JP2511849Y2 - チップ型発光ダイオ―ドによる照明装置 - Google Patents
チップ型発光ダイオ―ドによる照明装置Info
- Publication number
- JP2511849Y2 JP2511849Y2 JP1988005385U JP538588U JP2511849Y2 JP 2511849 Y2 JP2511849 Y2 JP 2511849Y2 JP 1988005385 U JP1988005385 U JP 1988005385U JP 538588 U JP538588 U JP 538588U JP 2511849 Y2 JP2511849 Y2 JP 2511849Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- wiring board
- emitting diode
- chip type
- type light
- Prior art date
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- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、配線板の必要箇所に設ける表示部材の背
面側にチップ型発光ダイオードを配置した照明装置に関
し、特に、チップ型発光ダイオードの装着面から表示部
材の表示面までの距離が長い場合に配線板への組立作業
が容易化される照明装置を提案するものである。
面側にチップ型発光ダイオードを配置した照明装置に関
し、特に、チップ型発光ダイオードの装着面から表示部
材の表示面までの距離が長い場合に配線板への組立作業
が容易化される照明装置を提案するものである。
（従来の技術） 従来のこの種の照明装置の一般的なものを、第６図に
縦断正面図として示した。
縦断正面図として示した。
即ち、チップ型発光ダイオード１を、所定個数だけ、
第７図のように配線板２のランド３へ装着し、文字、数
字等が施されている表示部材４を、配線板２へ取付枠５
を介して取付け、表示部材４の背面に、透明又は半透明
な合成樹脂材の導光部材６を取付けたものである。
第７図のように配線板２のランド３へ装着し、文字、数
字等が施されている表示部材４を、配線板２へ取付枠５
を介して取付け、表示部材４の背面に、透明又は半透明
な合成樹脂材の導光部材６を取付けたものである。
チップ型発光ダイオード１の表面から表示部材４の背
面までの長い空間はこの導光部材６によってカバーさ
れ、チップ型発光ダイオード１から発する光は、導光部
材６の作用によって拡散、導光されて表示部材４の全面
が均等に照明されることになっている。
面までの長い空間はこの導光部材６によってカバーさ
れ、チップ型発光ダイオード１から発する光は、導光部
材６の作用によって拡散、導光されて表示部材４の全面
が均等に照明されることになっている。
（考案が解決しようとする問題点） 上記のように、チップ型発光ダイオード１の表面から
表示部材４の背面までの距離が長い場合は、上記のよう
な導光部材６を用いても光の減衰が大きく、表示部材４
の表示面では所望の明るさにならない。
表示部材４の背面までの距離が長い場合は、上記のよう
な導光部材６を用いても光の減衰が大きく、表示部材４
の表示面では所望の明るさにならない。
実開昭56-130980号公報に開示されているものも上記
第６図〜第７図に示した従来例と同様、発光ダイオード
ペレットをペレット装着用の基板に乗せてこの両者を互
いに結合した構造であり、次述するこの考案の構成の一
部を開示したものに過ぎない。
第６図〜第７図に示した従来例と同様、発光ダイオード
ペレットをペレット装着用の基板に乗せてこの両者を互
いに結合した構造であり、次述するこの考案の構成の一
部を開示したものに過ぎない。
なお、照明装置外囲器に対する絶縁性保持のため、発
光ダイオードを配線板からビス等を介して浮かせるよう
にした構造は、例えば特開昭59-232388号公報、特開昭5
9-206873号公報等に開示されている。
光ダイオードを配線板からビス等を介して浮かせるよう
にした構造は、例えば特開昭59-232388号公報、特開昭5
9-206873号公報等に開示されている。
このように配線板からビス等を介して浮かせて表示部
材に近付ける構造が考えられるが、配線板の必要箇所に
表示部材とその照明装置を設けるにあたり、配線板に照
明装置を浮かせて取付ける組立作業は、ビス止め作業
や、配線板、照明装置間の導線配線などに手数がかか
り、その上、取付剛性が良くないなどの不利がある。
材に近付ける構造が考えられるが、配線板の必要箇所に
