JPH079414Y2 - フレキシブルプリント配線板 - Google Patents
フレキシブルプリント配線板Info
- Publication number
- JPH079414Y2 JPH079414Y2 JP1988031264U JP3126488U JPH079414Y2 JP H079414 Y2 JPH079414 Y2 JP H079414Y2 JP 1988031264 U JP1988031264 U JP 1988031264U JP 3126488 U JP3126488 U JP 3126488U JP H079414 Y2 JPH079414 Y2 JP H079414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- wiring board
- flexible printed
- anisotropic conductive
- conductive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Crystal (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、フレキシブルプリント配線板に関するもので
あり、液晶表面板との接続に特に適するものである。
あり、液晶表面板との接続に特に適するものである。
［従来の技術］ 従来、狭い空間に電子部品を効率良く実装するためにフ
レキシブルプリント配線板が広く用いられている。フレ
キシブルプリント配線板は、ポリイミド樹脂などをベー
スフィルムとした可撓性の高い銅張板にパターン加工を
施したものであり、通常、絶縁及び紡錆・防傷用のカバ
ーフィルムで被覆して使用される。
レキシブルプリント配線板が広く用いられている。フレ
キシブルプリント配線板は、ポリイミド樹脂などをベー
スフィルムとした可撓性の高い銅張板にパターン加工を
施したものであり、通常、絶縁及び紡錆・防傷用のカバ
ーフィルムで被覆して使用される。
また、従来、液晶表示板とフレキシブルプリント配線板
の各電極パターンを接続するためのフィルム状コネクタ
として、異方導電性テープが商品化されている。異方導
電性テープは、例えば特開昭62-101042号公報に記載さ
れているように、電極間隔よりも小さな金線・カーボン
繊維などからなる柱形の導体を２次元マトリクス状に並
べたり、ニッケルボール又は低融点の半田などからなる
粒子を分散させ、絶縁体を兼ねるテープ状の接着剤中に
埋め込んだものである。異方導電性テープの下面をフレ
キシブルプリント配線板に接着（仮接着）した後、異方
導電性テープの上面を覆っている離型紙を剥がし、異方
導電性テープの上面を液晶表示板に接着（本接着）する
ことにより、異方導電性テープの上下両面に電極パター
ンが存在する部分だけが導通する。導体の直径は電極間
隔よりも小さいので、隣接する電極が短絡されることは
ない。
の各電極パターンを接続するためのフィルム状コネクタ
として、異方導電性テープが商品化されている。異方導
電性テープは、例えば特開昭62-101042号公報に記載さ
れているように、電極間隔よりも小さな金線・カーボン
繊維などからなる柱形の導体を２次元マトリクス状に並
べたり、ニッケルボール又は低融点の半田などからなる
粒子を分散させ、絶縁体を兼ねるテープ状の接着剤中に
埋め込んだものである。異方導電性テープの下面をフレ
キシブルプリント配線板に接着（仮接着）した後、異方
導電性テープの上面を覆っている離型紙を剥がし、異方
導電性テープの上面を液晶表示板に接着（本接着）する
ことにより、異方導電性テープの上下両面に電極パター
ンが存在する部分だけが導通する。導体の直径は電極間
隔よりも小さいので、隣接する電極が短絡されることは
ない。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、上述の従来技術にあっては、フレキシブルプ
リント配線板における電極パターンの配列部分の形状と
異方導電性テープの形状が余り変わらない場合、特に、
長さが余り変わらない場合には、フレキシブルプリント
配線板に異方導電性テープの下面を仮接着した後に、異
方導電性テープの上面を覆っている離型紙を持ちにくい
ので、これを剥がす作業が困難になるという問題があっ
た。
リント配線板における電極パターンの配列部分の形状と
異方導電性テープの形状が余り変わらない場合、特に、
長さが余り変わらない場合には、フレキシブルプリント
配線板に異方導電性テープの下面を仮接着した後に、異
方導電性テープの上面を覆っている離型紙を持ちにくい
ので、これを剥がす作業が困難になるという問題があっ
