JP3046777B2 - プッシュオン式スイッチを備えた基板 - Google Patents

プッシュオン式スイッチを備えた基板

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JP3046777B2
JP3046777B2 JP9065737A JP6573797A JP3046777B2 JP 3046777 B2 JP3046777 B2 JP 3046777B2 JP 9065737 A JP9065737 A JP 9065737A JP 6573797 A JP6573797 A JP 6573797A JP 3046777 B2 JP3046777 B2 JP 3046777B2
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push
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信治 津田
守男 多田
正 中川
陽三 小原
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2227/00Dimensions; Characteristics
    • H01H2227/026Separate dome contact
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2227/00Dimensions; Characteristics
    • H01H2227/026Separate dome contact
    • H01H2227/0261Separate dome contact with an aperture in contact making centre of dome

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュオン式ス
イッチを備えた基板に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来図4に示すように、基板1上に固定
接点2,2を形成し、基板1上に固定接点2の上部に所
定の間隔をあけて可動接点3を保持する弾性を有する材
料からなるドーム部4aを備えたカバー部材4を固定し
てなるプッシュオン式スイッチが提案されている。この
スイッチでは、ドーム部4aの上から押圧力が与えられ
ると、ドーム部4aが変形して可動接点3が固定接点
2,2に接触し固定接点間の電気的導通が行われる。そ
してドーム部4aに付与した押圧力が解除されると、ド
ーム部4aは自らの弾性力で元の状態に復帰して固定接
点2,2間の電気的導通が遮断される。 【0003】従来の、プッシュオン式スイッチにおいて
は、単に可動接点3と固定接点2,2とが面接触するだ
けであるため、クリック感が殆ど無いという問題があっ
た。そのため従来のスイッチでは、クリック感が無いた
めに、操作者が繰り返してスイッチ操作を行ってしまう
という問題があった。 【0004】そこで実開昭58−150230号公報に
示されたプッシュオン式スイッチを備えた基板では、絶
縁性基板上に中央部接点及び端部接点を形成し、絶縁性
基板から離れる方向に向かって突出するように湾曲した
反転動作可能な皿状部を有するタクト金属板を、その外
周縁の一部が対応する端部接点と当接するように絶縁性
基板の上に配置したスイッチ構造を採用して、クリック
感を得るようにしている。そしてこの従来の基板では、
タクト金属板の表面を覆う絶縁カバー部材を絶縁性基板
に嵌合構造により固定する。また各タクト金属板の位置
決めの目的と、タクト金属板の移動を防止する目的のた
めに、基板に貫通孔を形成し、この貫通孔に絶縁カバー
部材に設けた突起を嵌合させて、タクト金属板の位置決
めを図るとともにタクト金属板の移動を防止している。 【0005】更に実公昭60−26422号公報には、
タクト金属板の表面を覆う絶縁カバー部材を基板に接着
剤で固定する構造が示されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のタ
クト金属板の外周縁はエッジ部を有しており、このエッ
ジ部が端部接点と当接している。そのためスイッチ動作
の際に、エッジ部が抵抗となってタクト金属板のスムー
ズな変形を阻害するおそれがある。 【0007】本発明の目的は、複数のプッシュオン式ス
イッチを備えた基板において、上記課題解決できるプッ
シュオン式スイッチを備えた基板を提供することにあ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性基板上
に複数のプッシュオン式スイッチが設けられてなるプッ
シュオン式スイッチを備えた基板を対象とする。絶縁基
板上に複数のプッシュオン式スイッチの中央部接点及び
端部接点を形成する。絶縁性基板から離れる方向に向か
