JP2004093942A - 電子装置における光源部の取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の少ない簡単な構造で、取り付け作業が容易になり、かつ規則正しく整然と光源部を配置することのできる電子装置における光源部の取り付け構造を提供すること。
【解決手段】表面パネル41の穴部43にLED素子20を設け、プリント基板10を表面パネル42の下面側に、表面パネル42と直交させて取り付けた。そして、LED素子20をプリント基板10の配線回路12に連結させる導電支持片23等に、表面パネル41の下面に対向する水平部23b等を設けた。また、表面パネル41の下面側に、位置決め穴31にLED素子20を挿通させてLED素子20を位置決め穴31に位置決めする遮光部32と、LED素子20とプリント基板10の間に位置し、導電支持片23等の水平部23bによって位置決めされる仕切り部33とを有する遮光板30を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面パネルから外部に向けて発光する光源部を備えた電子装置における光源部の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、オーディオ用のミキサーのように複数のLED素子からなる表示用の光源部を備えた電子装置がある。このような電子装置は、操作子が設けられた操作パネル面を有する複数のモジュールやフェーダを備えており、各モジュールやフェーダの操作に応じて対応するLED素子を点灯させて、操作の状態を目視により確認できるようにしている。
【0003】
そして、このような電子装置におけるLED素子の取り付けは、つぎのようにして行われている。まず、複数の取り付け用穴が設けられた板状の台座の各取り付け用穴に、それぞれLED素子を配置し、各LED素子が配置された台座を、裏面に配線回路が設けられたプリント基板の表面に取り付ける。そして、プリント基板に設けられた挿通穴にLED素子の導電部を挿通させ、プリント基板の裏面で導電部と配線回路とをハンダ付けすることによって接続する。
【0004】
また、LED素子が配置された台座の表面部分には、LED素子の露呈用穴部を備えた遮光板を取り付けて、露呈用穴を介してLED素子の発光が外部から見えるようにする。そして、このようにしてLED素子と遮光板が取り付けられたプリント基板を、表面パネルに設けられた穴部からLED素子を露呈させた状態で表面パネルの下面側に取り付けることによりLED素子の取り付けが終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子装置では、LED素子を取り付けるために必要な部品の点数が多いため、製造コストが高くなるという問題がある。また、構造が複雑で、取り付け作業が面倒であるという問題や、光源部の位置決めがし難いという問題もある。
【0006】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、部品点数の少ない簡単な構造で、取り付け作業が容易になり、かつ規則正しく整然と光源部を配置することのできる電子装置における光源部の取り付け構造を提供することである。
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明にかかる電子装置における光源部の取り付け構造の構成上の特徴は、表面パネルに設けられた透光部から外部に向けて発光するように配置された光源部と、表面パネルの内面に、表面パネルと直交して配置され、光源部に電力を供給するための配線回路を有するプリント基板と、プリント基板と光源部とを連結して、光源部を支持するとともに光源部とプリント基板の配線回路とを接続する導電支持片とを備えた電子装置における光源部の取り付け構造であって、導電支持片に、表面パネルの内面に対向する対向部を設け、表面パネルの透光部と同軸的に設けられた位置決め穴に光源部を挿通させることにより、光源部における表面パネルに平行する方向の位置を決める平行方向位置決め部と、光源部とプリント基板の間に設置され、導電支持片の対向部に当接した状態でプリント基板に位置決めされることによって、光源部における表面パネルに直交する方向の位置を決める直交方向位置決め部とを有する遮光板を、表面パネルの内面に設けたことにある。
【0008】