表示部材とその照明装置を設けるにあたり、配線板に照
明装置を浮かせて取付ける組立作業は、ビス止め作業
や、配線板、照明装置間の導線配線などに手数がかか
り、その上、取付剛性が良くないなどの不利がある。
この考案は、かかる従来の技術の問題を解消して照明
装置の配線板への組立作業が容易化されるように工夫さ
れたチップ型発光ダイオードによる照明装置を提供する
ものである。
装置の配線板への組立作業が容易化されるように工夫さ
れたチップ型発光ダイオードによる照明装置を提供する
ものである。
（課題を解決するための手段） 上記問題点を解決するためのこの考案の構成は、 表示部材の背面側にチップ型発光ダイオードを配置し
た照明装置において、 チップ型発光ダイオードをダイオード装着用配線板に
装着し、このダイオード装着用配線板を、回路用配線板
に重ねて上記両配線板を結合することにより、チップ型
発光ダイオードを表示部材に近づけたチップ型発光ダイ
オードによる照明装置である。そして、ダイオード装着
用配線板を、スペーサを介して回路用配線板に重ねるよ
うに構成できる。
た照明装置において、 チップ型発光ダイオードをダイオード装着用配線板に
装着し、このダイオード装着用配線板を、回路用配線板
に重ねて上記両配線板を結合することにより、チップ型
発光ダイオードを表示部材に近づけたチップ型発光ダイ
オードによる照明装置である。そして、ダイオード装着
用配線板を、スペーサを介して回路用配線板に重ねるよ
うに構成できる。
（作用） 発光ダイオード装着用配線板にチップ型発光ダイオー
ドを装着し、この発光ダイオード装着用配線板を回路用
配線板に重ねたので、チップ型発光ダイオードは、回路
用配線板から遠く離れている表示部材に対しても、充分
に近づくことになる。
ドを装着し、この発光ダイオード装着用配線板を回路用
配線板に重ねたので、チップ型発光ダイオードは、回路
用配線板から遠く離れている表示部材に対しても、充分
に近づくことになる。
これにより、発光ダイオードの光は殆んど減光するこ
と無く表示部材に入射し、表示部材の背面側に導光部材
を取付ける等の必要は無い。ダイオード装着用配線板を
回路用配線板に重ねているので、これら両配線板間の導
線配線作業は容易となり、両配線板全体の取付剛性も良
くなっている。
と無く表示部材に入射し、表示部材の背面側に導光部材
を取付ける等の必要は無い。ダイオード装着用配線板を
回路用配線板に重ねているので、これら両配線板間の導
線配線作業は容易となり、両配線板全体の取付剛性も良
くなっている。
ダイオード装着用配線板を、スペーサを介して回路用
配線板に重ねるように構成すれば、夫々のスペーサ間の
空間に制御回路等の部品を省スペースで実装できる。
配線板に重ねるように構成すれば、夫々のスペーサ間の
空間に制御回路等の部品を省スペースで実装できる。
（実施例） 次にこの考案の構成を図に基いて説明する。
第１図に縦断正面図を、第２図に組立前の斜視図を示
した。
した。
回路用配線板11に取付枠12を介して例えば合成樹脂材
で作った表示部材13を取付ける。
で作った表示部材13を取付ける。
取付枠12の内部には、回路用配線板11と表示部材13の
背面側との間に空間Ｓが形成されているので、この空間
Ｓに入り込み可能な大きさのダイオード装着用配線板14
を作り、この発光ダイオード装着用配線板14にランド22
を設け、所定個数のチップ型発光ダイオード16を例えば
ハンダ付け法等によって装着する。
背面側との間に空間Ｓが形成されているので、この空間
Ｓに入り込み可能な大きさのダイオード装着用配線板14
を作り、この発光ダイオード装着用配線板14にランド22
を設け、所定個数のチップ型発光ダイオード16を例えば
ハンダ付け法等によって装着する。
上記空間Ｓ内にチップ型発光ダイオード16を、回路用
配線板11から遠くなるように配置し、回路用配線板11に
重ね、回路用配線板11の導体17,18に、発光ダイオード
装着用配線板14の導体15を、電気的導通端子19,20等に
よって結合する。
配線板11から遠くなるように配置し、回路用配線板11に
重ね、回路用配線板11の導体17,18に、発光ダイオード
装着用配線板14の導体15を、電気的導通端子19,20等に
よって結合する。
発光ダイオード装着用配線板14に装着されたチップ型
発光ダイオード16は、表示部材13の背面に近づくことに
なるので、チップ型発光ダイオード16から発した光は、
殆んど減光すること無く表示部材13に入射し、これによ
り、表示部材13の表示面の全面が、略、均等に照明され
ることになった。ダイオード装着用配線板を回路用配線
板に重ねているので、これら両配線板間の導線配線作業
