JP2002075569A - 電気コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

電気コネクタ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002075569A
JP2002075569A JP2000269071A JP2000269071A JP2002075569A JP 2002075569 A JP2002075569 A JP 2002075569A JP 2000269071 A JP2000269071 A JP 2000269071A JP 2000269071 A JP2000269071 A JP 2000269071A JP 2002075569 A JP2002075569 A JP 2002075569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating
sheet
insulating sheet
contact lead
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000269071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4330778B2 (ja
Inventor
Tetsuo Ogawa
徹郎 小川
Hiroto Komatsu
博登 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP2000269071A priority Critical patent/JP4330778B2/ja
Publication of JP2002075569A publication Critical patent/JP2002075569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4330778B2 publication Critical patent/JP4330778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッチが小さくなっても絶縁性を維持するこ
とができ、電気接合物の内部回路の損傷を招くことな
く、簡易な作業で電気接合物を交換でき、導通時に電気
接合物が撓み、電極や本体が変形等するのを抑制防止で
きる電気コネクタ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 電子回路基板10と電気接合物20との
間に介在する絶縁性シート30に、複数の貫通孔31を
離隔させて並設し、各貫通孔31を絶縁性シート30の
裏面から接続端子32で被覆し、各接続端子32に、屈
曲した導電性のコンタクトリード33を絶縁性シート3
0の表面から貫通孔31を介して溶着する。また、絶縁
性シート30の周囲に、複数本のコンタクトリード33
を囲む中空の固定枠34を接着し、固定枠34内に、各
コンタクトリード33の自由端部を露出させる絶縁性の
弾性高分子層35を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板と半
導体パッケージ(例えば、BGA、PGA、LGA等)、
電子回路基板と各種の電子回路部品、あるいは電子回路
基板間等を電気的に導通接続する電気コネクタ及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体パッケージからなる電気接
合物20は、高集積化のため、電極数が増加し、電極間
のピッチも小さくなり、接続時には1,000個以上も
の電極が半田付けされる。このような電気接合物20を
電子回路基板10に電気的に導通接続する場合には、図
10や図11等に示す方法が採用されている。すなわ
ち、図10の場合には、電子回路基板10に電気接合物
20を直接半田付けしてこれらを電気的に導通接続する
ようにしている。また、図11の場合、電子回路基板1
0のスルーホール付きの電極に、電気接合物20のピン
状の電極を挿入して半田付けし、これらを導通接続す
る。また、図示しないが、電子回路基板10と電気接合
物20とに押さえ治具を挟持させ、電子回路基板10に
電気接合物20を圧接してこれらを導通接続することも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子回路基板10と電
気接合物20とは、以上のように導通されているので、
半導体パッケージからなる電気接合物20の電極間のピ
ッチの狭小化に伴い、隣接する電極に半田ブリッジが生
じて一つ一つの電極の絶縁性を維持し得ないおそれがあ
る。また従来、電子回路基板10や電気接合物20の交
換が必要な場合には、半田をその都度除去しなければな
らないので、作業が非常に煩雑化することとなり、しか
も、半田の除去時に電子回路基板10や電気接合物20
の内部回路が損傷して二次不良が生じるおそれもある。
さらに、電子回路基板10と電気接合物20とを押さえ
