JP2001275230A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP2001275230A JP2001275230A JP2000085886A JP2000085886A JP2001275230A JP 2001275230 A JP2001275230 A JP 2001275230A JP 2000085886 A JP2000085886 A JP 2000085886A JP 2000085886 A JP2000085886 A JP 2000085886A JP 2001275230 A JP2001275230 A JP 2001275230A
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- bus bar
- terminal
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】バスバーと可撓性プリント基板とを簡単に接続
すること。 【解決手段】電気接続箱のケース本体内には、絶縁板が
収容され、その上面には平板状をなす複数のバスバー1
3が配設されている。バスバー13の途中には、その水
平方向に張り出した膨出部13aが形成され、この膨出
部13aの中央部には端子13bが設けられている。可
撓性プリント基板16の導電パターン17の一部は外
部、つまり上面に露出されており、導電部17aとなっ
ている。絶縁板に配設されたバスバー13の端子13b
と絶縁板との隙間に、可撓性プリント基板16の導電部
17aを挟入することにより、端子13b及び導電部1
7a同士が接触保持される。
すること。 【解決手段】電気接続箱のケース本体内には、絶縁板が
収容され、その上面には平板状をなす複数のバスバー1
3が配設されている。バスバー13の途中には、その水
平方向に張り出した膨出部13aが形成され、この膨出
部13aの中央部には端子13bが設けられている。可
撓性プリント基板16の導電パターン17の一部は外
部、つまり上面に露出されており、導電部17aとなっ
ている。絶縁板に配設されたバスバー13の端子13b
と絶縁板との隙間に、可撓性プリント基板16の導電部
17aを挟入することにより、端子13b及び導電部1
7a同士が接触保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース本体内に互
いに接続されるバスバーと配線部材とを収容した電気接
続箱に関するものである。
いに接続されるバスバーと配線部材とを収容した電気接
続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等の車両において
は、種々の電装品を電気接続するための電気接続箱が用
いられている。この種の電気接続箱では、ケース本体内
にバスバーと呼ばれる回路状の金属板と、回路基板とし
ての可撓性プリント基板(FPC:Flexible Printed C
ircuit Board)とが収容されている。そして、バスバー
における端子と、可撓性プリント基板における導電部と
の接続方法としては、端子と導電部とをそれぞれ重ね合
わせ、その重ね合わせ部分をスポット溶接したり、或い
は半田付けしているものが知られている。又は、別の接
続方法として、ケース本体とは別体なる挟持金具によっ
て、端子と導電部との重ね合わせ部分を接触した状態に
保持しているものが知られている。
は、種々の電装品を電気接続するための電気接続箱が用
いられている。この種の電気接続箱では、ケース本体内
にバスバーと呼ばれる回路状の金属板と、回路基板とし
ての可撓性プリント基板(FPC:Flexible Printed C
ircuit Board)とが収容されている。そして、バスバー
における端子と、可撓性プリント基板における導電部と
の接続方法としては、端子と導電部とをそれぞれ重ね合
わせ、その重ね合わせ部分をスポット溶接したり、或い
は半田付けしているものが知られている。又は、別の接
続方法として、ケース本体とは別体なる挟持金具によっ
て、端子と導電部との重ね合わせ部分を接触した状態に
保持しているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バスバーと
可撓性プリント基板とを接続するのにスポット溶接した
り、半田付けする方法では、コストが高く大量生産に向
かないという問題がある。又、挟持金具を用いる場合に
ついては、部品点数が多くなり、製造コストが高くなる
という問題がある。しかも、挟持金具によってバスバー
と可撓性プリント基板とを接続した後に、それらをケー
ス本体に組み付けているため、バスバーと可撓性プリン
ト基板との組付けに手間がかかるという問題もある。
可撓性プリント基板とを接続するのにスポット溶接した
り、半田付けする方法では、コストが高く大量生産に向
かないという問題がある。又、挟持金具を用いる場合に
ついては、部品点数が多くなり、製造コストが高くなる
という問題がある。しかも、挟持金具によってバスバー
と可撓性プリント基板とを接続した後に、それらをケー
ス本体に組み付けているため、バスバーと可撓性プリン
