JPH08124726A - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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Publication number
JPH08124726A
JPH08124726A JP26052794A JP26052794A JPH08124726A JP H08124726 A JPH08124726 A JP H08124726A JP 26052794 A JP26052794 A JP 26052794A JP 26052794 A JP26052794 A JP 26052794A JP H08124726 A JPH08124726 A JP H08124726A
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JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
terminal
substrate
insulating case
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP26052794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorimichi Nagaoka
従通 長岡
Kazuhiro Nakagawa
一広 中川
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】導電性ゴム等の接続部品を削減し、製造工数を
低減して、安価で信頼性の高い高電圧用可変抵抗器を提
供する。 【構成】接続端子7にバネ部7cを形成し、接続端子7
の一端部を絶縁ケース1の端子保持溝1dに嵌合して保
持し、バネ部7cの一部を基板2に形成された電極に接
触させ、かつバネ部7cを押さえ付けるように基板2を
絶縁ケース1に固定して、接続端子7が絶縁ケース1の
隔離壁1b内に収納保持される。出力用のリード線8は
接続端子7の接続子7cに接触して挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV受像機やCRTデ
ィスプレイ等に用いられる高電圧用可変抵抗器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高電圧用可変抵抗器とし
て、はんだ付けを行わずにリード線を接続し、リード線
の着脱を可能とした、例えば、図8〜図10に示すよう
な構造のものがある。図8は側面図、図9は絶縁ケース
の開口部側を上にした斜視図、図10は接続端子の保持
構造を示す部分分解斜視図である。この高電圧用可変抵
抗器は、図8及び図9に示すように、一面開口状の合成
樹脂製の絶縁ケース1に、アルミナ等のセラミックから
なる基板2が接着固定され、絶縁ケース1の底部側に設
けられた円筒状の軸受部1a,1aには摺動子5を備え
た回転軸4、4が軸受され、絶縁ケース1の内隅部に設
けられた隔離壁1b内には基板2に形成された端子電極
と導通する導電性ゴム6及び導電性ゴム6に差し込まれ
た接続端子7が収納固定され、絶縁ケース1の開口部側
であって基板2の裏面(図において上面)側にエポキシ
系の樹脂3がモールドされている。そして、絶縁ケース
1の側壁面に設けられたリード線保持筒1cには絶縁被
覆が施された出力用のリード線8が挿入され、リード線
8は前記接続端子7に接続される。このリード線8から
はフォーカス電圧やスクリーン電圧等が出力される。
【0003】なお、基板2の表面(図において下面)に
は、図示しないが、出力用端子電極、高電圧が入力(印
加)される入力用端子電極、アース端子電極等が形成さ
れ、入力用端子電極、アース端子電極間に円弧状の可変
抵抗部を有する所要パターンの被膜抵抗体が形成されて
いる。また、図示は省略するが、アース用及び高電圧入
力用のリード端子またはリード線が、上記端子電極には
んだ付けあるいは導電性ゴム等により接続され、絶縁ケ
ース1の開口部側から引き出されている。
【0004】図10に拡大して示すように、接続端子7
は、平板状の金属からなり、中央部から放射状に延びる
3つの接続子7aが形成された略四角形状のリード線接
続部及びリード線接続部の一方端部側に形成された突起
部7bから構成されている。各接続子7aは先端部で、
リード線8挿入方向に折り曲げて形成され、各接続子7
aに接触してリード線8の芯線8aが挿入され、この接
続子7aのバネ圧により、芯線8aと接続端子7とが接
触して導通するようになっており、リード線8は着脱可
能に取り付けられる。
【0005】接続端子7の突起部7bは導電性ゴム6に
差し込まれ、接続端子7の他端側は絶縁ケース1の隔離
壁1b内の底面に形成された端子保持溝1dに保持さ
れ、導電性ゴム6は基板2の端子電極に接触して配置保
持されている。つまり、接続端子7の突起部7bが差し
込まれた導電性ゴム6は基板2に押さえ付けられて絶縁
ケース1の隔離壁1b内に収納されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
高電圧用可変抵抗器においては、リード線の接続には接
続端子以外に導電性ゴムを必要とし、部品点数が多くな