た。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、異方導電性テープの仮接着後に
離型紙を剥がし易いフレキシブルプリント配線板を提供
することにある。
の目的とするところは、異方導電性テープの仮接着後に
離型紙を剥がし易いフレキシブルプリント配線板を提供
することにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案に係るフレキシブルプリント配線板にあっては、
上記の課題を解決するために、第１図に示すように、複
数の電極パターンA,B,…,U,Vを配列され、電極パターン
の配列部分に厚み方向の導電性が高い異方導電性テープ
３を接着され、フレキシブルプリント配線板の端部から
突出するように異方導電性テープ３で覆われない突起２
を備えることを特徴とするものである。
上記の課題を解決するために、第１図に示すように、複
数の電極パターンA,B,…,U,Vを配列され、電極パターン
の配列部分に厚み方向の導電性が高い異方導電性テープ
３を接着され、フレキシブルプリント配線板の端部から
突出するように異方導電性テープ３で覆われない突起２
を備えることを特徴とするものである。
［作用］ 本考案にあっては、このように、フレキシブルプリント
配線板の端部から突出するように異方導電性テープ３で
覆われない突起２を設けたから、異方導電性テープ３を
フレキシブルプリント配線板１に仮接着した状態で、異
方導電性テープ３と共にフレキシブルプリント配線板１
を曲げれば、第２図に示すように、異方導電性テープ３
の上面を覆う離型紙４の一部分が異方導電性テープ３か
ら浮き上がる。この浮き上がった部分を持って離型紙４
を引っ張ることにより、離型紙４の全部分を容易に剥離
することができる。
配線板の端部から突出するように異方導電性テープ３で
覆われない突起２を設けたから、異方導電性テープ３を
フレキシブルプリント配線板１に仮接着した状態で、異
方導電性テープ３と共にフレキシブルプリント配線板１
を曲げれば、第２図に示すように、異方導電性テープ３
の上面を覆う離型紙４の一部分が異方導電性テープ３か
ら浮き上がる。この浮き上がった部分を持って離型紙４
を引っ張ることにより、離型紙４の全部分を容易に剥離
することができる。
［実施例］ 第１図は本考案の一実施例の斜視図である。本実施例に
あっては、フレキシブルプリント配線板１における電極
パターンA,B,…,Vの配列方向に沿って異方導電性テープ
３が接着され、突起２は異方導電性テープ３の長手方向
の端部近傍に、長手方向に対して垂直な方向に突出され
ている。本実施例のフレキシブルプリント配線板１に、
異方導電性テープ３を介して液晶表示板（図示せず）を
接続する工程について説明する。
あっては、フレキシブルプリント配線板１における電極
パターンA,B,…,Vの配列方向に沿って異方導電性テープ
３が接着され、突起２は異方導電性テープ３の長手方向
の端部近傍に、長手方向に対して垂直な方向に突出され
ている。本実施例のフレキシブルプリント配線板１に、
異方導電性テープ３を介して液晶表示板（図示せず）を
接続する工程について説明する。
仮接着工程 まず、フレキシブルプリント配線板１における電極パタ
ーンA,B,…,Vが配列された部分に、異方導電性テープ３
の下面を接着（仮接着）する。仮接着は例えば温度120
℃、圧力6kg/cm2、時間10秒の熱圧着により行う。
ーンA,B,…,Vが配列された部分に、異方導電性テープ３
の下面を接着（仮接着）する。仮接着は例えば温度120
℃、圧力6kg/cm2、時間10秒の熱圧着により行う。
剥離工程 仮接着が終了した段階では、異方導電性テープ３の上面
には離型紙４が貼り付けられた状態となっているので、
この離型紙４を剥がして、異方導電性テープ３の上面を
露出させる。
には離型紙４が貼り付けられた状態となっているので、
この離型紙４を剥がして、異方導電性テープ３の上面を
露出させる。
位置決め工程 そして、この露出した異方導電性テープ３の上面に、液
晶表示板の電極パターンが形成された部分を位置決めし
て面接触させ、仮固定する。
晶表示板の電極パターンが形成された部分を位置決めし
て面接触させ、仮固定する。
本接着工程 最後に、異方導電性テープ３の上面と液晶表示板とを接
着（本接着）する。本接着は例えば温度180℃、圧力6kg
/cm2、時間30秒の熱圧着により行う。現在のところ電極
間隔0.2mmで隣接電極間の絶縁抵抗は109Ω以上、対向電
極間の導通抵抗は３Ω／mm2が得られており、接着後の
接着力も強い。
着（本接着）する。本接着は例えば温度180℃、圧力6kg
/cm2、時間30秒の熱圧着により行う。現在のところ電極
