JPH0351861Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351861Y2 JPH0351861Y2 JP10424885U JP10424885U JPH0351861Y2 JP H0351861 Y2 JPH0351861 Y2 JP H0351861Y2 JP 10424885 U JP10424885 U JP 10424885U JP 10424885 U JP10424885 U JP 10424885U JP H0351861 Y2 JPH0351861 Y2 JP H0351861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- switch case
- switch
- external lead
- lead body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 5
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<考案の分野>
この考案はコード信号取出回路等に用いられる
デジタルスイツチに関するものである。
デジタルスイツチに関するものである。
<従来技術とその問題点>
一般に、この種スイツチは、スイツチケースの
前面部に表出している表示手段で所望の数字を設
定する場合、上記前面部側に設けられている操作
部を指で直接操作(タツチ操作)するようになつ
ているため、静電気による放電に対し、著しく弱
体である。すなわち、人体の摩擦などによつて蓄
積された電荷は、上記操作時に指が操作部に触れ
ることにより操作部、たとえば押釦からスイツチ
ケースの隙間を通つて内部へ放電し、電子式のも
のでは内部の集積回路素子等を破壊してスイツチ
機能を滅失させるおそれがある。勿論、機械式の
ものであつても、内部機構等を通して制御機器側
のCPUに伝達されれば同様の結果を招く。
前面部に表出している表示手段で所望の数字を設
定する場合、上記前面部側に設けられている操作
部を指で直接操作(タツチ操作)するようになつ
ているため、静電気による放電に対し、著しく弱
体である。すなわち、人体の摩擦などによつて蓄
積された電荷は、上記操作時に指が操作部に触れ
ることにより操作部、たとえば押釦からスイツチ
ケースの隙間を通つて内部へ放電し、電子式のも
のでは内部の集積回路素子等を破壊してスイツチ
機能を滅失させるおそれがある。勿論、機械式の
ものであつても、内部機構等を通して制御機器側
のCPUに伝達されれば同様の結果を招く。
このため、上記操作部のたとえば押釦を指で直
接操作できないような小形なものに変更し、先の
尖つたペン状の専用具で操作するように構成する
ことも提案されているが、操作がしにくく使い辛
い。
接操作できないような小形なものに変更し、先の
尖つたペン状の専用具で操作するように構成する
ことも提案されているが、操作がしにくく使い辛
い。
<考案の目的>
この考案は上記従来のものの不具合を解消する
ためになされたもので、回路や素子を操作時の静
電気から防護でき、使い勝手の良いデジタルスイ
ツチを組立容易にして提供することを目的として
いる。
ためになされたもので、回路や素子を操作時の静
電気から防護でき、使い勝手の良いデジタルスイ
ツチを組立容易にして提供することを目的として
いる。
<考案の構成と効果>
この考案のデジタルスイツチは、1対のコ字形
片部と両コ字形片部の対応する各先端同志を連結
する1対の連結片部とで枠形のアースプレートを
構成し、スイツチケースの前面部側の操作部近傍
に上記各コ字形片部が嵌着される1対の横溝を設
けるとともに、この両横溝の対応する各端部間に
上記各連結片部が嵌着される1対の縦溝を設け、
上記アースプレートの各片部を対応する各溝に嵌
着し、先端がスイツチケースの外側面に沿つて後
方へ延びる外部リード体を上記アースプレートに
一体形成し、上記外部リード体をアース回路に接
続するように構成したものである。
片部と両コ字形片部の対応する各先端同志を連結
する1対の連結片部とで枠形のアースプレートを
構成し、スイツチケースの前面部側の操作部近傍
に上記各コ字形片部が嵌着される1対の横溝を設
けるとともに、この両横溝の対応する各端部間に