治具で導通させる場合、安定した接続抵抗を確保するた
め、外部から一定以上の大きな荷重を加える必要がある
が、そうすると、電子回路基板10や電気接合物20が
撓み、電極や本体が変形したり、あるいは破損して導通
の不良を招くという問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、ピ
ッチが小さくなっても電極の絶縁性を維持することがで
き、電気接合物の内部回路の損傷を招くことなく、簡易
な作業で電気接合物を交換することができ、しかも、導
通時に電気接合物が撓み、電極や本体が変形等するのを
有効に抑制防止することのできる電気コネクタ及びその
製造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、相対向する対向電極
の間を導通させるものであって、上記対向電極間に介在
する絶縁性シートに、複数の貫通孔を相互に離して並べ
設け、各貫通孔を該絶縁性シートの一面側から接続端子
で被覆するとともに、各接続端子に、屈曲した導電性の
コンタクトリードを該絶縁性シートの他面側から貫通孔
を介して溶着し、該絶縁性シートの周囲には、複数本の
コンタクトリードを囲む中空の固定枠を設け、この固定
枠内には、各コンタクトリードの自由端部を露出させる
絶縁性の弾性高分子層を設けたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明においては、上
記課題を達成するため、導電性シートに積層した絶縁性
シートに複数の貫通孔を設け、該導電性シートを部分的
に除去して各貫通孔を被覆する接続端子を絶縁状態に形
成し、各接続端子にコンタクトリードを上記絶縁性シー
トの貫通孔を介して溶着するとともに、各コンタクトリ
ードを屈曲させ、上記絶縁性シートの周囲に固定枠を固
定してその内部に流動性の絶縁性樹脂又は絶縁性エラス
トマーを注型し、これを熱硬化させて弾性高分子層を形
成し、この弾性高分子層から各コンタクトリードの自由
端部を露出させることを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明においては、上
記課題を達成するため、導電性シートに積層した絶縁性
シートに複数の貫通孔を設け、該導電性シートを部分的
に除去して各貫通孔を被覆する接続端子を絶縁状態に形
成するとともに、各接続端子にコンタクトリードを該絶
縁性シートの貫通孔を介して溶着し、各コンタクトリー
ドを屈曲させ、このコンタクトリードとは反対側に位置
する各接続端子の面に、半田ボールあるいは導電性ゴム
を設け、上記絶縁性シートの周囲に固定枠を固定してそ
の内部には流動性の絶縁性樹脂又は絶縁性エラストマー
を注型するとともに、これを熱硬化させて弾性高分子層
を形成し、この弾性高分子層から各コンタクトリードの
自由端部を露出させることを特徴としている。
【0008】ここで、特許請求の範囲における対向電極
を備えた電気接合物には、各種の電子回路基板、具体的
には、検査回路基板、携帯電話用等のプリント配線板、
高密度フレキシブル基板等の各種回路基板が含まれる。
同様に、液晶モジュール、表面実装型(QFP、BG
A、LGA等)等の各種ICパッケージ、携帯電話や電
子機器用のマイク、スピーカ等の各種電子部品が含まれ
る。また、コンタクトリードは、C字状やU字状等に適
宜変形させることが可能である。さらに、製造方法の製
造順序は、可能であれば、適宜入れ替えて変更すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明すると、本実施形態における電気
コネクタは、図1ないし図3に示すように、相対向する
平坦な電子回路基板10と電気接合物20との間に介在
する絶縁性シート30に、複数の丸い貫通孔31を相互
に離隔させて並設し、各貫通孔31を絶縁性シート30
の一面側である裏面から断面板状の接続端子32で被覆
するとともに、各接続端子32に、細長い板状のコンタ
クトリード33を絶縁性シート30の他面側である表面
から貫通孔31を介して溶着(溶かし着ける)し、絶縁性
シート30の周囲には、複数本のコンタクトリード33
を囲む絶縁性の固定枠34を接着し、この固定枠34内
には、各コンタクトリード33の自由端部(上端部)を露
出させる弾性高分子層35を注型して成形するようにし
ている。
【0010】電子回路基板10は、図1に示すように、
例えばプリント配線板からなり、表面に複数の電極11
が平坦に配列されている。電気接合物20は、同図に示
すように、例えば半導体パッケージ(LGA)からなり、
下方の電子回路基板10の表面に近接対向する。この電
気接合物20は、平坦な電極21を複数並べ備えてい
る。絶縁性シート30は、耐熱性等に優れるポリイミド
を使用して矩形に成形される。この絶縁性シート30
は、使用する温度や強度に応じて最適の材料、例えば市
販のカプトン(商品名)やエスパネックス(商品名)等が選
択される。本実施形態では、耐熱性や銅箔引き剥がし強
度の観点からエスパネックスが使用される。
