JPH081587U - 電池パッケージ - Google Patents

電池パッケージ

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JPH081587U
JPH081587U JP6397892U JP6397892U JPH081587U JP H081587 U JPH081587 U JP H081587U JP 6397892 U JP6397892 U JP 6397892U JP 6397892 U JP6397892 U JP 6397892U JP H081587 U JPH081587 U JP H081587U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで作業性の良い充電式電池パッケー
ジの配線構造を提供する。 【構成】 電池パッケージ内における電池相互及び外部
回路との接続回路をフレキシブルプリント基板上に導電
パターンで形成し、該回路パターンの端子部を露出して
おき、この露出パターンを電池パッケージに設けた端子
用孔から覗かせて外部回路との接続端子とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電池パッケージの内部配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の携帯電話、携帯AV機器等の携帯小型電気機器の電源に、充電式の電池 パッケージが多く使われているが、その電池パッケージの内部配線は,リード線 による配線からフレキシブルプリント基板(FPC)を使用した配線構造に移行 しつつある。しかし、FPCを使用した配線において、従来では、FPCの端子 パターンをパッケージケースに取付けられた金属プレス加工品である外部回路接 続用の端子に接続する方法が用いられており、しかも、その接続方法は、ハンダ 付けによって行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、FPCの端部パターンをパッケージケースに取付けた端子,接点等に 半田付けで接続する場合、接続部分が小さく且つ数が多いため、半田付け作業が 困難で時間がかかり、コスト高になると云う問題があった。又、ベースフィルム にポリエステル等熱に弱い材質を用いると、FPCと端子,接点等をハンダ付け で接続する時の熱で、ベースフィルムが変形し最終組立てがしにくくなると云う 問題があるため、FPCのベースフィルムの材質をポリイミド系の耐熱性のある ものを用いなければならず、コスト高になると云う問題があった。本考案は、こ れらの問題点を解消し、低コストで作業性の良い充電電池パッケージの配線構造 を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
電池パッケージにおいて、電池パッケージ内で電池相互及び電池を外部回路と 接続するためのパッケージ内回路を形成したフレキシブルプリント基板の外部回 路と接続される端子部において、上記パッケージ内回路パターンの端子部を露出 しておき、この露出パターンを電池パッケージに設けた端子用孔から覗かせて外 部回路との接続端子とした。
【0005】
【作用】
酸化しにくい材料の箔を導電パターンに使用することで、導電パターンを外部 に露出させて、導電パターン自体を外部回路との接続端子として用いることがで きるようになった。従って、別途接続端子をハンダ付け等によりFPCに接続す る必要がなくなり、ハンダ付け作業を低減させることができた。又、ハンダ付け が不要になることで、FPCのベースフィルムに、耐熱性の高い材料であるポリ イミドを用いる必要が無くなり、低価格のポリエステルフィルムを用いることが できるようになった。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の電池パッケージの1実施例の斜視図である。同パッケージは下 ケース1と上ケース2とよりなり、その内部に充電式電池4を収納する。3はF PCで、電池4の電圧を端子部3A,3Bに引き出すための電気的接続部品であ り、両側にケース内の電池4の電極同士を接続する導電パターンを形成した端子 部3C設け、主体部にはこれらの端子部パターンと連なり、これらの端子部パタ ーンを、電気機器の回路に接続する端子部3Aの端子パターンに導く導電パター ンが形成されている。このFPCはポリエチレン製で、導電パターンには50μ mの厚さのNi箔が用いてある。導電パターンはNiに限られず、銅箔にNiメ ッキを施したものをNiメッキ側を外に向けて形成したものでもよく、またこの 場合、Niメッキは導電パターンの全体に施されている必要はない。外部回路と の接続部となる端子部3A,3B等のパターン部分だけNiメッキ等の導電性不 銹層を形成すればよいのである。導電パターンにNi箔を用いると銅箔その他を 用いるとに係わりなく、導電パターンの端子部3A,3B,3C以外の部分はカ バーレイで被覆しておく。
【0007】 下ケース1の図で左端側には底面から左端側壁にかけて端子用孔1Aが設けら れており、FPC3の端子部3Aの導電パターンが、この孔から外部に覗くよう になっている。また下ケースの右端側には側壁に端子用溝1Bが切込まれており 、この溝に接点端子6が嵌込まれる。端子6は中央の胴部が溝6に適合する太さ で両端が偏平な鍔状になっていて、端子6を溝1Bに嵌込むと、前後に抜けない ようになっている。FPC3の端子部3Bの導電パターンがこの端子6の内部端 面と接触導通せしめられるのである。なお、端子部3Bは導電パターンの形成面 とは反対側の面に形成されているので、端子部3Bと裏面の導電パターンとの電 気的接続をスルーホールにより行っている。
