JPH0562954U - 電池収納装置 - Google Patents

電池収納装置

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Publication number
JPH0562954U
JPH0562954U JP299092U JP299092U JPH0562954U JP H0562954 U JPH0562954 U JP H0562954U JP 299092 U JP299092 U JP 299092U JP 299092 U JP299092 U JP 299092U JP H0562954 U JPH0562954 U JP H0562954U
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JP
Japan
Prior art keywords
electrode
battery
wiring board
printed wiring
negative electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP299092U
Other languages
English (en)
Inventor
常恭 今野
昭 本間
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP299092U priority Critical patent/JPH0562954U/ja
Publication of JPH0562954U publication Critical patent/JPH0562954U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スプリング状の電極を確実に取り付けると共
に、電池の電力を機器本体に確実に供給できるようにす
る。 【構成】電池2を収納するときはその負極をスプリング
状の電極33に当てがって押し込むようにして収納す
る。これで電極33が圧縮されると共に、ジャンパー線
40の橋絡部42に押しつけられる。そして電池2の電
力が電極33とジャンパー線40からプリント配線板3
6を介して機器本体に供給される。ここでは電極33の
係止部45に設けられた鉤部46が、プリント配線板3
6の係止穴43に係止されて裏側ではんだ付けされてい
るので、電極33が抜け外れることがない。またジャン
パー線40の脚部41もプリント配線板36にはんだ付
けされているので、万一電極33のはんだ付け部に不良
が発生した場合でも、電池2の電力が装置本体に確実に
供給される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電池と機器本体の電気配線との接続を確実に保持可能な電池収納 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジオやテープレコーダなど消費電力が比較的小さく携帯可能な電気機器では 、乾電池または2次電池が使用できるようになっているのが普通である。そのた めこれらの電気製品には図3に示すように、機器本体1の内部に電池2の収納装 置3が設けられている。この電池収納装置3は、一個もしくは複数個の電池2を 収納するように適宜な大きさの収納部31が設けられ、その両端にはそれぞれ正 電極32と負電極33が設けられている。収納部31には電池2が脱落しないよ うに上蓋(図示せず)が取り付けられている。
【0003】 そして正電極32は例えば板材もしくはジャンパー線などの線材で形成され、 プリント配線板(図示せず)にはんだ付けされた状態で収納部31の端面に当接 させて固定されている。負電極33は図4に示すように例えばスプリング状に形 成され、正電極32の反対側に電池2の軸線に沿ってプリント配線板36にはん だ付けされた状態で収納部31内に配置されている。
【0004】 そして収納部31に電池2を収納するとスプリング状の負電極33が圧縮され 、その弾性力で電池2が正電極32側に押圧されるようになる。これによって電 池2と正電極32および負電極33の接触力が強化され、電池2の電力が機器本 体1に確実に伝わるようになっている。正電極32および負電極33はそれぞれ リード線34で、もしくは直接機器本体1側のプリント配線板(図示せず)に接 続されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来の電池収納装置3では、図4(a)に示すように負電極33の底部側の端 部を直角に折り曲げて、その突出部35をプリント配線板36の取り付け穴37 に挿入して裏側からはんだ付けするか、または同図(b)に示すように底部側を 二箇所ほど折り返して掛止部38を設け、これをプリント配線板36の取り付け 穴37に挿入して裏側からはんだ付けすることにより抜け止め措置を施している のが一般的である。
【0006】 しかし、同図(a)の方法では細い線状の突出部35を一箇所だけはんだ付け するものであるから固定力が弱く、衝撃が加わると外れてしまうおそれもある。 さらにプリント配線板36との接続部が一箇所だけであるから、この接続部には んだ付け不良が発生した場合には全く使用できなくなってしまうという問題があ る。
【0007】 また同図(b)に示した方法では、掛止部38が二箇所有るので、固定力およ びプリント配線板36との接続の信頼性は良くなるが、掛止部38の形状が複雑 であり、その加工時間および加工費用が増大するという問題がある。
【0008】 そこでこの考案は上述したような課題を解決したものであって、スプリング状 の電極を簡単な構造で確実に固定すると共に、この電極を取り付けるためのプリ ント配線板との接続を確実にすることが可能な電池収納装置を提案するものであ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため本考案においては、適宜な大きさの収納部に収納さ れた電池の電力を機器本体に供給するための正電極および負電極を有すると共に 、電極のうち少なくともスプリング状の電極がプリント配線板に取り付けられた 電池収納装置において、スプリング状の電極をプリント配線板に係止するための 係止手段を設けると共に、スプリング状の電極が当接可能なジャンパー線を上記 プリント配線板に取り付けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
図2に示すように、収納部31に電池2を収納するときは、電池2の負極をス プリング状の負電極33に当てがってこれを押し込むようにして収納する。これ によって負電極33が圧縮されると共に、この負電極33がジャンパー線40の 橋絡部42に強く押しつけられる。そして電池2の電力が負電極33とジャンパ ー線40を介して機器本体1に伝達される。