【0011】各接続端子32は、導電性の各種金属シー
ト、好ましくは価格や汎用性に優れる銅からなり、低抵
抗化の観点から表面に金メッキが選択的に施される。各
接続端子32は、例えばピッチ0.4mm以上、大きさ
0.3mm以上、厚さ18μm以上の寸法に形成され
る。各コンタクトリード33は、導電性の各種金属、好
ましくは価格や加工性に優れる銅や銅合金を用いて斜め
に屈曲形成され、低抵抗化の観点から表面に金メッキが
選択的に施されたり、耐蝕性の観点から表面に白金メッ
キが選択的に施される。各コンタクトリード33の材料
は、上記材料になんら限定されるものではなく、特にリ
ン青銅やベリリウム銅のような弾力性を有するバネ材料
を使用すれば、大きな荷重を加えなくても良好な導通が
大いに期待できる。
【0012】固定枠34は、ポリエチレン、ABS樹
脂、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂、あるいはこれ
らの混合体を用いて電気接合物20の形状に対応するよ
う中空の枠形に成形され、弾性高分子層35の厚さや形
状を特定し、電気接合物20の撓みや歪みを矯正するよ
う機能する。半導体パッケージからなる電気接合物20
が外部ノイズの悪影響をできるだけ受けないようにする
には、固定枠34の厚さを1mm程度とし、コンタクト
リード33をできるだけ短くすると良い。
【0013】弾性高分子層35は、所定の絶縁性樹脂又
は絶縁性エラストマーを使用して固定枠34内に断面薄
板状に注型して成形され、複数本のコンタクトリード3
3やその間隙部分を埋めてこれらを保持・固定する。こ
の弾性高分子層35の材料として絶縁性樹脂を用いる場
合には、ポリエチレン、ABS樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂及びこ
の混合体が用いられる。また、弾性高分子層35の材料
として絶縁性エラストマーを用いる場合、ポリウレタン
樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂等の熱硬化性樹
脂が用いられる。これらの中では、弾性特性に優れ、圧
縮永久歪みの小さい硬度30〜50°Hs(JIS K
6301)のシリコーン系樹脂が好ましい。シリコーン
系樹脂からのシリコーン成分溶出を嫌うときには、同程
度の硬度を有するフッ素系樹脂が良い。
【0014】次に、電気コネクタの製造方法について説
明する。電気コネクタを製造する場合には、先ず、導電
性の金属シート上に絶縁性シート30が積層した積層シ
ート(図示せず)を用意し、この絶縁性シート30の厚さ
方向に複数の貫通孔31をレーザ加工やエッチング等の
方法により所定のピッチで穿孔し、金属シートにレーザ
加工やエッチングを施して部分的に除去し、各貫通孔3
1を被覆する接続端子32を相互に離れた絶縁状態に形
成する(図4(a)参照)。また、この作業の前後に、金属
板にプレス加工、エッチング、ワイヤーソーを使用した
カッティング等を施し、スパイン37に複数本のコンタ
クトリード33を一列に並べ備えた櫛板36を形成(図
4(b)参照)し、各コンタクトリード33を略斜線状に
屈曲形成する。
【0015】次いで、各接続端子32の露出面にコンタ
クトリード33の下端部を絶縁性シート30の貫通孔3
1を介して溶着する(図4(c)参照)。溶着する場合に
は、抵抗溶接、レーザ溶接、超音波溶接等の方法を適宜
採用することができるが、櫛板36を保持し、接続端子
32にコンタクトリード33を圧接して給電することに
より複数本のコンタクトリード33を一括溶接できる抵
抗溶接が好ましい。抵抗溶接電極38は、図4(c)に示
すように、一本一本溶接していくのであれば、溶接電極
の材質により溶接条件が変化するが、上記一括溶接の場
合も含め、加圧力60〜200g、電流140〜200
A、電流印加時間3〜4ms程度の条件で行えば良い。
【0016】次いで、絶縁性シート30を上下逆にし、
エッチング槽39内のエッチング液40に櫛板36のス
パイン37を浸漬してこのスパイン37を除去(図4
(d)参照)し、各接続端子32と各コンタクトリード3
3とに金メッキ等を必要に応じて適宜施し、接続抵抗を
下げるようにする。スパイン37を除去する場合には、
塩化第二鉄等を使用したエッチング、レーザ、精密ニッ
パ、ダイサー等を自由に用いることができるが、コンタ
クトリード33に熱や力の作用しないエッチングが最適
である。また、上記作業の際、耐蝕性が必要な場合やコ
ンタクトリード33の金属拡散が好ましくない場合に
は、金メッキの代わりに白金メッキを施せば良い。
【0017】そして、絶縁性シート30の周囲に固定枠
34を接着剤を介して接着し、この固定枠34内に流動
性の絶縁性樹脂あるいは絶縁性エラストマーを汎用のデ
ィスペンサ41を介し同じ高さになるまで注型(図4
(e)参照)するとともに、これを熱硬化させて弾性高分
子層35を形成し、その後、この弾性高分子層35の表
面をレーザで焼き、洗浄してその高さを揃え、各貫通孔
31から突出した斜めのコンタクトリード33の上端部
