JPH11305699A - 基板および該基板を用いた電光表示器 - Google Patents

基板および該基板を用いた電光表示器

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JPH11305699A
JPH11305699A JP10115332A JP11533298A JPH11305699A JP H11305699 A JPH11305699 A JP H11305699A JP 10115332 A JP10115332 A JP 10115332A JP 11533298 A JP11533298 A JP 11533298A JP H11305699 A JPH11305699 A JP H11305699A
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conductive
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insulating
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Namio Nakazawa
南海生 中澤
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Otani National Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性に富み、かつLED等の部品の装着位
置の自由度を高めることができ、さらに部品の装着を容
易に行うことができる基板を提供する。 【解決手段】 表裏各面を形成する絶縁層20a,20
bの間に、絶縁層20cを介設した導電層22a,22
bを設けて基板12を構成した。各絶縁層20a〜20
cは、軟性の樹脂材料から形成し、また、導電層22
a,22bは銅箔から形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性に富み、ま
た部品の装着位置の自由度を高めることができ、さらに
部品の装着を容易に行える基板および該基板を用いた電
光表示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、絵や文字を発光させて所定の
表示を行う電光表示器は一般に知られている。この種の
電光表示器は、例えば、プリント基板に発光ダイオード
(LED;発光素子)が所定の配列で装着され、該基板
に形成されたパターンに電流が印加されることによりL
EDが発光して絵や文字の電光表示が行われるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の電
光表示器に用いられるプリント基板は、一般に、紙やガ
ラス布などにフェノール樹脂やエポキシ樹脂等を含浸さ
せてベーク処理を施した硬質の板材であり可撓性に乏し
いため、例えば、電光表示器を曲面部分に密着させた状
態で設置したり、基板自体を撓めた状態で設置するとい
うことができなかった。そのため、表示形態や表示場所
等、多様化するニーズに十分に対応することができない
という問題があった。
【0004】また、多くの場合、プリント基板として部
品装着孔が縦横に等ピッチで形成された汎用タイプの基
板が用いられているため、LEDの配列が部品装着孔の
位置によって制限されて、表示される絵や文字がいびつ
になる等、思い通りの絵や文字を表示することが難しか
った。
【0005】さらに、LEDの基板への装着は、LED
の接続端子を部品装着孔に通してパターンに溶着(ハン
ダ付け)することにより行うため、作業が煩雑で、電光
表示器の製作に時間がかかっていた。また、誤って装着
した場合、その修正が煩雑であるという難点もあった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、可撓性に富みかつLED等の部品の装
着位置の自由度を高めることができ、さらに、部品の装
着を容易に行うことができる基板を提供するとともに、
この基板を用いた電光表示器を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の基板は、表裏に絶縁層を有し、これら表裏
の絶縁層の間に、複数の導電層がそれぞれ絶縁層を介し
て積層配置されるとともに、上記各絶縁層および導電層
がそれぞれ軟性材料から形成されているものである(請
求項1)。
【0008】この基板によれば、全体が軟性材料から形
成されているため、基板を十分に撓めることができる。
また、接続端子を基板に刺し込んで(差し込んで)導電
層に貫通させるだけで部品を容易に基板に取り付けるこ
とができる。この場合、導電層の存在する部分であれば
任意の箇所に部品を取付けることができる。
【0009】なお、このような装置においては、絶縁層
を樹脂又はゴムのいずれかの材料により形成するのが望
ましく(請求項2)、また、導電層を金属箔から形成す
るのが望ましい(請求項3)。
【0010】また、上記課題を解決するために、本発明
の基板は、軟性材料から形成される板状の絶縁部材に、
互いに平行に伸びる複数の導電部材が埋設されているも
のである(請求項4)。
【0011】この基板によれば、導電部材の並設方向で
