JPH0916U - プッシュオン式スイッチ - Google Patents

プッシュオン式スイッチ

Info

Publication number
JPH0916U
JPH0916U JP009066U JP906696U JPH0916U JP H0916 U JPH0916 U JP H0916U JP 009066 U JP009066 U JP 009066U JP 906696 U JP906696 U JP 906696U JP H0916 U JPH0916 U JP H0916U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
dish
metal plate
contact
shaped portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP009066U
Other languages
English (en)
Inventor
信治 津田
守男 多田
正 中川
陽三 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority to JP009066U priority Critical patent/JPH0916U/ja
Publication of JPH0916U publication Critical patent/JPH0916U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で明確なクリック感を得ることがで
きるプッシュオン式スイッチを提供する。 【解決手段】中央部接点20a及び端部接点20bを基
板10上に形成する。外周縁の一部が端部接点と当接し
かつ基板10から離れる方向に向かって突出するように
湾曲した反転動作可能な皿状部30aを有するタクト金
属板30を、基板10上に配置する。そしてタクト金属
板30を覆うように絶縁カバー部材40を接着剤で基板
10に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、プッシュオン式スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来図4に示すように、基板1上に固定接点2,2を形成し、基板1上に固定 接点2の上部に所定の間隔をあけて可動接点3を保持する弾性を有する材料から なるドーム部4aを備えたカバー部材4を固定してなるプッシュオン式スイッチ が提案されている。このスイッチでは、ドーム部4aの上から押圧力が与えられ ると、ドーム部4aが変形して可動接点3が固定接点2,2に接触し固定接点間 の電気的導通が行われる。そしてドーム部4aに付与した押圧力が解除されると 、ドーム部4aは自らの弾性力で元の状態に復帰して固定接点2,2間の電気的 導通が遮断される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の、プッシュオン式スイッチにおいては、単に可動接点3と固定接点2, 2とが面接触するだけであるため、クリック感が殆ど無いという問題があった。 そのため従来のスイッチでは、クリック感が無いために、操作者が繰り返してス イッチ操作を行ってしまうという問題があった。
【0004】 本考案の目的は、簡単な構成で明確なクリック感を得ることができるプッシュ オン式スイッチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、上記従来の問題点を解決するために、中央部接点20a及 び端部接点20bを絶縁性基板10上に形成し、外周縁の一部が端部接点と当接 しかつ基板から離れる方向に向かって突出するように湾曲した反転動作可能な皿 状部30aを有するタクト金属板30を基板10上に配置した。そしてタクト金 属板30の表面と接触して該表面を覆うように絶縁カバー部材40を接着剤で基 板10に固定する。
【0006】 本考案においては、反転動作可能な皿状部を有するタクト金属板を用いて端部 接点と中央部接点とを電気的に導通させるので、明確なクリック感を得ることが できる。また本考案によれば、絶縁カバー部材を基板に接着剤で固定することに より、タクト金属板の位置決めと移動を阻止するため、タクト金属板の位置決め と移動の阻止のために位置決め部材を別に用いる必要がなく、部品点数を少なく することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。
【0008】 図1は本考案をメンブレンスイッチに適用した場合の実施例の断面図を示して いる。同図において、10は絶縁性を有する基板であり、用途に応じて可撓性を 有するフレキシブル基板も用いられる。基板10の上には、図2に示すように銅 箔または銀塗料若しくはカーボン等の導電性塗料を用いて中央部接点20a,端 部接点20b,ジャンパー線20c等が形成されている。導電性塗料としては、 エポキシ樹脂系,フェノール樹脂系,メラミン樹脂系,ポリイミド樹脂系の塗料 に銀,カーボン等の導電性粉末を含有させた樹脂系導電性塗料を用いるのが好ま しい。また中央部接点20aは、基板10を貫通して設けられたスルーホール導 体20eに電気的に接続されており、スルーホール導体20eの他端には電極2 0fが形成されている。ジャンパー線20cの上にはエポキシ樹脂等の適宜の材 料を用いてオーバコート20dが施されている。なお図面においては、理解を容 易にするために接点20a及び20bの厚みを誇張して描いている。
【0009】 図1及び図3において、30は基板10から離れる方向に向かって突出するよ うに湾曲した反転動作可能な皿状部30aと、この皿状部30aの外周縁に連続 して形成されたフランジ部30bとからなるタクト金属板である。タクト金属板 30は、皿状部30aの外周縁及びフランジ部30bが端部接点20bと常時接 触するようにして基板10上に載置されている。なお位置決めを容易にするため にフランジ部30bの端部を端部接点20bに半田付けすることもできるが、こ の場合には皿状部30aの変形を害しない程度に半田付けを行う。