を露出させれば、電気コネクタを製造することができ
る。
【0018】なお、電気コネクタの製造方法は、上記方
法になんら限定されるものではない。例えば、図5に示
すように、絶縁性シート30の厚さ方向に複数の貫通孔
31を所定のピッチで穿孔し、各貫通孔31を被覆する
接続端子32を相互に離れた絶縁状態に形成(図5(a)
参照)したら、各接続端子32の露出面に金属リボンワ
イヤからなるコンタクトリード33の下端部を絶縁性シ
ート30に抵抗溶接電極38を介して圧接し、電流を印
加して溶接する(図5(b)参照)。金属リボンワイヤの材
質は、特に限定されるものではないが、価格や加工の観
点から銅が好ましい。
【0019】次いで、複数の成形治具42・43を用意
し、この成形治具42・43でコンタクトリード33を
所定の形に成形(図5(c)参照)し、各コンタクトリード
33をカッタ44で切断して完全なコンタクトリード3
3を形成(図5(d)参照)し、各接続端子32と各コンタ
クトリード33とに金メッキ等を適宜施して接続抵抗を
下げるようにした後、図4(e)等に示す上記作業を行え
ば、電気コネクタを製造することができる。
【0020】電気コネクタを製造したら、電子回路基板
10上に電気コネクタを取り外し可能に配置して電極1
1と接続端子32とを接触させ、これら電子回路基板1
0と電気コネクタとをビス等で固定する。そして、電気
コネクタ上に電気接合物20を配置してコンタクトリー
ド33の上端部と電気接合物20の電極21とを接触さ
せ、その後、電子回路基板10に電気接合物20を圧下
すれば、電子回路基板10と電気接合物20とを安定、
かつ確実に導通接続することができる。
【0021】上記構成によれば、高度な半田付け作業を
なんら必要としないので、半導体パッケージからなる電
気接合物20の電極21間のピッチが小さくなっても、
隣接する電極21に半田ブリッジが生じて一つ一つの電
極21の絶縁性を維持し得ないということがない。ま
た、電気コネクタが着脱自在であるので、電子回路基板
10や電気接合物20の交換が必要な場合に、なんら半
田を除去する必要がない。したがって、作業が非常に簡
素化し、電子回路基板10や電気接合物20の内部回路
が損傷して二次不良を招くおそれがない。
【0022】また、電子回路基板10と電気接合物20
とを僅かな荷重で安定して導通接続することができるの
で、大きな荷重を加える必要がない。よって、電子回路
基板10や電気接合物20が撓み、電極21や本体が変
形したり、あるいは破損して導通不良が生じるのを有効
に抑制防止することができる。さらに、複数本のコンタ
クトリード33を任意のピッチで配列することができる
ので、あらゆる種類の半導体パッケージに対応すること
が可能になる。
【0023】次に、図6ないし図8は本発明の第2の実
施形態を示すもので、この場合には、コンタクトリード
33とは反対側に位置する各接続端子32の面(裏面)
に、半田ボール45を溶着するか、あるいは導電性ゴム
46を設けるようにしている。
【0024】各半田ボール45は、電子回路基板10や
電気接合物20の耐熱温度等に応じ、任意の材料を使用
してリフロー等の手段により溶着される。また、各接続
端子32面に半田ボール45を図示しない低温半田ペー
ストを介して載置加熱し、各接続端子32面に半田ボー
ル45を固着することも可能である。各半田ボール45
の大きさは、任意であるが、0.3mm以上が望まし
い。各半田ボール45は、溶着により略半月状となる
が、各接続端子32面に図示しないレジスト薄膜を塗布
して接続端子32面との接触面積を小さくすれば、溶着
後の形状を略球状にすることができる。
【0025】各導電性ゴム46は、図8に示すように、
例えば接続端子32よりも小さい円錐台形、角錐台形、
円柱等に成形され、接続端子32の面に熱硬化の手段等
で溶着される。この導電性ゴム46の材料としては、金
粒子を主成分としたもの、銀粒子を主成分としたもの、
ニッケル等の金属粒子に金メッキ、銀メッキを施したも
のを主成分としたもの等、様々な種類があるが、所定の
抵抗やコストの観点から任意の材料が選択される。
【0026】次に、半田ボール45を備えた電気コネク
タの製造方法について説明する。この電気コネクタを製
造する場合には、先ず、上記実施形態と同様に絶縁性シ
ート30を形成し、この絶縁性シート30を上下逆に
し、エッチング槽39内のエッチング液40に櫛板36
のスパイン37を浸漬してこのスパイン37を除去(図
4(d)参照)し、各接続端子32と各コンタクトリード
33とに金メッキ等を必要に応じて適宜施し、接続抵抗
を下げるようにする。こうして接続抵抗を下げたら、固
定治具47に絶縁性シート30を配置してコンタクトリ
ード33とは反対側に位置する各接続端子32の面を上
方に向け、絶縁性シート30上に位置合わせ治具48を
高さ方向の隙間を介して位置決め配置する(図9(a)参
照)。
【0027】次いで、各接続端子32上に半田ボール4
5を位置合わせ治具48を介し真空ピンセット49や刷
毛等でセットし、リフローして接続端子32と半田ボー