ト基板との組付けに手間がかかるという問題もある。
【0004】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、低コストであるにも拘わらず、バ
スバーと回路基板との接続を簡単に行うことが可能な電
気接続箱を提供することにある。
であり、その目的は、低コストであるにも拘わらず、バ
スバーと回路基板との接続を簡単に行うことが可能な電
気接続箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、ケース本体内に、絶
縁板上に配設したバスバーと回路基板とを収容し、バス
バーに設けた端子と回路基板に設けた導電部とを電気的
に接続した電気接続箱において、前記バスバーの端子を
絶縁板のバスバー配設面から離間し、そのバスバーの端
子と絶縁板との隙間に前記回路基板の導電部を挟入可能
とし、その挟入状態で前記端子及び導電部同士を接触保
持したことをその要旨としている。
めに、請求項1に記載の発明では、ケース本体内に、絶
縁板上に配設したバスバーと回路基板とを収容し、バス
バーに設けた端子と回路基板に設けた導電部とを電気的
に接続した電気接続箱において、前記バスバーの端子を
絶縁板のバスバー配設面から離間し、そのバスバーの端
子と絶縁板との隙間に前記回路基板の導電部を挟入可能
とし、その挟入状態で前記端子及び導電部同士を接触保
持したことをその要旨としている。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記絶縁板にはバスバーの端
子を挿通可能な挿通孔が設けられ、この挿通孔は前記回
路基板における導電部の近傍に配置されていることをそ
の要旨としている。
載の電気接続箱において、前記絶縁板にはバスバーの端
子を挿通可能な挿通孔が設けられ、この挿通孔は前記回
路基板における導電部の近傍に配置されていることをそ
の要旨としている。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の電気接続箱において、前記絶縁板のバスバー
配設面には、回路基板を支持する支持突部が設けられ、
その支持突部と前記バスバーの端子との隙間の長さは、
回路基板の厚みよりも若干短くなるように設定されてい
ることをその要旨としている。
2に記載の電気接続箱において、前記絶縁板のバスバー
配設面には、回路基板を支持する支持突部が設けられ、
その支持突部と前記バスバーの端子との隙間の長さは、
回路基板の厚みよりも若干短くなるように設定されてい
ることをその要旨としている。
【0008】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、バスバーに設けた
端子を回路基板に設けた挿通孔に挿通する。その後、回
路基板を絶縁板のバスバー配設面と平行な方向に移動さ
せ、端子と絶縁板との間に回路基板を挟入する。これに
より、端子と回路基板に設けた導電部とが接触され、バ
スバーと回路基板とが電気的に接続される。
る。請求項1に記載の発明によると、バスバーに設けた
端子を回路基板に設けた挿通孔に挿通する。その後、回
路基板を絶縁板のバスバー配設面と平行な方向に移動さ
せ、端子と絶縁板との間に回路基板を挟入する。これに
より、端子と回路基板に設けた導電部とが接触され、バ
スバーと回路基板とが電気的に接続される。
【0009】請求項2に記載の発明によると、導電部を
接続する前において、挿通孔に端子が挿通されたら回路
基板の組み付け向きが正しく、挿通できなかったら組み
付け向きが間違っていると判別することが可能である。
要するに、挿通孔に端子を挿通できたか否かにより、回
路基板の組み付け向きが正しいか否かを検知することが
できる。
接続する前において、挿通孔に端子が挿通されたら回路
基板の組み付け向きが正しく、挿通できなかったら組み
付け向きが間違っていると判別することが可能である。
要するに、挿通孔に端子を挿通できたか否かにより、回
路基板の組み付け向きが正しいか否かを検知することが
できる。
【0010】請求項3に記載の発明によると、回路基板
の厚みよりも若干短くなるように、支持突部とバスバー
における端子との隙間の長さが設定されている。そのた
め、その隙間に回路基板の導電部を挟入した状態では、
バスバーの端子と回路基板の導電部とが高い接触圧でも
って接続される。
の厚みよりも若干短くなるように、支持突部とバスバー
における端子との隙間の長さが設定されている。そのた
め、その隙間に回路基板の導電部を挟入した状態では、
バスバーの端子と回路基板の導電部とが高い接触圧でも
って接続される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づき詳細に説明する。図1,図2に示す
ように、電気接続箱10のケース本体11内には、合成
樹脂製の絶縁板12が収容され、その上面には平板状を
なす複数のバスバー13が配設されている。バスバー1
3の途中には、その水平方向に張り出した膨出部13a
が形成され、この膨出部13aの中央部には端子13b
が設けられている。端子13bは、その基端部及び中央