は容易となり、両配線板全体の取付剛性も良くなってい
る。
発光ダイオード16は、表示部材13の背面に近づくことに
なるので、チップ型発光ダイオード16から発した光は、
殆んど減光すること無く表示部材13に入射し、これによ
り、表示部材13の表示面の全面が、略、均等に照明され
ることになった。ダイオード装着用配線板を回路用配線
板に重ねているので、これら両配線板間の導線配線作業
は容易となり、両配線板全体の取付剛性も良くなってい
る。
ダイオード装着用配線板14は、第４図に斜視図で示し
たように複数枚を集合化して境界にＶ溝又は、ミシン目
等の分離溝21を設け、チップ型発光ダイオード16を装着
するための発光ダイオード装着ランド22と導体15に接続
する。
たように複数枚を集合化して境界にＶ溝又は、ミシン目
等の分離溝21を設け、チップ型発光ダイオード16を装着
するための発光ダイオード装着ランド22と導体15に接続
する。
チップ型発光ダイオード16が発光ダイオード装着ラン
ド22に装着されたダイオド装着用配線板14は、第３図の
ように回路用配線板11の上に重ねられ、取付枠12を回路
用配線板11に取付けることになる。
ド22に装着されたダイオド装着用配線板14は、第３図の
ように回路用配線板11の上に重ねられ、取付枠12を回路
用配線板11に取付けることになる。
次に、第５図に例示した照明装置の場合は、スペーサ
ー23を回路用配線板11と発光ダイオード装着用配線板14
との間に介在させる構造とし、これによってチップ型発
光ダイオード16を表示部材13の背面に近づけることがで
きる。この実施例の構成によれば、夫々のスペーサ23,2
3間の空間に制御回路等の部品を省スペースで実装でき
る。
ー23を回路用配線板11と発光ダイオード装着用配線板14
との間に介在させる構造とし、これによってチップ型発
光ダイオード16を表示部材13の背面に近づけることがで
きる。この実施例の構成によれば、夫々のスペーサ23,2
3間の空間に制御回路等の部品を省スペースで実装でき
る。
（考案の効果） この考案に係るチップ型発光ダイオードによる照明装
置は、発光ダイオード装着用配線板にチップ型発光ダイ
オードを装着し、この発光ダイオード装着用配線板を回
路用配線板に重ねているので、チップ型発光ダイオード
は、回路用配線板から遠く離れている表示部材に対して
も、充分に近づいた位置となる。
置は、発光ダイオード装着用配線板にチップ型発光ダイ
オードを装着し、この発光ダイオード装着用配線板を回
路用配線板に重ねているので、チップ型発光ダイオード
は、回路用配線板から遠く離れている表示部材に対して
も、充分に近づいた位置となる。
これにより、発光ダイオードの光は殆んど減光するこ
と無く表示部材に入射し、表示部材は前面にわたり均等
に照明される。
と無く表示部材に入射し、表示部材は前面にわたり均等
に照明される。
前述のように配線板からビス等を介して発光ダイオー
ドを浮かせることにより、表示部材にこの発光ダイオー
ドを近付ける構造も考えられるが、これではビス止め作
業や、配線板、照明装置間の導線配線などに手数がかか
り、その上、取付剛性が良くない。
ドを浮かせることにより、表示部材にこの発光ダイオー
ドを近付ける構造も考えられるが、これではビス止め作
業や、配線板、照明装置間の導線配線などに手数がかか
り、その上、取付剛性が良くない。
これに対してこの考案ではダイオード装着用配線板を
回路用配線板に重ねているので、これら両配線板間の導
線配線作業は容易となり、両配線板全体の取付剛性も良
くなっている。
回路用配線板に重ねているので、これら両配線板間の導
線配線作業は容易となり、両配線板全体の取付剛性も良
くなっている。
ダイオード装着用配線板を、スペーサを介して回路用
配線板に重ねるように構成すれば、夫々のスペーサ間の
空間に制御回路等の部品を省スペースで実装できる。
配線板に重ねるように構成すれば、夫々のスペーサ間の
空間に制御回路等の部品を省スペースで実装できる。
第１図から第５図まではこの考案の実施例を示し、第１
図と第５図は夫々の実施例における縦断正面図、第２図
は第１図の組立前の斜視図、第３図は第２図の主要部材
の斜視図、第４図はダイオード装着用配線板の斜視図、
第６図は従来装置の縦断正面図、第７図は第６図の配線
板の斜視図である。 11……回路用配線板、12……取付枠 13……表示部材 14……発光ダイオード装着用配線板 15,17,18……導体 16……チップ型発光ダイオード 19,20……電気的導通端子 21……分離溝、22……ランド 23……スペーサー、Ｓ……空間
図と第５図は夫々の実施例における縦断正面図、第２図