上記各連結片部が嵌着される1対の縦溝を設け、
上記アースプレートの各片部を対応する各溝に嵌
着し、先端がスイツチケースの外側面に沿つて後
方へ延びる外部リード体を上記アースプレートに
一体形成し、上記外部リード体をアース回路に接
続するように構成したものである。
この考案においては、タツチ操作時の人体から
の電荷がスイツチケース内に放電するのをアース
プレートで阻止して回路や素子を防護でき、さら
にアースプレートのコ字形片部でスイツチケース
を挾持させる構成のため、取付構造が簡素で組み
立て易く、また外部リード体が一体形成されてい
るため接続作業も省ける。とくに外部リード体が
スイツチケースの外側面に存在するため、内部回
路側の信号への妨害のおそれがなく、信頼性が向
上する。
の電荷がスイツチケース内に放電するのをアース
プレートで阻止して回路や素子を防護でき、さら
にアースプレートのコ字形片部でスイツチケース
を挾持させる構成のため、取付構造が簡素で組み
立て易く、また外部リード体が一体形成されてい
るため接続作業も省ける。とくに外部リード体が
スイツチケースの外側面に存在するため、内部回
路側の信号への妨害のおそれがなく、信頼性が向
上する。
<実施例の説明>
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図および第2図はそれぞれこの考案に係る
デジタルスイツチの一例を示すものである。同図
において、1はスイツチケースで、ケース本体2
とベース3とからなる。このスイツチケース1の
前面壁1aには、表示窓4が形成され、この表示
窓4からデジタル表示器、たとえば7セグメント
LED表示器5の数値表示が視認されるようにな
つている。6は表示窓4の下部に設定された加算
側押釦、7は表示窓4の上部に設定された減算側
押釦、8,9はそれぞれ上記各押釦6,7に対応
して設けられたメカスイツチである。上記両押釦
6,7で後述する可逆プリセツトカウンタの設定
値を表示器5の数値表示を見ながら書き換えるた
めの操作部10を構成している。
デジタルスイツチの一例を示すものである。同図
において、1はスイツチケースで、ケース本体2
とベース3とからなる。このスイツチケース1の
前面壁1aには、表示窓4が形成され、この表示
窓4からデジタル表示器、たとえば7セグメント
LED表示器5の数値表示が視認されるようにな
つている。6は表示窓4の下部に設定された加算
側押釦、7は表示窓4の上部に設定された減算側
押釦、8,9はそれぞれ上記各押釦6,7に対応
して設けられたメカスイツチである。上記両押釦
6,7で後述する可逆プリセツトカウンタの設定
値を表示器5の数値表示を見ながら書き換えるた
めの操作部10を構成している。
11はメカスイツチ8と表示器5との間に配設
された状態表示器で、LED等からなる。12は
上記状態表示器11に対応して上記前面壁1aに
形成された透孔、13は上記各表示器5,11や
入力スイツチ8,9が装着された第1のプリント
配線基板である。14は第1のプリント配線基板
13にフレキシブル基板15を介して電気的に接
続された第2のプリント配線基板であり、集積回
路素子16や他の電気部品(図示を省略)が装着
されている。集積回路素子16は、出力および信
号状態を各表示器5,11に表示させる可逆プリ
セツトカウンタ、各表示器5,11の駆動回路、
可逆プリセツトカウンタを加算もしくは減算させ
るパルス発生回路、信号保持用のラツチ回路、さ
らに入出力回路(いずれも図示せず)等を構成す
るものである。17は連結コネクタ、18は第2
のプリント配線基板14の後端に固着されたラツ
ピング端子、19は上記表示窓4や透孔12に対
向して前面壁1a側に着脱可能に装着されたフイ
ルタである。
された状態表示器で、LED等からなる。12は
上記状態表示器11に対応して上記前面壁1aに
形成された透孔、13は上記各表示器5,11や
入力スイツチ8,9が装着された第1のプリント
配線基板である。14は第1のプリント配線基板
13にフレキシブル基板15を介して電気的に接
続された第2のプリント配線基板であり、集積回
路素子16や他の電気部品(図示を省略)が装着
されている。集積回路素子16は、出力および信
号状態を各表示器5,11に表示させる可逆プリ
セツトカウンタ、各表示器5,11の駆動回路、