部がプレス装置により絶縁板12から折り曲げれ、全体
として鉤状に形成されている。従って、端子13bの先
端部は、絶縁板12の上面(バスバー配設面)から所定
の距離をおいて配置されている。
形態を図面に基づき詳細に説明する。図1,図2に示す
ように、電気接続箱10のケース本体11内には、合成
樹脂製の絶縁板12が収容され、その上面には平板状を
なす複数のバスバー13が配設されている。バスバー1
3の途中には、その水平方向に張り出した膨出部13a
が形成され、この膨出部13aの中央部には端子13b
が設けられている。端子13bは、その基端部及び中央
部がプレス装置により絶縁板12から折り曲げれ、全体
として鉤状に形成されている。従って、端子13bの先
端部は、絶縁板12の上面(バスバー配設面)から所定
の距離をおいて配置されている。
【0012】絶縁板12の上面において各端子13bの
先端部の真下における箇所には、同端子13bと対向
し、かつ端子13bの先端部と平行な支持突部15がそ
れぞれ設けられている。各支持突部15の形成材料は、
合成樹脂であって、絶縁板12と一体的に形成されてい
る。各支持突部15上には回路基板としての可撓性プリ
ント基板16が配設されている。支持突部15の上面が
バスバー13の上面よりも高い箇所に位置していること
から、可撓性プリント基板16はバスバー13の上面か
ら離れている。バスバー13と可撓性プリント基板16
とが離れているのは、これらの絶縁を確保するためであ
る。
先端部の真下における箇所には、同端子13bと対向
し、かつ端子13bの先端部と平行な支持突部15がそ
れぞれ設けられている。各支持突部15の形成材料は、
合成樹脂であって、絶縁板12と一体的に形成されてい
る。各支持突部15上には回路基板としての可撓性プリ
ント基板16が配設されている。支持突部15の上面が
バスバー13の上面よりも高い箇所に位置していること
から、可撓性プリント基板16はバスバー13の上面か
ら離れている。バスバー13と可撓性プリント基板16
とが離れているのは、これらの絶縁を確保するためであ
る。
【0013】可撓性プリント基板16は、銅箔からなる
導体パターン17と、それを被覆するポリイミドフィル
ムとを接着剤で互いに貼り合せたものである。導体パタ
ーン17の一部は外部、つまり可撓性プリント基板16
の上面に露出されており、この露出部分が可撓性プリン
ト基板16の導電部17aとなっている。
導体パターン17と、それを被覆するポリイミドフィル
ムとを接着剤で互いに貼り合せたものである。導体パタ
ーン17の一部は外部、つまり可撓性プリント基板16
の上面に露出されており、この露出部分が可撓性プリン
ト基板16の導電部17aとなっている。
【0014】前記絶縁板12において各導電部17aの
近傍に位置する箇所には、バスバー13の端子13bの
投影面積とほぼ同じである長方形状の挿通孔18が複数
個形成されている。各挿通孔18は、不規則に配置され
ている。そして、挿通孔18には前記バスバー13の端
子13bが遊挿可能となっている。
近傍に位置する箇所には、バスバー13の端子13bの
投影面積とほぼ同じである長方形状の挿通孔18が複数
個形成されている。各挿通孔18は、不規則に配置され
ている。そして、挿通孔18には前記バスバー13の端
子13bが遊挿可能となっている。
【0015】図1,図3に示すように、前記支持突部1
5の上面と端子13bの先端部下面との間には隙間19
が存在している。この隙間19には可撓性プリント基板
16の導電部17aが挟入可能となっている。そして、
挟入した状態では、バスバー13の端子13bと可撓性
プリント基板16の導電部17aとが互いに接触保持さ
れる。なお、前記隙間19の長さは可撓性プリント基板
16の厚みよりも僅かに短く設定されているため、バス
バー13の端子13bと可撓性プリント基板16の導電
部17aとが互いに弾性的に押しつけ合う。つまり、端
子13bと導電部17aとが接触したときに高い接触圧
を確保することが可能となる。
5の上面と端子13bの先端部下面との間には隙間19
が存在している。この隙間19には可撓性プリント基板
16の導電部17aが挟入可能となっている。そして、
挟入した状態では、バスバー13の端子13bと可撓性
プリント基板16の導電部17aとが互いに接触保持さ
れる。なお、前記隙間19の長さは可撓性プリント基板
16の厚みよりも僅かに短く設定されているため、バス
バー13の端子13bと可撓性プリント基板16の導電
部17aとが互いに弾性的に押しつけ合う。つまり、端
子13bと導電部17aとが接触したときに高い接触圧
を確保することが可能となる。
【0016】上記のように構成された電気接続箱10に
ついて、バスバー13と可撓性プリント基板16とを接
続するには次のように行う。図3に示すように、各挿通
孔18に各バスバー13の端子13bの上端部を遊挿す
る。次いで、図4に示すように、可撓性プリント基板1
6を絶縁板12の上面と平行な方向に移動させると、可
撓性プリント基板16の導電部17aが端子13bと支
持突部15との間の隙間19に挟入される。これによ
り、バスバー13の端子13bと可撓性プリント基板1
