JPH055650Y2 - - Google Patents

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JPH055650Y2
JPH055650Y2 JP1988062031U JP6203188U JPH055650Y2 JP H055650 Y2 JPH055650 Y2 JP H055650Y2 JP 1988062031 U JP1988062031 U JP 1988062031U JP 6203188 U JP6203188 U JP 6203188U JP H055650 Y2 JPH055650 Y2 JP H055650Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯電話機等の電子機器において本体
に設けられ、例えば本体と電池パツクとを接続す
るための電源端子等の外部端子と機器内部のフラ
ツトケーブルとの接続構造に関する。
(従来の技術) 電子機器、例えば携帯電話機においては、電話
機本体とは別体の電池パツクを電話機本体に対し
て着脱自在に装着することによつて電源としてい
る。
電話機本体と電池パツク間の電気的接続構造と
しては、両者の着脱を容易化するために、板バネ
或はコイルバネを使用して機械的に接続する端子
構造が用いられている。
第2図a,b及びcは携帯電話機における従来
の接続端子構造を示し、aに示すように電話機本
体1の被装着部2に点線で示すような電池パツク
3を着脱自在に装着するように構成されている。
被装着部2には、本体1と、電池パツク3の接
続端子との電気的接続を実現するための端子5が
設けられている。
第2図b,cは当該端子5の構成を示す正面断
面図及び側部断面図であり、端子5は図示するよ
うに基底片5aと、基底片5aの一端から折返さ
れた接続片5bとから成り、被装着部2に形成さ
れた凹所7内に固定用ネジ8によつて固定され
る。固定用ネジ8は、端子5の基底片5aと凹所
7を貫通して固定用ナツト10で固着される。符
号11は電源供給線であり、電源供給線11の先
端には配線端子12がハンダ付けされるとともに
この配線端子12はナツト10と凹所7の裏面と
の間に挟圧保持される。
しかしながら、上記従来の電子機器の電源端子
等のような外部端子の構造においては、部品点数
が1接点に付き6個に達するため、構造が複雑化
して部品管理が煩雑化するばかりでなく、コスト
アツプ、組立て時間の増大を招く虞れがある。
特に、内部スペースが極めて狭い携帯電話機に
おいては、レイアウト上における種々の制限とな
つていた。
(考案の目的) 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、部
品点数増大や構造の複雑化を伴うことなく、電源
端子と電源線の如く電子機器内部のケーブルとそ
の外部端子とを適確に接続しつつ電源端子を筐体
に固定することができる電子機器の外部端子の構
造を提供することを目的としている。
(考案の概要) 上記目的を達成するため、本考案の電子機器の
外部端子の構造は、V字状に折り曲げた金属製導
板より成り電子機器本体側の被装着部に設けた凹
所内に一部が外部に突出した状態で固定される電
源端子と、該凹所底面との間で、フレキシブルプ
リント板を電気的機械的に接続するための構造に
おいて、 前記電源端子は前記凹所底面に着座する基底片
と、該基底片の一端を折り返すことによつて形成
され一部が該凹所から外部に突出する接続片と、
該基底片の両側縁から斜め上方へ屈曲して突設さ
れた複数の係止片と、該基底片の適所に形成され
該凹所底面から突設した係止突起に嵌合する孔
と、該基底片の一部を切り込んだ部分を下方へ所
定角度傾斜させて突出させた圧接片とを有し、前
記凹所の側部内壁をへこませることにより形成し
た被係止段部に該電源端子の係止片先端を係止す
ることにより該電源端子の該凹所内への固定が実
現され、前記フレキシブルプリント板は、前記基
底片の係止突起に嵌合する孔を有すると共に、凹
所底面と、電源端子の基底片及び該圧接片との間
で挟圧保持されることにより電気的機械的に電源
端子と接続されることを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案を携帯電話機の電源端子を例とし
て添付図面に基いて詳細に説明する。
第1図aは本考案の電源端子を備えた携帯電話
機の全体構成説明図、b及びcは当該電源端子の
正面図及び底面図、d及びeは装着した状態を示
す断面図である。
電話機本体11の被装着部12には、点線で示
すような電池パツク13を着脱自在に装着するよ
うに構成されている。
被装着部12には、本体11と、電池パツク1
3の接続端子との電気的接続を実現するための電
源端子15が取着されている。
電源端子15は第1図a,bに図示するように
略V字状あるいはU字状の形状を有した基底片1
5aと基底片15aの一端から折返された接続片
15bと、基底片15aの両側面から斜め上方へ
屈曲して突設された複数の係止片15cと、基底
片15aの所定位置に形成された嵌着孔15d
と、基底片15aの一部をコ字状に切込むととも
にこの切込み部分を下方へ所定角度傾斜させて突
出させた圧接片15eとを有する。嵌着孔15d
の周縁には図示のような切込み15fを形成す
る。
この電源端子15は、被装着部12に形成され
た凹所17内に固定される。この固定は、凹所1
7底面から突出した係止突起17aを嵌着孔15
d内に嵌着することによつて実現される。嵌着孔
15dは、係止突起17aよりも小径に構成する
とともに、両者を嵌合状態にしたときに切込み1
5fが押し広げられ、複数の爪状になつた嵌着孔
