JPH08298106A - 電池保持構造 - Google Patents
電池保持構造Info
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- JPH08298106A JPH08298106A JP7102153A JP10215395A JPH08298106A JP H08298106 A JPH08298106 A JP H08298106A JP 7102153 A JP7102153 A JP 7102153A JP 10215395 A JP10215395 A JP 10215395A JP H08298106 A JPH08298106 A JP H08298106A
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- contact terminal
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の小型軽量化、実装効率および組立性の
向上、コストダウンを実現し、確実な電気的接触導通お
よび耐振動性、耐衝撃性の電池保持を確保する。 【構成】 電池を挿入し保持するよう箱型形状部をな
し、該箱型形状部の天井面に電気絶縁機能を有するシー
トを配し、該箱型形状部の電池挿入開口と対向する側に
電池を該電池挿入開口側へ付勢するためのバネ部を有
し、該バネ部を電池の一方の電極と接触導通してなる第
一の接触端子と、該箱型形状部内の回路基板上に実装
し、電池を上方に付勢するためのバネ部を有し、前記電
池の他方の電極と接触導通するための第二の接触端子
と、前記電池を前記第一の接触端子および第二の接触端
子のバネ付勢力に抗して係止拘束するよう筐体ケースに
一体立設した一対の電池保持形状部とを構成する。
向上、コストダウンを実現し、確実な電気的接触導通お
よび耐振動性、耐衝撃性の電池保持を確保する。 【構成】 電池を挿入し保持するよう箱型形状部をな
し、該箱型形状部の天井面に電気絶縁機能を有するシー
トを配し、該箱型形状部の電池挿入開口と対向する側に
電池を該電池挿入開口側へ付勢するためのバネ部を有
し、該バネ部を電池の一方の電極と接触導通してなる第
一の接触端子と、該箱型形状部内の回路基板上に実装
し、電池を上方に付勢するためのバネ部を有し、前記電
池の他方の電極と接触導通するための第二の接触端子
と、前記電池を前記第一の接触端子および第二の接触端
子のバネ付勢力に抗して係止拘束するよう筐体ケースに
一体立設した一対の電池保持形状部とを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウム電池等のコイ
ン形電池を使用する機器において、電池と接触端子との
接触、導通を確保すると同時に電池を着脱自在に保持す
る電池保持構造に関するものである。
ン形電池を使用する機器において、電池と接触端子との
接触、導通を確保すると同時に電池を着脱自在に保持す
る電池保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コイン形電池を使用する機器にお
いて、その導通および保持構造は以下のようなものであ
った。
いて、その導通および保持構造は以下のようなものであ
った。
【0003】(1)プラス電極およびマイナス電極との
接触、導通をさせるための接触端子が組み込まれ、同時
に電池の保持形状をも有するプラスチック製の電池ホル
ダを基板上に実装し、電池ホルダによって導通と電池保
持をする。
接触、導通をさせるための接触端子が組み込まれ、同時
に電池の保持形状をも有するプラスチック製の電池ホル
ダを基板上に実装し、電池ホルダによって導通と電池保
持をする。
【0004】(2)筐体ケースに電池保持構造を設け、
該電池保持構造部内にプラス、マイナス両接点端子をネ
ジ止め、溶着等により組み付けし、両接点端子からリー
ド線を引出し、基板と半田付けあるいはコネクタを用い
て接続することにより、導通させる。
該電池保持構造部内にプラス、マイナス両接点端子をネ
ジ止め、溶着等により組み付けし、両接点端子からリー
ド線を引出し、基板と半田付けあるいはコネクタを用い
て接続することにより、導通させる。
【0005】(3)筐体ケースには電池保持構造のみを
設け、あらかじめリード線とコネクタを取り付けた電池
を電池保持構造部に組み込み、当該コネクタによって基
板と接続、導通させる。
設け、あらかじめリード線とコネクタを取り付けた電池
を電池保持構造部に組み込み、当該コネクタによって基
板と接続、導通させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような欠点があった。
来例では以下のような欠点があった。
