JPH04115732U - 電子機器の入力操作装置 - Google Patents

電子機器の入力操作装置

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JPH04115732U
JPH04115732U JP1762891U JP1762891U JPH04115732U JP H04115732 U JPH04115732 U JP H04115732U JP 1762891 U JP1762891 U JP 1762891U JP 1762891 U JP1762891 U JP 1762891U JP H04115732 U JPH04115732 U JP H04115732U
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陽一 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、機器内の省スペースを図り、小型
化するとともにコストの低い入力操作装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 基板1は第1シート部2と第2シート部3と
を折曲部4で接続して一体に形成される。第1シート部
2の表面に導体5が形成され、第2シート部3の表面に
電子回路が形成され、導体5と電子回路とを電気的に接
続する導体20が折曲部4に形成される。そして、第1
シート部2の表面側に配置される表面側可撓性シート1
0に固定接点(導体5)に対応する可動接点が形成され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子レンジなどの電子機器における入力操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、たとえば図8に示す電子レンジ20における入力操作装置21は、図 9の横断面図および図10の分解斜視図に示すように、電気絶縁性材料ハウジン グ22の表面側(図8の上方側)にキー入力装置収容部23が形成され、その背 面側が電気回路収容部24とされる。 キー入力装置収容部23には、図11の平面図および図12の断面図に示すよ うなキー入力装置25がその裏面側基板26をハウジング22の表面に当接させ 、粘着剤を用いて固定される。この収容部23の一端部には、前記キー入力装置 25の導出部27および導出配線36を引き出すための挿通孔28が設けられる 。
【0003】 キー入力装置25は、複数の可動接点29が裏面側に設けられた可撓性の表面 側基板30、前記可動接点29に対向して配備された導線(図示せず)、固定接 点32,33(図11参照)および絶縁体印刷部もしくはフイルム状の絶縁体3 5を有する裏面側基板26とによって形成される。 電気回路41は、電気回路収容部24に収容され、図10の分解図に示すよう に、ハウジング22の裏面側に取付けられたベークライト板42上に銅箔などに より導体43を形成し、この導体43の所定箇所に設けられた半田盛り部45の 異極間に電子部品46を半田付けして成る。
【0004】 これらキー入力装置25と電気回路41とは、キー入力装置25の導出部27 が前記挿通孔28を経て引き出され、ハウジング22の背面側に導かれ、ハウジ ング22の背面に取付けられたコネクタ48を介して電気回路41のベークライ ト板42に形成された導体43に接続されることによって連結されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の入力操作装置21では、ハウジング22とキー入力装置25 と電気回路41とによって構成されているため、これら3者におけるそれぞれの 制約が電子レンジのデザイン的な制約となっている。さらに、前記電気回路収容 部24を設ける必要があるため大型となりコスト的にも問題がある。
【0006】 本考案は上記問題点を除き、機器内の省スペースを図り、小型化するとともに コストの低い入力操作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、 電気絶縁材料からなる第1シート部と第2シート部を折曲部で接続して一体に 形成される基板と、 前記基板の第1シート部の表面に形成される固定接点と、 前記基板の表面側に配置される可撓性の電気絶縁性材料からなる可撓性シート の、絶縁性支持板側の面に、前記固定接点に対応して形成される可動接点と、 前記基板の第2シート部の表面に設けられる電気回路と、 前記基板の折曲部に形成される前記固定接点と電気回路とを接続する導体とを 含み、 前記電気回路は前記固定接点からの電気信号に応答して動作する。
【0008】 また、基板の第2シート部に貼着される合成樹脂やベークライトを用いた補強 板を備え、 前記第2シート部に電源トランスや表示素子のような比較的重量のある部品を 半田付けする。
【0009】
【作用】
基板が押圧されると、該基板の可動接点が固定接点と接続し、キー入力装置の 導体から電気回路の導体へ通電され、電気回路を作動させる。 また、電源トランスや表示素子のような比較的重量のある部品を直接第2シー ト部に半田付けすることが可能となる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の入力操作装置の基板にかかる表側分解斜視図である。図に示す ように、基板1は、FPCなどの電気絶縁性物質からなる第1シート部2と第2 シート部3とを折曲部4で接続して一体に形成される。 基板の第1シート部2の表面には、図2の平面図で示すように、銅箔を転写す るなどにより形成された導体5および導体5から分岐され、異極どうしが互いに 近接形成された固定接点6,7が設けられる(図3参照)。
