JPH0644038Y2 - フレキシブルケーブルの接続構造 - Google Patents
フレキシブルケーブルの接続構造Info
- Publication number
- JPH0644038Y2 JPH0644038Y2 JP1988032138U JP3213888U JPH0644038Y2 JP H0644038 Y2 JPH0644038 Y2 JP H0644038Y2 JP 1988032138 U JP1988032138 U JP 1988032138U JP 3213888 U JP3213888 U JP 3213888U JP H0644038 Y2 JPH0644038 Y2 JP H0644038Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible cable
- conductor
- wiring board
- printed wiring
- connection structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器に用いられるプリント配線板にフレキシブルケ
ーブルを接続する接続構造に関し、 接続の確実性、安定性を向上せしめることを目的とし、 フレキシブルケーブルの先端部の一方の面の絶縁被覆を
所定幅除去して導体を露出させ、該導体をプリント配線
板の配線パターンに位置合わせして載置し、その部分の
フレキシブルケーブルの背後を弾性体のブロックを介し
てクリップで押圧してプリント配線板にフレキシブルケ
ーブルを接続する接続構造において、上記フレキシブル
ケーブルの絶縁被覆を除去する部分の幅を所定幅より増
加させ、その増加した部分の導体が露出した面に接着剤
層を設けると共に、その反対面に細長い板状のストッパ
を設けて成るように構成する。
ーブルを接続する接続構造に関し、 接続の確実性、安定性を向上せしめることを目的とし、 フレキシブルケーブルの先端部の一方の面の絶縁被覆を
所定幅除去して導体を露出させ、該導体をプリント配線
板の配線パターンに位置合わせして載置し、その部分の
フレキシブルケーブルの背後を弾性体のブロックを介し
てクリップで押圧してプリント配線板にフレキシブルケ
ーブルを接続する接続構造において、上記フレキシブル
ケーブルの絶縁被覆を除去する部分の幅を所定幅より増
加させ、その増加した部分の導体が露出した面に接着剤
層を設けると共に、その反対面に細長い板状のストッパ
を設けて成るように構成する。
本考案は電子機器に用いられるプリント配線板にフレキ
シブルケーブルを接続する接続構造に関する。
シブルケーブルを接続する接続構造に関する。
フレキシブルケーブルは薄い絶縁シートの上に多数の導
体パターンを形成し、その上を薄い絶縁シートで覆った
構造を有しており、可撓性を有しているため、例えばプ
ラズマディスプレイパネルにおいて、その多数の電極
と、パネルの背後に設けられて駆動回路を搭載したプリ
ント配線板のパターンを接続するような場合に用いられ
る。
体パターンを形成し、その上を薄い絶縁シートで覆った
構造を有しており、可撓性を有しているため、例えばプ
ラズマディスプレイパネルにおいて、その多数の電極
と、パネルの背後に設けられて駆動回路を搭載したプリ
ント配線板のパターンを接続するような場合に用いられ
る。
第２図はプリント配線板にフレキシブルケーブルを接続
する従来の接続構造を説明するための図である。このフ
レキシブルケーブルの接続構造は、先ず第２図（ａ）に
示すようにフレキシブルケーブル１の先端の一方の面に
絶縁被覆を所定幅（W0）除去して導体２を露出させ、こ
の露出した導体２をプリント配線板３のパターン４に位
置合わせして第２図（ｂ）のように重ね合わせ、その上
にゴム等の弾性体のブロック５を載置した後、第２図
（ｃ）（ｄ）の如くフレキシブルケーブル１をプリント
配線板３の下面に折り曲げ、その状態でフレキシブルケ
ーブル１と弾性体のブロック５とをクリップ６で挟んで
締付固定している。
する従来の接続構造を説明するための図である。このフ
レキシブルケーブルの接続構造は、先ず第２図（ａ）に
示すようにフレキシブルケーブル１の先端の一方の面に
絶縁被覆を所定幅（W0）除去して導体２を露出させ、こ
の露出した導体２をプリント配線板３のパターン４に位
置合わせして第２図（ｂ）のように重ね合わせ、その上
にゴム等の弾性体のブロック５を載置した後、第２図
（ｃ）（ｄ）の如くフレキシブルケーブル１をプリント
配線板３の下面に折り曲げ、その状態でフレキシブルケ
ーブル１と弾性体のブロック５とをクリップ６で挟んで
締付固定している。
上記従来のクリップ等を用いて機械的にフレキシブルケ
ーブルを接続する方式は、ハンダ付け、熱圧着等の一般
的な固定式接続方式に比しメンテナンス性に優れ、また
組立工数も少なく安価であるという利点があるが、その
反面、組立時のパターン合せ中にその位置がずれたり、
また組立後に第３図に示すようにゴム等の弾性体のブロ
ック５が不均等に変形してクリップ６からはみ出し、パ
ターンずれを生ずるなど確実性、安定性に欠けるという
問題があった。
ーブルを接続する方式は、ハンダ付け、熱圧着等の一般
