JP2582825Y2 - 電極等の取付機構 - Google Patents

電極等の取付機構

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JP2582825Y2
JP2582825Y2 JP1992067795U JP6779592U JP2582825Y2 JP 2582825 Y2 JP2582825 Y2 JP 2582825Y2 JP 1992067795 U JP1992067795 U JP 1992067795U JP 6779592 U JP6779592 U JP 6779592U JP 2582825 Y2 JP2582825 Y2 JP 2582825Y2
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健悟 大根田
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アイワ株式会社
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電極等の略コイル状
の取付部材を被取付部材に取付ける取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオやテープレコーダなど消費電力が
比較的小さく携帯可能な電気機器では、乾電池または2
次電池が使用できるようになっているのが普通である。
そのため、これらの電気製品には、図5に示すように、
電気機器本体11の内部に電池収納装置13が設けられ
ている。
【0003】この電池収納装置13は、一個もしくは複
数個の電池12を収納するように適宜な大きさの収納部
31が設けられ、その両端にはそれぞれ正電極32と負
電極33が設けられている。収納部31には、電池12
が脱落しないように上蓋(図示せず)が取り付けられて
いる。なお、図5には、収納部31に複数個の電池12
を収納できる例を示している。
【0004】正電極32は、例えば板材もしくはジャン
パー線などの線材で形成され、配線板(図示せず)には
んだ付けされた状態で収納部31の端面に当接させて固
定されている。負電極33は、図6に示すように例えば
コイル状に形成され、正電極32の反対側に電池12の
軸線に沿って配線板36にはんだ付けされた状態で収納
部31内に配置されている。
【0005】そして、収納部31に電池12を収納する
と、コイル状の負電極33が圧縮され、その弾性力で電
池12が正電極32側に押圧されるようになる。これに
よって電池12と正電極32および負電極33の接触力
が強化され、電池12の電力が機器本体11に確実に伝
わるようになっている。
【0006】正電極32および負電極33はそれぞれリ
ード線34で、もしくは直接機器本体11側のプリント
配線板(図示せず)に接続されている。なお、図5は、
リード線34で接続されているものを示している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従来の電池収納装置1
3では、図6(a)に示すように、負電極33のコイル
部を配線板36の底部側の端部を直角に折り曲げて、そ
の突出部35を配線板36の取り付け穴37に挿入して
裏側からはんだ付けするか、または同図(b)に示すよ
うに突出部35を配線板36の面に沿うように例えばペ
ンチ等で直角に折り曲げることによって抜け止め措置を
施しているのが一般的である。
【0008】しかし、同図(a)の方法では、コイル部
を手などで押えながら細い線状の突出部35をはんだ付
けするものであるから、その作業性が悪かった。また、
同様に、同図(b)に示した方法でも、突出部35をペ
ンチ等で折り曲げる必要があり、その作業性が悪いとい
う問題がある。
【0009】そこで、この考案は、電極等の略コイル状
の取付部材を被取付部材に取付ける取付作業の能率化を
図るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案においては、電
極等の略コイル状の取付部材を被取付部材に取付ける取
付機構において、取付部材をコイル部とその一端を延長
した棒状の係合部とで構成すると共に、係合部はコイル
部との間に設けた屈曲部と端部に設けた折曲部とを有
し、被取付部材には取付部材のコイル部を挟込む一対の
ツメ部と、取付部材の係合部を係止する係止部とを形成
し、係止部の両端に設けた係入部の一方より係合部を係
止部に沿って他方の係入部まで挿入することによって係
止部の両側に屈曲部と折曲部とを臨むようにして係合部