【0011】 前記基板1の第1シート部2には、前記導体5、固定接点6,7を含むキー入 力装置8が形成される。 キー入力装置8は図3の断面図に示すように、基板1の第1シート部2に固定 接点6,7が形成される区域を残して絶縁体9を被覆し、さらに、これらの表面 側の全体にわたって、可撓性で電気絶縁性のシート材からなる表面側可撓性シー ト10が張設される。 表面側可撓性シート10の前記基板1側の面で、前記固定接点6,7と対向す る位置には、導電性物質からなる可動接点11が形成される。 また、表面側可撓性シート10のさらの表面側には、塩化ビニールなどの可撓 性体を用いたフイルム状の表示シート12が接着され、表示シート12には前記 可動接点11の位置を示す表示部13が印刷などにより形成されている。
【0012】 これらの絶縁体9、表面側可撓性シート10および表示シート12は互いに粘 着剤で接着され、基板1の第1シート部2の表面側に固着される。 基板1の第2シート部3の表面には電気回路14が形成される。 電気回路14は、図4の裏面側斜視図および図5の要部拡大背面図に示すよう に、転写などによって形成された銅箔などの導体15が設けられ、この導体15 の所定箇所に半田盛部16が設けられる。 半田盛部16の異極間には、半田付けされて、ICなどチップ形状の電子部品 17が取付けられる。
【0013】 また、基板1の第2シート部3に合成樹脂やベークライトを用いた補強板18 を貼着することにより半田盛部16の異極間に、表示素子等の比較的重量のある 部品である電源トランス19を直接半田付けすることができる(図7参照)。
【0014】 基板1の第1シート部2の表面側に設けられたキー入力装置8の導体5と、第 2シート部3の表面側に形成された導体15とは、基板1の折曲部4の表面に前 記導体5,15と同様な銅箔の転写などにより形成された導体20によって接続 されている。
【0015】 以上の構造において、使用時には、表示シート12の表示部13に従って、所 望箇所を押圧することにより、表面側可撓性シート10の可動接点12が基板1 の第1シート部2上の固定接点6,7に接触し、基板1の第2シート部3上に形 成された電気的接続構成に従ってキー入力装置8の導体5から電気回路14の導 体15へ通電され、電子部品17が作動する。 上記実施例による各導体5,15,20は、銀やカーボンなどの導電物質を印 刷したものでもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案の電子機器の入力操作装置は上記のような構成であるから、電子機器の 省スペース化が可能となり、コストの低減、さらには構造の点数の減少による品 質の向上にもつながるという効果を奏する。
【0017】 また、補強板により電源トランスや表示素子のような比較的重量のある部品を 直接半田付けすることができ、構造物の点数を減少させることができるとともに 、組み立て効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の基板の正面図である。
【図3】本考案のキー入力装置の要部拡大断面図であ
る。
【図4】本考案の基板の裏面側斜視図である。
【図5】本考案の基板の部分拡大背面図である。
【図6】本考案の基板の折曲部の拡大斜視図である。
【図7】本考案の基板に補強板を貼着した状態を示す裏
面側斜視図である。
【図8】従来の電子レンジの斜視図である。
【図9】従来のキー入力操作装置の断面図である。
【図10】従来のキー入力操作装置の分解斜視図であ
る。
【図11】従来のキー入力装置の正面図である。
【図12】従来のキー入力装置の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 第1シート部 3 第2シート部 4 折曲部 5,15,20 導体 6,7 固定接点 8 キー入力装置 10 表面側可撓性シート 11 可動接点 14 電気回路 16 半田盛部 17 電子部品 18 補強板 19 電源トランス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁材料からなる第1シート部と第
    2シート部とを折曲部で接続して一体に形成される基板
    と、前記基板の第1シート部の表面に形成される固定接
    点と、前記基板の表面側に配置される可撓性の電気絶縁
    性材料からなる可撓性シートの、絶縁性支持板側の面
    に、前記固定接点に対応して形成される可動接点と、前
    記基板の第2シート部の表面に設けられる電気回路と、
    前記基板の折曲部に形成される前記固定接点と電気回路
    とを接続する導体とを含み、前記電気回路は前記固定接
    点からの電気新郷に応答して動作することを特徴とする
    電子機器の入力操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器の入力操作装
    置において、基板の第2シート部に貼着される合成樹脂
    やベークライトを用いた補強板を備え、前記第2シート
    部に電源トランスや表示素子のような比較的重量のある
    部品を半田付けすることを特徴とする電子機器の入力操
    作装置。
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