6の導電部17aとが互いに接触される。つまり、バス
バー13と可撓性プリント基板16とが電気的に接続さ
れる。又、メンテナンス等を行う場合には、上述した動
作と逆の動作でもって挿通孔18から端子13bを引き
抜くことにより、バスバー13から可撓性プリント基板
16を取り外す。
ついて、バスバー13と可撓性プリント基板16とを接
続するには次のように行う。図3に示すように、各挿通
孔18に各バスバー13の端子13bの上端部を遊挿す
る。次いで、図4に示すように、可撓性プリント基板1
6を絶縁板12の上面と平行な方向に移動させると、可
撓性プリント基板16の導電部17aが端子13bと支
持突部15との間の隙間19に挟入される。これによ
り、バスバー13の端子13bと可撓性プリント基板1
6の導電部17aとが互いに接触される。つまり、バス
バー13と可撓性プリント基板16とが電気的に接続さ
れる。又、メンテナンス等を行う場合には、上述した動
作と逆の動作でもって挿通孔18から端子13bを引き
抜くことにより、バスバー13から可撓性プリント基板
16を取り外す。
【0017】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)絶縁板12に配設されたバスバー13の端子13
bと絶縁板12との隙間19に、可撓性プリント基板1
6の導電部17aを挟入することにより、端子13b及
び導電部17a同士が接触保持されるようになってい
る。そのため、面倒なスポット溶接や半田付け等を行わ
なくても、端子13bと導電部17aとを接触できる。
従って、低コストであるにも拘わらず、バスバー13と
可撓性プリント基板16とを簡単に接続することができ
る。
効果を得ることができる。 (1)絶縁板12に配設されたバスバー13の端子13
bと絶縁板12との隙間19に、可撓性プリント基板1
6の導電部17aを挟入することにより、端子13b及
び導電部17a同士が接触保持されるようになってい
る。そのため、面倒なスポット溶接や半田付け等を行わ
なくても、端子13bと導電部17aとを接触できる。
従って、低コストであるにも拘わらず、バスバー13と
可撓性プリント基板16とを簡単に接続することができ
る。
【0018】(2)可撓性プリント基板16の組み付け
と同時に、バスバー13と可撓性プリント基板16との
接続をも行うことができる。そのため、可撓性プリント
基板16の組み付け工数を減らすことができ、更なる低
コスト化を図ることができる。
と同時に、バスバー13と可撓性プリント基板16との
接続をも行うことができる。そのため、可撓性プリント
基板16の組み付け工数を減らすことができ、更なる低
コスト化を図ることができる。
【0019】(3)絶縁板12には、各バスバー13の
端子13bが挿通される挿通孔18が複数個形成されて
いる。それらの挿通孔18は、可撓性プリント基板16
の導電部17aの近傍に配置されている。そのため、可
撓性プリント基板16を接続する際において、全ての挿
通孔18に端子13bを挿通できたか否かにより、可撓
性プリント基板16の組み付け向きが正しいかを検知す
ることができる。すなわち、全ての挿通孔18に各端子
13bが全て挿通されたら可撓性プリント基板16の組
み付け向きが正しく、挿通できなかったら組み付け向き
が間違っていると判別できる。従って、バスバー13と
可撓性プリント基板16との接続ミスを未然に防ぐこと
ができる。しかも、挿通孔18は不規則な配置パターン
となっているため、バスバー13と可撓性プリント基板
16との接続ミスの検出精度をよりいっそう向上するこ
とができる。
端子13bが挿通される挿通孔18が複数個形成されて
いる。それらの挿通孔18は、可撓性プリント基板16
の導電部17aの近傍に配置されている。そのため、可
撓性プリント基板16を接続する際において、全ての挿
通孔18に端子13bを挿通できたか否かにより、可撓
性プリント基板16の組み付け向きが正しいかを検知す
ることができる。すなわち、全ての挿通孔18に各端子
13bが全て挿通されたら可撓性プリント基板16の組
み付け向きが正しく、挿通できなかったら組み付け向き
が間違っていると判別できる。従って、バスバー13と
可撓性プリント基板16との接続ミスを未然に防ぐこと
ができる。しかも、挿通孔18は不規則な配置パターン
となっているため、バスバー13と可撓性プリント基板
16との接続ミスの検出精度をよりいっそう向上するこ
とができる。
【0020】(4)各挿通孔18は、長方形状をなし、
組み付け時に可撓性プリント基板16を移動させる方向
に沿って延びるように形成されている。従って、可撓性
プリント基板16をガイドすることができるため、端子
13bと導電部17aとが合致する位置に可撓性プリン
ト基板16を確実に移動させることができる。
組み付け時に可撓性プリント基板16を移動させる方向
に沿って延びるように形成されている。従って、可撓性
プリント基板16をガイドすることができるため、端子
13bと導電部17aとが合致する位置に可撓性プリン
ト基板16を確実に移動させることができる。
【0021】(5)絶縁板12の上面には、可撓性プリ
ント基板16を支持する支持突部15が設けられてい