【0007】(1)電池ホルダを単部品化する方法で
は、重量アップおよびコストアップとなる。
は、重量アップおよびコストアップとなる。
【0008】(2)上記電池ホルダを基板上に実装する
際には、電池ホルダの面積分の実装スペースが基板上に
必要となるために実装効率が悪い。
際には、電池ホルダの面積分の実装スペースが基板上に
必要となるために実装効率が悪い。
【0009】(3)電池ホルダはプラス、マイナス両接
触端子を組み込むための形状と、電池を保持する形状が
必要なために、電池ホルダ自体の重量、体積が小さく出
来ず、装置の小型軽量化に向かない。
触端子を組み込むための形状と、電池を保持する形状が
必要なために、電池ホルダ自体の重量、体積が小さく出
来ず、装置の小型軽量化に向かない。
【0010】(4)コネクタの接続によって電池と基板
を導通させる場合は組み立て性、操作性が悪く、また半
田付けによって直接基板と導通させる場合と比較して信
頼性が低い。
を導通させる場合は組み立て性、操作性が悪く、また半
田付けによって直接基板と導通させる場合と比較して信
頼性が低い。
【0011】本発明の目的は、装置の小型軽量化、実装
効率および組立性の向上、コストダウンを実現し、ま
た、電池着脱時の操作性の向上、電池誤挿入時のショー
トによる危険防止、確実な電気的接触導通の確保、耐振
動性、耐衝撃性の電池保持の確保にある。
効率および組立性の向上、コストダウンを実現し、ま
た、電池着脱時の操作性の向上、電池誤挿入時のショー
トによる危険防止、確実な電気的接触導通の確保、耐振
動性、耐衝撃性の電池保持の確保にある。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】本出願に係る
発明の目的を実現する構成は、請求項1に記載のよう
に、回路基板に実装されることで電池を挿入し保持する
よう箱型形状部をなし、該箱型形状部の天井面に電気絶
縁機能を有するシートを配し、該箱型形状部の電池挿入
開口と対向する側に電池を該電池挿入開口側へ付勢する
ためのバネ部を有し、該バネ部を電池の一方の電極と接
触導通させてなる第一の接触端子と、該第一の接触端子
による箱型形状部内の回路基板上に実装され、電池を上
方に付勢するためのバネ部を有し、前記電池の他方の電
極と接触導通させるための第二の接触端子と、前記回路
基板を組み込む筐体ケースと、前記電池を前記第一の接
触端子および第二の接触端子のバネ付勢力に抗して係止
拘束するよう電池の最大幅よりも狭い幅寸法を有し、前
記第一の接触端子の電池挿入開口から前記電池の最大厚
さ以上の間隔を有して該筐体ケースに一体に立設された
一対の電池保持形状部とを有することを特徴とする電池
保持構造にある。
発明の目的を実現する構成は、請求項1に記載のよう
に、回路基板に実装されることで電池を挿入し保持する
よう箱型形状部をなし、該箱型形状部の天井面に電気絶
縁機能を有するシートを配し、該箱型形状部の電池挿入
開口と対向する側に電池を該電池挿入開口側へ付勢する
ためのバネ部を有し、該バネ部を電池の一方の電極と接
触導通させてなる第一の接触端子と、該第一の接触端子
による箱型形状部内の回路基板上に実装され、電池を上
方に付勢するためのバネ部を有し、前記電池の他方の電
極と接触導通させるための第二の接触端子と、前記回路
基板を組み込む筐体ケースと、前記電池を前記第一の接
触端子および第二の接触端子のバネ付勢力に抗して係止
拘束するよう電池の最大幅よりも狭い幅寸法を有し、前
記第一の接触端子の電池挿入開口から前記電池の最大厚
さ以上の間隔を有して該筐体ケースに一体に立設された
一対の電池保持形状部とを有することを特徴とする電池
保持構造にある。
【0013】この構成によれば、電池と回路基板との導
通および電池保持構造を、第一、第二の接触端子と筐体
ケースのみによって実現することができ、従来の如く、
単部品として電池ホルダを使用する必要がなくなり、装
置の小型軽量化、実装効率および組立性の向上、コスト
ダウン等が実現できる。
通および電池保持構造を、第一、第二の接触端子と筐体
ケースのみによって実現することができ、従来の如く、
単部品として電池ホルダを使用する必要がなくなり、装
置の小型軽量化、実装効率および組立性の向上、コスト
ダウン等が実現できる。
【0014】また、請求項2に記載のように、請求項1
において、前記シートは、前記電池の挿入開口側に少な
くとも一か所の折り曲げ部を有することを特徴とする。
において、前記シートは、前記電池の挿入開口側に少な
くとも一か所の折り曲げ部を有することを特徴とする。
【0015】この構成によれば、電池の誤挿入時のショ
ート防止機能および、着脱時のガイド機能を実現するこ
とができ、電池誤挿入時のショートによる発火、発熱等