って突出するように湾曲した反転動作可能な皿状部を有
する複数のタクト金属板を、それぞれの外周縁が対応す
る端部接点と当接するように絶縁性基板の上に配置す
る。そしてタクト金属板の表面を覆う絶縁カバー部材
を、絶縁性基板に接着剤で固定する。 【0009】本発明で用いるタクト金属板は、皿状部と
フランジ部とを一体に備えている。そしてフランジ部と
絶縁カバー部材とは、接着剤を用いて接合されていな
い。このようなフランジ部を備えたタクト金属板を用い
ると、皿状部とフランジ部との間にはエッジ部が形成さ
れない。またフランジ部は接着剤により絶縁カバー部材
に対して固定されていないため、皿状部が変形する際
に、フランジ部の存在が皿状部の変形を阻害することが
ない。したがって本発明によれば、スムーズなスイッチ
動作を得ることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施例を詳細に説明する。 【0011】図1は本発明をメンブレンスイッチに適用
した場合の実施例の断面図を示している。同図におい
て、10は絶縁性を有する基板であり、用途に応じて可
撓性を有するフレキシブル基板も用いられる。基板10
の上には、図2に示すように銅箔または銀塗料若しくは
カーボン等の導電性塗料を用いて中央部接点20a,端
部接点20b,ジャンパー線20c等が形成されてい
る。導電性塗料としては、エポキシ樹脂系,フェノール
樹脂系,メラミン樹脂系,ポリイミド樹脂系の塗料に
銀,カーボン等の導電性粉末を含有させた樹脂系導電性
塗料を用いるのが好ましい。また中央部接点20aは、
基板10を貫通して設けられたスルーホール導体20e
に電気的に接続されており、スルーホール導体20eの
他端には電極20fが形成されている。ジャンパー線2
0cの上にはエポキシ樹脂等の適宜の材料を用いてオー
バコート20dが施されている。なお図面においては、
理解を容易にするために接点20a及び20bの厚みを
誇張して描いている。 【0012】図1及び図3において、30は基板10か
ら離れる方向に向かって突出するように湾曲した反転動
作可能な皿状部30aと、この皿状部30aの外周縁に
連続して形成されたフランジ部30bとを一体に有する
タクト金属板である。タクト金属板30は、皿状部30
aの外周縁及びフランジ部30bが端部接点20bと常
時接触するようにして基板10上に載置されている。な
お位置決めを容易にするためにフランジ部30bの端部
を端部接点20bに半田付けすることもできるが、この
場合には皿状部30aの変形を害しない程度に半田付け
を行う。 【0013】皿状部30aの外周縁即ちフランジ部30
bと皿状部30aとの接続部の基板10と対向する面に
は、湾曲面または丸み30eが形成されている。また皿
状部30aの中央部分には貫通孔30cが形成されてお
り、この貫通孔30cの内側周縁部にも湾曲面または丸
み30dが付けられている。この貫通孔30cの内側周
縁部の丸み30dは、例えば貫通孔が形成されたタクト
金属板30を治具に固定し、先端が尖ったポンチを貫通
孔に挿入して突き上げて絞り加工することにより形成さ
れる。更に皿状部30aのフランジ部30bに近い位置
には、周方向に延びる細長い貫通孔30f及び30gが
形成されている。これらの貫通孔30f及び30gを形
成する場合には、皿状部30aを成形する前にタクト金
属板の材料となる平板状金属板の所定の位置に、あらか
じめ貫通孔30f及び30gを打ち抜き加工により形成
しておく。これらの貫通孔30c,30f及び30g
は、皿状部30aが基板10に向かう方向の押圧力によ
って変形させられた際に皿状部30aと基板10との間
に形成された空間内の空気を該空間から逃がす機能を有
している。 【0014】40は、絶縁性及び可撓性並びに弾力性を
有する、例えばゴム,ポリエステル,ポリエチレンテレ
フタレート等からなる絶縁カバー部材であり、この絶縁
カバー部材40はタクト金属板の表面と接触して該表面
を覆うように少なくとも基板10に接着剤を用いて固定
されている。フランジ部30b及び皿状部30aと絶縁
カバー部材40とは接着剤で接着されておらず、本実施
例では皿状部30aが変形していない状態において絶縁
カバー部材40と皿状部30aとの間には一部にわずか
な間隙または空間gが形成されている。 【0015】なお図1には、1つのスイッチのみを示し
ているが、基板10の上には図1に示した構造のスイッ
チが複数個所定の間隔をあけて設けられている。絶縁カ
バー部材を接着剤で基板10に固定すると、従来のよう
に基板10に位置決め用または移動阻止用の孔等を設け
る必要がなくなるため、基板10にスイッチが複数個設
けられる場合でも、実装密度を上げることができる。本
実施例では、絶縁カバー部材40の上から直接指で押圧
することもできるが、必要に応じて、絶縁カバー部材4
0の上に、一点鎖線で示したように可撓性を有する平板
状の押圧部材50を設けることもできる。 【0016】スイッチ動作を行う場合には、皿状部30