【0011】 ここでは負電極33の係止部45に設けられた鉤部46が、プリント配線板3 6の係止穴43に係止されて裏側ではんだ付けされているので、負電極33が抜 け外れることがない。またジャンパー線40の脚部41もはんだ付けされている ので、万一負電極33のはんだ付け部に不良が発生した場合でも、電池2の電力 が機器本体1に確実に伝達される。
【0012】
【実施例】
続いてこの考案に係わる電池収納装置の一実施例としてスプリング状の電極を 電池の負電極に用いた場合について、図面を参照して詳細に説明する。なお上述 と同様な部分については、同一符号を付けて説明を省略する。
【0013】 図1は本考案による電池収納装置3の負電極33を取り付ける前の状態を示す 。収納部31の負電極33を取り付けるプリント配線板36には、適宜な間隔で 2本のジャンパー線40が互いに平行に固定されている。このジャンパー線40 は電導性の良いバネ材でコ字状に形成されており、両端の脚部41がプリント配 線板36に差し込まれ、裏側からはんだ付けされている。また、脚部41の間の 橋絡部42はプリント配線板36から所定の間隔だけ離れている。
【0014】 両方のジャンパー線40の中間には、負電極33を取り付けるための係止穴4 3が設けられている。この係止穴43は縦穴部44を有するL字状であり、負電 極33の太さより僅かに広い幅になっている。負電極33の底部側には、鉤部4 6を有するL字状の係止部45が設けられている。この係止部45を係止穴43 に挿入して鉤部46を縦穴部44の上端に係止させて裏側からはんだ付けするこ とにより、負電極33を強固に取り付けることが可能になる。
【0015】 図2は負電極33を取り付けた状態を示す。同図(a)から分かるように負電 極33は、その底部側がジャンパー線40の橋絡部42に当接するように取り付 けられる。また、同図(b)に示すように負電極33の底部側は両方のジャンパ ー線40の橋絡部42に当接させて取り付けられる。そして電池2は、負電極3 3に当てがってこれを押し込むようにして収納部31に収納される。
【0016】 この時負電極33は圧縮されると共に、ジャンパー線40の橋絡部42に強く 押し当てられる。これによって電池2の電力は、負電極33とジャンパー線40 からプリント配線板36を介して機器本体1側のプリント配線板にリード線34 を介して、または直接的に電気配線に確実に伝達されるようになる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案はスプリング状の電極を収納装置本体に係止する ための係止手段を設けると共に、スプリング状の電極の底部側にジャンパー線を 配置し、このスプリング状の電極とジャンパー線をプリント配線板を介して機器 本体側のプリント配線板に接続したものである。
【0018】 したがって本発明によれば、スプリング状の電極が抜け外れるのを防止するこ とが可能であり、しかも電池を収納したときにはスプリング状の電極がジャンパ ー線に強く押しつけられるので、万一スプリング状の電極のはんだ付け部に不良 が発生しても、電池の電力がジャンパー線からプリント配線板を介して機器本体 に確実に供給されるようになるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる電池収納装置の構成図である。
【図2】実施例による負電極の取り付け状態を説明する
説明図である。
【図3】一般的な電池収納装置を説明する説明図であ
る。
【図4】従来例に係わる電池収納装置の負電極の取り付
け方法を説明する説明図である。
【符号の説明】 1 電気機器本体 2 電池 3 電池収納装置 31 収納部 32 正電極 33 負電極 34 リード線 35 突出部 36 プリント配線板 37 取り付け穴 38 掛止部 40 ジャンパー線 41 脚部 42 橋絡部 43 係止穴 44 縦穴部 45 係止部 46 鉤部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜な大きさの収納部に収納された電池
    の電力を機器本体に供給するための正電極および負電極
    を有すると共に、上記電極のうち少なくともスプリング
    状の電極がプリント配線板に取り付けられた電池収納装
    置において、 上記スプリング状の電極を上記プリント配線板に係止す
    るための係止手段を設けると共に、上記スプリング状の
    電極が当接可能なジャンパー線を上記プリント配線板に
    取り付けたことを特徴とする電池収納装置。
JP299092U 1992-01-30 1992-01-30 電池収納装置 Pending JPH0562954U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP299092U JPH0562954U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電池収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP299092U JPH0562954U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電池収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562954U true JPH0562954U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11544822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP299092U Pending JPH0562954U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電池収納装置

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JP (1) JPH0562954U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08203487A (ja) * 1995-01-26 1996-08-09 Nec Shizuoka Ltd 小型電子機器の電池用端子とその保持構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828948A (ja) * 1981-08-13 1983-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温水機の制御装置

Patent Citations (1)

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