る。その支持突部15の上面と、バスバー13における
端子13bとの隙間19の長さは、可撓性プリント基板
16の厚みよりも若干短くなるように設定されている。
よって、バスバー13の端子13bと可撓性プリント基
板16の導電部17aとの接触圧をいっそう高めること
ができる。この結果、端子13bと導電部17aとの電
気的な接続不良をほとんどなくすことができ、信頼性の
向上につなげることができる。
ント基板16を支持する支持突部15が設けられてい
る。その支持突部15の上面と、バスバー13における
端子13bとの隙間19の長さは、可撓性プリント基板
16の厚みよりも若干短くなるように設定されている。
よって、バスバー13の端子13bと可撓性プリント基
板16の導電部17aとの接触圧をいっそう高めること
ができる。この結果、端子13bと導電部17aとの電
気的な接続不良をほとんどなくすことができ、信頼性の
向上につなげることができる。
【0022】(6)支持突部15はバスバー13の端子
13bと対向した位置に配置されているため、隙間19
に可撓性プリント基板16の導電部17aを挟入した際
に、端子13bに下側に押し付けられても、可撓性プリ
ント基板16が撓み変形するのを防止することができ
る。従って、接続不良をなくして信頼性の向上につなげ
ることができるとともに、可撓性プリント基板16に悪
影響を及ぼすのを防止することができる。
13bと対向した位置に配置されているため、隙間19
に可撓性プリント基板16の導電部17aを挟入した際
に、端子13bに下側に押し付けられても、可撓性プリ
ント基板16が撓み変形するのを防止することができ
る。従って、接続不良をなくして信頼性の向上につなげ
ることができるとともに、可撓性プリント基板16に悪
影響を及ぼすのを防止することができる。
【0023】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・図5に示すように、バスバー13における端子13b
の先端部に、それを下面側に曲げることにより半円状の
突部30を形成してもよい。この構成にすれば、バスバ
ー13の端子13bと可撓性プリント基板16の導電部
17aとが線接触されるため、その接触圧をさらに高め
ることができる。或いは、前記突部30を省略し、その
代わりに支持突部15の上面に突部を形成してもよい。
更してもよい。 ・図5に示すように、バスバー13における端子13b
の先端部に、それを下面側に曲げることにより半円状の
突部30を形成してもよい。この構成にすれば、バスバ
ー13の端子13bと可撓性プリント基板16の導電部
17aとが線接触されるため、その接触圧をさらに高め
ることができる。或いは、前記突部30を省略し、その
代わりに支持突部15の上面に突部を形成してもよい。
【0024】・ 前記実施形態では、バスバー13に対
して可撓性プリント基板16を電気的に接続した。可撓
性プリント基板16以外にも、例えばリジッドなプリン
ト回路基板(PCB: Printed Circuit Board)に変更
してもよい。
して可撓性プリント基板16を電気的に接続した。可撓
性プリント基板16以外にも、例えばリジッドなプリン
ト回路基板(PCB: Printed Circuit Board)に変更
してもよい。
【0025】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項1において、前記絶縁板にはバスバーの端
子を挿通可能な挿通孔が設けられていることを特徴とす
る電気接続箱。
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項1において、前記絶縁板にはバスバーの端
子を挿通可能な挿通孔が設けられていることを特徴とす
る電気接続箱。
【0026】(2)請求項1において、前記挿通孔は前
記回路基板の導電部の近傍に配置されていることを特徴
とする電気接続箱。 (3)請求項3において、前記支持突部は前記バスバー
の端子と対向した位置に配置されていることを特徴とす
る電気接続箱。この構成にすれば、バスバーの端子と絶
縁板との隙間に回路基板の導電部を挟入した際に、回路
基板が撓み変形するのを防止することができる。
記回路基板の導電部の近傍に配置されていることを特徴
とする電気接続箱。 (3)請求項3において、前記支持突部は前記バスバー
の端子と対向した位置に配置されていることを特徴とす
る電気接続箱。この構成にすれば、バスバーの端子と絶
縁板との隙間に回路基板の導電部を挟入した際に、回路
基板が撓み変形するのを防止することができる。
【0027】(4)請求項1〜3、前記(1)〜(3)
のいずれかにおいて、前記バスバーの一部が打ち抜か
れ、その打ち抜き箇所をプレス装置により折曲されて同
バスバーの端子が形成されていることを特徴とする電気
接続箱。この構成にすれば、製造コストを低減すること
ができる。
のいずれかにおいて、前記バスバーの一部が打ち抜か
れ、その打ち抜き箇所をプレス装置により折曲されて同
バスバーの端子が形成されていることを特徴とする電気
接続箱。この構成にすれば、製造コストを低減すること
ができる。
