JP2572367Y2 - 板状電池充電器のコンタクト部構造 - Google Patents

板状電池充電器のコンタクト部構造

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JP2572367Y2
JP2572367Y2 JP3579392U JP3579392U JP2572367Y2 JP 2572367 Y2 JP2572367 Y2 JP 2572367Y2 JP 3579392 U JP3579392 U JP 3579392U JP 3579392 U JP3579392 U JP 3579392U JP 2572367 Y2 JP2572367 Y2 JP 2572367Y2
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正男 阿部
陽三 野島
利夫 堀江
努 尾形
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、板状電池に充電する
場合に使用する充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板状電池は特に薄型の要求が強い携帯電
気機器等の電源として使用されるものである。板状電池
100は図5に示すように両端近傍に電極部108を備
えた板状をなしている。このような板状電池100に充
電する場合には充電器を使用する。
【0003】このような場合に使用される従来の充電器
101は図8に示すように、例えば家庭におけるコンセ
ントに差込むための差込みプラグ102を固定的に突出
させて備えるフレーム103に板状電池100を差込む
ためのガイド孔104を形成しており、このガイド孔1
04には充電用電極110が配置されている。
【0004】充電する場合にはプラグ102をコンセン
トに差込んでから、又は差込む前に板状電池100をガ
イド孔104に差込むと板状電池100の電極部108
が充電器101側の充電用電極110と接触して充電が
行われる。板状電池100の電極部108と充電器10
1の電極110とを電気的に接触させるためにはコンタ
クト部材111を使用する。
【0005】従来のコンタクト部材111は図9aに示
すように2段の円柱状になっていて下端部113は充電
器電極110に接触し、上端部112は板状電池100
を載置する上板114から突出している。充電器電極1
10の上端面部112の頂面115及び下端部113の
端面116は共に平面をなしており、端面116が充電
器電極110に接触し、また頂面115は上板114の
貫通孔117から突出して板状電池100の電極部10
8に接触する。こうして充電器電極110と板状電池の
電極部108とが導通され充電が可能となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成されたコンタクト構造においては、図9bに示すよ
うに仮に振動等でコンタクト部材111が斜めに傾くと
コンタクト部材111の端面116の鋭利な縁部121
が充電器電極115に接触することになり、また上端部
においてはコンタクト部材111の頂面115の鋭利な
縁部122が板状電池100の電極部108に接触する
こととなり接触面積が極めて小さいので電気的接触を確
実に保つことが困難であると共に、例えば頂面115の
鋭利な縁部122が板状電池100の電極部108を傷
つけるという問題が生ずる。
【0007】このようなことから、コンタクト部材11
1が振動等で傾いた場合にも板状電池の電極と充電器の
電極との電気的接触状態を確実に保持することができる
とと共にコンタクト部材の先端が電池電極を傷つけるこ
とのないコンタクト構造をもった充電器の開発が望まれ
ている。
【0008】この考案は上記の如き事情に鑑みてなされ
たものであって、振動等によってコンタクト部材111
が傾いた場合にも充電器電極110や板状電池の電極部
108との電気的接触が確実に保持され、かつコンタク
ト部材111の鋭利な縁部が板状電池の電極を傷つける
等の事故の発生しないコンタクト構造をもつ充電器を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して、こ
の考案の板状電池充電器のコンタクト部構造は、板状電
池を包含可能な本体と蓋体と本体に取り付けられている
差込みプラグとを有する板状電池充電器であって、本体
には板状電池を載置可能な上板と充電回路電極とに接触
可能なコンタクト部材とを備え、コンタクト部材は上端
面及び下端面が曲面であってかつ上端面が上板の上面に
露出する状態で上板に形成された貫通孔にゆるく貫通さ
れていることを特徴としている。
【0010】
【作用】このように構成されたコンタクト部材を有する
板状電池充電器のコンタクト構造においては、コンタク
ト部材は上板に形成された貫通孔内にゆるく貫通され上
端部が板状電池の電極と接触し、下端部が充電回路の電
極と接触することによって板状電池の電極と充電回路が
導通されて充電が行われることになる。
【0011】仮に振動等によってコンタクト部材が傾斜
してもコンタクト部材の上面及び下面は球形などの曲面
をなしているのでコンタクト部材が傾いた後においても
コンタクト部材の上面と板状電池の電極との接触面積は
一定に保たれ、また同様に充電回路の電極とコンタクト
部材の下端部との接触面積も一定に保たれ、従って板状
電池の電極と充電回路の電極との電気接触が確保され
る。
【0012】また、コンタクト部材の上端面及び下端面
共にゆるい曲面を成すので、充電電池の電極と接触して
これを傷つけることはない。
【0013】
【実施例】以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面
について説明する。図1から図3は,本考案の一実施例
の平面図、側面図および底面図をそれぞれ示したもので
ある。充電器1は本体2と蓋体3と差込みプラグ4とを
有し、本体2と蓋体3は板状電池100の全体を包含し
て収納可能である。
【0014】蓋体3は、図2に示すように本体の両側面
を包む形状の天板6を有し、端部8で本体2のヒンジ部
11に回転可能に連結している。蓋体3は端部8を中心
として角度θは約90度の範囲に回転可能であって本体
2を閉じた位置と開いた位置との間に開閉可能である。
【0015】本体2は図4に示すように上板12、下板
13とが間隔をおいて、かつほぼ平行に配置して備えて
いる。上板12はその上面14が板状電池100を載置
する電池載置面15を形成しており、また、充電電極2
2を露出させる貫通孔16を形成している。
【0016】一方、下板13は上板12と一定の間隙を
保って上板12に平行に対向して位置し、かつ上板12
に固定している。下板13は表面実装の回路基板17で