あれば基板を十分に撓めることができる。また、部品の
接続端子を基板に差し込んで導電部材に接触させるだけ
で部品を容易に基板に取り付けることができる。この場
合、導電部材の存在する部分であれば任意の箇所に部品
を取付けることができる。
【0012】この基板においては、絶縁部材の内部に、
互いに平行に伸びる中空部を形成し、各中空部に一対の
導電部材を配設するとともに、これら導電部材を相対向
する方向に弾性変形可能に形成するのが望ましい(請求
項5)。
【0013】この基板によれば、例えば、2本の接続端
子を有する部品の場合には、基板に差し込んだ接続端子
に対して導電部材が圧接し、これにより基板からの部品
の脱落が効果的に防止される。この場合、弾性変形可能
な金属薄板からなる導電層を上記各中空部を挾んで積層
配置し、各導電層における各中空部への対応箇所に開口
部を形成するとともに、上記一対の導電部材として、各
導電層の上記開口縁部から各中空部内に延設されて相対
向する一対の延設部を上記各導電層に設けるようにして
もよい(請求項6)。
【0014】なお、このような基板においては、絶縁部
材を樹脂又はゴムのいずれかの材料により形成するのが
望ましい(請求項7)。
【0015】さらに、本発明の電光表示器は、請求項1
乃至3のいずれかに記載の基板に発光素子を装着してな
る電光表示器であって、発光素子の接続端子が基板に差
し込まれることにより基板の表面および裏面の少なくと
も一方の面に発光素子が装着されるとともに、上記導電
層を電源に接続する接続部材が基板に装着され、上記発
光素子の接続端子には、各接続端子がそれぞれ異なる導
電層とのみ電気的に接触するように、接触不要な導電層
に対応する部分に絶縁部が形成されているものである
(請求項8)。
【0016】この電光表示器によれば、上記のように基
板が可撓性に富んでおり、また、導電層の存在する部分
であれば任意の箇所に発光素子を取付けることができる
ため、表示形態や表示場所等の自由度を効果的に高める
ことができる。しかも、接続端子を基板に差し込むだけ
で部品を容易に基板に装着することができるため、電光
表示器の組立性を向上させることができる。
【0017】また、本発明の電光表示器は、請求項4乃
至7のいずれかに記載の基板に発光素子を装着してなる
電光表示器であって、発光素子に設けられた接続端子が
基板に差し込まれることにより基板の表面および裏面の
少なくとも一方の面に発光素子が装着されるとともに、
上記導電部材を電源に接続する接続部材が基板に装着さ
れ、各接続端子がそれぞれ異なる導電部材とのみ電気的
に接触するように発光素子が基板に装着されているもの
である(請求項9)。
【0018】この電光表示器においても、請求項8の電
光表示器と同様、表示形態や表示場所等の自由度を効果
的に高めることができ、また、組立性を向上させること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る基板を
用いた電光表示器(本発明に係る電光表示器)を示す斜
視図である。この図に示すように電光表示器10は、略
正方形の基板12の表面に多数のLED(発光ダイオー
ド;発光素子)14を並べて装着した構成となってお
り、当実施の形態では、アルファベットの「V」の文字
を表示するように各LED14が並べて装着されてい
る。また、基板12の表面角部には、雌型コネクタ16
(接続部材)が装着されており、電線19を介して図外
の電源回路に接続された雄型コネクタ18がこのコネク
タ16に嵌合装着されることにより電光表示器10が電
源回路に装着されるようになっている。なお、LED1
4の輝度調整のための抵抗等の素子は上記電源回路に組
み込まれている。この場合、これら抵抗等の素子を直接
LED14に取り付けておくようにしてもよい。
【0020】図2に示すように、基板12の全体は、表
裏両面を形成する絶縁層20a,20bの間に、絶縁層
20cを挟んだ一対の導電層22a,22b(第1導電
層22a,第2導電層22b)が介装された多層構造と
されている。絶縁層20a〜20cおよび導電層22
a,22bはいずれも軟性材料から構成されており、当
実施の形態においては、絶縁層20a〜20cが軟性の
樹脂材料により形成される一方、導電層22a,22b
が銅箔により形成されている。なお、絶縁層20a〜2
0cや導電層22a,22bを形成する材料はこれに限
られるものではなく、例えば、絶縁層20a〜20cを
軟性ゴム等の材料により形成し、導電層22a,22b
を銅箔以外の金属箔により形成するようにしてもよい。
【0021】上記LED14は、同図に示すように、接
続端子としてアノード端子24およびカソード端子25
を有しており、これら端子24,25が表面側(図2で
は上側)から基板12に差し込まれる(刺し込まれる)
ことにより各LED14が基板12に装着されている。
このようにLED14が基板12に装着されると、各端
子24,25が各絶縁層20a〜20cの有する弾性圧
により挾持され、これによりLED14が基板12に保
持される。
【0022】各端子24,25において、アノード端子
24の長さはカソード端子25よりも長く形成されてい
る。また、基板12にLED14が取付けられた状態
で、同図に示すようにアノード端子24が各導電層22
