JPH0419571Y2 - - Google Patents

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JPH0419571Y2
JPH0419571Y2 JP1986048150U JP4815086U JPH0419571Y2 JP H0419571 Y2 JPH0419571 Y2 JP H0419571Y2 JP 1986048150 U JP1986048150 U JP 1986048150U JP 4815086 U JP4815086 U JP 4815086U JP H0419571 Y2 JPH0419571 Y2 JP H0419571Y2
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light emitting
printed wiring
sheet
emitting element
wiring board
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数個の発光素子を用いた表示装置
に係り、特にこの発光素子群のプリント配線基板
への半田付け構造に関する。
〔従来技術〕
従来より、可撓性を有するシート状体に設けら
れた上部電極に対してスペーサーを介在させてプ
リント配線基板などに設けられた下部電極を対向
配置する構成のものが知られており、さらに前記
シート状体の主体を透明性のフイルムとし、この
上部に複数のスイツチ位置において各種表示をす
る表示シートを載置することも行なわれている。
さらに前記表示シートにスイツチのオン状態を示
すための光表示部を設けたものがあり、この型式
のものは前記プリント配線基板に発光ダイオード
などの発光素子を設け、発光素子から発せられる
光が表示シートの所望の光表示部に達するように
スイツチ構成部材を光透過材で形成したり、ある
いは光透過孔を形成していた。
ところが、前記発光素子がプリント配線基板の
所定の部位に複数個近接して設ける場合、従来装
置では第6図に示すようにしていた。すなわち同
図においてプリント配線基板11の発光素子12
を固定する部位に小孔11aが所定数穿設してあ
り、この小孔11aに発光素子12を挿入し、発
光素子12のリード足13を基板11の長手方向
Aに平行に並列に設置して、基板11のプリント
配線14にハンダ15固定するものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来のスイツチ装置に
おいて、基板11へ曲げ応力が加わると、特に長
手方向において、顕著であるが基板11が第7図
の2点鎖線に示すように変形することがある。す
ると前記リード足13が強く引張られることによ
つて発光ダイオードなどの発光素子12では内部
断線が生じたり、またリード足13が基板11よ
り剥がれるという問題があつた。
従つて、本考案の目的は、簡単な構成にて、プ
リント配線基板への発光素子の固定を確実かつ安
全なものにできる表示装置を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、プリン
ト配線基板の長手方向に対して角度を持たせて発
光素子のリード足をプリント配線基板に並列に固
着したことを特徴とする。
〔作用〕
すなわち、本考案では、基板の長手方向の変形
時、発光素子のリード足が基板の長手方向に対し
て斜めに取付けられるため基板の変形によつてリ
ード足に加わる応力は小さくなり、リード足が従
来装置のように強く引張られることが防げる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に従い説明す
る。
第2図は本考案の表示シートの一実施例を示す
平面図であり、この表示シート1は絶縁性かつ透
明あるいは半透明の合成樹脂にて形成されてお
り、中央部に後述するスイツチ部の種別の表示
2、スイツチ部の押圧個所の表示3、あるいは後
述する発光素子の光表示部4などを印刷してあ
る。また表示シート1の表面の周部には、導電体
を形成するため銀印刷5を施してあり、この銀印
刷5部分の適宜個所にはネジなどを挿通するため
の通孔6を複数個穿設してある。
第3図はシート状体の一実施例を示す平面図で
あり、このシート状体7は可撓性を有し、絶縁性
かつ透明の合成樹脂にて形成されており、前記表
示シート1と略同一形状に形成してある。そして
表示シート1のスイツチ部の押圧個所の表示3に
対応する部分に導電材8が適宜の大きさに印刷さ
れ、さらに表示シート1の光表示部4に対応する
部分には、ポリエステル系合成樹脂をインクとし
て使用した光拡散印刷9をしてある。また図中、
10は前記通孔6に対応する部分に穿設した透孔
である。
第1図a,bはプリント配線基板の要部を示す
図であり、このプリント配線基板11の材質は公
知のエポキシ樹脂やフエノール樹脂等である。第
1図aは前述した発光素子の固着部分を示す背面
図である。同図において、発光素子12である発
光ダイオードは、基板11において前記表示シー
ト1の光表示部4とシート状体7の光拡散印刷9
部に対応する部分に配置され、さらに基板11に
穿設した小孔11a内に配設されており、リード
足13が基板11上に印刷されたプリント配線1
4にハンダ15固定されている。また前記リード
足13は発光素子12に一対設けられているが、
本実施例ではリード足13が基板11の長手方向
に対して略45°の角度を持たせて斜めに配設でき
るようにプリント配線14を形成している。
また第1図bは前記シート状体7の導電材8と
でスイツチを構成するスイツチ端子部分を示すプ
リント配線基板11の平面図である。同図におい
て、スイツチ端子部分16は相異なるスイツチ端
子16a,16bがくし歯状に交互に入り込んで
導電部を露出させるものである。また前記発光素
子12の発光部12aは小孔11aから基板11
の正面へ露呈するようにしてある。
上述したプリント配線基板11は前記シート状
体7と略同一形状に形成されており、前記通孔
6、透孔10に対応する部分に孔17を穿設して
ある。