【0010】 皿状部30aの外周縁即ちフランジ部30bと皿状部30aとの接続部には、 湾曲面または丸み30eが形成されている。また皿状部30aの中央部分には貫 通孔30cが形成されており、この貫通孔30cの内側周縁部にも湾曲面または 丸み30dが付けられている。この貫通孔30cの内側周縁部の丸み30dは、 例えば貫通孔が形成されたタクト金属板30を治具に固定し、先端が尖ったポン チを貫通孔に挿入して突き上げて絞り加工することにより形成される。更に皿状 部30aのフランジ部30bに近い位置には、周方向に延びる細長い貫通孔30 f及び30gが形成されている。これらの貫通孔30f及び30gを形成する場 合には、皿状部30aを成形する前にタクト金属板の材料となる平板状金属板の 所定の位置に、あらかじめ貫通孔30f及び30gを打ち抜き加工により形成し ておく。これらの貫通孔30c,30f及び30gは、皿状部30aが基板10 に向かう方向の押圧力によって変形させられた際に皿状部30aと基板10との 間に形成された空間内の空気を該空間から逃がす機能を有している。
【0011】 40は、絶縁性及び可撓性並びに弾力性を有する、例えばゴム,ポリエステル ,ポリエチレンテレフタレート等からなる絶縁カバー部材であり、この絶縁カバ ー部材40はタクト金属板の表面と接触して該表面を覆うように少なくとも基板 10に接着剤を用いて固定されている。フランジ部30b及び皿状部30aと絶 縁カバー部材40とは接着されておらず、本実施例では皿状部30aが変形して いない状態において絶縁カバー部材40と皿状部30aとの間には一部にわずか な間隙または空間gが形成されている。
【0012】 なお図1には、1つのスイッチのみを示しているが、基板10の上には図1に 示した構造のスイッチが複数個所定の間隔をあけて設けられている。本実施例の スイッチは、絶縁カバー部材40の上から直接指で押圧することもできるが、必 要に応じて、絶縁カバー部材40の上に、一点鎖線で示したように可撓性を有す る平板状の押圧部材50を設けることもできる。
【0013】 スイッチ動作を行う場合には、皿状部30aの中央部分を絶縁カバー部材40 の上から指で押圧する。押圧力を加えてゆく段階で、皿状部30aと基板10と の間に形成された空間内の空気が、主として貫通孔30f及び30gから間隙g 内に抜けていくため、皿状部30aは容易に変形する。そして皿状部30aが変 形すると操作者の指先には明確なクリック感が伝わる。また操作者が指を離すと 、皿状部30aは反転動作を行って図1に示した状態に復帰する。この際に、間 隙g内の空気は貫通孔30c,30f及び30gを通って皿状部30aと基板1 0との間に形成された空間内に戻るため、皿状部30aは迅速に元の状態に復帰 する。
【0014】 また上記実施例においては、皿状部30aとフランジ部30bとの間及び貫通 孔30cの内側周縁部に丸み30d及び30eを形成してあるので、押圧操作が 行われてタクト金属板30が変形した場合でも、皿状部30aの外周縁及び貫通 孔30cの周縁部によって、端部接点20b及び中央部接点20aが削られて導 電不良が発生するのを防止することができる。
【0015】 本実施例では、タクト金属板の皿状部に、押圧力が付与されて該皿状部が変形 したときに、皿状部と基板との間に形成された空間内の空気を皿状部と弾性カバ ー部材との間に形成される空間内に逃がす貫通孔または切欠部を形成したので、 皿状部と基板との間に形成された空間内の空気が障害となること無く、大きな押 圧力を加えずにタクト金属板の皿状部をスムーズに変形させることができる。
【0016】 上記実施例においては、タクト金属板30としてフランジ部30bを有するも のを用いているが、皿状部30aだけを有するタクト金属板を用いることもでき る。この場合には、皿状部の外周縁に適宜の形状の切欠部を形成して皿状部と基 板との間に形成された空間内の空気抜きを行えばよい。また空気抜きのための貫 通孔または切欠部の位置は、タクト金属板の変形動作に支障を与えない場所であ ればどこでもよく、上記実施例に限定されるものではない。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、反転動作可能な皿状部を有するタクト金属板を用いて端部接 点と中央部接点とを電気的に導通させるので、明確なクリック感を得ることがで きる。特に本考案によれば、絶縁カバー部材を基板に接着剤で固定することによ り、タクト金属板の位置決めと移動を阻止するため、タクト金属板の位置決めと 移動の阻止のために位置決め部材を別に用いる必要がなく、部品点数を少なくす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の実施例で用いる基板の一態様を示す部分
斜視図である。
【図3】図1の実施例で用いるタクト金属板の平面図で
ある。
【図4】図4は従来のスイッチの構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 絶縁性基板 20a 中央部接点 20b 端部接点 30 タクト金属板 30a 皿状部 30b フランジ部 30c,30f,30g 貫通孔 40 絶縁カバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小原 陽三 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部接点及び端部接点が形成された絶
    縁性基板と、 外周縁の一部が前記端部接点と当接するように前記基板
    上に配置されかつ該基板から離れる方向に向かって突出
    するように湾曲した反転動作可能な皿状部を有するタク
    ト金属板と、 前記タクト金属板の表面と接触して該表面を覆うように
    前記絶縁性基板に接着剤で固定された絶縁カバー部材と
    を具備することを特徴とするプッシュオン式スイッチ。
JP009066U 1996-09-09 1996-09-09 プッシュオン式スイッチ Pending JPH0916U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009066U JPH0916U (ja) 1996-09-09 1996-09-09 プッシュオン式スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009066U JPH0916U (ja) 1996-09-09 1996-09-09 プッシュオン式スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0916U true JPH0916U (ja) 1997-01-10