aの中央部分を絶縁カバー部材40の上から指で押圧す
る。押圧力を加えていく段階で、皿状部30aと基板1
0との間に形成された空間内の空気が、主として貫通孔
30f及び30gから間隙g内に抜けていくため、皿状
部30aは容易に変形する。そして皿状部30aが変形
すると操作者の指先には明確なクリック感が伝わる。ま
た操作者が指を離すと、皿状部30aは反転動作を行っ
て図1に示した状態に復帰する。この際に、間隙g内の
空気は貫通孔30c,30f及び30gを通って皿状部
30aと基板10との間に形成された空間内に戻るた
め、皿状部30aは迅速に元の状態に復帰する。 【0017】また上記実施例においては、皿状部30a
とフランジ部30bとの間及び貫通孔30cの内側周縁
部に丸み30d及び30eを形成してあるので、押圧操
作が行われてタクト金属板30が変形した場合でも、皿
状部30aの外周縁及び貫通孔30cの周縁部によっ
て、端部接点20b及び中央部接点20aが削られて導
電不良が発生するのを防止することができる。 【0018】本実施例では、タクト金属板の皿状部に、
押圧力が付与されて該皿状部が変形したときに、皿状部
と基板との間に形成された空間内の空気を皿状部と絶縁
カバー部材との間に形成される空間内に逃がす貫通孔ま
たは切欠部を形成したので、皿状部と基板との間に形成
された空間内の空気が障害となること無く、大きな押圧
力を加えずにタクト金属板の皿状部をスムーズに変形さ
せることができる。 【0019】上記実施例においては、タクト金属板30
としてフランジ部30bを有するものを用いているが、
皿状部30aだけを有するタクト金属板を用いることも
できる。この場合には、皿状部の外周縁に適宜の形状の
切欠部を形成して皿状部と基板との間に形成された空間
内の空気抜きを行えばよい。また空気抜きのための貫通
孔または切欠部の位置は、タクト金属板の変形動作に支
障を与えない場所であればどこでもよく、上記実施例に
限定されるものではない。 【0020】 【発明の効果】本発明によれば、皿状部とフランジ部と
の間にエッジ部が形成されることがなく、しかもフラン
ジ部は接着剤により絶縁カバー部材に対して固定されて
いないため、スムーズなスイッチ動作を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。 【図2】図1の実施例で用いる基板の一態様を示す部分
斜視図である。 【図3】図1の実施例で用いるタクト金属板の平面図で
ある。 【図4】図4は従来のスイッチの構成を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 10 絶縁性基板 20a 中央部接点 20b 端部接点 30 タクト金属板 30a 皿状部 30b フランジ部 30c,30f,30g 貫通孔 40 絶縁カバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 陽三 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番 地 北陸電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−63478(JP,A) 実開 昭58−150230(JP,U) 実開 昭61−100845(JP,U) 実公 昭60−26422(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/48

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.絶縁基板上に複数のプッシュオン式スイッチの中央
    部接点及び端部接点が形成され、 前記絶縁性基板から離れる方向に向かって突出するよう
    に湾曲した反転動作可能な皿状部を有する複数のタクト
    金属板が、それぞれの外周縁が対応する前記端部接点と
    当接するように前記絶縁性基板の上に配置され、 前記タクト金属板の表面を覆う絶縁カバー部材が前記絶
    縁性基板に接着剤で固定されているプッシュオン式スイ
    ッチを備えた基板であって、前記タクト金属板は前記皿状部とフランジ部と一体に備
    えており、 前記フランジ部と前記絶縁カバー部材とが前記接着剤を
    用いて接合されていない ことを特徴とするプッシュオン
    式スイッチを備えた基板。 2.前記皿状部と前記フランジ部との間を接続する接続
    部の前記絶縁性基板と対向する面は、湾曲している請求
    項1に記載のプッシュオン式スイッチを備えた基板。
JP9065737A 1997-03-19 1997-03-19 プッシュオン式スイッチを備えた基板 Expired - Lifetime JP3046777B2 (ja)

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