間隔0.2mmで隣接電極間の絶縁抵抗は109Ω以上、対向電
極間の導通抵抗は３Ω／mm2が得られており、接着後の
接着力も強い。
ところで、上記の剥離工程において、フレキシブルプ
リント配線板１における電極パターンA,B,…,Vが配列さ
れた部分の形状、特に配列方向の長さが、異方導電性テ
ープ３と余り変わらない場合には、異方導電性テープ３
の離型紙４のみをつかむことは難しい。そこで、本考案
にあっては、第１図に示すように、電極パターンA,B,
…,Vの配列部分の近傍に異方導電性テープ３で覆われな
い突起２を設けて、この突起２を持ってフレキシブルプ
リント配線板１を曲げることにより、離型紙４の一部を
浮き上がらせて、離型紙４を剥がし易くしている。特
に、本実施例にあっては、この突起２をフレキシブルプ
リント配線板の端部から突出するように設けたので、第
２図に示すように、突起２を持ってフレキシブルプリン
ト配線板１を丸めるように変形させれば、離型紙４の端
部を浮き上がらせることができ、この端部を引っ張るこ
とにより、離型紙４の全部分を容易に剥離することがで
きる。また、突起２を異方導電性テープ３の長手方向に
対して垂直な方向に突出させたので、異方導電性テープ
３の長手方向の延長上でない部分に突起２が存在するこ
とになり、したがって、離型紙４の端部を持つ際に、突
起２を持った手が邪魔にならないものである。
リント配線板１における電極パターンA,B,…,Vが配列さ
れた部分の形状、特に配列方向の長さが、異方導電性テ
ープ３と余り変わらない場合には、異方導電性テープ３
の離型紙４のみをつかむことは難しい。そこで、本考案
にあっては、第１図に示すように、電極パターンA,B,
…,Vの配列部分の近傍に異方導電性テープ３で覆われな
い突起２を設けて、この突起２を持ってフレキシブルプ
リント配線板１を曲げることにより、離型紙４の一部を
浮き上がらせて、離型紙４を剥がし易くしている。特
に、本実施例にあっては、この突起２をフレキシブルプ
リント配線板の端部から突出するように設けたので、第
２図に示すように、突起２を持ってフレキシブルプリン
ト配線板１を丸めるように変形させれば、離型紙４の端
部を浮き上がらせることができ、この端部を引っ張るこ
とにより、離型紙４の全部分を容易に剥離することがで
きる。また、突起２を異方導電性テープ３の長手方向に
対して垂直な方向に突出させたので、異方導電性テープ
３の長手方向の延長上でない部分に突起２が存在するこ
とになり、したがって、離型紙４の端部を持つ際に、突
起２を持った手が邪魔にならないものである。
第３図は本考案のさらに具体的な実施例の要部正面図で
ある。図において、一点鎖線で示した部分に、異方導電
性テープ３が仮接着され、その上面に離型紙４が貼り付
けられているものである。フレキシブルプリント配線板
１は、ポリイミド樹脂よりなるベースフィルムに、圧延
銅箔のような可撓性に富んだ金属箔を張り付けて、この
金属箔をエッチングによりパターニングした電極パター
ンA,B,…,Vを有している。電極パターンA,B,…,Vにおけ
る異方導電性テープ３と接着される部分には、電気的接
触を確実にするために表面に金メッキが施され、その以
外の部分は絶縁フィルムで被覆されている。
ある。図において、一点鎖線で示した部分に、異方導電
性テープ３が仮接着され、その上面に離型紙４が貼り付
けられているものである。フレキシブルプリント配線板
１は、ポリイミド樹脂よりなるベースフィルムに、圧延
銅箔のような可撓性に富んだ金属箔を張り付けて、この
金属箔をエッチングによりパターニングした電極パター
ンA,B,…,Vを有している。電極パターンA,B,…,Vにおけ
る異方導電性テープ３と接着される部分には、電気的接
触を確実にするために表面に金メッキが施され、その以
外の部分は絶縁フィルムで被覆されている。
［考案の効果］ 本考案は上述のように、複数の電極パターンを配列さ
れ、電極パターンの配列部分に厚み方向の導電性が高い
異方導電性テープを接着されたフレキシブルプリント配
線板フレキシブルプリント配線板の端部から突出するよ
うに異方導電性テープで覆われない突起を設けたから、
仮接着された異方導電性テープと共にフレキシブルプリ
ント配線板を曲げれば、異方導電性テープの上面を覆う
離型紙の一部分が異方導電性テープから浮き上がるの
で、この浮き上がった部分を持って引っ張ることにより
離型紙を剥がし易くなるという効果がある。しかも、突
起を設けるだけで良いので、フレキシブルプリント配線
板の外形を大きく拡げる必要はなく、フレキシブルプリ
ント配線板における電極パターンの配列部分の面積を小
さくすることができ、小型化に寄与できるという効果が
ある。