a,22bを貫通してその先端が最も裏面側の絶縁層2
0bに達する一方、カソード端子25が表面側の第1導
電層22aのみを貫通してその先端が中間部分の絶縁層
20cに達するように各端子24,25の長さが設定さ
れている。さらに、アノード端子24については、基端
部からカソード端子25の先端に対応する位置にわたっ
て樹脂等の絶縁被覆24a(絶縁部)が形成されてい
る。つまり、LED14が基板12に装着されると、上
記のように各端子が導電層を貫通し、これにより各端子
と、該端子が貫通した導電層とが接触することとなる
が、アノード端子24については上記のように絶縁被覆
24aが形成されることにより、両導電層22a,22
bを貫通しながらも第2導電層22bとのみ接触するよ
うにされている。これにより基板12に取付けられたL
ED14は、カソード端子25が第1導電層22aにの
み、アノード端子24が第2導電層22bにのみそれぞ
れ接触している。
【0023】上記雌型コネクタ16は、図3に示すよう
にコネクタハウジング16aに端子28,29を備えて
いる。そして、各端子28,29が基板12に差し込ま
れるとともに、コネクタハウジング16aの裏面が基板
12の表面に接着されることにより雌型コネクタ16が
基板12に対して固定されている。
【0024】より詳しく説明すると、各端子28,29
は、例えば、基板12の表面と略平行に伸びて上記雄型
コネクタ18側の端子に接続される端子間接続部30a
と、この端子間接続部30aの基端部から基板12に向
かって伸びる基板間接続部30bとを有した逆L字型の
形状とされている。そして、基板間接続部30bについ
ては、その先端ががコネクタハウジング16aの下面か
ら下方に突出するようにされており、この突出部分が基
板12に差し込まれている。
【0025】ここで、端子28,29の各基板間接続部
30bは、上記LED14の各端子24,25と同様
に、一方の端子29の基板間接続部30bの長さが他方
の端子28の基板間接続部30bの長さよりも長く形成
されており、また、端子29の基板間接続部30bに絶
縁被覆31が形成されている。これにより同図に示すよ
うに一方の端子28が第1導電層22aにのみ、他方の
端子29が第2導電層22bにのみ接触している。
【0026】上記のように構成された電光表示器10に
おいては、コネクタ16,18を介して基板12の第2
導電層22bが例えば5V(ボルト)電源に接続される
一方、第1導電層22aが接地される。これにより各L
ED14に所定の電流が印加されて各LED14が点灯
し、所定の文字(「V」の文字)が電光表示されること
となる。
【0027】次に、上記のような電光表示器10の組立
て手順について説明する。電光表示器10を組立てるに
は、例えば、まず基板12の表面に、表示する絵や文字
の下書きをし、この下書きに沿ってLED14を装着す
る。具体的には、LED14を基板12に押し付けて各
端子24,25を基板12に差し込むことにより行う。
この際、LED14は、上記のように端子24,25が
導電層22a,22bのうちいずれか一方の導電層22
a,22bとのみ接続するようにその長さが設定され、
また、アノード端子24に絶縁被覆24aが形成されて
いるため、LED14を基板12に装着するだけで、こ
れと同時に各端子24,25を対応する導電層22a,
22bに電気的に接続することができる。
【0028】こうしてLED14を基板12に装着した
ら、次いで、雌型コネクタ16を基板12に装着する。
これにより電光表示器10の組立てが完了する。なお、
この場合も上記LED14の装着と同じ要領で雌型コネ
クタ16を装着することにより、雌型コネクタ16を基
板12に装着しつつ、これと同時に雌型コネクタ16の
各端子28,29を基板12の導電層22a,22bに
電気的に接続することができる。
【0029】以上のような電光表示器10によれば、上
述のように基板12の絶縁層20a〜20cが軟性の樹
脂材料により形成され、また、導電層22a,22bが
銅箔により形成されているため基板全体として可撓性に
優れている。そのため、例えば、図4に示すように、湾
曲形状を有するフレーム32に対して電光表示器10を
取り付ける等、目的に応じて適宜電光表示器10全体を
撓めて取り付けることができる。従って、立体的な電光
表示を容易に行うことができ、電光表示器による表示形
態や表示場所等の多様化を効果的に図ることができる。
【0030】また、電光表示器10の組立てに際して
は、上記のように基板12にLED14等を差し込むだ
けで容易にLED14を基板12に装着することがで
き、従来のようなハンダ付けが不要である。そのため、
極めて簡単かつ速やかにLED14を基板12に装着す
ることができ、電光表示器10の組立性が向上する。
【0031】しかも、基板12の面内であれば、任意の
位置にLED14を装着することができるため、部品装
着孔の位置によって基板に対するLEDの装着位置が制
限される従来のこの種の表示器に比べると、絵や文字等
をより自由に表示することができる。そのため、この点
においても、電光表示器による表示形態の自由度を高め
ることができる。
【0032】なお、雌型コネクタ16についても、同様
に、その取付け位置を自由に設定できるため、表示形態