次に上述した表示シート1、シート状体7、プ
リント配線基板11の組立状態の構造を第4,5
図に基づいて説明する。
第4図に示すように、上部から表示シート1、
粘着テープ18、シート状体7、スペーサー1
9、プリント配線基板11が積層される。前記粘
着テープ8は表示シート1とシート状体7とを接
着させるためのものであり、スペーサー19はシ
ート状体7の導電材8とプリント配線基板11の
スイツチ端子部分16とを適宜の間隔に保持する
ためのものであり、導電材8とスイツチ端子部分
16に空間部20が配置されるようにしてある。
また基板11の発光素子12き固着部分に対応し
て前記スペーサー19にも空室部分21が形成さ
れるが、このスペーサ19の空質部分21にシー
ト状体7の光拡散印刷9部分が配置される。さら
に表示シート1の発光素子12と対応する部分に
も光拡散部分22を形成し、この孔拡散部分22
に対応する粘着テープ18部分に光透過孔23を
設けてある。前記表示シート11の光拡散部分2
2としてはポリエステル系合成樹脂インクを使用
した光拡散印刷であつても良く、またその表面を
化学処理によつて微細な凹凸面としても良く、そ
の手段は種々考えられる。
また上述した各シート状体の積層構造体24は
第5図に示すように機器本体25へ固定される。
すなわち、例えば機器本体25のシヤーシ26に
ネジ27とナツト28によつて固着されるが、前
記表示シート1の銀印刷5部分は、機器本体25
の導電性を有するシヤーシ26にネジ27、ナツ
ト28を介して間接的に電気的に接続してある。
このためオペレーターが有する静電気は表示シー
ト1の周囲部分においてネジ27を介して機器本
体25へアースされるために、静電気が表示シー
ト1の裏側に回り込んだ電気回路へ悪影響を与え
ることが防止できる。
尚、表示シート1の導電体5として、銀印刷を
施して形成することで説明したが、他の手段とし
て銀以外の導電ペースト、カーボン材などでも良
く、導電材であれば適用でき、また耐硫化を図る
上では銀印刷を施した上にカーボンを付着するこ
とも考えても良い。本実施例のように印刷で導電
体5を形成することで、従来のラミネート処理に
比べてコストダウンが図れ、また表示シート1の
周囲に導電体5を形成するだけであるので構成も
簡単である。
上述した実施例の構成では、発光素子12に対
応して表示シート1の光拡散部分22の外にシー
ト状体7に光拡散印刷9による拡散部分を設け
た。このため発光素子12から発せられる光が2
層の光拡散部分を通るので良好なる光拡散効果が
得られ、表示シート1の表示部4からの発光状態
が良くなる。
上述した表示シート1の光拡散部分22以外の
拡散部分に関しては、発光素子12に近い部分に
配置することが望ましいが、特段、シート状体7
に形成することに限定されず、また表示シート1
と発光素子12の間であればどこでも良い。また
拡散部分としては上述した光拡散印刷の外に、拡
散部分の材質に乳白色のものを使用したり、ナシ
地処理をすることも採用できる。
さらに上述した実施例において、発光素子12
を近接して多数並列して配置する箇所においてリ
ード足13を斜めにしたが、このようにすること
により、基板11の長手方向及びそれに直交する
方向に曲げ応力が加わり基板11が変形しても、
リード足13へは斜めにした分だけ基板11が変
形した影響が少なくなる。従つて、従来、リード
足13に加わつていた引張り力に比べ小さい引張
り力が加わり、従来装置において曲げ力が加わる
ことにより生じていた発光ダイオードなどの発光
素子12の内部線の断線、あるいはリード足13
の基板11からの剥がれなどが防止される。
尚、本考案は上述したシヨーテイング型のスイ
ツチ構造のものに限定されず、上部電極を下部電
極とがスペーサを介して対向積層されたノンシヨ
ーテイング型のものでも適用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、プリント配線
基板が変形しても、プリント配線基板に固着され
る発光素子のリード足に対する影響を少なくでき
るため、発光素子の固着を確実かつ安全なものに
でき、その構成も簡単であつて、極めて実用的な
表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図aはプリント配線基板の一部を示す背面
図、第1図bはプリント配線基板の一部を示す平
面図、第2図は表示シートの平面図、第3図はシ
ート状体の平面図、第4図は組立状態を示す断面
図、第5図は固定部分を示す断面図、第6図は従
来の発光素子がプリント配線基板へ固定されてい
る状態を示す概略背面図、第7図はプリント配線
基板の変形状態を説明するための図である。 1……表示シート、2,3……表示、4……光
表示部、7……シート状体、8,16……スイツ
チ、11……プリント配線基板、12……発光素
子、13……リード足。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種表示を施した表示シートと、この表示シー
    トの裏面側に配置され、表示シートの所定位置を
    照射するための複数個の発光素子群と、この発光
    素子群を搭載するためのプリント配線基板とを備
    えた表示装置において、前記発光素子群のそれぞ
    れのリード足が前記プリント配線基板の長手方向
    に対して傾斜状態で半田付けされていることを特
    徴とする表示装置。
JP1986048150U 1986-04-02 1986-04-02 Expired JPH0419571Y2 (ja)

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JP1986048150U JPH0419571Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JPS62161281U JPS62161281U (ja) 1987-10-14
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