JPS6217997Y2 - - Google Patents

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JPS6217997Y2
JPS6217997Y2 JP1985164442U JP16444285U JPS6217997Y2 JP S6217997 Y2 JPS6217997 Y2 JP S6217997Y2 JP 1985164442 U JP1985164442 U JP 1985164442U JP 16444285 U JP16444285 U JP 16444285U JP S6217997 Y2 JPS6217997 Y2 JP S6217997Y2
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JP1985164442U
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Description

【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉 本考案は、液晶表示装置などのような電子部品
における接続構造に関し、もつと詳しくは、電子
部品の複数の端子の取出し構造に関する。 〈従来技術〉 第1図は先行技術の分解斜視図である。液晶表
示装置などにおいて、剛性の基板1の一表面に
は、複数の端子片2が第1図の左右方向に間隔を
あけて並置されている。この端子片2を配線シー
ト3の複数の端子4に個別的に接続するために、
基板1と配線シート3との間に介在部材5が介在
される。この介在部材5は、基板1の端子片2と
配線シート3の端子4とを個別的に電気的に接続
するために、その厚み方向(第1図の上下方向)
に電気的に導通する複数の導電体を有する。この
導電体は、端子片2の並置方向(第1図の左右方
向)に間隔をあけて、相互に絶縁して設けられて
いる。介在部材5は支持枠6によつて支持され
る。軸直角断面が大略的にU字状に形成されたば
ね7は、基板1と配線シート3とを、それらの間
に介在部材5および支持枠6が設けられた状態
で、相互の近接方向にばね付勢する。このような
先行技術は、端子片2と配線シート3の端子4と
を半田づけする必要がないという優れた利点を有
しているけれども、ばね7を必要とするところか
ら、接続部での構造が比較的大きいという欠点が
ある。 〈目 的〉 したがつて本考案の主な目的は、基板上の端子
片に配線シートの端子を小形の構造で電気的に接
続して成る電子部品を提供することである。 〈実施例〉 第2図は、本考案の一実施例の展開斜視図であ
る。第3図は、この第2図に示された液晶表示装
置の製造工程の途中の一部を示す断面図である。
第4図は完成した液晶表示装置の一部の拡大断面
図である。これらの図面を参照して、液晶表示装
置の剛性の絶縁材料からなる基板1の一表面に
は、複数の端子片2が第2図の左右方向に相互に
間隔をあけて並置される。これらの端子片2は、
基板1上に形成されている。この基板1におい
て、端子片2の並置方向10(第2図の左右方
向、第3図および第4図の紙面に垂直な方向)の
両端部には、基板1を取付けるための取付孔8,
9が穿設される。 基板1上には、並置方向10に沿つて延びる介
在部材11が設けられる。この介在部材11は、
端子片2の厚み方向(第2図および第3図の上下
方向)に延びて電気的に導通する弾性導電体12
を有する。この弾性導電体12は、たとえばAu
メツキしたステンレス鋼から成る棒状体であり、
その介在部材11の厚み方向に沿つて延びる。こ
の弾性導電体12は、介在部材11の厚み方向に
押圧力が加えられたときに、弾性変形する。この
弾性導電体12は、絶縁性の弾性材料たとえばシ
リコンゴム13によつて保持される。弾性導電体
12は、たとえば、この実施例では端子片2の延
びる方向(第3図および第4図の左右方向)に間
隔をあけて対を成して設けられている。弾性導電
体12の厚み方向の一端部(第2図〜第4図の下
端部)は端子片2に接触して電気的に導通する。 可撓性の絶縁性材料から成る配線シート3に
は、端子片2側の表面に端子4が形成される。こ
の端子4は可撓性である。この端子4は端子片2
にそれぞれ対応する。弾性導電体12の他端部
は、端子4に個別的に接触して電気的に導通す