れ、電極パターンの配列部分に厚み方向の導電性が高い
異方導電性テープを接着されたフレキシブルプリント配
線板フレキシブルプリント配線板の端部から突出するよ
うに異方導電性テープで覆われない突起を設けたから、
仮接着された異方導電性テープと共にフレキシブルプリ
ント配線板を曲げれば、異方導電性テープの上面を覆う
離型紙の一部分が異方導電性テープから浮き上がるの
で、この浮き上がった部分を持って引っ張ることにより
離型紙を剥がし易くなるという効果がある。しかも、突
起を設けるだけで良いので、フレキシブルプリント配線
板の外形を大きく拡げる必要はなく、フレキシブルプリ
ント配線板における電極パターンの配列部分の面積を小
さくすることができ、小型化に寄与できるという効果が
ある。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は同上の使
用状態を示す斜視図、第３図は本考案のさらに具体的な
実施例の要部正面図である。 １はフレキシブルプリント配線板、２は突起、３は異方
導電性テープ、４は離型紙である。
用状態を示す斜視図、第３図は本考案のさらに具体的な
実施例の要部正面図である。 １はフレキシブルプリント配線板、２は突起、３は異方
導電性テープ、４は離型紙である。
Claims (2)
- 【請求項１】複数の電極パターンが配列されたフレキシ
ブルプリント配線板の端部に沿うように厚み方向に導電
性が高い異方導電性テープが接着される接続構造におい
て、異方導電性テープ端近傍の該フレキシブルプリント
配線板の端部から突出するように異方導電性テープで覆
われない突起を備えたことを特徴とするフレキシブルプ
リント配線板。 - 【請求項２】異方導電性テープは長手方向が電極パター
ンの配列方向と一致するように接着され、突起は異方導
電性テープの長手方向に対して垂直な方向に上記フレキ
シブルプリント配線板の端部から突出されていることを
特徴とする請求項１記載のフレキシブルプリント配線
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031264U JPH079414Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | フレキシブルプリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031264U JPH079414Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | フレキシブルプリント配線板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135766U JPH01135766U (ja) | 1989-09-18 |
| JPH079414Y2 true JPH079414Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31256999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988031264U Expired - Lifetime JPH079414Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | フレキシブルプリント配線板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079414Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55162267U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-21 | ||
| JPS60140979U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-18 | 稲垣 明治 | 粘着剤つきラベル |
| JPH0642376Y2 (ja) * | 1985-01-21 | 1994-11-02 | ミノルタカメラ株式会社 | フレキシブルプリント基板の配設構造 |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP1988031264U patent/JPH079414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135766U (ja) | 1989-09-18 |
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