【0008】 下ケース1に電池4を収容し、FPC3の右端の端子部3Bを一番右の電池と 下ケース1の右端側壁との間に挿入して、FPC3を電池4の上にかぶせるよう に倒し、FPC3の左端側で電池4と下ケース1の左端側壁との間にFPC3の 上からバックアップ部品5を押し込む。このバックアップ部品5は硬質ゴムの角 棒で、これを押し込むことにより、FPC3は図2に示すように下向きに凸に折 曲されて下ケース1内に固定され、FPC3の端子部3Aの導電パターンが下ケ ース1の端子用孔1Aから覗くようになる。それと同時にバックアップ部品は電 池4を自身の弾性で右方に押すので、下ケース1の右端側でFPC3の端子部3 Bが、端子6に圧接されることになって、端子部3Bの導電パターンと端子6と 電気的接触が確保される。このようにしてFPC3の両端を下ケース1に固定し た後、下ケース1に上ケース2を被着すると、FPC3の両側に張出していた端 子部3Cが、下方に折曲されて電池4の電極と接触せしめられる。このとき電気 的接触を確実にするため、上ケース2の両側壁内面にスポンジ状の弾性材を張設 しておくとよい。
【0009】 このようにしてパッケージ内の電池4は、FPCの端子部3A,3Bと導通し 、3Bはパッケージの端子6と導通して、端子6が充電回路と接続される。また 、端子部3Aの導電パターンが下ケース1の端子孔1Aから覗いているので、パ ッケージを電気機器に挿入セットしたとき、端子部3Aの導電パターンが電気機 器の回路端子と直接接続されることになる。 なお、バックアップ部品5は、図2に示すように、端子部3Aを所定位置に固 定保持すると共に、端子部3Aが使用機器の電源端子部に確実に接触するように 、上ケース2に形成した押えリブ2A,2Bによって、所定位置に保持されてい る。
【0010】 上記FPC3は、ベースにポリエステルフィルムを用い、その上に導電パター ンとしてニッケル箔を特殊接着剤で張り合わせ、同Ni貼FPC上のNi不要部 をハーフカット加工するか、又は、エッチングすることにより、所定のパターン に作成する。或は、導電性を重視する場合には、Cu箔のFPCにパターン化の のち、Niメッキを施しても良い。前述したようにNiメッキは端子パターンの 部分だけ施しておけばよいのである。 接続端子6と端子部3Bとの接続は、前述したように弾性的な押圧でもよいが 、2液性導電接着剤で対応するようにしてもよい。また、電池との接続も、フィ ルムをハーフカットして導電パターンを露出しておけば、直接スポット溶接も可 能である。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、FPCの先端をそのまま外部との接続端子とし て用いることで、接続端子に独立した部品を用いる必要を無くし、又、接続工程 を無くすことで、大巾なコストダウンを図ることができた。又、接続工程である ハンダ付けを無くすことにより、ベースフィルムを耐熱性が高く高価なポリイミ ドフィルムから、耐熱性の低い安価なポリエステルフィルムが使用でき、コスト ダウンを図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図。
【図2】上記実施例の側断面図。
【符号の説明】
1 下ケース 1A 端子用孔 1B 端子用溝 2 上ケース 3 FPC 3A 端子部 3B 端子部 3C 端子部 4 充電式電池 5 バックアップ部品 6 端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池パッケージ内で電池相互及び電池を
    外部回路と接続するためのパッケージ内回路を形成した
    フレキシブルプリント基板の外部回路と接続される端子
    部において、上記パッケージ内回路パターンの端子部を
    露出しておき、この露出パターンを電池パッケージに設
    けた端子用孔から覗かせて外部回路との接続端子とした
    ことを特徴とする電池パッケージ。
  2. 【請求項2】 電池パッケージのケースに端子金具を固
    定しておき、電池パッケージ内で電池相互及び電池を外
    部回路と接続するパッケージ内回路を形成したフレキシ
    ブルプリント基板において、外部回路を接続される回路
    パターンの端子部を露出しておき、この露出部を上記端
    子金具に圧接させてなることを特徴とする電池パッケー
    ジ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5174820U (ja) * 1974-12-04 1976-06-12
JP2001250520A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Toshiba Battery Co Ltd 電池パックおよび電子機器
JP2010192310A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Autonetworks Technologies Ltd 電池モジュール

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JPH0442046U (ja) * 1990-08-07 1992-04-09

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