や表示場所に応じて、最も都合のよい場所を選択して雌
型コネクタ16を取り付けることができるという利点が
ある。また、LED14や雌型コネクタ16の基板12
への装着は、上記のように各端子を基板12に差し込む
ことにより達成されるので、LED14や雌型コネクタ
16の位置を修正したい場合には、LED14や雌型コ
ネクタ16を基板12から引き抜いて再度装着すること
により、容易に装着位置を変更することができる。
【0033】さらに、基板12が軟性の樹脂材料(絶縁
層20a〜20c)や銅箔(導電層22a,22b)に
よって構成されているため、基板12をはさみやカッタ
ーによって容易に切断することができる。従って、基板
12を所望の表示サイズや表示形状に容易に加工して用
いることができるという特徴もある。
【0034】なお、上記電光表示器10では、基板12
の表面側にのみLED14を装着するようにしている
が、例えば、図5に示すように、基板12の裏面側にL
ED14を装着した電光表示器10を構成することもで
きる。このような電光表示器10によれば、基板12の
表裏両面を用いた立体的な電光表示を行うことができ、
表示形態をより多様化することができる。なお、この場
合、上述のように第2導電層22bが5V(ボルト)電
源に接続され、また、第1導電層22aが接地されてい
るので、基板12の裏面側に装着されるLED14につ
いては、同図に示すようにカソード端子25をアノード
端子24よりも長く形成し、カソード端子25が第2導
電層22bとのみ電気的に接触するようにカソード端子
25に絶縁被覆25aを形成するようにすればよい。
【0035】また、図6に示すように、第1〜第3の導
電層22a〜22cを基板12に設け、第1導電層22
aおよび第3導電層22cをそれぞれ5V(ボルト)電
源に断続可能に接続するとともに、第2導電層22bを
接地し、さらに、基板12の表面側に装着されるLED
14についてはアノード端子24を第1導電層22a
に、基板12の裏面側に装着されるLED14について
はアノード端子24を第3導電層22cに接続するよう
に構成してもよい。この場合、いずれのLED14もカ
ソード端子25は第2導電層22bに接続する。このよ
うな構成によれば、第1導電層22aおよび第3導電層
22cへの電源供給を個別に断続制御することによって
基板12の表裏各面のLED14をそれぞれ異なるタイ
ミング等で点灯させることができる。この場合、図7に
示すように、基板12の表面側に装着される一部のLE
D14について、アノード端子24が第3導電層22c
にのみ接続され得るようにLED14を構成すれば、基
板12の表面側に装着されたLED14についてもその
一部の点灯タイミング等を異ならせることができ、電光
表示形態の多様化を図ることができる。
【0036】さらに、図1及び図2に示した基板12に
おいて、各導電層22a,22bのうち、例えば、図8
に示すように第1導電層22aを基板12の中央で左右
(同図で左右)に分割した構造とし、第1導電層22a
の左右各層をそれぞれ5V(ボルト)電源に断続可能に
接続するとともに第2導電層22bを接地するような基
板12を構成してもよい。この構成によれば、第1導電
層22aの左右各層への電源供給をそれぞれ個別に断続
制御することによって、基板12の左側の領域に装着さ
れたLED14と、右側の領域に装着されたLED14
とをそれぞれ異なるタイミング等で点灯させることがで
きる。
【0037】また、基板12に対して個々にLED14
を装着する以外に、例えば、図9に示すように、複数の
LED14をベース部材34に並べて取付け、これらL
ED14の各アノード端子24および各カソード端子2
5をそれぞれ電気的に一つにまとめた組立体を構成し、
これを基板12に装着して電光表示器10を構成するよ
うにしてもよい。さらに、この組立体を、図10に示す
ような透明、あるいは半透明なケース部材36等に収納
して基板12に装着するようにしてもよい。このような
LED14の組立体を用いるようにすれば、電光表示の
形態をより多様化することができる。
【0038】さらに、上記電光表示器10では基板12
に予め雌型コネクタ16を装着し、これに雄型コネクタ
18を嵌合装着することによって電光表示器10を電源
回路に接続するようにしているが、例えば、雄型コネク
タ18を省略し、コネクタ16を電線を介して直接電源
回路に接続しておくようにしてもよい。この場合、例え
ば、電光表示器10の使用直前に、コネクタ16の各端
子28,29の基板間接続部30bを基板12に差し込
んでコネクタ16を電光表示器10の最適な位置に装着
するようにすればよい。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を用いて説明する。図11は、本発明に係る別の基
板を用いた電光表示器(本発明に係る電光表示器)を示
す断面図である。この図に示す電光表示器50も基本的
には、基板52にLED54と、電源接続のためのコネ
クタ(図示せず)とを備えている点で上記第1の実施の
形態の電光表示器10と構成が共通している。しかし、
この電光表示器50では、以下の点において電光表示器
10と構成が相違している。
【0040】すなわち、この電光表示器50の基板52