15d内周で突起17a周面に食い込むように構
成される。
次に凹所17は、第1図d,eに示すように突
起17aを有した底部20と、被係止段部21を
有した側部内壁22とを有する。被係止段部21
は側部内壁22を該内壁の厚み方向に所定深さへ
こませることにより形成される。被係止段部21
には電源端子15の係止片15cが図示のように
係止される。
符号25はフレキシブルプリント板から成る電
源線であり、凹所17の底部20上面と電源端子
の基底片15aとの間に挟圧されて固定される。
電源線25の突起17aと対応する部分には、孔
を形成する。
本実施例のように電源端子の嵌着孔15dと、
突起17aとの嵌合によつて位置決めと固定を行
つた上で、係止片15cと被係止段部21とによ
る係止を併用してもよいし、或はいずれか一方だ
けを用いてもよい。
更には、嵌着孔による突起17aの係止力を弱
くして位置決め機能だけを持たせる一方、係止片
15cと被係止段部21によつて固定機能を発揮
させるようにしてもよい。
圧接片15eは、電源線25との間の接続状態
を確実且つ安定的にするためのものである。
従つて、本考案の電源端子を用いれば、凹所1
7底部20との間に電源線25を介在させて電源
端子15を圧入することだけによつて電源端子の
装着が完了する。このため、部品点数を低減した
信頼性の高い強固な接続構造を実現することがで
きる。製造コストも低減することができる。
なお、請求の範囲においてV字状とは、U字状
をも含む概念である。
(考案の効果) 以上のように本考案の電子機器の外部端子の構
造によれば、部品点数増大や構造の複雑化を伴う
ことなく、電源端子と電源線とを適確に接続しつ
つ電源端子を筐体に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の電源端子を備えた携帯電話
機の全体構成説明図、b及びcは当該電源端子の
正面図及び底面図、d及びeは装着した状態を示
す断面図、第2図a,b及びcは携帯電話機にお
ける従来の接続端子構造である。 11……電話機本体、12……被装着部、13
……電池パツク、15……電源端子、15a……
基底片、15b……接続片、15c……係止片、
15d……嵌着孔、15e……圧接片、15f…
…切込み、17……凹所、17a……係止突起、
20……底部、21……被係止段部、25……電
源線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 V字状に折り曲げた金属製導板より成り電子機
    器本体側の被装着部に設けた凹所内に一部が外部
    に突出した状態で固定される電源端子と、該凹所
    底面との間で、フレキシブルプリント板を電気的
    機械的に接続するための構造において、 前記電源端子は前記凹所底面に着座する基底片
    と、該基底片の一端を折り返すことによつて形成
    され一部が該凹所から外部に突出する接続片と、
    該基底片の両側縁から斜め上方へ屈曲して突設さ
    れた複数の係止片と、該基底片の適所に形成され
    該凹所底面から突設した係止突起に嵌合する孔
    と、該基底片の一部を切り込んだ部分を下方へ所
    定角度傾斜させて突出させた圧接片とを有し、前
    記凹所の側部内壁をへこませることにより形成し
    た被係止段部に該電源端子の係止片先端を係止す
    ることにより該電源端子の該凹所内への固定が実
    現され、 前記フレキシブルプリント板は、前記基底片の
    係止突起に嵌合する孔を有すると共に、凹所底面
    と、電源端子の基底片及び該圧接片との間で挟圧
    保持されることにより電気的機械的に電源端子と
    接続されることを特徴とする電子機器の電源端子
    の構造。
JP1988062031U 1988-05-11 1988-05-11 Expired - Lifetime JPH055650Y2 (ja)

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JP1988062031U JPH055650Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

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JP1988062031U JPH055650Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

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Publication Number Publication Date
JPH01165566U JPH01165566U (ja) 1989-11-20
JPH055650Y2 true JPH055650Y2 (ja) 1993-02-15

Family

ID=31287667

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JPS5217109Y2 (ja) * 1971-10-02 1977-04-18
JPS597781Y2 (ja) * 1978-10-27 1984-03-09 松下電器産業株式会社 外部アンテナ接続装置

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JPH01165566U (ja) 1989-11-20

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