の危険防止と、電池着脱時の操作性が向上する。
ート防止機能および、着脱時のガイド機能を実現するこ
とができ、電池誤挿入時のショートによる発火、発熱等
の危険防止と、電池着脱時の操作性が向上する。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項3に記載のように、請求項1または2
において、前記第一の接触端子と前記回路基板と前記電
池保持形状部とにより少なくとも電池を保持する構造を
有することを特徴とする。
な構成は、請求項3に記載のように、請求項1または2
において、前記第一の接触端子と前記回路基板と前記電
池保持形状部とにより少なくとも電池を保持する構造を
有することを特徴とする。
【0017】この構成によれば、各構成要素の部材の位
置関係により、電池が取り付けられた状態では、前後左
右上下方向に対して電池を確実に保持することができ、
適正な接触圧の確保による確実な電気的接触導通と、外
部からの振動衝撃に強い電池保持ができる。
置関係により、電池が取り付けられた状態では、前後左
右上下方向に対して電池を確実に保持することができ、
適正な接触圧の確保による確実な電気的接触導通と、外
部からの振動衝撃に強い電池保持ができる。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項4の記載のように、請求項1ないし3
のいずれかにおいて、前記第一の接触端子のバネ付勢力
の作用方向と、前記第二の接触端子のバネ付勢力の作用
方向とにより、前記電池を取り外し方向に押し出す構造
を有することを特徴とする。
な構成は、請求項4の記載のように、請求項1ないし3
のいずれかにおいて、前記第一の接触端子のバネ付勢力
の作用方向と、前記第二の接触端子のバネ付勢力の作用
方向とにより、前記電池を取り外し方向に押し出す構造
を有することを特徴とする。
【0019】この構成によれば、電池の取り外し時の操
作性が向上し、容易に電池を取り外すことができる。
作性が向上し、容易に電池を取り外すことができる。
【0020】
【実施例】図1乃至図5は本出願に係る発明の第1の実
施例を示す。
施例を示す。
【0021】図1は本実施例の特徴を最もよく表す図面
であり、同図において1はリチウム電池等に代表される
コイン形電池であり、図面に対して上面および側面がプ
ラス電極1a、下面がマイナス電極1bである。また、
同図においてはリチウム電池1は取り外された状態とな
っている。2は電池1のプラス電極1aとの接触導通を
とるためのプラス端子、3は電池1のマイナス電極1b
との接触導通をとるためのマイナス端子、4は絶縁シー
ト、5は回路基板、6は筐体ケース、7は筐体ケース6
に設けられた電池に対し狹着機能を有する電池保持形状
部である。
であり、同図において1はリチウム電池等に代表される
コイン形電池であり、図面に対して上面および側面がプ
ラス電極1a、下面がマイナス電極1bである。また、
同図においてはリチウム電池1は取り外された状態とな
っている。2は電池1のプラス電極1aとの接触導通を
とるためのプラス端子、3は電池1のマイナス電極1b
との接触導通をとるためのマイナス端子、4は絶縁シー
ト、5は回路基板、6は筐体ケース、7は筐体ケース6
に設けられた電池に対し狹着機能を有する電池保持形状
部である。
【0022】通常、リチウム電池等のコイン型電池は電
流容量が低いために、電源オフ時のメモリバックアップ
等の目的に使用される。
流容量が低いために、電源オフ時のメモリバックアップ
等の目的に使用される。
【0023】図2は本実施例による電池保持構造をz軸
方向から見た図である。同図において電池保持形状7の
電池に対し係止機能を有する爪部7aはx軸に対して対
称な位置に一対として設けられており、その間隔Wはリ
チウム電池1の直径Dよりも狭く設定される。さらに、
電池1が接触端子2a,2bのバネ付勢力に抗して−x
方向に押されてEだけ移動したときに、電池1が爪部7
aから離脱できるような位置に設けられている。
方向から見た図である。同図において電池保持形状7の
電池に対し係止機能を有する爪部7aはx軸に対して対
称な位置に一対として設けられており、その間隔Wはリ
チウム電池1の直径Dよりも狭く設定される。さらに、
電池1が接触端子2a,2bのバネ付勢力に抗して−x
方向に押されてEだけ移動したときに、電池1が爪部7
aから離脱できるような位置に設けられている。
【0024】図3は本実施例による電池保持構造をxz
平面で断面をとった図である。同図において爪部7aと
シート4の折り曲げ部4aとの間隔Lは、電池1の厚さ
tよりも充分に広いが、電池1が保持された状態では、
電池1を+z方向に対して拘束できるような寸法に設定
されている。
平面で断面をとった図である。同図において爪部7aと