は第１図の組立前の斜視図、第３図は第２図の主要部材
の斜視図、第４図はダイオード装着用配線板の斜視図、
第６図は従来装置の縦断正面図、第７図は第６図の配線
板の斜視図である。 11……回路用配線板、12……取付枠 13……表示部材 14……発光ダイオード装着用配線板 15,17,18……導体 16……チップ型発光ダイオード 19,20……電気的導通端子 21……分離溝、22……ランド 23……スペーサー、Ｓ……空間
Claims (2)
- 【請求項１】表示部材の背面側にチップ型発光ダイオー
ドを配置した照明装置において、 チップ型発光ダイオードをダイオード装着用配線板に装
着し、このダイオード装着用配線板を、回路用配線板に
重ねて上記両配線板を結合することにより、チップ型発
光ダイオードを表示部材に近づけたことを特徴とするチ
ップ型発光ダイオードによる照明装置。 - 【請求項２】ダイオード装着用配線板は、スペーサーを
介して回路用配線板に重ねたことを特徴とする請求項１
記載のチップ型発光ダイオードによる照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988005385U JP2511849Y2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | チップ型発光ダイオ―ドによる照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988005385U JP2511849Y2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | チップ型発光ダイオ―ドによる照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01110456U JPH01110456U (ja) | 1989-07-26 |
| JP2511849Y2 true JP2511849Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31208719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988005385U Expired - Lifetime JP2511849Y2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | チップ型発光ダイオ―ドによる照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511849Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9776561B2 (en) | 2013-07-30 | 2017-10-03 | Denso Corporation | Display apparatus |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56130980A (en) * | 1980-03-17 | 1981-10-14 | Sanyo Electric Co Ltd | Manufacture of solid state display unit |
| JPS59206876A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-22 | 株式会社東芝 | 発光表示装置 |
| JPS59206873A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-22 | 株式会社東芝 | 発光表示装置 |
| JPS59232388A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-27 | 株式会社東芝 | 発光表示装置 |
-
1988
- 1988-01-21 JP JP1988005385U patent/JP2511849Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9776561B2 (en) | 2013-07-30 | 2017-10-03 | Denso Corporation | Display apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01110456U (ja) | 1989-07-26 |
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