を係止部に係止すると共に、取付部材のコイル部を一対
のツメ部で挟持するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0011】
【作用】取付部材である例えば負電極1を被取付部材で
ある例えば配線板4に取り付けるには、係止部6の一端
に設けた係入部7より係合部3を係止部6に沿って係入
部8まで挿入すればよい。この挿入作業のみによって係
止部6の両側に屈曲部3bと折曲部3aとを臨むように
係合部3が係止部6に係止されると同時に、コイル部2
がツメ部5で挟込まれて負電極1が固定される。これに
よって、負電極1が配線板4に取り付けられる。このよ
うに係合部3を係止部6に沿って挿入するのみで、負電
極1を配線板4に取り付けることができるので、従来の
ように負電極の突出部に対するはんだ付けやペンチ等に
よる折り曲げの作業が不要になる。従って、負電極1の
取り付け作業を迅速に行うことができ、作業効率を向上
させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら、この考案
の一実施例について説明する。本例は図5に示す電池収
納装置13において、コイル状の負電極1を配線板4に
取付ける取付機構について適用した例である。なお、図
1は取付部材である例えば負電極1を被取付部材である
例えば配線板4に取付けた状態を示す。
【0013】1は負電極であり、この負電極1はコイル
状のコイル部2と棒状の係合部3とからなる。係合部3
には、図2に示すように、その先端に略L字状に折曲さ
れた折曲部3aおよび係合部3とコイル部2とを連接す
る屈曲部3bが形成される。なお、負電極1は、その装
着時に係合部3が後述する配線板4の底板4bより突出
しないように構成される。また、負電極1は、通電可能
な材料で形成されている。
【0014】4は略L字状に折曲形成された配線板であ
り、この配線板4は側板4aと底板4bで形成されると
共に、通電可能な材料で形成される。配線板4には、そ
の適宜部位にリード線34(図5参照)が接続される。
なお、配線板4は、図5の電池収納装置13に装着され
る。
【0015】配線板4には、図2に示すように、その側
板4aの電池12の負端子(図3参照)と対向する面に
ツメ部5がそれぞれ対向するように一対形成される。こ
のツメ部5は負電極1のコイル部2を挟込み位置決めす
るものである。なお、配線板4は、側板4aの裏面が図
5の電池収納装置13の側面に密着した状態で配され
る。
【0016】6は係止部であり、この係止部6はツメ部
5の下側で負電極1の係合部3に対応する部位に形成さ
れる。また、係止部6の上端面は、図3に示すように、
ストッパ部6aとして機能する。このストッパ部6aに
よって、負電極1の屈曲部3bと当接してコイル部2の
高さ位置を一定に保持すると同時に、負電極1の下方へ
の引き抜きを防止する。
【0017】係止部6は、図1に示すように、底板4b
が延設されている方向に向かって略V字状に形成され
る。従って、負電極1が配線板4に装着されたときに、
係合部3が側板4aより外側に向かって突出しない。
【0018】また、配線板4には、図2に示すように、
その係止部6の上下方向に係入部7、8が形成される。
係入部7は、図3の1点鎖線に示すように、負電極1の
係合部3を係止部6にはめ込むためのものである。
【0019】係入部8は、係合部3の折曲部3aを逃が
して係合部3と係止部6とを対向させることによって負
電極1を配線板4に係止するためのものである。つま
り、係入部8は、折曲部3aと係止部6の下部とを対向
させることによって負電極1を係止して負電極1の上方
への引き抜きを防止する。
【0020】負電極1を配線板4に取り付けるには、ま
ず、図2に示すように、係合部3の折曲部3aを係止部
6に対向した状態で折曲部3aを係止部6に沿って挿入
する。この挿入時には、図3の1点鎖線に示すように、
例えば、係合部3を若干斜めに挿入し折曲部3aが係止
部6に当接しながら移動する。
【0021】そして、屈曲部3bがストッパ部6aと当
接するまで挿入する。この挿入が終了すると、折曲部3
aが係止部6の下部と対向するので、係止部6の両側に
屈曲部3bと折曲部3aとが臨んだ状態で負電極1が配
線板4に係止される。また、これと同時に、コイル部2
をツメ部5に挟込む。これによって、図1の実線および
図3の2点鎖線に示すように、負電極1が配線板4に位
置決めされて取り付けが終了する。
【0022】本例によれば、係合部3を係止部6に沿っ
て挿入するのみで、負電極1を配線板4に自動的に取付
けることができるので、従来のように負電極の突出部に