シート4の折り曲げ部4aとの間隔Lは、電池1の厚さ
tよりも充分に広いが、電池1が保持された状態では、
電池1を+z方向に対して拘束できるような寸法に設定
されている。
【0025】図4は本実施例による電池保持構造の組み
立て方法を表す図面である。回路基板5上にはプラス端
子2およびマイナス端子3が半田付けにより実装され
る。回路基板5の半田付け部にはプラス端子およびマイ
ナス端子に対応して、プラス電極パターン5a、および
マイナス電極パターン5bが形成されており、不図示の
バックアップ回路と直結している。装置の電源オン時に
は、リチウム電池1からの電源供給は行われず、電源オ
フ時にリチウム電池1からバックアップ回路に電源供給
されるようになっている。プラス端子2は電池1を+x
方向に付勢しながらプラス電極1aとの導通を実現する
ための電池接触バネ2a,2bと箱型形状部2cとが一
体となっている。
立て方法を表す図面である。回路基板5上にはプラス端
子2およびマイナス端子3が半田付けにより実装され
る。回路基板5の半田付け部にはプラス端子およびマイ
ナス端子に対応して、プラス電極パターン5a、および
マイナス電極パターン5bが形成されており、不図示の
バックアップ回路と直結している。装置の電源オン時に
は、リチウム電池1からの電源供給は行われず、電源オ
フ時にリチウム電池1からバックアップ回路に電源供給
されるようになっている。プラス端子2は電池1を+x
方向に付勢しながらプラス電極1aとの導通を実現する
ための電池接触バネ2a,2bと箱型形状部2cとが一
体となっている。
【0026】箱型形状部2cの天井面2dには絶縁シー
ト4が両面テープ4bにより接着されるようになってお
り、電池1がプラスマイナス逆に挿入された場合のショ
ート、発火および発熱を防止していると同時に、電池1
の挿入時には挿入ガイドとなるように挿入開口部側に開
く折り曲げ部4aが設けられている。マイナス端子3に
は電池1を+z方向に付勢しながらマイナス電極1bと
の導通を実現するための切り起こし舌片状の電池接触バ
ネ3a,3bが設けられている。上記プラス端子2およ
びマイナス端子3が実装された回路基板5は筐体ケース
6へ組み込まれ、組み込まれた状態では筐体ケース6に
設けられた電池保持形状部7と対向する位置に配置され
る。
ト4が両面テープ4bにより接着されるようになってお
り、電池1がプラスマイナス逆に挿入された場合のショ
ート、発火および発熱を防止していると同時に、電池1
の挿入時には挿入ガイドとなるように挿入開口部側に開
く折り曲げ部4aが設けられている。マイナス端子3に
は電池1を+z方向に付勢しながらマイナス電極1bと
の導通を実現するための切り起こし舌片状の電池接触バ
ネ3a,3bが設けられている。上記プラス端子2およ
びマイナス端子3が実装された回路基板5は筐体ケース
6へ組み込まれ、組み込まれた状態では筐体ケース6に
設けられた電池保持形状部7と対向する位置に配置され
る。
【0027】電池1を取り付ける場合は、まず電池1の
極性を確認し、プラス電極1aの上面を上向きにして電
池保持形状部7と絶縁シート4の間を、絶縁シート4の
挿入ガイド形状4aに沿って、電池接触バネ2a,2b
の付勢力に抗しながら箱型形状部2cへ差し込む。電池
1が電池保持形状部7から外れたところで電池1を下側
へ押すと電池1はプラス端子2の電池接触バネ2a,2
bの付勢力によって電池保持形状部7の爪部7aに対し
下側(−z方向)へ入り込む。同時に、マイナス端子3
の電池接触バネ3a,3bによって+z方向へ付勢され
ながら爪部7aに突き当たって固定される。
極性を確認し、プラス電極1aの上面を上向きにして電
池保持形状部7と絶縁シート4の間を、絶縁シート4の
挿入ガイド形状4aに沿って、電池接触バネ2a,2b
の付勢力に抗しながら箱型形状部2cへ差し込む。電池
1が電池保持形状部7から外れたところで電池1を下側
へ押すと電池1はプラス端子2の電池接触バネ2a,2
bの付勢力によって電池保持形状部7の爪部7aに対し
下側(−z方向)へ入り込む。同時に、マイナス端子3
の電池接触バネ3a,3bによって+z方向へ付勢され
ながら爪部7aに突き当たって固定される。
【0028】電池1は±x方向には電池接触バネ2a,
2bと電池保持形状部7によって支持され、±y方向に
はプラス端子2の箱型形状部2cと電池保持形状部7に
よって支持され、±z方向にはプラス端子2の箱型形状
部2cの天井面2dと電池保持形状部7の爪部7a、電
池接触バネ3a,3bおよび回路基板5によって支持さ
れるので、外部からの振動、衝撃等で誤って外れてしま
うことがない。
2bと電池保持形状部7によって支持され、±y方向に
はプラス端子2の箱型形状部2cと電池保持形状部7に