ル45とを溶着する(同図参照)。そして、絶縁性シート
30の周囲に固定枠34を接着剤を介して接着し、この
固定枠34内に流動性の絶縁性樹脂あるいは絶縁性エラ
ストマーを汎用のディスペンサ41を介し同じ高さにな
るまで注型(図4(e)参照)するとともに、これを熱硬化
させて弾性高分子層35を形成し、その後、この弾性高
分子層35の表面をレーザで焼き、洗浄してその高さを
揃え、各貫通孔31から突出した斜めのコンタクトリー
ド33の上端部を露出させれば、半田ボール45を備え
た電気コネクタを製造することができる。
【0028】次に、導電性ゴム46付きの電気コネクタ
の製造方法について説明する。この電気コネクタを製造
する場合には、先ず、上記実施形態と同様に絶縁性シー
ト30を形成し、この絶縁性シート30を上下逆にし、
エッチング槽39内のエッチング液40に櫛板36のス
パイン37を浸漬してこのスパイン37を除去(図4
(d)参照)し、各接続端子32と各コンタクトリード3
3とに金メッキ等を必要に応じて適宜施し、接続抵抗を
下げるようにする。
【0029】接続抵抗を下げたら、注型治具50の円錐
台を呈した複数の注型穴51に流動性の導電性ゴム46
を汎用のディスペンサ41等で充填(図9(b)参照)し、
注型治具50上に絶縁性シート30を押さえ治具52を
介し配置して各注型穴51内にコンタクトリード33と
は反対側に位置する各接続端子32の面を向けた(図9
(c)参照)後、導電性ゴム46を熱硬化させる。注型治
具50は、テフロン(登録商標)樹脂か金属で作製して
テフロンコートあるいは金メッキを施し、導電性ゴム4
6の張り付きを抑制防止するようにすると良い。
【0030】そして、絶縁性シート30の周囲に固定枠
34を接着剤を介して接着し、この固定枠34内に流動
性の絶縁性樹脂あるいは絶縁性エラストマーを汎用のデ
ィスペンサ41を介し同じ高さになるまで注型(図4
(e)参照)するとともに、これを熱硬化させて弾性高分
子層35を形成し、その後、この弾性高分子層35の表
面をレーザで焼き、洗浄してその高さを揃え、各貫通孔
31から突出した斜めのコンタクトリード33の上端部
を露出させれば、導電性ゴム46を備えた電気コネクタ
を製造することができる。その他の部分については、上
記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0031】本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果が期待でき、しかも、各接続端子32に半田
ボール45を設ければ、従来の方法で電子回路基板10
との接続が可能になるので、新規の設備投資や治具等を
省略することができる。また、各接続端子32に導電性
ゴム46を設ければ、弾力性を高めてより低荷重で接続
することができ、繰り返しの使用が大いに期待できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係る電気コネクタ及びその製
造方法の実施例を比較例と共に説明する。 実施例1 先ず、厚さ18μmの金属シート上に厚さ25μmの絶
縁性シート30が積層した一辺55mmの正方形を呈し
た積層シートを用意し、この絶縁性シート30中央の厚
さ方向に直径0.4mmの貫通孔31をレーザ加工によ
り1mmピッチで複数個穿孔するとともに、金属シート
にレジストエッチングを施して部分的に除去し、各貫通
孔31を閉塞する直径0.8mmの接続端子32を相互
に離れた絶縁状態に形成した。金属シートは銅箔とし、
絶縁性シート30はポリイミドとした。
【0033】複数の貫通孔31を穿孔したら、厚さ0.
1mm、幅3.5mm、長さ40mmの銅板からなる金
属板を用意し、この金属板にワイヤーソーを使用したカ
ッティングを施し、スパイン37に37本のコンタクト
リード33を1mmピッチで一列に並べ備えた櫛板36
を形成するとともに、各コンタクトリード33を略斜線
状に屈曲形成した。各コンタクトリード33は、厚さ
0.1mm、幅0.2mm、長さ1.5mmに形成し
た。
【0034】次いで、各接続端子32の露出面にコンタ
クトリード33の下端部を抵抗溶接電極38を兼ねる取
付治具を介し加圧溶着した。溶接は、加圧力140g、
電流120A、電流印加時間4msの条件で行った。コ
ンタクトリード33を溶着したら、絶縁性シート30の
周囲にポリカーボネート製の固定枠34を接着剤を介し
て接着し、この固定枠34内に流動性の絶縁性エラスト
マーをディスペンサ41を介し同じ高さになるまで注型
し、これを130℃、5分間の条件で熱硬化させて弾性
高分子層35を形成した。
【0035】固定枠34の大きさは、内寸一辺45m
m、外寸一辺55mm、厚さ1mmとした。また、絶縁
性エラストマーとしては、液状シリコーンゴム〔信越化
学工業株式会社製 商品名KE1940A/B〕を使用
した。
【0036】次いで、弾性高分子層35の表面をYAG
レーザで焼いてその高さを一定に揃え、各貫通孔31か
ら突出した斜めのコンタクトリード33の上端部(0.