Family

ID=18528838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP009066U Pending JPH0916U (ja) 1996-09-09 1996-09-09 プッシュオン式スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0916U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5163478A (ja) * 1974-11-29 1976-06-01 Matsushita Electric Works Ltd Oshibotansuitsuchi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5163478A (ja) * 1974-11-29 1976-06-01 Matsushita Electric Works Ltd Oshibotansuitsuchi

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6593537B2 (en) Membrane switch
JP3932762B2 (ja) プッシュスイッチ
KR960005650A (ko) 박형푸시스위치
US20220102090A1 (en) Movable member and input device
JPH0743889Y2 (ja) プッシュオン式スイッチ
US4658104A (en) Printed wiring board
CA2364448A1 (en) Electronic tag assembly and method therefor
JPH0916U (ja) プッシュオン式スイッチ
JP3046777B2 (ja) プッシュオン式スイッチを備えた基板
JPH0682732U (ja) プッシュオン式スイッチ
JP3046785B2 (ja) プッシュオン式スイッチ
JP3046781B2 (ja) プッシュオン式スイッチ
JP3046788B2 (ja) プッシュオン式スイッチ
JP4101560B2 (ja) 可動接点体およびこれを用いたスイッチ装置
JP3010151B2 (ja) プッシュオン式スイッチ
JP2594914Y2 (ja) プッシュスイッチ
JPH0755779Y2 (ja) プッシュオン式スイッチ
JPH07320588A (ja) プッシュオン式スイッチ及びその製造方法
US6030253A (en) Connector for flexible printed circuit board
JP2598611Y2 (ja) プッシュスイッチ
JP3647801B2 (ja) 電子部品のフレキシブル基板への取付構造
JPH037856Y2 (ja)
JP3727996B2 (ja) スイッチ
JPH081587U (ja) 電池パッケージ
JPH0424578Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970722