前記のように構成した本発明の電子装置における光源部の取り付け構造においては、遮光板の機能が、単に、光源部の発光の一部を遮蔽して外部に拡散させないというだけでなく、遮光板自身が位置決めされることによって、光源部の位置決めもできるようにしている。すなわち、光源部をプリント基板に支持させる導電支持片に表面パネルの下面に対向する対向部を設けて、この対向部に当接させた状態で遮光板の直交方向位置決め部をプリント基板に位置決めできるようにしている。
【0009】
この場合、遮光板の位置決めは、直交方向位置決め部を、導電支持片の対向部に係合させたり、直接プリント基板に係合させたりすることによって行える。これによって、導電支持片が、直交方向位置決め部の下端縁部(表面パネルの位置を上方とする。)と確実に接触してその下端縁部に正確に位置決めされる。この遮光板と導電支持片の位置決めによって光源部の垂直方向の位置は、直交方向位置決め部の高さ方向の長さにしたがって決められる。また、平行方向位置決め部には、光源部を挿通させることにより、光源部の水平方向の位置を決める位置決め穴が設けられているため、光源部を位置決め穴に挿通させることにより、光源部の水平方向の位置も設定された適正な位置になる。この結果、台座が不要になって、光源部の取り付け構造における部品点数は減少し、低コスト化が図れる。
【0010】
また、表面パネルの下面(内面)と導電支持片の対向部とで遮光板の直交方向位置決め部を挟んで固定することもできる。この場合、導電支持片を弾性を有する材料で構成する。そして、導電支持片を介してプリント基板に取り付けられた光源部を、遮光板の位置決め穴に挿通させるとともに、導電支持片の対向部の上部に遮光板の直交方向位置決め部を配置させて、プリント基板と遮光板を表面パネルの下面に取り付けるだけの簡単な操作で光源部の取り付けができる。また、その場合の光源部の取付け位置も平行方向位置決め部の位置決め穴と直交方向位置決め部によって適正な位置になる。
【0011】
さらに、プリント基板と光源部との間に、遮光板の直交方向位置決め部が位置するため、この直交方向位置決め部が熱遮蔽機能も発揮するようになる。したがって、光源部の熱がプリント基板に伝わることが防止されるとともに、プリント基板の熱が光源部に伝わることも防止される。
【0012】
本発明にかかる電子装置における光源部の取り付け構造の他の構成上の特徴は、遮光板の直交方向位置決め部に、導電支持片の対向部と係合可能な係合部を設け、係合部を対向部に係合させることにより、遮光板をプリント基板に位置決めしたことにある。この場合の係合部としては、遮光板の直交方向位置決め部の両側に導電支持片の対向部を挟持できる突起を設けたものや、直交方向位置決め部の下端に対向部が係合できる凹部を設けたもの等を使用することができる。これによると、単純な構造の遮光板を用いて光源部の取り付け構造の大幅な簡略化ができる。
【0013】
また、本発明においては、光源部を複数個で構成するとともに、遮光板の直交方向位置決め部における導電支持片の対向部に当接する部分を直線状に形成することが好ましい。これによると、遮光板の直交方向位置決め部に当接することによって、複数の導電支持片が直線状に配置されるため、複数の光源部も一列に整然と並んで配置される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の電子装置における光源部の取り付け構造としてのオーディオ用ミキサーにおけるLED素子の取り付け構造を示している。この取り付け構造は、垂直方向に配置されたプリント基板10に、本発明の光源部としてのLED素子20と遮光板30とを組み付け、さらに、LED素子20と遮光板30が組み付けられたプリント基板10を、水平方向に配置されたケース(図10参照)40の表面パネル41に取り付けたものである。
【0015】
プリント基板10の基板本体11は、樹脂製の板で構成されており、その基板本体11の裏面に配線回路12が設けられている。そして、基板本体11の上部側部分には、図2および図3に示すように、基板本体11を貫通する2個一組からなる挿通穴13a,13bが一定間隔を保って複数組設けられている。また、基板本体11の表面における上部両側には、ねじ穴を備えた係合片14a,14bが取り付けられている。
【0016】