よって支持され、±z方向にはプラス端子2の箱型形状
部2cの天井面2dと電池保持形状部7の爪部7a、電
池接触バネ3a,3bおよび回路基板5によって支持さ
れるので、外部からの振動、衝撃等で誤って外れてしま
うことがない。
【0029】一方、プラス端子2の電池接触バネ2a,
2b、マイナス端子3の電池接触バネ3a,3bの接触
荷重は、接触バネ1枚あたり約0.98N(=100g
f)に設定してあるので、良好な接触圧が得られるよう
になっている。以上のようにして電池1を取り付けた状
態を表すのが図3である。
2b、マイナス端子3の電池接触バネ3a,3bの接触
荷重は、接触バネ1枚あたり約0.98N(=100g
f)に設定してあるので、良好な接触圧が得られるよう
になっている。以上のようにして電池1を取り付けた状
態を表すのが図3である。
【0030】交換等で電池1を取り外す場合は、電池1
を電池接触バネ2a,2bの付勢力に抗しながら−x方
向に押すと、電池保持形状部7の爪部7aから外れたと
ころで電池接触バネ3a,3bの付勢力によって上側へ
持ち上げられる。ここで操作者が押す力を弱めれば、電
池1は電池接触バネ2a,2bの付勢力により取り外し
方向(+x方向および+z方向)へせり出され、電池保
持形状部7に乗りあげて止まるので電池1をつまむこと
によって、容易に取り外しできる。
を電池接触バネ2a,2bの付勢力に抗しながら−x方
向に押すと、電池保持形状部7の爪部7aから外れたと
ころで電池接触バネ3a,3bの付勢力によって上側へ
持ち上げられる。ここで操作者が押す力を弱めれば、電
池1は電池接触バネ2a,2bの付勢力により取り外し
方向(+x方向および+z方向)へせり出され、電池保
持形状部7に乗りあげて止まるので電池1をつまむこと
によって、容易に取り外しできる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、電池と
回路基板との導通および電池保持構造を、第一、第二の
接触端子と筐体ケースのみによって実現することがで
き、従来の如く、単部品として電池ホルダを使用する必
要がなくなり、装置の小型軽量化、実装効率および組立
性の向上、コストダウン等が実現できる。
回路基板との導通および電池保持構造を、第一、第二の
接触端子と筐体ケースのみによって実現することがで
き、従来の如く、単部品として電池ホルダを使用する必
要がなくなり、装置の小型軽量化、実装効率および組立
性の向上、コストダウン等が実現できる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、電池の誤
挿入時のショート防止機能および、着脱時のガイド機能
を実現することができ、電池誤挿入時のショートによる
発火、発熱等の危険防止と、電池着脱時の操作性が向上
する。
挿入時のショート防止機能および、着脱時のガイド機能
を実現することができ、電池誤挿入時のショートによる
発火、発熱等の危険防止と、電池着脱時の操作性が向上
する。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、各構成要
素の部材の位置関係により、電池が取り付けられた状態
では、前後左右上下方向に対して電池を確実に保持する
ことができ、適正な接触圧の確保による確実な電気的接
触導通と、外部からの振動衝撃に強い電池保持ができ
る。
素の部材の位置関係により、電池が取り付けられた状態
では、前後左右上下方向に対して電池を確実に保持する
ことができ、適正な接触圧の確保による確実な電気的接
触導通と、外部からの振動衝撃に強い電池保持ができ
る。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、電池の取
り外し時の操作性が向上し、容易に電池を取り外すこと
ができる。
り外し時の操作性が向上し、容易に電池を取り外すこと
ができる。
【図1】本発明の実施例に係る電池保持構造を説明する
斜視図。
斜視図。
【図2】本発明の実施例に係る電池保持形状のz軸方向
平面図。
平面図。
【図3】本発明の実施例に係る電池保持形状のxz平面
断面図。
断面図。
【図4】本発明の実施例に係る電池保持構造の組み立て
方法を説明する分野斜視図。
方法を説明する分野斜視図。
【図5】本発明の実施例に係る電池保持構造において、
電池を取り付けた状態を説明する分野斜視図。
電池を取り付けた状態を説明する分野斜視図。
1…コイン形電池 2…プラス端子 3…マイナス端子 4…絶縁シート 5…回路基板 6…筐体ケース 7…電池保持形状部
Claims (4)
- 【請求項1】 回路基板に実装されることで電池を挿入
し保持するよう箱型形状部をなし、該箱型形状部の天井
面に電気絶縁機能を有するシートを配し、該箱型形状部