2mm□、厚さ0.1mm)を露出させた。そして、エ
ッチング槽39内のエッチング液40に櫛板36のスパ
イン37を浸漬してこのスパイン37を除去し、各接続
端子32と露出した各コンタクトリード33とに無電解
の金メッキをそれぞれ施した。
【0037】そして、固定治具47に絶縁性シート30
を配置してコンタクトリード33とは反対側に位置する
各接続端子32の面を上方に向け、絶縁性シート30上
に位置合わせ治具48を高さ方向の隙間を介して位置決
め配置し、各接続端子32上に半田ボール45を位置合
わせ治具48を介し刷毛でセットした。その後、130
℃でリフローして接続端子32と半田ボール45とを溶
着し、半田ボール45を備えた電気コネクタを作製し
た。
【0038】半田ボール45を備えた電気コネクタを作
製したら、電子回路基板10上に電気コネクタを配置し
て電極11と半田ボール45とを接触させ、これら電子
回路基板10と電気コネクタとをビスで固定した。そし
て、電気コネクタ上に電気接合物20を配置してコンタ
クトリード33の上端部と電気接合物20の電極21と
を接触させ、その後、電子回路基板10に電気接合物2
0を圧下したところ、電子回路基板10と電気接合物2
0とを安定、かつ確実正常に導通接続することができ
た。電気接合物20は、パッケージの一辺が55mmの
BGAとした。この電気接合物20の複数の電極21は
37×37の1,369個であり、電極21は1mmピ
ッチである。また、電子回路基板10に電気接合物20
を圧下する際、一電極当たり約20gの荷重を加えた。
【0039】実施例2 先ず、実施例1と同様に絶縁性シート30を形成してそ
の周囲に固定枠34を接着剤で接着し、この固定枠34
内に流動性の絶縁性エラストマーをディスペンサ41を
介し同じ高さになるまで注型し、これを130℃、5分
間の条件で熱硬化させて弾性高分子層35を形成した。
弾性高分子層35を形成したら、弾性高分子層35の表
面をYAGレーザで焼いてその高さを一定に揃え、各貫
通孔31から突出した斜めのコンタクトリード33の上
端部を露出させ、エッチング槽39内のエッチング液4
0に櫛板36のスパイン37を浸漬してこのスパイン3
7を除去し、各接続端子32と露出した各コンタクトリ
ード33とに無電解の金メッキをそれぞれ施した。
【0040】次いで、注型治具50の円錐台を呈した複
数の注型穴51に流動性の導電性ゴム46をディスペン
サ41で充填し、注型治具50上に絶縁性シート30を
押さえ治具52を介し配置して各注型穴51にコンタク
トリード33とは反対側に位置する各接続端子32の面
を向けた。導電性ゴム46としては、1×10-4Ωmの
抵抗率を有する銀粒子配合の導電性ゴム46を用いた。
そして、80℃、4Hrの条件で導電性ゴム46を加熱
してこれを熱硬化させ、各接続端子32と導電性ゴム4
6とを接着し、導電性ゴム46を備えた電気コネクタを
作製した。その他の部分については、実施例1と同様と
した。
【0041】電気コネクタを作製したら、電子回路基板
10上に電気コネクタを配置して電極11と導電性ゴム
46とを接触させ、これら電子回路基板10と電気コネ
クタとをビスで固定した。そして、電気コネクタ上に電
気接合物20を配置してコンタクトリード33の上端部
と電気接合物20の電極21とを接触させ、その後、電
子回路基板10に電気接合物20を圧下したところ、電
子回路基板10と電気接合物20とを安定、かつ確実正
常に導通接続することができた。電気接合物20は、パ
ッケージの一辺が55mmのBGAとした。この電気接
合物20の複数の電極21は37×37の1,369個
であり、電極21は1mmピッチである。また、電子回
路基板10に電気接合物20を圧下する際、一電極当た
り約20gの荷重を加えた。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えピッ
チが小さくなっても、電極の絶縁性を維持することがで
き、電気接合物の内部回路の損傷を招くことなく、しか
も、比較的簡単な作業で電気接合物を交換することがで
きるという効果がある。また、導通時に電気接合物が撓
み、その結果、電極や本体が変形等するのを抑制防止す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタの実施形態における
使用状態を示す部分断面説明図である。
【図2】本発明に係る電気コネクタの実施形態を示す斜
視説明図である。
【図3】本発明に係る電気コネクタの実施形態を示す部
分断面説明図である。
【図4】本発明に係る電気コネクタの製造方法の実施形
態を示す説明図で、(a)図は積層シートを形成する絶縁
性シートに複数の貫通孔を穿孔し、積層シートを形成す
る金属シートを部分的に除去し、接続端子を形成した状
態を示す部分断面図、(b)図はスパインに複数本のコン
タクトリードを並べ備えた櫛板を形成した状態を示す説
明図、(c)図は各接続端子にコンタクトリードを絶縁性
シートの貫通孔を介して溶着する状態を示す部分断面
図、(d)図は、エッチング液に櫛板のスパインを浸漬し
てスパインを除去する状態を示す部分断面図、(e)図は
絶縁性シートの周囲に固定枠を接着し、固定枠に流動性
の絶縁性樹脂あるいは絶縁性エラストマーを同じ高さに
なるまで注型する状態を示す部分断面図である。
【図5】本発明に係る電気コネクタの製造方法の他の実
施形態を示す説明図で、(a)図は、絶縁性シートに複数
の貫通孔を穿孔し、各貫通孔を被覆する接続端子を絶縁
状態に形成した状態を示す部分断面図、(b)図は各接続
端子にコンタクトリードを圧接し、電流を印加して溶接
する状態を示す部分断面図、(c)図は複数の成形治具で
コンタクトリードを所定の形に成形する状態を示す部分
断面図、(d)図は各コンタクトリードを切断して完全な
コンタクトリードを形成する状態を示す部分断面図であ
る。
【図6】本発明に係る電気コネクタの第2の実施形態に
おける使用状態を示す部分断面説明図である。
【図7】本発明に係る電気コネクタの第2の実施形態を