る。配線シート3は、1mil(=25μm)厚のポリ
イミドフイルム上に厚みが35μmの端子4が形成
されてもよい。端子4は、弾性導電体12と電気
的に接続する端部が露出されていなければならな
いけれども、残余の部分はもう一つの電気絶縁性
フイルム等で被覆されて保護されていてもよい。 端子片2の長手方向に沿う介在部材11の左右
側部には、間隙14,15(第4図参照)をあけ
て剛性のスペーサ16,17が設けられる。スペ
ーサ16,17はポリイミド積層板であつてもよ
い。これらのスペーサ16,17は、接着剤18
によつて基板1と配線シート3に接着される。配
線シート3には、端子4が設けられた面とは反対
の面において、厚み0.3〜1.0mmのポリイミドやガ
ラスエポキシなどから成る剛性の支持板19が接
着剤20によつて付着される。このようにして配
線シート3は、介在部材11およびスペーサ1
6,17を覆う上方において剛性であり、残余の
部分は可撓性とされる。スペーサ16,17の厚
みt1は等しく、この厚みt1は介在部材11の
押圧力が加えられない自然な状態にある厚みt2
よりも小さい(t1<t2)。支持板19として
は、ガラスエポキシ板であつて、たとえばその厚
みが0.3〜1.0mmであつてもよい。接着剤18,2
0はエポキシ系接着剤であつてもよく、セメダイ
ン社製商品名セメダイン「CS2340−5」であつ
てもよい。また介在部材11は、東レ社製商品名
「エラステイツクコネクター」であつてもよく、
この商品はt2=0.5mmである。 基板1上には、前述のように並置方向10に延
びる長手の介在部材11が設けられる。スペーサ
16,17は並置方向10に沿つて介在部材11
の両側方に配置されている。これらのスペーサ1
6,17と介在部材11との間に形成される間隙
14,15は、介在部材11の弾性変形を許容す
る程度の値とされることは上述の通りである。支
持板19は、介在部材11と間隙14,15とス
ペーサ16,17とに対応して広がつている。 液晶表示装置を組立てるに当つては、支持板1
9を接着剤20で接着して成る配線シート3を準
備する。次に接着剤18によつて基板1上にスペ
ーサ16,17を接着する。その後、スペーサ1
6,17間に介在部材11を介在する。この時、
間隙14,15が設けられているので、介在部材
11は、その厚み方向に押圧されたときにおいて
弾性的につぶれることが可能である。その後、基
板1と端子2と配線シート3の端子4との位置あ
わせを正確にして、相互の電気的導通が可能とな
る状態とする。そこで、接着剤18によつて、配
線シート3をスペーサ16,17に、治具21を
用いて固着する。 治具21は、剛性の板状の本体22に、その下
方に向けて拡開したばね23がボルト24によつ
て装着されて構成される。このボルト24を本体
22の厚み方向に進退して、ばね23を本体22
から進退することができる。この本体22は、基
板1の取付孔8,9を挿通する取付ボルト25に
よつて、基板1に支持される。ばね23によつ
て、加圧用押えガラス板26を介して配線シート
3を基板1に向けて弾発付勢する。接着剤18,
20が硬化した後、治具21,取付ボルト25を
取りはずす。このようにして、基板1上の端子片
2は、配線シート3の端子4と、弾性導電体12
を介して弾発的に接触して電気的に導通する。 本件考案者の実験によれば、介在部材11とし
て東レ社製商品名「エラステイツクコネクター」
を用い、前述の構造を有する実施例において端子
片2および端子4がそれぞれ160本の場合につい
て、導通不良の発生を8個の試料について実験を
行なつて第1表の結果を得た。これによれば、導
通不良が生じることがほとんどないことが確認さ
れた。
【表】 比較のために、配線シート3が支持板19を有
しない第5図の接続構造において、上述と同様の
実験を行なつたとき、第2表の導通不良の発生が
得られた。
【表】 本件考案者は、この原因を次のように究明し
た。第5図の比較例では、配線シート3が、スペ
ーサ16,17間の介在部材11の弾性力によつ
て、第5図の上方に隆起する。そのため弾性導電
体12、端子片2および端子4の間に、間隙26
が形成される。この間隙26によつて、弾性導電
体12が端子片2または端子4と接触せずに、導
通不良が生じる。 ここで本考案の先行技術として、たとえば特開
昭47−3926を挙げることができる。この先行技術