LED素子20は、素子本体と一対の導電支持片23,24とで構成されており、素子本体は、直方体の発光部21の上部に、上部がドーム状に形成され下部が円柱状に形成されたレンズ部22を設けて構成されている。そして、この素子本体からL形に屈曲された線体からなる一対の導電支持片23,24が下方に延びて、プリント基板10に取り付けられ、その端部がプリント基板10の配線回路12に接続されている。
【0017】
導電支持片23,24は、プリント基板10の基板本体11と平行する垂直部23a,24aと、プリント基板10の基板本体11と直交する本発明の対向部としての水平部23b,24bとからなり、垂直部23a,24aの上端を発光部21に延設させている。そして、水平部23b,24bの端部側を、プリント基板10の対応する挿通穴13a,13bにそれぞれ挿通させ、プリント基板10の裏面にハンダ25によって固定することにより、配線回路12に接続させている。
【0018】
遮光板30は、図4ないし図6に示すように、断面形状がL字形の板状体で構成された非導電性の樹脂からなっており、本発明の平行方向位置決め部としての遮光部32と、本発明の直交方向位置決め部としての仕切り部33とを備えている。そして、遮光部32には、所定間隔(図2および図3に示した各LED素子20の間隔と同一の間隔)で位置決め穴31が設けられている。
【0019】
仕切り部33は、下端縁部33aが、真っ直ぐな直線状に形成され、その両側部から係合用の突起34a,34bが下方に向けて設けられている。この突起34a,34bの間隔は、図2におけるプリント基板10に取り付けられた前端の導電支持片23の水平部23bと、後端の導電支持片24の水平部24bとを挟める長さに設定されている。また、遮光板30は黒色の樹脂材料で構成されて、遮光部32においては、位置決め穴31以外の部分から光を通さないようにしている。
【0020】
遮光板30を、LED素子20が取り付けられたプリント基板10に組み付けた状態を、図7ないし図9に示している。これらの図に示したように、遮光板30をプリント基板10に組み付けた状態では、遮光板30は、遮光部32の各位置決め穴31にそれぞれレンズ部22を挿通させて、LED素子20を一列に整列させている。また、仕切り部33の下端縁部33aは、各導電支持片23,24の水平部23b,24bの上部に当接し、仕切り部33の突起34a,34bは、それぞれ対応する導電支持片23,24における水平部23b,24bの側部に圧接している。
【0021】
この場合、仕切り部33の突起34a,34bが、それぞれ対応する水平部23b,24bの側部に圧接するため、遮光板30は前後方向のずれを防止された状態で、表面パネル41と水平部23b,24bとの間に固定されている。また、遮光板30における仕切り部33の下端縁部33aは、各導電支持片23,24のすべての水平部23b,24bの上部に確実に当接し、各LED素子20の垂直方向の高さは一定になっている。また、各LED素子20の水平方向の位置は、位置決め穴31によって設定された適正位置に位置決めされている。
【0022】
また、図7ないし図9に示した組み付け体が取り付けられるケース40は、図10に示したように、上面が表面パネル41に形成され、その両側部に側面部42a,42bが設けられた台状に形成されている。そして、表面パネル41に、LED素子20のレンズ部22を外部に露呈させるための複数の穴部43が、遮光板30の各位置決め穴31と同間隔を保って前後方向に設けられており、さらに、この前後方向に設けられた複数の穴部43の列が、左右方向に所定間隔を保って複数列設けられている。
【0023】
そして、図10における複数の穴部43の各列の左側には、フェーダ(図示せず)を取り付けるためのスリット状のスライド用溝44が設けられ、複数の穴部43の各列の前後には、各種のスイッチを取り付けるための四角形の穴部45が設けられている。このケース40の穴部43にLED素子20のレンズ部22を位置させて、図7ないし図9に示した組み付け体は、ケース40の内部に取り付けられる。
【0024】
ケース40には、フェーダやスイッチの外、各種のモジュール等の機器が取り付けられてミキサーが構成される。そして、このように構成されたミキサーは、電源をオンにした状態で、モジュールやフェーダの各操作子を操作することにより、各種楽器音、人の声などを電気信号に変換するマイク、電子楽器、電気楽器等の音楽機器からオーディオ信号を入力して音量を調節したり、音質を変えたりする。そして、その信号を出力装置に出力する。