示す部分断面説明図である。
【図8】本発明に係る電気コネクタの第2の実施形態に
おける変形例を示す部分断面説明図である。
【図9】第2の実施形態における電気コネクタの製造方
法の実施形態を示す説明図で、(a)図は固定治具に絶縁
性シートを配置してコンタクトリードとは反対側に位置
する各接続端子の面を上方に向け、絶縁性シート上に位
置合わせ治具を高さ方向の隙間を介して位置決め配置し
た状態を示す部分断面図、(b)図は注型治具の複数の注
型穴に流動性の導電性ゴムを充填する状態を示す部分断
面図、(c)図は注型治具上に絶縁性シートを押さえ治具
を介し配置して各注型穴内にコンタクトリードとは反対
側に位置する各接続端子の面を向けた状態を示す部分断
面図である。
【図10】電子回路基板と電気接合物とを導通させる従
来の方法を示す部分断面説明図である。
【図11】電子回路基板と電気接合物とを導通させる従
来の他の方法を示す部分断面説明図である。
【符号の説明】
10 電子回路基板 11 電極(対向電極) 20 電気接合物 21 電極(対向電極) 30 絶縁性シート 31 貫通孔 32 接続端子 33 コンタクトリード 34 固定枠 35 弾性高分子層 36 櫛板 37 スパイン 40 エッチング液 45 半田ボール 46 導電性ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AG03 AG07 AG08 AG12 AH05 AH07 2G011 AA21 AB06 AB08 AC14 AE03 AF04 5E024 CA18 CB06 5E051 CA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する対向電極の間を導通させる電
    気コネクタであって、 上記対向電極間に介在する絶縁性シートに、複数の貫通
    孔を相互に離して並べ設け、各貫通孔を該絶縁性シート
    の一面側から接続端子で被覆するとともに、各接続端子
    に、屈曲した導電性のコンタクトリードを該絶縁性シー
    トの他面側から貫通孔を介して溶着し、該絶縁性シート
    の周囲には、複数本のコンタクトリードを囲む中空の固
    定枠を設け、この固定枠内には、各コンタクトリードの
    自由端部を露出させる絶縁性の弾性高分子層を設けたこ
    とを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 導電性シートに積層した絶縁性シートに
    複数の貫通孔を設け、該導電性シートを部分的に除去し
    て各貫通孔を被覆する接続端子を絶縁状態に形成し、各
    接続端子にコンタクトリードを上記絶縁性シートの貫通
    孔を介して溶着するとともに、各コンタクトリードを屈
    曲させ、上記絶縁性シートの周囲に固定枠を固定してそ
    の内部に流動性の絶縁性樹脂又は絶縁性エラストマーを
    注型し、これを熱硬化させて弾性高分子層を形成し、こ
    の弾性高分子層から各コンタクトリードの自由端部を露
    出させることを特徴とする電気コネクタの製造方法。
  3. 【請求項3】 導電性シートに積層した絶縁性シートに
    複数の貫通孔を設け、該導電性シートを部分的に除去し
    て各貫通孔を被覆する接続端子を絶縁状態に形成すると
    ともに、各接続端子にコンタクトリードを該絶縁性シー
    トの貫通孔を介して溶着し、各コンタクトリードを屈曲
    させ、このコンタクトリードとは反対側に位置する各接
    続端子の面に、半田ボールあるいは導電性ゴムを設け、
    上記絶縁性シートの周囲に固定枠を固定してその内部に
    は流動性の絶縁性樹脂又は絶縁性エラストマーを注型す
    るとともに、これを熱硬化させて弾性高分子層を形成
    し、この弾性高分子層から各コンタクトリードの自由端
    部を露出させることを特徴とする電気コネクタの製造方
    法。
JP2000269071A 2000-09-05 2000-09-05 電気コネクタ及びその製造方法 Expired - Lifetime JP4330778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000269071A JP4330778B2 (ja) 2000-09-05 2000-09-05 電気コネクタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000269071A JP4330778B2 (ja) 2000-09-05 2000-09-05 電気コネクタ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002075569A true JP2002075569A (ja) 2002-03-15
JP4330778B2 JP4330778B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=18755747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000269071A Expired - Lifetime JP4330778B2 (ja) 2000-09-05 2000-09-05 電気コネクタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4330778B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234948A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 異方性導電シート及び異方性導電シートの製造方法
KR101522381B1 (ko) * 2013-11-11 2015-05-26 주식회사 오킨스전자 소켓장착용 필름형 컨택플레이트, 이를 포함하는 컨택복합체
