性プラスチツクフイルム16がスペーサとして介
在され、このプラスチツクフイルム16には、前
記導体部14と導体部15とが交差する部分の間
で電気的接点となるべき交差部分を一定の間隔に
保持するためにエンボス加工されて曲面状凸部1
6aが形成され、さらにこの曲面状凸部16aの
頂部には穴16bが設けられ、この穴16bに臨
んで上方の導体部14の一部が露出されて上部電
極12が形成され、かつ前記曲面状凸部16aの
底部に臨んで下方の導体部15の一部が露出され
て下部電極13が形成されているので、下記の効
果を奏する。
(1)スイツチング動作における上側プリント基板
の押し込み量は、ほぼスペーサの厚さのみで良い
ので、上側プリント基板自体に曲面状凸部が設け
られているものに比べて押し込み量が少くなり、
そのため操作性に優れる。また、その復元力はス
ペーサにエンボス加工された曲面状凸部によつて
担保されるので、単に一対のプリント基板の間に
多数の穴を明けた平坦なスペーサを介在させたも
のに比べて復元力が大きい。(2)上側のプラスチツ
クフイルム自体に導体部を積層し、所定の回路パ
ターンを形成することができる。(3)導体部が回路
パターンに積層されて成る上側プリント基板の電
気接点部に熱成形などのエンボス加工にる曲面状
凸部が形成されていないので、導体部自体もまた
屈曲成形されない。このため、導体部にクラツク
が生じにくく、かつ電気接点部における導体部
(上電極)の寿命が長くなる。(4)多数のスイツチ
部分は一枚の平坦なシートに構成されるので、ス
イツチ部分がキーボード本体に対し、分離独立し
て装着されているものに比べて防じん性および防
水性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の平面スイツチの断面図である。
第2図は本考案の一実施例の平面スイツチを示す
平面図、第3図は第2図における−線拡大断
面図である。 10……上側プリント基板、11……下側プリ
ント基板、12……上部電極、13……下部電
極、16……スペーサ、16a……曲面状凸部、
16b……穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性を有する平坦なプラスチツクフイルムの一
    面に導体部14が所定の回路パターンに積層され
    て成る上側プリント基板10と、プラスチツクフ
    イルムの一面に導体部15が所定の回路パターン
    に積層されて成る下側プリント基板11とが各導
    体部を内側にして対向配置され、かつこれ等のプ
    リント基板の間には電気絶縁性プラスチツクフイ
    ルム16がスペーサとして介在され、このプラス
    チツクフイルム16には、前記導体部14と導体
    部15とが交差する部分の間で電気的接点となる
    べき交差部分を一定の間隔に保持するためにエン
    ボス加工されて曲面状凸部16aが形成され、さ
    らにこの曲面状凸部16aの頂部には穴16bが
    設けられ、この穴16bに臨んで上方の導体部1
    4の一部が露出されて上部電極12が形成され、
    かつ前記曲面状凸部16aの底部に臨んで下方の
    導体部15の一部が露出されて下部電極13が形
    成されて成ることを特徴とする平面スイツチ。
JP14201281U 1981-09-25 1981-09-25 面スイツチ Granted JPS5852729U (ja)

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JP14201281U JPS5852729U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 面スイツチ

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JP14201281U JPS5852729U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 面スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5852729U JPS5852729U (ja) 1983-04-09
JPH0424578Y2 true JPH0424578Y2 (ja) 1992-06-10

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ID=29935061

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JP14201281U Granted JPS5852729U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 面スイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225272B2 (ja) * 1973-02-28 1977-07-06

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137275U (ja) * 1974-09-12 1976-03-19
JPS5225272U (ja) * 1975-08-13 1977-02-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225272B2 (ja) * 1973-02-28 1977-07-06

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