【0025】
この場合、フェーダ等の操作子を前後に移動させる操作をすると、その操作に応じて各LED素子20が点滅する。これによって、フェーダ等の操作状態を目視によって確認することができる。例えば、各楽器の音量に応じて対応するLED素子20を点滅させたり、ピアノ、人の声等の複数の音源をグループにまとめ、あるグループを指定した際に、そのグループに属する音源に対応するLED素子20を点滅させたりする等である。また、この際、各LED素子20は、個々独立に制御される。
【0026】
つぎに、以上のように構成されたミキサーのLED素子の取り付け構造を得るための組み付け方法を説明する。この組み付けは、まず、LED素子20の導電支持片23,24に治具を当てて、導電支持片23,24の所定箇所を直角に屈曲させる。ついで、各導電支持片23,24における水平部23b,24bの端部側を、プリント基板10の表面側からプリント基板10の挿通穴13a,13bに通す。
【0027】
つぎに、LED素子20が取り付けられたプリント基板10におけるプリント基板10とLED素子20との間に、遮光板30の仕切り部33を差し込むことにより遮光板30をプリント基板10に組み付ける。この場合、仕切り部33の両側部の突起34a,34bで、すべての導電支持片23,24の水平部23b,24bを挟み込むとともに、遮光部32の各位置決め穴31にLED素子20のレンズ部22を挿通させる。これによって、LED素子20および遮光板30が、プリント基板10に位置決めされる。この場合、各LED素子20の間隔は、各位置決め穴31の間隔に従った間隔になる。
【0028】
つぎに、プリント基板10と遮光板30の遮光部32をテープまたは接着剤で仮固定して、プリント基板10からLED素子20や遮光板30が脱落しないようにする。そして、このプリント基板10等を、ディップ槽に通すことにより、配線回路12と導電支持片23,24の端部とをそれぞれハンダ25によって固定して図7ないし図9の状態にする。
【0029】
そして、この組み付け体を、ケース40の内部における表面パネル41の下面に、LED素子20が上方を向くようにして取り付ける。この際、各LED素子20の間隔は、表面パネル41の穴部43の間隔と同一になるため、簡単に位置合わせができる。また、この場合の表面パネル41へのプリント基板10の取り付けは、表面パネル41の上面から、表面パネル41を挿通するねじ(図示せず)をプリント基板10の係合片14a,14bのねじ穴に螺合させることにより行われる。これによって、図1に示したLED素子20の取り付け構造が得られる。
【0030】
このように、本実施形態によるLED素子20の取り付け構造では、プリント基板10を表面パネル41に対して直交する方向に設置しているため、表面パネル41の面積が小さくてもより多くのプリント基板10をケース40に取り付けることができる。そして、LED素子20を支持する導電支持片23,24を、それぞれ垂直部23a,24aと水平部23b,24bからなるL字形に形成したため、LED素子20をプリント基板10に平行させ、その発光部22を表面パネル41の穴部43から露呈させることができる。
【0031】
また、遮光板30の断面形状をL字形にして、仕切り部33をプリント基板10とLED素子20の間に位置させているため、LED素子20の発熱がプリント基板10に伝達されることが防止され、また、プリント基板10側の発熱がLED素子20に伝達されることも防止される。これによって、プリント基板10とLED素子20とが互いに熱によって緩衝されることがなくなる。
【0032】
また、遮光部32は、位置決め穴31に各LED素子20の発光部22を位置させることにより、LED素子20を整列させることができるため、各LED素子20の水平方向の位置を適正位置にすることができるとともに、プリント基板10の表面パネル41への取り付けを容易にすることができる。また、遮光板30は、黒色の非導電性樹脂で構成されているため、LED素子20の発光が、位置決め穴31以外の部分から外部に漏れることを防止するための良好な遮光作用も奏する。これによって、隣のLED素子20の発光が回り込んで点灯を誤認したり、見栄えが悪くなったりすることを防止できる。
【0033】