の電池挿入開口と対向する側に電池を該電池挿入開口側
へ付勢するためのバネ部を有し、該バネ部を電池の一方
の電極と接触導通させてなる第一の接触端子と、該第一
の接触端子による箱型形状部内の回路基板上に実装さ
れ、電池を上方に付勢するためのバネ部を有し、前記電
池の他方の電極と接触導通させるための第二の接触端子
と、前記回路基板を組み込む筐体ケースと、前記電池を
前記第一の接触端子および第二の接触端子のバネ付勢力
に抗して係止拘束するよう電池の最大幅よりも狭い幅寸
法を有し、前記第一の接触端子の電池挿入開口から前記
電池の最大厚さ以上の間隔を有して該筐体ケースに一体
に立設された一対の電池保持形状部とを有することを特
徴とする電池保持構造。 - 【請求項2】 請求項1において、前記シートは、前記
電池の挿入開口側に少なくとも一か所の折り曲げ部を有
することを特徴とする電池保持構造。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記第一の
接触端子と前記回路基板と前記電池保持形状部とにより
少なくとも電池を保持する構造を有することを特徴とす
る電池保持構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記第一の接触端子のバネ付勢力の作用方向と、前記第
二の接触端子のバネ付勢力の作用方向とにより、前記電
池を取り外し方向に押し出す構造を有することを特徴と
する電池保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102153A JPH08298106A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 電池保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102153A JPH08298106A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 電池保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298106A true JPH08298106A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14319794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7102153A Pending JPH08298106A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 電池保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08298106A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010129433A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Saxa Inc | 電池の装填構造 |
JP2012074546A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Nec Tokin Corp | コンデンサ固定構造、樹脂成型ケース、およびノイズ除去装置 |
JP7339590B1 (ja) * | 2023-01-25 | 2023-09-06 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 電子機器 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP7102153A patent/JPH08298106A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010129433A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Saxa Inc | 電池の装填構造 |
JP2012074546A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Nec Tokin Corp | コンデンサ固定構造、樹脂成型ケース、およびノイズ除去装置 |
JP7339590B1 (ja) * | 2023-01-25 | 2023-09-06 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 電子機器 |
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