は、全体が軟性の絶縁材料、例えば軟性の樹脂材料から
形成され、その内部には、互いに平行に伸びる細長の中
空部56が多数形成されている。
【0041】基板52は、同図および図12示すよう
に、表層51aおよび裏層51bが張り合わされること
により構成されており、上記中空部56は、各層51
a,51bに形成された溝部分により形成されている。
すなわち、これら各層51a,51bにより本発明の絶
縁部材が形成されている。各中空部56には、該中空部
56の長手方向(図11の紙面に直交する方向)に伸び
る左右(同図で左右)一対の端子62a,62b(導電
部材)が設けられている。
【0042】各端子62a,62bは銅製の板ばねから
なり、図12に示すように、細長の基端部64の先端
に、湾曲形状の多数の接触部66を上記長手方向に並べ
て備えている。そして、基端部64が表裏各層51a,
51bに差し込まれることによりそれぞれ基板52に取
付けられている。
【0043】各端子62a,62bの接触部66は、同
図に示すように互いに接近する方向に向かって湾曲形成
され、その間隔は、LED54に設けられるアノードお
よびカソードの各端子55a,55bの間隔よりも若干
狭く設定されている。
【0044】また、上記基板52の表裏両面には、上記
LED54を装着するための左右一対の装着孔70が各
層51a,51bに形成されている。装着孔70は、各
中空部56に沿って、上記接触部66に対応して穿設さ
れており、各装着孔70の孔径は、例えばLED54の
各端子55a,55bの径と同寸法か、あるいは若干小
さく形成されている。
【0045】LED54は、基本的には第1実施の形態
で用いられるLED14と同じものであるが、各端子5
5a,55bの長さが等しく、また、絶縁被覆24a等
が形成されていない点において構成が相違している。
【0046】各LED54は、各端子55a,55bが
上記装着孔70を介して基板52に差し込まれることに
より基板52に装着され、この状態で、各端子55a,
55bが基板52の各端子62a,62bの接触部66
に接触している。そして、基板54の各端子62a,6
2bがLED54の各端子62a,62bに圧接するこ
とによりLED54が基板52に保持されている。
【0047】基板52には、さらに、各中空部56に配
設された端子62a,62bを電源に接続するための図
13に示すような中継部材72が装着されている。
【0048】中継部材72は、一対の端子76a、76
bを基台74に貫通固定した構造を有しており、各端子
76a、76bの基台下方に突出する部分が上記装着孔
70に差し込まれることにより、LED54と同じ要領
で基板52に装着される。
【0049】そして、詳しく図示していないが、電線を
介して電源回路に接続されるコネクタ78が基板52の
表面側においてこの中継部材72に装着される、すなわ
ち、中継部材72の各端子76a,76bにコネクタ7
8が装着されて該コネクタ内の端子に中継部材72の各
端子76a,76bが接続されることにより基板52の
各端子62a,62bが電源回路に接続されている。な
お、中継部材72は、例えば、各中空部56に対応して
その端部位置において基板52に装着されている。
【0050】そして、上記の電光表示器50において
は、基板52の各中空部56に配設された端子62a,
62bのうち一方側の端子62aが例えば5V(ボル
ト)電源に接続されるとともに、他方側の端子62bが
接地され、これにより各LED54に所定の電流が印加
されてLED54が点灯し、これにより電光表示が行わ
れるようになっている。
【0051】以上のように構成された第2の実施の形態
に係る電光表示器50によれば、上述のように表層51
aおよび裏層51bが軟性の樹脂材料により形成されて
いるため、端子62a,62bの長手方向と直交する方
向(図11の左右方向)については電光表示器50を容
易に撓めることができる。そのため、湾曲したフレーム
に対して電光表示器50を取り付ける等、目的に応じて
電光表示器50全体を撓めて取り付けることができる。
従って、端子62a,62bの存在により方向的な制限
はあるものの、上記第1の実施の形態の電光表示器10
と同様に、表示形態や表示場所等の多様化を効果的に図
ることができる。
【0052】また、電光表示器50の組立てに際して
は、基板52にLED54等を差し込むだけで容易にL
ED54を基板52に装着することができ、従来のよう
なハンダ付けが不要である。そのため、LED54の装
着を極めて簡単に行うことができ、この点においても第
1の実施の形態の電光表示器10と同様の効果を得るこ
とができる。しかも、電光表示器50については、上記
のように基板52の各端子62a,62bがLED54
の各端子55a,55bに圧接するようになっているた
め、基板52に対してLED54を繰り返し脱着する場
合でもLED54を確実に基板52に保持することがで
きるという特徴がある。すなわち、第1の実施の形態の
電光表示器10のように、LED14の各端子24,2
5を絶縁層20a〜20cの弾性圧によって保持する場
合には、LED14を同一箇所に対して繰り返し抜き差
していると、各端子24,25の装着孔が拡大してLE
D14が基板12から脱落し易くなることが考えられる
が、第2の実施の形態の電光表示器50によればそのよ