可逆プリセツトカウンタを加算もしくは減算させ
るパルス発生回路、信号保持用のラツチ回路、さ
らに入出力回路(いずれも図示せず)等を構成す
るものである。17は連結コネクタ、18は第2
のプリント配線基板14の後端に固着されたラツ
ピング端子、19は上記表示窓4や透孔12に対
向して前面壁1a側に着脱可能に装着されたフイ
ルタである。
上記スイツチケース1の前面壁1aには、第3
図のように各押釦6,7の表示器5側の近傍に位
置してそれぞれ横溝20,20が形成されてお
り、各横溝20,20には、枠形のアースプレー
ト21の1対のコ字形片部21a,21aが嵌着
されるとともに、これら両コ字形片部21a,2
1aでスイツチケース1の両外側面を挾持してい
る。上記両コ字形片部21a,21aの対応する
先端同志を連結している1対の連結片部21b,
21bはスイツチケース1の側面、すなわちケー
ス本体2とカバー3の各外面に形成された縦溝2
2,22にそれぞれ嵌着され(第4図)、一方の
連結片部21bは縦溝22の近傍に設けられたフ
イルタ係止突起23,23に係脱可能に係止され
ている。19aはフイルタ19に設けられて上記
突起23と係合する係合溝である。
図のように各押釦6,7の表示器5側の近傍に位
置してそれぞれ横溝20,20が形成されてお
り、各横溝20,20には、枠形のアースプレー
ト21の1対のコ字形片部21a,21aが嵌着
されるとともに、これら両コ字形片部21a,2
1aでスイツチケース1の両外側面を挾持してい
る。上記両コ字形片部21a,21aの対応する
先端同志を連結している1対の連結片部21b,
21bはスイツチケース1の側面、すなわちケー
ス本体2とカバー3の各外面に形成された縦溝2
2,22にそれぞれ嵌着され(第4図)、一方の
連結片部21bは縦溝22の近傍に設けられたフ
イルタ係止突起23,23に係脱可能に係止され
ている。19aはフイルタ19に設けられて上記
突起23と係合する係合溝である。
24は先端が第5図のようにケース本体2の外
面に沿つて後方へ延びたアースプレート用の外部
リード体であり、上記アースプレート21の一方
の連結片部21bに一体形成されている。勿論、
この外部リード体24はアース回路に電気的に接
続される。
面に沿つて後方へ延びたアースプレート用の外部
リード体であり、上記アースプレート21の一方
の連結片部21bに一体形成されている。勿論、
この外部リード体24はアース回路に電気的に接
続される。
上記構成において、たとえばCPUで書き込ん
だデータが表示器5で数値表示されるが、操作者
はこの表示器5の数値を見て設定値と相違してい
た場合には、押釦6もしくは押釦7を操作するこ
とにより、修正できる。
だデータが表示器5で数値表示されるが、操作者
はこの表示器5の数値を見て設定値と相違してい
た場合には、押釦6もしくは押釦7を操作するこ
とにより、修正できる。
上記押釦6もしくは7の操作時において、操作
者の人体に蓄積された電荷がスイツチケース1内
に放電しようとするが、押釦6,7の近傍にアー
スプレート21が設置されているから、上記電荷
はアースプレート21に放電し、外部リード体2
4を通つて、たとえば接地に流れることになる。
したがつて、表示器5や集積回路素子16が静電
気で破壊されるおそれはなくなり、換言すれば、
押釦6,7に対して、専用具を用いることなく、
タツチ操作を不安なく行なうことができる。
者の人体に蓄積された電荷がスイツチケース1内
に放電しようとするが、押釦6,7の近傍にアー
スプレート21が設置されているから、上記電荷
はアースプレート21に放電し、外部リード体2
4を通つて、たとえば接地に流れることになる。
したがつて、表示器5や集積回路素子16が静電
気で破壊されるおそれはなくなり、換言すれば、
押釦6,7に対して、専用具を用いることなく、
タツチ操作を不安なく行なうことができる。
また、アースプレート21に外部リード体24
が一体形成されているため、アースプレート21
をスイツチケース1に装着後の両者21,24の
接続作業が省けることになる。しかも、上記アー
スプレート21は枠形で取り扱い易いうえ、1対
のコ字形片部21a,21aでスイツチケース1
を挾持させるだけのため、装着作業もワンタツチ
で行なえる。
が一体形成されているため、アースプレート21