【0028】(5)ケース本体内に、絶縁板上に配設し
たバスバーと回路基板とを収容し、バスバーに設けた端
子と回路基板に設けた導電部とを電気的に接続するよう
にした電装品の接続方法において、前記バスバーに設け
た端子を回路基板に設けた挿通孔に挿通し、その後回路
基板を絶縁板のバスバー配設面と平行な方向に移動さ
せ、端子と絶縁板との間に回路基板を挟入することによ
り、同端子と回路基板に設けた導電部とを接触させるよ
うにしたことを特徴とする電装品の接続方法。この接続
方法によれば、バスバーと回路基板とを簡単に接続する
ことができる。
たバスバーと回路基板とを収容し、バスバーに設けた端
子と回路基板に設けた導電部とを電気的に接続するよう
にした電装品の接続方法において、前記バスバーに設け
た端子を回路基板に設けた挿通孔に挿通し、その後回路
基板を絶縁板のバスバー配設面と平行な方向に移動さ
せ、端子と絶縁板との間に回路基板を挟入することによ
り、同端子と回路基板に設けた導電部とを接触させるよ
うにしたことを特徴とする電装品の接続方法。この接続
方法によれば、バスバーと回路基板とを簡単に接続する
ことができる。
【0029】(6)絶縁板上にバスバーを配設し、その
バスバーに設けた端子と回路基板に設けた導電部とを電
気的に接続した電装品の接続構造において、前記バスバ
ーの端子を絶縁板のバスバー配設面から離間し、そのバ
スバーの端子と絶縁板との隙間に前記回路基板の導電部
を挟入可能とし、その挟入状態で前記端子及び導電部同
士を接触保持したことを特徴とする電装品の接続構造。
この構成にすれば、バスバーと回路基板とを簡単に接続
することができる。
バスバーに設けた端子と回路基板に設けた導電部とを電
気的に接続した電装品の接続構造において、前記バスバ
ーの端子を絶縁板のバスバー配設面から離間し、そのバ
スバーの端子と絶縁板との隙間に前記回路基板の導電部
を挟入可能とし、その挟入状態で前記端子及び導電部同
士を接触保持したことを特徴とする電装品の接続構造。
この構成にすれば、バスバーと回路基板とを簡単に接続
することができる。
【0030】(7)前記(6)において、前記絶縁板の
バスバー配設面には、回路基板を支持する支持突部が設
けられ、をの支持突部と前記バスバーの端子の先端部は
対向して配置され、支持突部及び前記バスバーの端子の
対向面はほぼ平行に形成されていることを特徴とする電
装品の接続構造。
バスバー配設面には、回路基板を支持する支持突部が設
けられ、をの支持突部と前記バスバーの端子の先端部は
対向して配置され、支持突部及び前記バスバーの端子の
対向面はほぼ平行に形成されていることを特徴とする電
装品の接続構造。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、低コストであるにも拘わらず、バスバー
と回路基板との接続を簡単に行うことができる。
発明によれば、低コストであるにも拘わらず、バスバー
と回路基板との接続を簡単に行うことができる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、回路基板
の組み付け向きが正しいか否かを検知することができる
ので、バスバーと回路基板との接続ミスを未然に防ぐこ
とができる。
の組み付け向きが正しいか否かを検知することができる
ので、バスバーと回路基板との接続ミスを未然に防ぐこ
とができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、バスバー
の端子と回路基板の導電部とを高い接触圧でもって接続
できるので、電気的な接続不良をほとんどなくすことが
でき、信頼性の向上につなげることができる。
の端子と回路基板の導電部とを高い接触圧でもって接続
できるので、電気的な接続不良をほとんどなくすことが
でき、信頼性の向上につなげることができる。
【図1】一実施形態の電気接続箱の内部を示す斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】可撓性プリント基板の導電部をバスバーに接続
する前の断面図。
する前の断面図。
【図4】可撓性プリント基板の導電部をバスバーに接続
した断面図。
した断面図。
【図5】別の実施形態における電気接続箱の断面図。
11…ケース本体、12…絶縁板、13…バスバー、1
5…支持突部、16…可撓性プリント基板(回路基
板)、17a…導電部、18…挿通孔、19…隙間。
5…支持突部、16…可撓性プリント基板(回路基
板)、17a…導電部、18…挿通孔、19…隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 BB11 BB23 FF07 HH28 5E077 BB18 BB32 DD14 HH04 HH07 JJ20 5E344 AA10 AA19 BB04 BB13 CC05 CC23 CC24 CD15 DD08 EE30 5G361 BA01 BA03 BB01 BB02 BC01
Claims (3)
- 【請求項1】 ケース本体内に、絶縁板上に配設したバ
スバーと回路基板とを収容し、バスバーに設けた端子と
回路基板に設けた導電部とを電気的に接続した電気接続