うなことが一切なく、LED54を同一箇所に対して繰
り返し脱着しても確実に基板52に保持することができ
る。また、上記電光表示器50の構成によれば、第1の
実施の形態の電光表示器10のように、LEDの各端子
を異なる長さに形成したり、また、端子に絶縁被覆を形
成する必要がなく、この点において構成を簡略化できる
という利点もある。
【0053】なお、図11、12に示した電光表示器5
0では、基板52の各端子62a,62bに、その長手
方向に分割された多数の接触部66を形成し、各装着孔
70を各接触部66に対応するように中空部56に沿っ
て形成しているが、例えば、図14に示すように、端子
62a,62bの長手方向に連続する接触部66を形成
し、さらに、装着孔70を省略してその代わりにLED
54の各端子55a,55bの差し込み位置を指示する
平行なライン79a,79bを記すようにしてもよい。
このようにすれば、LED54の各端子55a,55b
を各ライン79a,79b上の任意の位置において差し
込むことでLED54を基板52の端子62a,62b
に接触させた状態で装着することができ、端子62a,
62bの長手方向におけるLED54の装着位置が装着
孔70の位置に制限されることがなくなる。そのため、
LED54の装着位置の自由度を高めることができる。
【0054】また、上記電光表示器50では、中継部材
72を基板52に装着し、コネクタ78を該中継部材7
2に装着することにより各中空部56に配設された各端
子62a,62bを電源回路に接続するようにしている
が、例えば、中継部材72を省略し、その代わりに上記
コネクタ78に一対の端子を突設し、これら端子を装着
孔70に差し込み各端子62a,62bに接続するよう
にしてもよい。このような構成によれば、中継部材72
が不要となり、電光表示器50の構成を簡略化すること
ができる。この場合、各中空部56の各端子62a,6
2bに対して一体に接続可能な多数の端子を備えたコネ
クタ78を形成するようにしてもよい。
【0055】なお、第2の実施の形態の電光表示器50
においても、第1の実施の形態の電光表示器10と同様
に、図9や図10に示すようなLEDの組立体を構成
し、この組立体を基板52に装着するようにしてもよい
ことは言うまでもない。
【0056】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を用いて説明する。図15は、本発明に係る別の基
板を用いた電光表示器(本発明に係る電光表示器)を示
す断面図である。この図に示す電光表示器50も基本的
には第1の実施の形態の電光表示器10と同様に、基板
82に、LED92と、電源接続のためのコネクタ(図
示せず)とを備えている。
【0057】基板82は、表裏両面を形成する絶縁層8
4a,84bを有し、これらの間に、絶縁層84cを挟
んだ一対の導電層86,88(第1導電層86,第2導
電層88)が介装された多層構造とされている。絶縁層
84a〜84cはいずれも軟性材料から構成されてお
り、当実施の形態では、軟性の樹脂材料により各絶縁層
84a〜84cが形成されている。一方、導電層86,
88は弾性変形可能な金属性の薄板(板ばね)により形
成されており、当実施の形態においては、銅板により各
導電層86,88が形成されている。
【0058】各導電層86、88およびこれら各導電層
86,88の間に介装される絶縁層84cには、それぞ
れ左右方向(同図で左右方向)に等ピッチで、かつこの
方向と直交する方向(図15では紙面に直交する方向
に)に延びる開口部が形成され、これにより基板82の
内部に互いに平行に延びる細長の中空部85が形成され
ている。そして、各導電層86,88の各開口縁部から
延設されて各中空部85内に延びる一対の湾曲した端子
部87,89(延設部)が各中空部85に設けられ、こ
れら端子部87,89が中空部85内において相対向し
ている。
【0059】そして、基板82の表裏各面を形成する絶
縁層84a,84bには、LED92を装着するための
左右一対の装着孔90が上記中空部85に沿って所定の
間隔で穿設されており、この装着孔90にLED92の
各端子93a,93bが差し込まれることによりLED
92が基板82に装着されている。
【0060】LED92は、第2実施の形態で用いられ
るLED54と同じものであり、基板52に装着された
状態では、同図に示すように基板82の各端子部87,
89がLED92の各端子93a,93bに対して圧接
し、これによりLED92が基板82に保持されてい
る。
【0061】なお、図示を省略するが、装着孔90(2
つ一組の装着孔90)のうち任意の一箇所には、第2の
実施の形態の電光表示器50と同様の中継部材(図13
参照)が装着され、電源回路に接続されたコネクタがこ
の中継部材に装着されることにより基板52の各導電層
86,88が電源回路に接続されている。
【0062】そして、上記の電光表示器80において
は、基板82の各導電層86,88のうち一方の導電層
86が例えば5V(ボルト)電源に接続されるととも
に、他方側の導電層88が接地され、これにより各導電
層86,88の端子部87,89を介して各LED54
に所定の電流が印加されてLED92が点灯して所定の
電光表示が行われるようになっている。