では、剛性のマイクロ回路の導電性ランド部分と
剛性のプリント回路上の導体との間に、絶縁性弾
性材に埋設された燐青銅のような導電性弾性材料
を有する弾性電気コネクタ装置を介在し、ナツト
およびボルト装置の押圧によつて前記導電性ラン
ド部分と導体とを電気的に接続している。しかし
このような構造を採用した場合、ナツトおよびボ
ルト装置を用いているが為に硬質の基板間の接続
には用い得るものの、一方の基板として可撓性の
絶縁性材料から成る配線シートを用いたものにお
いては圧着力がナツトおよびボルト結合部近傍に
偏る為適しない。又、このような構造では基板の
配線延出方向と垂直な方向に突出部がどうしても
存在する為接続構造部における占有スペースが大
きく、特に電子機器の薄型化にマイナス要因とな
る。ここで弾性導電体12は、前述の実施例では
ステンレス鋼製棒状体であつたけれども、他の実
施例としてカーボン繊維であつてもよく、あるい
は金属粒子であつてもよい。 〈効 果〉 本考案によれば、基板の接続構造が小型化、薄
型化され、しかも基板の端子片を、弾性導電体を
介して、配線シートの端子に確実に電気的に導通
することが可能となる。これは、接続構造部にお
いて基板の配線延出方向と垂直な方向に突出する
構造体が不要となつたことが大きな要因であり、
又、剛性の支持板19が介在部材11と間隙1
4,15とスペーサ16,17とに対応して広が
つており、したがつて配線シート3および端子4
が介在部材の弾発力によつて変形することが防が
れるからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の簡略化した分解斜視図、第
2図は本考案の簡略化した分解斜視図、第3図は
本考案の一実施例の組立状況を示す断面図、第4
図は本考案の一実施例の第2図および第3図に示
された本考案の一実施例の拡大断面図、第5図は
本考案の比較例を示す断面図である。 1……基板、2……端子片、3……配線シー
ト、4……端子、11……介在部材、12……弾
性導電体、16,17……スペーサ、18,20
……接着剤、19……支持板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一表面に並置方向10に相互に間隔をあけて並
    置される複数の端子片2を有し、剛性の絶縁材料
    から成る基板1と、 基板1上において前記並置方向10に延び、一
    端が各端子片2にそれぞれ接触し、厚み方向に沿
    つて延びる弾性導電体12と、該弾性導電体12
    を保持する絶縁性の弾性材料13とを含む介在部
    材11と、 端子片2側の表面に臨んで各端子片2にそれぞ
    れ対応し、かつ弾性導電体12の他端に個別的に
    接触する可撓性端子4を有し、可撓性の絶縁性材
    料から成る配線シート3と、 基板1と配線シート3との間で前記並置方向1
    0に沿つて介在部材11の両側方に配置され、接
    着剤18を介して基板1と配線シート3に接着固
    定される剛性のスペーサ16,17と、 配線シート3に、端子4が設けられた面とは反
    対の面において、固着され、介在部材11とスペ
    ーサ16,17とに対応して広がつている剛性の
    支持板19とを備え、 前記介在部材11の厚みは圧縮された状態でス
    ペーサ16,17と接着剤18の厚みの和に略等
    しいことを特徴とする電子部品の接続構造。
JP1985164442U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPS6217997Y2 (ja)

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JPS6180587U JPS6180587U (ja) 1986-05-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4630055B2 (ja) * 2004-12-24 2011-02-09 日本写真印刷株式会社 タッチパネルおよびその接続構造
JP4704256B2 (ja) * 2006-03-20 2011-06-15 日本航空電子工業株式会社 磁力コネクタ

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