JPH08241743A - 電子回路基板の電源端子取付構造 - Google Patents

電子回路基板の電源端子取付構造

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Publication number
JPH08241743A
JPH08241743A JP7070431A JP7043195A JPH08241743A JP H08241743 A JPH08241743 A JP H08241743A JP 7070431 A JP7070431 A JP 7070431A JP 7043195 A JP7043195 A JP 7043195A JP H08241743 A JPH08241743 A JP H08241743A
Authority
JP
Japan
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circuit board
electronic circuit
power supply
power source
source terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP7070431A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Konno
理一 今野
Hironobu Kajitani
宏伸 梶谷
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP7070431A priority Critical patent/JPH08241743A/ja
Publication of JPH08241743A publication Critical patent/JPH08241743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源端子を機械実装でき、また、その電気的
な接続もリフロー半田付け等により機械的に行うことが
できる電子回路基板の電源端子取付構造を提供し、組立
工数の削減を図ることを目的とする。 【構成】 接触部10aと接続片10bとを有するマイ
ナス電源端子10および接触部11aと接続片11bと
を有するプラス電源端子11をそれぞれプレス等で成形
し、これら電源端子10,11をインサート成形により
耐熱性樹脂の結合部材13に一体的に組み付けて該結合
部材13に嵌合用突起13a,13bを一体形成すると
ともに、電子回路基板Pに嵌合孔Pa,Pbを形成し、
電源端子10,11が組み付けられた結合部材13をロ
ボット等により把持し突起13a,13bを電子回路基
板Pの嵌合孔Pa,Pbに嵌合させた後、各電源端子1
0,11の接続片10b,11bをリフロー半田付けに
より電子回路基板Pの導電パターンに電気的に接続する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ページャ等の携帯用
電子機器等に適用される電子回路基板の電源端子取付構
造、特に、自動機による電子回路基板への機械実装が可
能な電源端子取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ページャ等の携帯用電子機器において
は、乾電池や充電式の電池パック等を着脱自在に装着
し、これらを電源として内部の電子回路基板等に給電す
る。このような携帯用電子機器においては、一般に、電
子回路基板にプラスとマイナスの電源端子を取り付け、
これらの端子を電池パックの電極等に弾性的に当接させ
て電気的な接続を得る取付構造が採用されている。
【0003】従来、このような携帯用電子機器の電源端
子取付構造にあっては、図2に示すように、プラス電源
端子1とマイナス電源端子2をリン青銅板等の導電性の
ばね板を屈曲して構成するとともに、これら電源端子
1,2をそれぞれ2カ所で折り曲げて接続片部1a,1
bと接続片部2a,2bを形成し、また、電子回路基板
3に各電源端子1,2の取付位置廻りにそれぞれ2つの
スルホール3a,3bとスルホール3c,3dを形成
し、プラス電源端子1の接続片部1a,1bをスルホー
ル3a,3bに、マイナス電源端子2の接続片部2a,
2bをスルホール3c,3dに挿通して取り付け、この
後、半田付けを行い各電源端子1,2と電子回路基板3
の導電パターンとを電気的に接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電源端子の取付構造にあっては、電源端子1,
2がばね作用を得るために金属板を屈曲して構成される
ため、ロボット等による把持が困難であり、電源端子
1,2の電子回路基板3への取付も作業者の手作業に依
らざるを得ず、製造ラインの自動化の障害となり、ま
た、作業工数が多いという問題があった。この発明は、
上記問題に鑑みてなされたもので、生産ラインの自動化
を促進でき、少ない組立工数で組み立てることができる
携帯用電子機器の電源端子取付構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、電子回路基板にプラス電源端子とマイ
ナス電源端子とを取り付け、これら端子を電源電極に接
触させて電子回路基板の電子部品に給電する電子回路基
板の電源端子取付構造において、プラス電源端子とマイ
ナス電源端子とを耐熱性樹脂により一体的に固着し、該
耐熱性樹脂に嵌合用突起を形成するとともに、該嵌合用
突起が嵌合可能な嵌合孔を前記電子回路基板に形成し
た。
【0006】
【作用】この発明にかかる電子回路基板の電源端子取付
構造によれば、プラス電源端子とマイナス電源端子とが
耐熱性樹脂により一体に固着され、ロボット等による把
持も耐熱性樹脂を把持することで容易に行える。このた
め、耐熱性樹脂をロボットにより把持して耐熱性樹脂の
嵌合用突起を電子回路基板の嵌合孔に嵌合させることで
取り付けられ、自動取付が可能となり、また、半田付け
もリフロー半田付け等で機械的に行え、作業工数を削減
できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の電子回路基板の電源端子取付
構造の一実施例を示す要部の分解斜視図である。
【0008】図中、Pは電子回路基板、10はマイナス
電源端子、11はプラス電源端子であり、マイナス電源
端子10とプラス電源端子11はインサート成形により
結合部材13に一体的に固着される。電子回路基板P
は、周知のように、導電パターンを有し、種々の電子部
品が実装される。この電子回路基板Pには各電源端子1
0,11の取付位置に対応した2カ所に円形の嵌合孔P