【0063】以上のように構成された第3の実施の形態
に係る電光表示器80によれば、上述のように絶縁層8
4a〜84cが軟性の樹脂材料により形成されるととも
に、各導電層86,88が弾性変形可能な薄板から形成
されているので、端子部87,89の長手方向と直交す
る方向(図15では左右方向)であれば、電光表示器8
0を撓めて取り付ける等することができる。従って、端
子部87,89の存在により方向的な制限はあるもの
の、上記第1、あるいは第2の実施の形態の電光表示器
10,50と同様に、表示形態や表示場所等の多様化を
効果的に図ることができる。
【0064】また、電光表示器80の組立てに際して
は、基板82にLED92を差し込むだけで容易にLE
D92を基板82に装着することができるため組立てが
容易で、また、基板82へLED92を装着すると、基
板82の各端子部87,89がLED92の各端子93
a,93bに圧接するようになっているため、基板82
に対してLED92を繰り返し脱着する場合でもLED
92を確実に基板82に保持することができる。また、
第1の実施の形態の電光表示器10のように、LEDの
各端子を異なる長さに形成したり、また、端子に絶縁被
覆を形成する必要がなく構成を簡略化できる。この点、
第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0065】しかも、基板82の製作については、例え
ば、プレス加工により図16に示すような導電層86
(88)を形成し、これを別途成形した絶縁層84a〜
84cと一体化することにより容易に基板82を製作す
ることができる。そのため、各導電層86,88の端子
部87,89をLED92の各端子93a,93bに圧
接させるような上記の構造を採用しながらも、比較的に
容易に基板82を製作できるという特徴がある。その
上、装着孔90(2つ一組の装着孔90)のうち任意の
一箇所に中継部材を差し込み、該中継部材を介して基板
82を電源回路に接続すれば全てのLED92を点灯さ
せることができるので、第2の実施の形態の電光表示器
50に比べると電源の集中化が容易に達成されるという
特徴がある。
【0066】なお、上記電光表示器80においては、各
端子部87,89の長手方向に所定のピッチでスリット
状の切り込みを形成し、これにより図12に示す端子6
2a(あるいは端子62b)の如く、各装着孔90にそ
れぞれ対応する分割構造の端子部を設けるようにしても
よい。このようにすれば、各LED92に対する端子部
の圧接力が均等に作用することとなりLED92の保持
性能が向上する。しかも、各端子部がその長手方向に分
割された構造であるため、基板82をこの方向へ撓める
ことが可能になるという利点もある。
【0067】さらに、上記の電光表示器80において
も、図14の例の如く、装着孔90を省略してその代わ
りにLED92の各端子93a,93bの差し込み位置
を指示する平行なラインを記すようにしてもよい。この
ようにすれば、各端子部87,89の長手方向における
LED92の装着位置が装着孔90の位置に制限される
ことがなくなり、LED92の装着位置の自由度を高め
ることが可能となる。
【0068】なお、第3の実施の形態の電光表示器80
においても、第1や第2の実施の形態の電光表示器1
0,50と同様、基板82の表裏両面にLED92を装
着して立体的な電光表示を行ったり、図9や図10に示
すようなLEDの組立体を構成し、この組立体を基板5
2に装着するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0069】ところで、以上の説明では、本発明に係る
基板を用いて電光表示器10,50,80(本発明に係
る電光表示器)を構成しているが、本発明の基板の用途
は電光表示器に限られず、勿論、各種の電気機器を構成
するための基板として用いることもできる。そのため、
基板の細部の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、その用途に応じて適宜変更するようにすればよい。
また、電光表示器の細部の構成も、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で、適宜変更することが可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基板は、
表裏に絶縁層を備え、これら表裏絶縁層の間に、複数の
導電層をそれぞれ絶縁層を介して積層配置するととも
に、上記各絶縁層および導電層をそれぞれ軟性材料から
形成するようにしたので、基板を十分に撓めることがで
きる。また、接続端子を基板に差し込んで導電層に貫通
させるだけで部品を容易に基板に装着することができ
る。この場合、導電層の存在する部分であれば任意の箇
所に部品を取付けることができる。
【0071】従って、例えば、発光素子の各接続端子が
それぞれ異なる導電層とのみ電気的に接触するように発
光素子を上記基板に差し込んで電光表示器を構成すれ
ば、湾曲部分に対して電光表示器を取り付ける等、目的
に応じて適宜電光表示器を撓めて取り付けることができ
る。従って、立体的な電光表示等を容易に行うことがで
き、電光表示器による表示形態や表示場所等の多様化を