KR101754944B1 (ko) 2015-11-19 2017-07-06 주식회사 대성엔지니어링 테스트 소켓 및 그의 제조방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63502786A (ja) * 1986-01-15 1988-10-13 サーキュイット・コンポーネンツ・インコーポレーテッド 電気回路板相互接続器
JPH04137373A (ja) * 1989-12-05 1992-05-12 Rogers Corp 領域アレイコネクタ装置
JPH08273725A (ja) * 1995-04-04 1996-10-18 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電気コネクタと、その製造方法
JPH11211754A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電気コネクタ及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63502786A (ja) * 1986-01-15 1988-10-13 サーキュイット・コンポーネンツ・インコーポレーテッド 電気回路板相互接続器
JPH04137373A (ja) * 1989-12-05 1992-05-12 Rogers Corp 領域アレイコネクタ装置
JPH08273725A (ja) * 1995-04-04 1996-10-18 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電気コネクタと、その製造方法
JPH11211754A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電気コネクタ及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234948A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 異方性導電シート及び異方性導電シートの製造方法
KR101522381B1 (ko) * 2013-11-11 2015-05-26 주식회사 오킨스전자 소켓장착용 필름형 컨택플레이트, 이를 포함하는 컨택복합체
KR101754944B1 (ko) 2015-11-19 2017-07-06 주식회사 대성엔지니어링 테스트 소켓 및 그의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4330778B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5624268A (en) Electrical connectors using anisotropic conductive films
JP2500462B2 (ja) 検査用コネクタおよびその製造方法
US6224392B1 (en) Compliant high-density land grid array (LGA) connector and method of manufacture
US7946856B2 (en) Connector for interconnecting surface-mount devices and circuit substrates
KR20090117667A (ko) 솔더볼 장착 장치 및 와이어링 보드 제조 방법
WO2004002203A1 (ja) 回路基板装置および基板間の接続方法
JP2876292B2 (ja) コネクタおよびコネクタの製造方法
US7021946B2 (en) Connector integrated with a LED element
JPH05144995A (ja) 半導体パツケージ
JPS5998591A (ja) 両面回路接続方法
JP4330778B2 (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP2001052780A (ja) 電気コネクタおよびその製造方法
JP2002042922A (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP4065145B2 (ja) 電子部品用ソケットの製造方法
JP2004335844A (ja) 回路基板装置およびその製造方法
KR101951732B1 (ko) 측면 접촉이 가능한 기판 표면 실장용 도전성 접촉단자 및 그 제조방법
JPH06160433A (ja) 回路基板検査用プローブおよびその製造方法
JP3424685B2 (ja) 電子回路装置とその製造方法
JP2000164270A (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP3099768B2 (ja) 電子部品組立体およびその製造方法
JP2002056908A (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP2001267715A (ja) 電子回路装置および基板接続用弾性体
US10206283B1 (en) Electronic device
JPH08162756A (ja) 電子モジュールのマザー基板への接続装置
JP2001093635A (ja) 電気コネクタ及びその製造方法、電気コネクタの接続構造、並びにこれを有する電気電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4330778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150626

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term