り、しかも、この導電性ゴムを組付ける作業が必要であ
り、部品コスト、製造コストが高くなるという問題があ
った。
【0007】また、導電性ゴムを用いることで、接続箇
所が増え、接続の信頼性が低下するという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来の高電圧用可変抵抗器が持つ問題点を解消し、導電性
ゴム等の接続部品を削減することにより、部品点数を削
減し、製造工数を低減して、安価で、信頼性の高い高電
圧用可変抵抗器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る発明は、回転軸が軸受された絶縁ケー
スと、表面に被膜抵抗体と電極とが形成されるとともに
前記絶縁ケースに収納された基板と、前記絶縁ケースか
ら導出された少なくとも1つの入出力用のリード線とを
有し、前記電極または前記被膜抵抗体と前記入出力用の
リード線との接続に、接続子を有する接続端子を用いた
高電圧用可変抵抗器において、前記接続端子にバネ部を
形成するとともに、前記接続端子の一部を前記絶縁ケー
スに保持し、前記バネ部の一部を前記電極または前記被
膜抵抗体に接触させ、かつ、押え付けた状態で、前記基
板を前記絶縁ケースに固定することにより、前記電極ま
たは前記被膜抵抗体と前記接続端子とを接続したことを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、接続端子に形成されたバ
ネ部が基板に形成された電極または被膜抵抗体と直接接
続されるので、接続端子以外に導電性ゴム等の接続部品
を不要とすることができ、接続箇所を削減できる。ま
た、バネ部の形状等を変えることにより、バネ部のバネ
圧を適宜設定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図において、従来例と同一または相当す
る部分、同一機能のものについては同一符号を付す。
【0012】本発明の一実施例に係る高電圧用可変抵抗
器の構造を図1〜図3に示す。図1は側断面図、図2は
接続端子の保持構造を示す部分分解斜視図、図3(a)
は接続端子の正面図、図3(b)は接続端子の側面図で
ある。
【0013】図1に示すように、本実施例の高電圧用可
変抵抗器では、絶縁ケース1の内隅部に設けられた隔離
壁1b内には基板2に形成された端子電極と直接接触し
て導通する接続端子7が収納固定され、接続端子7に出
力用のリード線8が挿入される。
【0014】本実施例の接続端子7は、平板状の金属か
らなり、図2及び図3に示すように、中央部から放射状
に延びる3つの接続子7aが形成された外形略四角形状
のリード線接続部に付加して1つの湾曲状に加工された
バネ部7cが一体に形成された構造となっている。バネ
部7cは所要の幅で、リード線接続部の一端中央部に基
板2側に突出して形成され、バネ性を有するように、リ
ード線挿入側に突出するように湾曲されて形成され、先
端部は基板2の端子電極と接触するように形成されてい
る。なお、バネ部7cの湾曲方向は逆方向でもよい。
【0015】そして、図2に示すように、接続端子7
は、バネ部7c側に対向する端部が絶縁ケース1の端子
保持溝1dに挿入され、バネ部7cの先端部が基板2の
端子電極に接触し、かつ基板2に押さえ付けられて、絶
縁ケース1の隔離壁1b内に収納固定される。つまり、
接続端子7は、バネ部7cのバネ圧により、絶縁ケース
1と基板2との間に安定に保持され、端子電極と安定に
接続されている。上記、接続端子及び接続端子取付け構
造以外の構成については、従来例の図8〜図10に示し
たものと同様の構成であり、その説明を省略する。
【0016】接続端子7は、平板状の金属板をプレス等
により打抜き形成し、曲げ加工して形成される。
【0017】以上のように、この構成では、はんだ付け
することなく、接続端子を基板に形成された端子電極に
直接接続することができ、従来の接続端子保持構造で必
要であった導電性ゴムを不要とすることができる。つま
り、導電性ゴムを削減でき、よって、導電性ゴム等の接
続部品を組込む作業を不要とし、かつ接続箇所を削減で
きる。
【0018】なお、上記実施例では、端子電極に接続端
子のバネ部を接触させたもので説明したが、これに限る
ものではなく、端子電極を覆うように被膜抵抗体を形成
し、この被膜抵抗体にバネ部を接触させてもよく、また
は、端子電極を形成することなく、被膜抵抗体に直接バ
ネ部を接触させるようにしてもよい。
【0019】以下に、接続端子のバネ部の他の実施例を
図4〜図7に示す。図4に示す接続端子7は、バネ部7
cをジグザグ状に折曲げ加工したものであり、図5に示
す接続端子7は、バネ部7cをコイル状に形成したもの
である。図6に示す接続端子7は、接続端子7の基板側
の両側にバネ部7c、7cを形成し、両バネ部7c,7
cを交差するように曲げ加工したものである。図7に示
す接続端子7は、バネ部7cを絶縁ケース保持側より引
出し、バネ部7cの先端部を基板側になるように曲げ加
工したものである。この場合、バネ部7cの長さ寸法を
大きくとることができ、バネ圧を小さくすることができ
る。
【0020】上記各実施例のように、バネ部の形成位
置、形状、数は、特に限定されるものではなく、バネ部
の長さ、幅、曲げ形状等を変えることにより、バネ圧を