構成されており、回路基板の内側面には電子部品18が
実装されている。従って、電子部品18は回路基板17
と上板12との間の間隙21内に位置することになる。
また高さの高い電子部品18´は回路基板17外の空部
20内に配置する。
【0017】コンタクト部材22は、図6に示すよう
に、2段の円柱状をなしていて上板12の貫通孔16内
に収納されており、コンタクト部材22の上端23は上
板12の電池載置面15に露出しており、又、下端24
は回路基板17は充電回路電極部25に電気的に接触し
ている。コンタクト部材22の上端23は曲面(好まし
くは球面)をなしており、また下端24は曲面(好まし
くは球面)をなしている。
【0018】蓋体3の天板6の内面には、図4に示すよ
うに、弾性を有する押圧部材31が取り付けられてお
り、上板12の上面14に板状電池100を載置した状
態で蓋体3を閉じたときは、蓋体ロック用突起5aが蓋
体ロック用孔5bにはまり、蓋体3はロックされ、押圧
部材31が板状電池100を下方へ押圧して、板状電池
100がコンタクト部材22の上端23に接触する。
【0019】この様な構成の充電器1において板状電池
100に充電する場合には、板状電池100を充電器1
に装着する。図4に示すように、充電器1に板状電池1
00を装着する場合には蓋体3を開けて本体2の上板1
2に板状電池100を載置する。この状態で蓋体3を閉
じると板状電池100は蓋体3と本体2の上板12との
間に挟圧されて収納される。この状態においては板状電
池100は蓋体の押圧部材31に押されて上板上に露出
しているコンタクト部材22に接触する。この状態でコ
ンセントに差込む。これによって板状電池100に対す
る充電が行われる。
【0020】このように構成されたコンタクト部材を有
する板状電池充電器のコンタクト構造においては、図6
に示すようにコンタクト部材22は上板12に形成され
た貫通孔16内にゆるく貫通され上端部23が板状電池
の電極と接触し、下端部24が充電回路電極部25と接
触することによって板状電池の電極と充電回路が導通さ
れて充電が行われることになる。板状電池100や充電
回路電極25にひずみがある場合、コンタクト部材22
が貫通孔16にゆるく貫通されていれば、接触面を傷つ
けることはない。
【0021】仮に振動等などによってコンタクト部材2
2が傾斜した場合、図7に示すように,コンタクト部材
22の上端23及び下端24は球形などの曲面をなして
いるのでコンタクト部材22が傾いた後においてもコン
タクト部材の上端23と板状電池の電極100との接触
面積は一定に保たれ、また同様に充電回路電極部25と
下端24との接触面積は一定に保たれ、従って板状電池
の電極100と充電回路電極部25との電気的接触が確
保される。
【0022】また、コンタクト部材100の上端23及
び下端24共にゆるい曲面を成すので、板状電池の電極
100と接触してこれを傷つけることはない。
【0023】尚、コンタクト部材22及び貫通孔16共
に、図6の如くその径を2段にしコンタクト部材22が
貫通孔16から抜ける事のない様に形成されている。
【0024】
【考案の効果】このように、この発明によれば、コンタ
クト部材は板状電池や充電回路電極のひずみによる接触
面の不自然な当りを解消しかつ振動等によってコンタク
ト部材が傾いた場合にも充電器電極や板状電池の電極部
との電気的接触が確実に保持され、かつコンタクト部材
の鋭利な縁部が板状電池の電極等を傷つける等の事故の
発生しないコンタクト構造をもつ充電器を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の充電器の平面図。
【図2】本考案の充電器の側面図。
【図3】本考案の充電器の底面図。
【図4】本考案の充電器の図1におけるA−A´部断面
説明図。
【図5】板状電池の斜視図。
【図6】本考案のコンタクト部材の正面図。
【図7】コンタクト部材が傾斜した時の図。
【図8】従来の充電器を示す側面説明図。
【図9】従来の充電器におけるコンタクト部材の姿勢を
示す説明図。
【符号の説明】
1 充電器 2 本体 3 蓋体 4 差込みプラグ 5a 蓋体ロック用突起 5b 蓋体ロック用孔 6 天板 7 側板 8 端部 11 ヒンジ部 12 上板 13 下板 14 上面 15 電池載置面 16 貫通孔 17 回路基板 18 電子部品 18´ 高さの高い電子部品 20 空部 21 間隙 22 コンタクト部材 23 上端 24 下端 25 充電回路電極部 26 凹部 31 押圧部材 100 板状電池 101 充電器 102 差込みプラグ 103 フレーム 104 ガイド孔 107 本体(板状電池) 108 電極部 110 充電器電極 111 コンタクト部材 112 上端部 113 下端部 114 上板 115 頂面 116 端面 117 貫通孔 121 縁部 122 縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀江 利夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 尾形 努 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−82173(JP,A) 実開 平5−88159(JP,U) 実開 昭60−78588(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 7/00 301 H01R 13/24 H01R 23/68 303 H01M 2/10 H01M 10/46 101

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状電池を包含可能な本体と蓋体と前記
    本体に取り付けられている差込みプラグとを有する板状
    電池充電器であって、前記本体には前記板状電池を載置
    可能な上板と充電回路電極とに接触可能なコンタクト部
    材とを備え、前記コンタクト部材は上端面及び下端面が
    曲面であってかつ前記上端面が前記上板の上面に露出す
    る状態で前記上板に形成された貫通孔にゆるく貫通され
    ていることを特徴とする板状電池充電器のコンタクト部
    構造。
JP3579392U 1992-04-28 1992-04-28 板状電池充電器のコンタクト部構造 Expired - Lifetime JP2572367Y2 (ja)

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JPH0588152U JPH0588152U (ja) 1993-11-26
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