さらに、遮光板30は、非点灯時に暗く見えるため、外部からLED素子20に向けて光の差し込みがあっても、点灯と間違うことがない。また、LED素子20近傍でのショートも生じ難くなる。さらに、LED素子20を位置決めするための位置決め穴31が、LED素子20の発光を透過させるための光透過部にもなっているため、開口部が1個ですみ、形状が簡単になり、遮光板30の形成が容易になる。
【0034】
また、遮光板30における仕切り部33の直線状に形成された下端縁部33aに、導電支持片23,24が当接するため、各LED素子20は、高さも均一な状態になる。また、各LED素子20は、集中した部分に隣接して複数個が設けられているため、ミキサーの表面からLED素子20の発光が見え易くなるとともに、遮光板30を小型化できる。
【0035】
また、前述した実施形態では、遮光板30を、プリント基板10にLED素子20をハンダ付けする際の位置決め用に使用しているが、プリント基板10に、LED素子20を取り付けたのちに、遮光板30をプリント基板10に組み付けることもできる。この場合、遮光板30を組み付けたプリント基板10をケース40に取り付ける際、遮光板30の仕切り部33は、表面パネル41の下面と、導電支持片23,24の水平部23b,24bとで挟持される。したがって、遮光板30ががたつくことがなくなる。
【0036】
また、前述した実施形態では、遮光板30の突起34a,34bで導電支持片23,24の水平部23b,24bを挟み込むことにより、遮光板30をプリント基板10に固定しているが、この遮光板30の固定は、これに限らず、他の方法を用いることもできる。例えば、遮光板30の下端縁部に、水平部23b,24bと係合可能な凹部を設けたり、プリント基板に係合部を設けたりして固定することもできる。また、ケース40の穴部43に代えて、この部分を透明樹脂からなる透光部で構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるミキサーにおけるLED素子の取り付け構造を示す断面図である。
【図2】図1に示したミキサーにおけるLED素子の取り付け構造の分解斜視図である。
【図3】図2に示したミキサーにおけるLED素子の取り付け構造の正面図である。
【図4】遮光板の平面図である。
【図5】遮光板の正面図である。
【図6】遮光板の側面図である。
【図7】LED素子が取り付けられたプリント基板に遮光板を組み付けた状態を示す平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】ケースの斜視図である。
【符号の説明】
10…プリント基板、12…配線回路、13a,13b…挿通穴、20…LED素子、21…発光部、23,24…導電支持片、23a,24a…垂直部、23b,24b…水平部、25…ハンダ、30…遮光板、31…位置決め穴、32…遮光部、33…仕切り部、33a…下端縁部、40…ケース、41…表面パネル、43…穴部。

Claims (2)

  1. 表面パネルに設けられた透光部から外部に向けて発光するように配置された光源部と、
    前記表面パネルの内面に、前記表面パネルと直交して配置され、前記光源部に電力を供給するための配線回路を有するプリント基板と、
    前記プリント基板と前記光源部とを連結して、前記光源部を支持するとともに、前記光源部と前記プリント基板の配線回路とを接続する導電支持片とを備えた電子装置における光源部の取り付け構造であって、
    前記導電支持片に、前記表面パネルの内面に対向する対向部を設け、
    前記表面パネルの透光部と同軸的に設けられた位置決め穴に前記光源部を挿通させることにより、前記光源部における表面パネルに平行する方向の位置を決める平行方向位置決め部と、
    前記光源部と前記プリント基板の間に設置され、前記導電支持片の対向部に当接した状態でプリント基板に位置決めされることによって、前記光源部における表面パネルに直交する方向の位置を決める直交方向位置決め部と
    を有する遮光板を、前記表面パネルの内面に設けたことを特徴とする電子装置における光源部の取り付け構造。
  2. 前記遮光板の直交方向位置決め部に、前記導電支持片の対向部と係合可能な係合部を設け、前記係合部を前記対向部に係合させることにより、前記遮光板を前記プリント基板に位置決めした請求項1に記載の電子装置における光源部の取り付け構造。
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