適宜設定することができ、端子電極または被膜抵抗体と
の安定な接続を得るための適正なバネ圧を得ることがで
きる。
【0021】なお、上記実施例では、接続端子7を絶縁
ケース1に安定に保持するために、絶縁ケース1の端子
保持溝1dに接続端子7の一端を挿入しているが、絶縁
ケース1に端子保持溝等を設けることなく、接続端子7
の絶縁ケース保持側を延設分割し曲げ加工を行い、接続
端子7に絶縁ケース1の隔離壁1b内に略嵌合する寸法
の端子保持部を形成して、接続端子7を絶縁ケース1に
保持するようにしてもよい。また、接続端子7のリード
線接続部の形状等も上記実施例に限るものではなく、接
続子7aの数、形状も特に限定するものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高電
圧用可変抵抗器によれば、接続端子に形成されたバネ部
を基板に形成された電極または被膜抵抗体に直接接続す
ることができ、接続端子以外の導電性ゴム等の接続部品
を用いることなく、基板に形成された電極または被膜抵
抗体と接続端子とを接続することができる。つまり、導
電性ゴム等の接続部品を削減でき、このような接続部品
の組込み工数を低減し、よって、部品コスト、製造コス
トを低減することができる。
【0023】さらに、接続箇所が削減されるので、接続
の信頼性を向上できる。また、接続端子のバネ部の形状
等を変えることにより、端子電極または被膜抵抗体との
安定な接続を得るための適正なバネ圧を得ることがで
き、より信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高電圧用可変抵抗器の
側断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る接続端子の保持構造を
示す部分分解斜視図である。
【図3】(a)は本発明の一実施例に係る接続端子の正
面図であり、(b)は側面図である。
【図4】(a)は本発明の他の実施例に係る接続端子の
正面図であり、(b)は側面図である。
【図5】(a)は本発明の他の実施例に係る接続端子の
正面図であり、(b)は側面図である。
【図6】(a)は本発明の他の実施例に係る接続端子の
正面図であり、(b)は側面図である。
【図7】(a)は本発明の他の実施例に係る接続端子の
正面図であり、(b)は側面図である。
【図8】従来の高電圧用可変抵抗器の側断面図である。
【図9】本発明及び従来の絶縁ケースの斜視図である。
【図10】従来の接続端子の保持構造を示す部分分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 1a 軸受部 1b 隔離壁 1c リード線保持筒 1d 端子保持溝 2 基板 3 樹脂 4 回転軸 5 摺動子 7 接続端子 7a 接続子 7c バネ部 8 リード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸が軸受された絶縁ケースと、表面
    に被膜抵抗体と電極とが形成されるとともに前記絶縁ケ
    ースに収納された基板と、前記絶縁ケースから導出され
    た少なくとも1つの入出力用のリード線とを有し、前記
    電極または前記被膜抵抗体と前記入出力用のリード線と
    の接続に、接続子を有する接続端子を用いた高電圧用可
    変抵抗器において、 前記接続端子にバネ部を形成するとともに、前記接続端
    子の一部を前記絶縁ケースに保持し、前記バネ部の一部
    を前記電極または前記被膜抵抗体に接触させ、かつ、押
    え付けた状態で、前記基板を前記絶縁ケースに固定する
    ことにより、前記電極または前記被膜抵抗体と前記接続
    端子とを接続したことを特徴とする高電圧用可変抵抗
    器。
JP26052794A 1994-10-25 1994-10-25 高電圧用可変抵抗器 Pending JPH08124726A (ja)

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JP (1) JPH08124726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000024011A1 (fr) * 1998-10-20 2000-04-27 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. Piece electrique ayant un element metallique a fonction de borne, exempt de soudure
CN1084520C (zh) * 1996-06-05 2002-05-08 株式会社村田制作所 高压变阻器

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US6420957B1 (en) 1998-10-20 2002-07-16 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd Electric part having solder-less terminal metal fitment

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