的な固定式接続方式に比しメンテナンス性に優れ、また
組立工数も少なく安価であるという利点があるが、その
反面、組立時のパターン合せ中にその位置がずれたり、
また組立後に第３図に示すようにゴム等の弾性体のブロ
ック５が不均等に変形してクリップ６からはみ出し、パ
ターンずれを生ずるなど確実性、安定性に欠けるという
問題があった。
本考案はフレキシブルケーブルの接続構造の確実性、安
定性を向上せしめることを目的とする。
定性を向上せしめることを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案のフレキシブルケー
ブルの接続構造は、フレキシブルケーブル１の先端の一
方の面の絶縁被覆を所定幅除去して導体２を露出させ、
該導体２をプリント配線板３の配線パターン４に位置合
わせして載置し、その部分のフレキシブルケーブル１の
背後を弾性体のブロック５を介してクリップ６で押圧し
てプリント配線板３にフレキシブルケーブル１を接続す
る接続構造において、上記フレキシブルケーブル１の絶
縁被覆を除去する部分の幅を所定幅より増加させ、その
増加した部分の導体２が露出した面に接着剤層７を設け
ると共に、その反対面に細長い板状のストッパ８を設け
て成る。
ブルの接続構造は、フレキシブルケーブル１の先端の一
方の面の絶縁被覆を所定幅除去して導体２を露出させ、
該導体２をプリント配線板３の配線パターン４に位置合
わせして載置し、その部分のフレキシブルケーブル１の
背後を弾性体のブロック５を介してクリップ６で押圧し
てプリント配線板３にフレキシブルケーブル１を接続す
る接続構造において、上記フレキシブルケーブル１の絶
縁被覆を除去する部分の幅を所定幅より増加させ、その
増加した部分の導体２が露出した面に接着剤層７を設け
ると共に、その反対面に細長い板状のストッパ８を設け
て成る。
フレキシブルケーブル１の先端の絶縁被覆を除去して導
体２を露出させた面の先端部に接着剤層７を設けること
によりフレキシブルケーブルの導体２をプリント配線板
の配線パターン４に位置合わせして接着固定できるの
で、組立作業中のずれを防止できる。また接着剤層を設
けた背後にストッパー８を設けたことにより、弾性体の
ブロック５のはみ出しを防止でき、組立後に生ずる導体
２と配線パターン４の位置ずれを防止できる。
体２を露出させた面の先端部に接着剤層７を設けること
によりフレキシブルケーブルの導体２をプリント配線板
の配線パターン４に位置合わせして接着固定できるの
で、組立作業中のずれを防止できる。また接着剤層を設
けた背後にストッパー８を設けたことにより、弾性体の
ブロック５のはみ出しを防止でき、組立後に生ずる導体
２と配線パターン４の位置ずれを防止できる。
第１図は本考案の実施例を説明するための図である。
本実施例は、先ず第１図（ａ）に示すようにフレキシブ
ルケーブル１の先端の一方の面の絶縁被覆を第２図で説
明した所定幅（導体を接続するのに必要な幅）W0よりも
増加させた幅W1で除去し、導体２を露出させる。そして
この導体２を露出させた面の所定幅より増加させた部分
に接着剤層７を設ける。またこの接着剤層７を設けた部
分の背面にフレキシブルケーブル１の幅の全長にわたっ
て細長い板状のストッパー８を取着しておく。
ルケーブル１の先端の一方の面の絶縁被覆を第２図で説
明した所定幅（導体を接続するのに必要な幅）W0よりも
増加させた幅W1で除去し、導体２を露出させる。そして
この導体２を露出させた面の所定幅より増加させた部分
に接着剤層７を設ける。またこの接着剤層７を設けた部
分の背面にフレキシブルケーブル１の幅の全長にわたっ
て細長い板状のストッパー８を取着しておく。
次にフレキシブルケーブル１の導体２をプリント配線板
３の配線パターン４に位置合わせしながら第１図（ｂ）
に示すようにプリント配線板３にフレキシブルケーブル
１を載置し、その接着剤層７で接着固定する。次いで第
１図（ｃ）及び（ｄ）に示すようにフレキシブルケーブ
ル１をプリント配線板３の下面に沿うように折り曲げ、
また弾性体のブロック５をストッパー８に接触させてフ
レキシブルケーブル１の上に載置し、その状態を保持す
るようにクリップ６で挟み固定している。
３の配線パターン４に位置合わせしながら第１図（ｂ）
に示すようにプリント配線板３にフレキシブルケーブル
１を載置し、その接着剤層７で接着固定する。次いで第
１図（ｃ）及び（ｄ）に示すようにフレキシブルケーブ
ル１をプリント配線板３の下面に沿うように折り曲げ、
また弾性体のブロック５をストッパー８に接触させてフ
レキシブルケーブル１の上に載置し、その状態を保持す
るようにクリップ６で挟み固定している。
このように構成された本実施例は、接着剤層７によりフ
レキシブルケーブル１をプリント配線板３に接着固定す
ることができ、プリント配線板の配線パターン４に位置
合わせしたフレキシブルケーブルの導体２が組立作業中
にずれることを防止することができる。またストッパー
８により弾性体のブロック５の側面を押さえ、組立後に
おけるはみ出しを防止してフレキシブルケーブルの導体
２の位置ずれを防止することができる。
レキシブルケーブル１をプリント配線板３に接着固定す