a,Pbが形成され、これら嵌合孔Pa,Pbに後述す
る結合部材の嵌合用突起が嵌合する。
【0009】マイナス電源端子10とプラス電源端子1
1は、リン青銅等の導電性の金属ばね板からなり、プレ
ス成形等で成形される。マイナス電源端子10は、一端
側に略波状に屈曲された接触部10aを有し、他端側に
接続片10bが折り曲げ成形される。同様に、プラス電
源端子11も、一端側に略く字状に屈曲された接触部1
1aを有し、他端側に接続片11bが折り曲げ成形され
る。これら電源端子10,11は、接触部10a,11
aが図示しない電池パックの電極に弾性的に接触し、ま
た、接続片10b,11bが電子回路基板Pの導電パタ
ーンと半田付け等で接続される。
【0010】結合部材13は、平面視略台形の板状をな
し、対向する側部にそれぞれ各電源端子10,11が固
着される。この結合部材13には、電子回路基板Pと接
触する裏面に2つに円柱状の嵌合用突起13a,13b
が形成される。この結合部材13は、嵌合用突起13
a,13bを電子回路基板Pの嵌合孔Pa,Pbに嵌着
させて電子回路基板Pに取り付けられる。
【0011】本実施例では、次のようにして電源端子1
0,11を予め結合部材13に取り付け、1つの部品と
して形成しておく。すなわち、先ず、各電源端子10,
11をプレス等で成形し、これら電源端子10,11を
インサートとして耐熱性の樹脂によりインサート成形を
行い、マイナス電源端子10とプラス電源端子11とを
結合部材13に固着して1つの部品として形成してお
く。
【0012】そして、1つの部品とされた各電源端子1
0、11を電子回路基板Pに取り付けるには、次のよう
な作業を行う。すなわち、電源端子10,11が固着さ
れた結合部材13をロボット等により把持し、その嵌合
用突起13a,13bを電子回路基板Pの嵌合孔Pa,
Pbに嵌入させて取り付け、この後、各電源端子10,
11の接続片10b,11bを電子回路基板Pの導電パ
ターンとリフロー半田付け等により半田付けして完成す
る。このため、作業者の手作業を廃止でき、自動化を促
進することができる。
【0013】そして、上述のようにして電源端子10,
11が取り付けられた電子回路基板Pはページャ等の小
型電子機器のケース内に設けられ、このケースに電池パ
ックが装着されると、電源端子10,11は接触部10
a,11aが弾性的に電池パックの電極と接触し、電気
的に導通する。したがって、電池パックによる給電が確
実に行える。
【0014】なお、上述した実施例では、インサート成
形により結合部材13を成形して電極端子10,11を
一体的に固着するが、接着により取り付けることも可能
であり、また、溝等を有する結合部材を予め耐熱性の樹
脂により射出成形等で成形し、この結合部材の溝等に電
極端子10,11を嵌着するように構成することも可能
である。また、上述した実施例では、結合部材13に円
柱状(断面円形状)の2つの突起13a,13bを形成
してこれらの突起13a,13bを電子回路基板Pの孔
Pa,Pbに嵌合させるが、突起は断面三角形や断面矩
形等の角部を有する形状に成形することも可能であり、
このような角部を有する形状の突起は複数を設けること
なく1つでも足りる。
【0015】さらに、上述した実施例では、電子機器と
してページャを例示するが、携帯電話や小型卓上電子計
算機等の種々の小型機器に適用できることは述べるまで
もない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
電子回路基板の電源端子取付構造によれば、プラス電源
端子とマイナス電源端子とを耐熱性の樹脂からなる結合
部材により一体化するとともに結合部材に嵌合用突起を
形成し、該突起を電子回路基板に形成された孔に嵌合さ
せて各電源端子を取り付けるようにしたため、機械実装
ができ、また、電気的な接続もリフロー半田付け等によ
り自動的に行え、組立工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる電子回路基板の電
源端子取付構造の要部を模式的に示す分解斜視図であ
る。
【図2】従来の電子回路基板の電源端子取付構造の要部
を模式的に示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 プラス電源端子 1a、1b 接続片部 2 マイナス電源端子 2a、2b 接続片部 3 電子回路基板 3a、3b、3c、3d スルホール 10 マイナス電源端子 10a 接触部 10b 接続片 11 プラス電源端子 11a 接触部 11b 接続片 13 結合部材(耐熱性の樹脂) 13a 嵌合用突起 13b 嵌合用突起 P 電子回路基板 Pa 嵌合孔 Pb 嵌合孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路基板にプラス電源端子とマイナ
    ス電源端子とを取り付け、これら端子を電源電極に接触
    させて電子回路基板の電子部品に給電する電子回路基板
    の電源端子取付構造において、プラス電源端子とマイナ
    ス電源端子とを耐熱性樹脂により一体的に固着し、該耐
    熱性樹脂に嵌合用突起を形成するとともに、該嵌合用突
    起が嵌合可能な嵌合孔を前記電子回路基板に形成したこ
    とを特徴とする電子回路基板の電源端子取付構造。
JP7070431A 1995-03-06 1995-03-06 電子回路基板の電源端子取付構造 Pending JPH08241743A (ja)

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ID=13431296

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JP7070431A Pending JPH08241743A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 電子回路基板の電源端子取付構造

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JP (1) JPH08241743A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6460821B1 (en) * 2000-11-20 2002-10-08 David Andrew Rhudy DSS uni-mount

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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