箱において、 前記バスバーの端子を絶縁板のバスバー配設面から離間
し、そのバスバーの端子と絶縁板との隙間に前記回路基
板の導電部を挟入可能とし、その挟入状態で前記端子及
び導電部同士を接触保持したことを特徴とする電気接続
箱。 - 【請求項2】 前記絶縁板にはバスバーの端子を挿通可
能な挿通孔が設けられ、この挿通孔は前記回路基板にお
ける導電部の近傍に配置されていることを特徴とする請
求項1に記載の電気接続箱。 - 【請求項3】 前記絶縁板のバスバー配設面には、回路
基板を支持する支持突部が設けられ、その支持突部と前
記バスバーの端子との隙間の長さは、回路基板の厚みよ
りも若干短くなるように設定されていることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085886A JP3456187B2 (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085886A JP3456187B2 (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001275230A true JP2001275230A (ja) | 2001-10-05 |
JP3456187B2 JP3456187B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=18602142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000085886A Expired - Fee Related JP3456187B2 (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3456187B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100640702B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2006-10-31 | 히로세덴끼 가부시끼가이샤 | 플렉시블 회로기판 접속장치 |
JP2006311754A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
WO2015045767A1 (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-02 | 住友電装株式会社 | 回路構成体 |
WO2017159341A1 (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 回路構成体 |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000085886A patent/JP3456187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
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KR100640702B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2006-10-31 | 히로세덴끼 가부시끼가이샤 | 플렉시블 회로기판 접속장치 |
JP2006311754A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
WO2015045767A1 (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-02 | 住友電装株式会社 | 回路構成体 |
JP2015065721A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 住友電装株式会社 | 回路構成体 |
US9949363B2 (en) | 2013-09-24 | 2018-04-17 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Circuit assembly |
WO2017159341A1 (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 回路構成体 |
JP2017168628A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 回路構成体 |
US10389099B2 (en) | 2016-03-16 | 2019-08-20 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Circuit assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3456187B2 (ja) | 2003-10-14 |
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