ることができ、プリント配線板の配線パターン４に位置
合わせしたフレキシブルケーブルの導体２が組立作業中
にずれることを防止することができる。またストッパー
８により弾性体のブロック５の側面を押さえ、組立後に
おけるはみ出しを防止してフレキシブルケーブルの導体
２の位置ずれを防止することができる。
以上説明した様に本考案によれば、クリップ等を用いて
機械的にフレキシブルケーブルを接続する接続構造にお
いて、フレキシブルケーブルの絶縁被覆を除去した部分
の一部に接着剤層を設け、且つその部分の背面にストッ
パーを設けたことにより、組立時及び組立後のフレキシ
ブルケーブルの導体とプリント配線板の配線パターンと
の位置ずれを防止でき、接続の確実性、安定性を向上す
ることができる。
機械的にフレキシブルケーブルを接続する接続構造にお
いて、フレキシブルケーブルの絶縁被覆を除去した部分
の一部に接着剤層を設け、且つその部分の背面にストッ
パーを設けたことにより、組立時及び組立後のフレキシ
ブルケーブルの導体とプリント配線板の配線パターンと
の位置ずれを防止でき、接続の確実性、安定性を向上す
ることができる。
第１図は本考案の実施例を説明するための図、 第２図は従来のフレキシブルケーブルの接続構造を説明
するための図、 第３図は従来の接続構造の不具合点を説明するための図
である。 図において、 １はフレキシブルケーブル、 ２は導体、 ３はプリント配線板、 ４は配線パターン、 ５は弾性体のブロック、 ６はクリップ、 ７は接着剤層、 ８はストッパー、 を示す。
するための図、 第３図は従来の接続構造の不具合点を説明するための図
である。 図において、 １はフレキシブルケーブル、 ２は導体、 ３はプリント配線板、 ４は配線パターン、 ５は弾性体のブロック、 ６はクリップ、 ７は接着剤層、 ８はストッパー、 を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】フレキシブルケーブル（１）の先端部の一
方の面の絶縁被覆を所定幅除去して導体（２）を露出さ
せ、該導体（２）をプリント配線板（３）の配線パター
ン（４）に位置合わせして載置し、その部分のフレキシ
ブルケーブル（１）の背後を弾性体のブロック（５）を
介してクリップ（６）で押圧してプリント配線板（３）
にフレキシブルケーブル（１）を接続する接続構造にお
いて、 上記フレキシブルケーブル（１）の絶縁被覆を除去する
部分の幅を所定幅より増加させ、その増加した部分の導
体が露出した面に接着剤層（７）を設けると共に、その
反対面に細長い板状のストッパ（８）を設けて成ること
を 特徴とするフレキシブルケーブルの接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988032138U JPH0644038Y2 (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-12 | フレキシブルケーブルの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988032138U JPH0644038Y2 (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-12 | フレキシブルケーブルの接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137088U JPH01137088U (ja) | 1989-09-19 |
| JPH0644038Y2 true JPH0644038Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31258459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988032138U Expired - Lifetime JPH0644038Y2 (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-12 | フレキシブルケーブルの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644038Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5656030B2 (ja) * | 2012-08-17 | 2015-01-21 | Smk株式会社 | 駆動装置及びその製造方法 |
| JP6156666B2 (ja) * | 2016-05-19 | 2017-07-05 | Smk株式会社 | 駆動装置 |
-
1988
- 1988-03-12 JP JP1988032138U patent/JPH0644038Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01137088U (ja) | 1989-09-19 |
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