をスイツチケース1に装着後の両者21,24の
接続作業が省けることになる。しかも、上記アー
スプレート21は枠形で取り扱い易いうえ、1対
のコ字形片部21a,21aでスイツチケース1
を挾持させるだけのため、装着作業もワンタツチ
で行なえる。
上記外部リード体24がスイツチケース1内に
配設されると、内部回路の信号線に静電気ノイズ
が入り込むおそれもあるが、上記のように外部リ
ード体24をスイツチケース1の外側面に沿わせ
てあれば、スイツチ信号に妨害を与えるのを防止
できる利点がある。
配設されると、内部回路の信号線に静電気ノイズ
が入り込むおそれもあるが、上記のように外部リ
ード体24をスイツチケース1の外側面に沿わせ
てあれば、スイツチ信号に妨害を与えるのを防止
できる利点がある。
なお、上記実施例は電子式のものを例に説明し
たが、クリツク動作する回転数字円板に摺動子を
取り付けた機械式のものであつても、上記構成を
採ることにより、制御機器側のCPU等に対する
静電気の悪影響を防止できるものである。
たが、クリツク動作する回転数字円板に摺動子を
取り付けた機械式のものであつても、上記構成を
採ることにより、制御機器側のCPU等に対する
静電気の悪影響を防止できるものである。
第1図および第2図はそれぞれこの考案に係る
デジタルスイツチの一例を示す側面断面図および
底面断面図、第3図はアースプレートの取付構造
を示すデジタルスイツチの斜視図、第4図はフイ
ルタを外した状態のデジタルスイツチの正面図、
第5図は外部リード体の配設状態を示す要部の拡
大断面図である。 1……スイツチケース、1a……前面部、10
……操作部、21……アースプレート、21a…
…コ字形片部、21b……連結片部、24……外
部リード体。
デジタルスイツチの一例を示す側面断面図および
底面断面図、第3図はアースプレートの取付構造
を示すデジタルスイツチの斜視図、第4図はフイ
ルタを外した状態のデジタルスイツチの正面図、
第5図は外部リード体の配設状態を示す要部の拡
大断面図である。 1……スイツチケース、1a……前面部、10
……操作部、21……アースプレート、21a…
…コ字形片部、21b……連結片部、24……外
部リード体。
Claims (1)
- 1対のコ字形片部と両コ字形片部の対応する各
先端同志を連結する1対の連結片部とで枠形のア
ースプレートを構成し、スイツチケースの前面部
側の操作部近傍に上記各コ字形片部が嵌着される
1対の横溝を設けるとともに、この両横溝の対応
する各端部間に上記各連結片部が嵌着される1対
の縦溝を設け、上記アースプレートの各片部を対
応する各溝に嵌着し、先端がスイツチケースの外
側面に沿つて後方へ延びる外部リード体を上記ア
ースプレートに一体形成し、上記外部リード体を
アース回路に接続するように構成したことを特徴
とするデジタルスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10424885U JPH0351861Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10424885U JPH0351861Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212217U JPS6212217U (ja) | 1987-01-24 |
JPH0351861Y2 true JPH0351861Y2 (ja) | 1991-11-08 |
Family
ID=30977563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10424885U Expired JPH0351861Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0351861Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP10424885U patent/JPH0351861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212217U (ja) | 1987-01-24 |
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