効果的に図ることができる。また、電光表示器の組立て
に際しては、基板に発光素子を差し込むだけで容易に発
光素子を基板に装着することができるため、極めて簡単
かつ速やかに電光表示器を組み立てることができる。し
かも、基板の面内であれば、任意の位置に発光素子を装
着することができるため、部品装着孔の位置によって基
板に対する発光素子の装着位置が制限される従来のこの
種の表示器に比べると絵や文字をより自由に表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電光表示器(第1の実施の形態)
を示す斜視図である。
【図2】電光表示器を示す図1のA−A断面図である。
【図3】雌型コネクタの構成および取付け構造を示す図
1のB−B断面図である。
【図4】電光表示器の取付け例を示す図である。
【図5】電光表示器の他の例を示す図2に対応する図で
ある。
【図6】電光表示器の他の例を示す図2に対応する図で
ある。
【図7】電光表示器の他の例を示す図6に対応する図で
ある。
【図8】電光表示器に用いる基板の他の例を示す斜視図
である。
【図9】電光表示器を構成するLEDの別の例を示す図
である。
【図10】電光表示器を構成するLEDの別の例を示す
図である。
【図11】本発明に係る電光表示器(第2の実施の形
態)を示す断面図である。
【図12】電光表示器を示す斜視分解略図である。
【図13】基板の電源回路への接続構造を説明する断面
図である。
【図14】電光表示器に用いる基板の他の例を示す斜視
図である。
【図15】本発明に係る電光表示器(第3の実施の形
態)を示す断面図である。
【図16】導電層の構成を示す斜視概略図である。
【符号の説明】
10,50,80 電光表示器 12,52,82 基板 14 LED 16 雌型コネクタ 18 雄型コネクタ 20a〜20c 絶縁層 22a,22b 導電層 24 アノード端子 24a 絶縁被覆 25 カソード端子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏に絶縁層を有し、これら表裏の絶縁
    層の間に、複数の導電層がそれぞれ絶縁層を介して積層
    配置されるとともに、上記各絶縁層および導電層がそれ
    ぞれ軟性材料から形成されていることを特徴とする基
    板。
  2. 【請求項2】 上記絶縁層は、樹脂又はゴムのいずれか
    の材料により形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の基板。
  3. 【請求項3】 上記導電層は、金属箔から形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の基板。
  4. 【請求項4】 軟性材料から形成される板状の絶縁部材
    に、互いに平行に伸びる複数の導電部材が埋設されてい
    ることを特徴とする基板。
  5. 【請求項5】 上記絶縁部材の内部に、互いに平行に伸
    びる複数の中空部が形成され、各中空部に一対の上記導
    電部材が配設されるとともに、これら導電部材が相対向
    する方向に弾性変形可能に形成されていることを特徴と
    する請求項4記載の基板。
  6. 【請求項6】 弾性変形可能な金属薄板からなる導電層
    が上記各中空部を挾んで積層配置され、各導電層におけ
    る各中空部への対応箇所に開口部が形成されるととも
    に、上記一対の導電部材として、各導電層の上記開口縁
    部から各中空部内に延設されて相対向する一対の延設部
    が上記各導電層に設けられていることを特徴とする請求
    項5記載の基板。
  7. 【請求項7】 上記絶縁部材は、樹脂又はゴムのいずれ
    かの材料により形成されていることを特徴とする請求項
    4乃至6のいずれかに記載の基板。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3のいずれかに記載の基板
    に発光素子を装着してなる電光表示器であって、発光素
    子の接続端子が基板に差し込まれることにより基板の表
    面および裏面の少なくとも一方の面に発光素子が装着さ
    れるとともに上記導電層を電源に接続する接続部材が基
    板に装着され、上記発光素子の接続端子には、各接続端
    子がそれぞれ異なる導電層とのみ電気的に接触するよう
    に、接触不要な導電層に対応する部分に絶縁部が形成さ
    れていることを特徴とする電光表示器。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至7のいずれかに記載の基板
    に発光素子を装着してなる電光表示器であって、発光素
    子に設けられた接続端子が基板に差し込まれることによ
    り基板の表面および裏面の少なくとも一方の面に発光素
    子が装着されるとともに上記導電部材を電源に接続する
    接続部材が基板に装着され、各接続端子がそれぞれ異な
    る導電部材とのみ電気的に接触するように上記発光素子
    が基板に装着されていることを特徴とする電光表示器。
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