対するはんだ付けやペンチ等による折り曲げの作業を不
要にできる。従って、本例によれば、負電極1の取り付
け作業を迅速に行うことができ、作業能率を向上させる
ことができる。
【0023】なお、本例によれば、負電極1が配線板4
より突出しないので、配線板4を図5の電気収納装置1
3の側面および底面に密着した状態で配することができ
る。
【0024】なお、上述実施例においては、配線板4の
係止部6の下方に係入部8が形成されている例を示した
が、配線板4の係止部6の下方に係入部8を形成しなく
てもよい(図4参照)。この場合には、図4に示すよう
に、負電極1の折曲部3aを配線板4の底板4bより突
出するように形成する。これによって、負電極1の引き
抜きを防止できる。
【0025】また、配線板4は、図4に示すように、係
止部6の先端を電池12の正端子と接触するように構成
してもよい。さらに、上述実施例においては、コイル部
2の高さ位置を一定に保持するために、係止部6の上端
をストッパ部6aとして利用しているが、ツメ部5の下
端にストッパ手段を設けることもできる。
【0026】さらに、上述実施例においては、取付部材
を負電極1とし、被取付部材を配線板4とした例を示し
たが、取付部材および被取付部材はこれに限定されな
い。
【0027】
【考案の効果】この考案によれば、取付部材をコイル部
とその一端を延長した棒状の係合部とで構成すると共
に、係合部はコイル部との間に設けた屈曲部と端部に設
けた折曲部とを有し、被取付部材には取付部材のコイル
部を挟込む一対のツメ部と、取付部材の係合部を係止す
る係止部とを形成し、係止部の両端に設けた係入部の一
方より係合部を係止部に沿って他方の係入部まで挿入す
ることによって係止部の両側に屈曲部と折曲部とを臨む
ようにして係合部を係止部に係止すると共に、取付部材
のコイル部を一対のツメ部で挟持するように構成したの
で、係合部を係止部に沿って挿入するのみで、負電極を
配線板に自動的に取り付けることができる。従って、こ
の考案によれば、従来のように負電極の突出部に対する
はんだ付けやペンチ等による折り曲げの作業を不要にで
きるので、その取り付け作業を迅速に行うことができ、
作業効率を向上させることができる。これに加えて、係
合部の両端に形成される折曲部と屈曲部がそれぞれ係止
部の下部とストッパ部に対向するので、負電極の上下方
向への抜け止めを確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の負電極の取付前の状態を示す図であ
る。
【図3】図2のI−I線の断面図である。
【図4】他の実施例を示す図である。
【図5】一般的な電池収納装置を説明する説明図であ
る。
【図6】従来例に係わる電池収納装置の負電極の取り付
け方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 負電極 2 コイル部 3 係合部 3a 折曲部 3b 屈曲部 4 配線板 5 ツメ部 6 係止部 6a ストッパ部 12 電池 13 電池収納装置 31 収納部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極等の略コイル状の取付部材を被取付
    部材に取付ける取付機構において、 上記取付部材をコイル部とその一端を延長した棒状の係
    合部とで構成すると共に、上記係合部は上記コイル部と
    の間に設けた屈曲部と端部に設けた折曲部とを有し、 上記被取付部材には上記取付部材のコイル部を挟込む一
    対のツメ部と、上記取付部材の係合部を係止する係止部
    とを形成し、 上記係止部の両端に設けた係入部の一方より上記係合部
    を上記係止部に沿って上記他方の係入部まで挿入するこ
    とによって上記係止部の両側に上記屈曲部と折曲部とを
    臨むようにして上記係合部を上記係止部に係止すると共
    に、上記取付部材のコイル部を上記一対のツメ部で挟持
    するように構成したことを特徴とする電極等の取付機
    構。
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JPH0633356U JPH0633356U (ja) 1994-04-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6042452Y2 (ja) * 1980-03-24 1985-12-26 ソニー株式会社 電池収納ケ−ス

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